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ep.13 解放
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チェーンの音が響いた。段々と身体が触手の壺から引き上げられるのが感じられた。名残り押しそうに、触手は最後に私の身体をひと撫でした。敏感になりきった身体は痙攣し、少しでも快感の波を引き伸ばそうとするが、欲する天井に届く一歩手前で一気に昂りが引き下がる。
昂りの溜まりやすさは極限になっているというのに、何度も寸止めになり気が狂う直前——いや、もう狂っていた。
絶頂を欲する以外のことは考えられず、ただただムマクの方に眼差しを向けた。もうどうなってもいいから、この地獄から解放して欲しいと。
「んんんっ♡! っんん♡」
動く度に感じる身体を捻り、必死に懇願した。だが、ムマクは鼻をつまむジェスチャーをしながらレバーから手を離したところであった。
「これはっ……触手の生臭さが霞んでしまうほどの汗と雌臭さですね。やはり雌の素質がお有りだ。まだ1日しか経っていないというのに、まるで熟した果実のよう。シェ、シェっ、収穫が実に楽しみになりますな」
——頼む頼むから、この口枷を外してくださいっ!
「んんっ、んんっ♡んんんんんんっ!」
そんな私のことなど知らないと言わんばかりに、ムマクは私の方へと何食わぬ顔で近づいてきた。
「いやー、苦しそうですね。本当に心苦しい。貴女が立場を弁えていたら、こんなことはしなくて済んだのですが……」
羽のような指使いで、腹から胸へと指を動かすムマク。くすぐったいという感覚はとうに無く、全身は性感帯として完成していた。この呪いさえ解ければ、吐息一つでイけてしまうだろう。
「……絶頂、できないですねぇ?」
そのまま、垂れ下がった乳首ピアスに指を掛け引っ張る。腰から背中が反射的によじられるが、手と足首に負担が加わる一方であった。その痛みすら、私を絶頂の一歩手前まで持っていくが、また波がどこかへ消えてしまう。
——もうっ……もう……やめてください……。
「んんっ……んんっ……んんんんんぅ……」
息は激しくなり、動悸が止まらない。今にも全身が破裂しそうなくらいに、火照る体は絶頂を貪り尽くさんと痙攣を続けるが、欲する快感には決して届かないまま、焦燥感だけが残った。
「さてと……そろそろ口枷をはずしましょうか」
ずっと開いたままだった口が解放される。口を何度か開閉し、感覚を確かめた。圧力が無くなり、これ以上ない心地よさが広がる。
「何か言うことは?」
裸のまま全身が汗と触手の体液に塗れ、宙吊りになった状態の私を見下ろしながらムマクは言った。
少し、考えようとした。だが、ただひたすらに絶頂を求める状態でまともな言葉などでなかった。
「ムマク様……ごめんなさい♡ 私、勝手な振る舞いを……どんな償いでも受けましょう。ですがっ……♡ですが……どうかお願いですっ♡ 私をイかせて……この疼きを止めてください♡ 何でもしますから、どんなムマク様の命令に従いますっ♡! だからどうかっ♡!!」
みっともなくともいい、もはや誇りなど捨て愚直に謝り、欲に忠実な言葉を吐き出した。
歪な破顔をしたまま、ムマクは無言で私は地面に下ろした。
鎖から解放されるや否や、四つん這いのまま彼の足元に這い寄った。肌が冷たい石畳に触れる感覚が、熱く火照った身体に奇妙な冷たい快感を呼び起こし、股の奥がキュッと締まる。
快楽の渇望が頭を支配し、膝が震える。鎖の跡が手首に赤く残り、擦れる痛みが甘い痺れに変わるほど身体は敏感で、ただ息をするだけで乳首が疼き、膣の奥が空虚に収縮する。
「おやおや、それは良い心がけですね。では再確認しましょう、貴女の立場はなんですか、アリア?」
——リリー、村の皆、すまない……こんな私で……。
負い目が胸を刺すのに、快楽に負けそうになる自分が情けなく、涙が止まらない。戦士として生きてきたはずなのに、この欲求に敗北する自分を許せない。ただ同時に、言葉にできない心の底から湧き出る蛆のような幸福感も拭えなかった。
