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プロローグ
酔ってる時のことは思い出したくない
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ーー回想。
《回答:小学生からやり直せば、見えてくるものがありそうですニャン♪》
不思議なもので、取っ掛かりがない時は何を思い出せばよいかさえわからないのに、一つ糸口を掴めば、そこからスルリスルリと芋づる式に記憶の断片たちを手繰り寄せることができる。
(そうだ、最初にふざけて語尾にニャンをつける、おにゃんこポンコツメイドに設定したんだった)
《質問:どうすれば小学生からやり直せますか。具体的な方法を教えてください》
《回答:小学生になるということは、物理的に肉体や衣類の余剰が発生しますので、それらはまとめて土にかえすこととします。つまりこのやり直しは不可逆のもので、やり直しをやり直すことはできませんのでご了承ください。男の子が良ければaルート、女の子が良ければbルートの手順に沿って行ってください。aルートの手順は……》
そう、ここで何かいろんなことをさせられたような気がする。ほろ酔いだったし、本気にもしていなかったから、具体的に何をしたかまではぼんやりとしか思い出せない。かえるの逆立ちをしたり、髪を抜いて木の枝に結んでみたり、阿波踊りをしたり、海に向かってバカヤローと叫んだりしたようなしなかったような。
ん、ということは、俺はいま小学生になっているということ? いやいやまさか。なんか、心なしか手の皺も少ないし? 地面との距離もいつもより近いような気がするし? もっと言えば、目の前にあるこの自分と同じくらいの高さの茂みがドウダンツツジだと仮定すると、身長は1mちょっとということになる。うそん。
「え、俺小学生になっちゃったの?」
「ええ。もっと言えば、女子小学生になっていますニャン。ノリノリで阿波踊りも踊っていましたニャン」
「え、女子なの?」
ポンコツメイドは、ポケットから手鏡を取り出して俺に渡す。鏡の中を覗くと、俺は色素の薄い大きな瞳に、溢れんばかりのぷっくりとした頬をつけた、幼い顔立ちの女の子になっていた。正直、自分で言うのもなんだが、連れて帰りたいくらいかわいい容姿だと思った。
《回答:小学生からやり直せば、見えてくるものがありそうですニャン♪》
不思議なもので、取っ掛かりがない時は何を思い出せばよいかさえわからないのに、一つ糸口を掴めば、そこからスルリスルリと芋づる式に記憶の断片たちを手繰り寄せることができる。
(そうだ、最初にふざけて語尾にニャンをつける、おにゃんこポンコツメイドに設定したんだった)
《質問:どうすれば小学生からやり直せますか。具体的な方法を教えてください》
《回答:小学生になるということは、物理的に肉体や衣類の余剰が発生しますので、それらはまとめて土にかえすこととします。つまりこのやり直しは不可逆のもので、やり直しをやり直すことはできませんのでご了承ください。男の子が良ければaルート、女の子が良ければbルートの手順に沿って行ってください。aルートの手順は……》
そう、ここで何かいろんなことをさせられたような気がする。ほろ酔いだったし、本気にもしていなかったから、具体的に何をしたかまではぼんやりとしか思い出せない。かえるの逆立ちをしたり、髪を抜いて木の枝に結んでみたり、阿波踊りをしたり、海に向かってバカヤローと叫んだりしたようなしなかったような。
ん、ということは、俺はいま小学生になっているということ? いやいやまさか。なんか、心なしか手の皺も少ないし? 地面との距離もいつもより近いような気がするし? もっと言えば、目の前にあるこの自分と同じくらいの高さの茂みがドウダンツツジだと仮定すると、身長は1mちょっとということになる。うそん。
「え、俺小学生になっちゃったの?」
「ええ。もっと言えば、女子小学生になっていますニャン。ノリノリで阿波踊りも踊っていましたニャン」
「え、女子なの?」
ポンコツメイドは、ポケットから手鏡を取り出して俺に渡す。鏡の中を覗くと、俺は色素の薄い大きな瞳に、溢れんばかりのぷっくりとした頬をつけた、幼い顔立ちの女の子になっていた。正直、自分で言うのもなんだが、連れて帰りたいくらいかわいい容姿だと思った。
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