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プロポーズ
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男:「なあなあ」
女:「なに?」
男:「俺の好きなとこ、どこ?」
女:「なに?深夜のテンション?」
男:「そんな感じ」
女:「偉なったねえ」
男:「今日誕生日やからかなあ」
女:「そうなん。おめでとう」
男:「え、知らんかったん」
女:「いや」
男:「なんやねん。ほんでどこが好き?」
女:「しつこいなあ。そんなに保証が欲しいか」
男:「欲しいよ、そりゃ。一生涯保障してほしいよ」
女:「じゃあ言うてあげるわ」
男:「やった」
女:「タバコ吸わんところ」
男:「……いや、そういうんじゃなくて。もっとこう、満たしてくれるやつ」
女:「え、ないよ」
男:「え」
女:「タバコ吸わんところだけ。それだけ」
男:「え、それだけなん?」
女:「やからそれだけやって」
男:「じゃあなんで付き合ってんの」
女:「だって好きやもん」
男:「タバコ吸わんところが?」
女:「そう」
男:「……そんなん俺じゃなくてええやん」
女:「なんで?」
男:「だってタバコ吸わんやつなんかいっぱいおるやん」
女:「でも吸う奴もいっぱいおるよ?」
男:「そういうことじゃないんやって……」
女:「そんな、泣かんでも」
男:「だって悲しいやん」
女:「なんで?」
男:「だってタバコ吸わんところしか評価されてないやん」
女:「なんでぇよ。評価されてるだけええやん」
男:「もっと唯一無二の評価が欲しいねん」
女:「贅沢やなあ……」
男:「ゴージャスなん欲しいよ。生まれがゴージャスやねん」
女:「なんやそら」
男:「ほんまに好き?」
女:「やから好きやって」
男:「ほんま?」
女:「……だってタバコ吸わん限りずっと好きやって言うてるねんで?」
男:「……ほんまやなあ」
女:「普通の好きよりも嬉しいやろ?」
男:「嬉しい。……けど、もし吸ってしもたら」
女:「嫌いになんで?」
男:「それはいやや」
女:「じゃあ吸わんとって。はい、誕生日プレゼント」
男:「……。試してる?」
女:「なんで?」
男:「携帯灰皿やん」
女:「灰じゃなくて愛を詰めていただければ」
男:「全然うまくないよ」
女:「じゃあお守りとして」
男:「嵩張るお守りやなあ」
女:「じゃあいらんの?」
男:「いる。5円玉でも入れとく。……あー、10円しかない」
女:「遠縁やね。残念」
男:「穴空いてる方の小銭貸してくれません?」
女:「そう言うと思って、穴空いてるやつ用意しといたよ」
男:「ありがとう」
女:「お揃いで」
男:「え?」
女:「なに?」
男:「俺の好きなとこ、どこ?」
女:「なに?深夜のテンション?」
男:「そんな感じ」
女:「偉なったねえ」
男:「今日誕生日やからかなあ」
女:「そうなん。おめでとう」
男:「え、知らんかったん」
女:「いや」
男:「なんやねん。ほんでどこが好き?」
女:「しつこいなあ。そんなに保証が欲しいか」
男:「欲しいよ、そりゃ。一生涯保障してほしいよ」
女:「じゃあ言うてあげるわ」
男:「やった」
女:「タバコ吸わんところ」
男:「……いや、そういうんじゃなくて。もっとこう、満たしてくれるやつ」
女:「え、ないよ」
男:「え」
女:「タバコ吸わんところだけ。それだけ」
男:「え、それだけなん?」
女:「やからそれだけやって」
男:「じゃあなんで付き合ってんの」
女:「だって好きやもん」
男:「タバコ吸わんところが?」
女:「そう」
男:「……そんなん俺じゃなくてええやん」
女:「なんで?」
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男:「そういうことじゃないんやって……」
女:「そんな、泣かんでも」
男:「だって悲しいやん」
女:「なんで?」
男:「だってタバコ吸わんところしか評価されてないやん」
女:「なんでぇよ。評価されてるだけええやん」
男:「もっと唯一無二の評価が欲しいねん」
女:「贅沢やなあ……」
男:「ゴージャスなん欲しいよ。生まれがゴージャスやねん」
女:「なんやそら」
男:「ほんまに好き?」
女:「やから好きやって」
男:「ほんま?」
女:「……だってタバコ吸わん限りずっと好きやって言うてるねんで?」
男:「……ほんまやなあ」
女:「普通の好きよりも嬉しいやろ?」
男:「嬉しい。……けど、もし吸ってしもたら」
女:「嫌いになんで?」
男:「それはいやや」
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