リリーの笑顔が浮かぶたび、心が引き裂かれるような罪悪感が湧くのに、身体はムマクの許しを求めて震え続ける。
「私はっ、ムマク様の性奴隷♡病める時も健やかなる時も、ムマク様に仕え、命令に従う性奴隷です♡」
ムマクが、私の頭を撫でた。顔はもう見えないが、大きく角張った手が心地よく、脳の芯から安心感を感じた。
「私は奴隷として貴女を買ったはずでしたが、そこまで貴女が性奴隷であることに拘るのならいいでしょう」
許されたのだと、顔を上げる。そこには、ムマクの微笑む顔があった。
「だそうですよ、妹さん」
思考が止まった。
そっと、意識をムマクから彼の後ろにある牢の出口へと向けるとそこには生気を失った目でこちらを覗くリリーが立っていた。
長い黒髪に、つぶらな瞳。服装も最後に会った時と同じチュール。紛う事なく、リリーだった。
共に遊んで育ち、唯一生き残った家族。私が一番守りたいと思っている存在。
「ちがっ、違うんだリリー。兄さんは……」
言葉を言い終える隙もなく、それは来た。
一瞬にして、抑え込まれていた快楽の波が巨大な津波となって押し寄せる。まるで溶けた蜜が血管を逆流するように、熱い奔流が膣の奥から子宮を満たし、子宮壁を内側から押し広げる感覚が広がった。
熱が内臓を焼き、骨の髄まで染み込むような激しい快感が全身を貫き、頭蓋の中で嵐が吹き荒れる。
「あぁっ♡ イ……イグッっ♡」
叫びが溢れ、声が喉を突き破るほどの衝撃が身体を襲う。
次の瞬間、快楽が雪崩のように連鎖した。永遠にも思える一瞬の閃光が、身体中で鳴り響いた。
「イグッ!! イグイグっイグ♡イググっーーーーー♡♡♡」
魂が砕けるような絶叫が止まらない。
思考も感情も記憶も五感も全て上書きするほどの、強大な快楽の波。爆発とも呼べるような感覚に、身体が悲鳴を上げる。
止まることを知らない熱い奔流が膣から子宮へ、胸から全身へ広がり、身体が高速に痙攣を繰り返す。
「止まっ♡とまんないっ♡の……ああああ イ……イグッっ♡イグッ!! イグイグっイグイググっーーー♡♡♡」
再び溢れる叫び。尿道からは噴水の如く液体が撒き散らされ、石床に池を広がらせた。
乳首ピアスが震え、冷たい金属が熱を帯びた皮膚に擦れるたび、胸が内側から膨張するような圧力が広がった。
乳房が重くたわみ、まるで溶けた蝋が流れ込むように柔らかさとボリュームが増し、一気に成長する感覚が身体を包む。
続いて紋章が腹部で脈打ち、紫の光が肌を這うように広がり、熱が尻に集中する。臀部が丸く膨らみ、目にみえるほどに肉感的に厚みを増し、太ももが柔らかな肉付きで締まる感触が下半身を満たす。
極端なまでに女性的な曲線が私の体を再構築し、まるで陶器が焼かれるように肌が滑らかさを増していく。
快楽の波は止まらず、子宮が熱い脈動で締まり、膣の内壁が白濁液の記憶を呼び起こすかのように濡れそぼる。
背中を這う熱波が頭頂に達し、脳が溶けるような悦びが意識を飲み込む。絶頂が連続し、各波が前の波を上回る勢いで押し寄せ、まるで無数の花火が同時に炸裂するような感覚が全身を支配した。
リリーへの負い目が遠ざかり、罪悪感が甘い敗北感に塗り替えられる。
——ごめん、ごめん……ごめんリリー。……でも、この快楽に負けて……私、壊れるのが嬉しくて♡。
絶頂の余韻が続く中、快楽の頂点が私を飲み込み、リリーへの負い目が遠ざかり、敗北の甘さが心を溶かしていった。
------
アリサ(アレク)現在のステータス
身長: 165cm
体重: 62.5kg → 67kg
B (バスト): 94cm → 110cm
W (ウエスト): 55.5cm → 55cm
H (ヒップ): 93cm → 105cm
【呪具】
強化型隷属首輪:主人の指輪保持者に危害を加えようとすると熱を発する、魔力を消費した命令には強制的に身体が従う。絶頂を身体強化の源として蓄積し、一度の絶頂につき五分ほど使用可能。
淫魔の紋章: まだ成熟していない淫魔のもの。いまはただアレクに女の体を与えたに止まっているが......
