クモノイト

真田晃

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それは……

私のハンドルネームだった―――…





「…ぃやッ!」

「ここでシようよ………」



肩紐を外され

首筋を舐められる





捕まったら

蜘蛛の巣に掛かったら

無力だ――…



どんなにもがいても

決して…タスカラナイ…







「………っ!」


スカートの裾から

湿った指が入り込む


そして


強引にパンツが下ろされ……


白い糸を吐く蜘蛛が近づく―――


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