育乳の乳首ピアス: 外すことができない上、乳首による絶頂を迎える度に僅かに胸が大きくなる。使い過ぎには注意。
淫乱と起動の指輪:痛覚を除く全身の感度を上昇させる指輪。首輪の強化の起動手段でもある。
昂りの溜まりやすさは極限になっているというのに、何度も寸止めになり気が狂う直前——いや、もう狂っていた。
絶頂を欲する以外のことは考えられず、ただただムマクの方に眼差しを向けた。もうどうなってもいいから、この地獄から解放して欲しいと。
「んんんっ♡! っんん♡」
動く度に感じる身体を捻り、必死に懇願した。だが、ムマクは鼻をつまむジェスチャーをしながらレバーから手を離したところであった。
「これはっ……触手の生臭さが霞んでしまうほどの汗と雌臭さですね。やはり雌の素質がお有りだ。まだ1日しか経っていないというのに、まるで熟した果実のよう。シェ、シェっ、収穫が実に楽しみになりますな」
——頼む頼むから、この口枷を外してくださいっ!
「んんっ、んんっ♡んんんんんんっ!」
そんな私のことなど知らないと言わんばかりに、ムマクは私の方へと何食わぬ顔で近づいてきた。
「いやー、苦しそうですね。本当に心苦しい。貴女が立場を弁えていたら、こんなことはしなくて済んだのですが……」
羽のような指使いで、腹から胸へと指を動かすムマク。くすぐったいという感覚はとうに無く、全身は性感帯として完成していた。この呪いさえ解ければ、吐息一つでイけてしまうだろう。
「……絶頂、できないですねぇ?」
そのまま、垂れ下がった乳首ピアスに指を掛け引っ張る。腰から背中が反射的によじられるが、手と足首に負担が加わる一方であった。その痛みすら、私を絶頂の一歩手前まで持っていくが、また波がどこかへ消えてしまう。
——もうっ……もう……やめてください……。
「んんっ……んんっ……んんんんんぅ……」
息は激しくなり、動悸が止まらない。今にも全身が破裂しそうなくらいに、火照る体は絶頂を貪り尽くさんと痙攣を続けるが、欲する快感には決して届かないまま、焦燥感だけが残った。
「さてと……そろそろ口枷をはずしましょうか」
ずっと開いたままだった口が解放される。口を何度か開閉し、感覚を確かめた。圧力が無くなり、これ以上ない心地よさが広がる。
「何か言うことは?」
裸のまま全身が汗と触手の体液に塗れ、宙吊りになった状態の私を見下ろしながらムマクは言った。
少し、考えようとした。だが、ただひたすらに絶頂を求める状態でまともな言葉などでなかった。
「ムマク様……ごめんなさい♡ 私、勝手な振る舞いを……どんな償いでも受けましょう。ですがっ……♡ですが……どうかお願いですっ♡ 私をイかせて……この疼きを止めてください♡ 何でもしますから、どんなムマク様の命令に従いますっ♡! だからどうかっ♡!!」
みっともなくともいい、もはや誇りなど捨て愚直に謝り、欲に忠実な言葉を吐き出した。
歪な破顔をしたまま、ムマクは無言で私は地面に下ろした。
鎖から解放されるや否や、四つん這いのまま彼の足元に這い寄った。肌が冷たい石畳に触れる感覚が、熱く火照った身体に奇妙な冷たい快感を呼び起こし、股の奥がキュッと締まる。
快楽の渇望が頭を支配し、膝が震える。鎖の跡が手首に赤く残り、擦れる痛みが甘い痺れに変わるほど身体は敏感で、ただ息をするだけで乳首が疼き、膣の奥が空虚に収縮する。
「おやおや、それは良い心がけですね。では再確認しましょう、貴女の立場はなんですか、アリア?」
——リリー、村の皆、すまない……こんな私で……。
負い目が胸を刺すのに、快楽に負けそうになる自分が情けなく、涙が止まらない。戦士として生きてきたはずなのに、この欲求に敗北する自分を許せない。ただ同時に、言葉にできない心の底から湧き出る蛆のような幸福感も拭えなかった。
リリーの笑顔が浮かぶたび、心が引き裂かれるような罪悪感が湧くのに、身体はムマクの許しを求めて震え続ける。
「私はっ、ムマク様の性奴隷♡病める時も健やかなる時も、ムマク様に仕え、命令に従う性奴隷です♡」
ムマクが、私の頭を撫でた。顔はもう見えないが、大きく角張った手が心地よく、脳の芯から安心感を感じた。
「私は奴隷として貴女を買ったはずでしたが、そこまで貴女が性奴隷であることに拘るのならいいでしょう」
許されたのだと、顔を上げる。そこには、ムマクの微笑む顔があった。
「だそうですよ、妹さん」
思考が止まった。
そっと、意識をムマクから彼の後ろにある牢の出口へと向けるとそこには生気を失った目でこちらを覗くリリーが立っていた。
長い黒髪に、つぶらな瞳。服装も最後に会った時と同じチュール。紛う事なく、リリーだった。
共に遊んで育ち、唯一生き残った家族。私が一番守りたいと思っている存在。
「ちがっ、違うんだリリー。兄さんは……」
言葉を言い終える隙もなく、それは来た。
一瞬にして、抑え込まれていた快楽の波が巨大な津波となって押し寄せる。まるで溶けた蜜が血管を逆流するように、熱い奔流が膣の奥から子宮を満たし、子宮壁を内側から押し広げる感覚が広がった。
熱が内臓を焼き、骨の髄まで染み込むような激しい快感が全身を貫き、頭蓋の中で嵐が吹き荒れる。
「あぁっ♡ イ……イグッっ♡」
叫びが溢れ、声が喉を突き破るほどの衝撃が身体を襲う。
次の瞬間、快楽が雪崩のように連鎖した。永遠にも思える一瞬の閃光が、身体中で鳴り響いた。
「イグッ!! イグイグっイグ♡イググっーーーーー♡♡♡」
魂が砕けるような絶叫が止まらない。
思考も感情も記憶も五感も全て上書きするほどの、強大な快楽の波。爆発とも呼べるような感覚に、身体が悲鳴を上げる。
止まることを知らない熱い奔流が膣から子宮へ、胸から全身へ広がり、身体が高速に痙攣を繰り返す。
「止まっ♡とまんないっ♡の……ああああ イ……イグッっ♡イグッ!! イグイグっイグイググっーーー♡♡♡」
再び溢れる叫び。尿道からは噴水の如く液体が撒き散らされ、石床に池を広がらせた。
乳首ピアスが震え、冷たい金属が熱を帯びた皮膚に擦れるたび、胸が内側から膨張するような圧力が広がった。
乳房が重くたわみ、まるで溶けた蝋が流れ込むように柔らかさとボリュームが増し、一気に成長する感覚が身体を包む。
続いて紋章が腹部で脈打ち、紫の光が肌を這うように広がり、熱が尻に集中する。臀部が丸く膨らみ、目にみえるほどに肉感的に厚みを増し、太ももが柔らかな肉付きで締まる感触が下半身を満たす。
極端なまでに女性的な曲線が私の体を再構築し、まるで陶器が焼かれるように肌が滑らかさを増していく。
快楽の波は止まらず、子宮が熱い脈動で締まり、膣の内壁が白濁液の記憶を呼び起こすかのように濡れそぼる。
背中を這う熱波が頭頂に達し、脳が溶けるような悦びが意識を飲み込む。絶頂が連続し、各波が前の波を上回る勢いで押し寄せ、まるで無数の花火が同時に炸裂するような感覚が全身を支配した。
リリーへの負い目が遠ざかり、罪悪感が甘い敗北感に塗り替えられる。
——ごめん、ごめん……ごめんリリー。……でも、この快楽に負けて……私、壊れるのが嬉しくて♡。
絶頂の余韻が続く中、快楽の頂点が私を飲み込み、リリーへの負い目が遠ざかり、敗北の甘さが心を溶かしていった。
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アリサ(アレク)現在のステータス
身長: 165cm
体重: 62.5kg → 67kg
B (バスト): 94cm → 110cm
W (ウエスト): 55.5cm → 55cm
H (ヒップ): 93cm → 105cm
【呪具】
強化型隷属首輪:主人の指輪保持者に危害を加えようとすると熱を発する、魔力を消費した命令には強制的に身体が従う。絶頂を身体強化の源として蓄積し、一度の絶頂につき五分ほど使用可能。
淫魔の紋章: まだ成熟していない淫魔のもの。いまはただアレクに女の体を与えたに止まっているが......
育乳の乳首ピアス: 外すことができない上、乳首による絶頂を迎える度に僅かに胸が大きくなる。使い過ぎには注意。
淫乱と起動の指輪:痛覚を除く全身の感度を上昇させる指輪。首輪の強化の起動手段でもある。
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