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〜*第2話-2*〜
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ーはぁ、煩わしいわね
朝から続く好奇の目に次第にうんざりしてくる。
こんなに視線を感じるのに、誰一人として話しかけてくるわけでもなく、まるで檻にいれられた獣のようだわ。
そっとため息をつくと、リーリエ嬢達が近づいてくる。朝から話したこの子達だけは、休み時間の合間に話しかけてくれる存在だ。
「…アルベルティ公爵令嬢大丈夫ですか?」
疲れを察しているのか心配そうにしている。平静を装い「えぇ、大丈夫よ」と答えるも本当は中々に辛い。今までのアメリアだったら・・罵詈雑言でも言い放ちそうである。
ーー目立ちたくないから制服で来たのに、全く意味をなしていないじゃない。心無しか気分も優れないし。
「今からランチですわよね。是非御一緒させて頂きたいのですけれど。宜しいでしょうか?」
パン、と軽く音を鳴らし両手を合わせ可愛らしい表情をして、話題をかえるようにアリス嬢が口を開く。
あぁ、今からランチの時間か。という事はロナルドに会いに行かなければいけない。
「お誘いは嬉しいけれど、ごめんなさい。これからちょっと用事があるの」
『あ、』とハモる2人。何かに気付いたようだ。
まぁ…この学園の人間なら知っている人も多いだろう。決まった日にロナルドと食事をしているのだから。
「また誘ってくれると嬉しいわ。では失礼」
さて、これから今日一番憂鬱な時間が始まる。本当に本当に憂鬱だ。
*
*
王族だけが立ち入る事が許される、裏庭に付くと綺麗な花々が咲き乱れている。学園にこんな場所を作るなんて、本当王族って特別なのね。
ーーまぁ、この光景を見る事が出来なくなるのは、ちょっとだけ残念な気はするけれど。
花を愛でながら視線を上げると、奥に見えるガゼボに既にロナルドと従者が座っているのが見えた。
姿を捕えた瞬間、一気に憎悪が身体を支配していく。
唇を噛み締め心を落ち着かせる。平気よ…会うのはこれで最後なのだから。あと少しの辛抱と自分に言い聞かせ歩みよる。近付くと鋭い瞳がこちらを捕らえ離さない。
「随分と遅かったのだな。アルベルティ令嬢」
「申し訳ございません。殿下…お待たせ致しました」
カテーシーを流れるように行う。ーー全てを覚えていなくとも振る舞い方は身体が覚えて居るものだ。公爵家の令嬢として、ロナルドの婚約者として王妃教育を徹底的に叩き込まれ学んでいたのだろう。
「ふん、いつもと雰囲気も違うようだな。今度は何を企んでいるのだ。さっさと終わらせたいのだが」
あぁ、さっさとあの女の所に行きたいのだろう。なんだったかしら、平民出身のローソン?ローマだったかしら?『そうですわね』と適当に返事を返し椅子に座る。
次々に並ぶ食事に少しだけ手をつけるが
ーーどうしよう、全く食欲が無い。寧ろ体調不良が悪化していく感じがする。早めに切り上げた方が良さそうだ。
「エクスタリア殿下…お話しがあるのですけれど」
2-3口食べた所でナイフとフォークを置き、こちらを見向きもせず、黙々と食べ続けるロナルドに声をかける。
朝から続く好奇の目に次第にうんざりしてくる。
こんなに視線を感じるのに、誰一人として話しかけてくるわけでもなく、まるで檻にいれられた獣のようだわ。
そっとため息をつくと、リーリエ嬢達が近づいてくる。朝から話したこの子達だけは、休み時間の合間に話しかけてくれる存在だ。
「…アルベルティ公爵令嬢大丈夫ですか?」
疲れを察しているのか心配そうにしている。平静を装い「えぇ、大丈夫よ」と答えるも本当は中々に辛い。今までのアメリアだったら・・罵詈雑言でも言い放ちそうである。
ーー目立ちたくないから制服で来たのに、全く意味をなしていないじゃない。心無しか気分も優れないし。
「今からランチですわよね。是非御一緒させて頂きたいのですけれど。宜しいでしょうか?」
パン、と軽く音を鳴らし両手を合わせ可愛らしい表情をして、話題をかえるようにアリス嬢が口を開く。
あぁ、今からランチの時間か。という事はロナルドに会いに行かなければいけない。
「お誘いは嬉しいけれど、ごめんなさい。これからちょっと用事があるの」
『あ、』とハモる2人。何かに気付いたようだ。
まぁ…この学園の人間なら知っている人も多いだろう。決まった日にロナルドと食事をしているのだから。
「また誘ってくれると嬉しいわ。では失礼」
さて、これから今日一番憂鬱な時間が始まる。本当に本当に憂鬱だ。
*
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王族だけが立ち入る事が許される、裏庭に付くと綺麗な花々が咲き乱れている。学園にこんな場所を作るなんて、本当王族って特別なのね。
ーーまぁ、この光景を見る事が出来なくなるのは、ちょっとだけ残念な気はするけれど。
花を愛でながら視線を上げると、奥に見えるガゼボに既にロナルドと従者が座っているのが見えた。
姿を捕えた瞬間、一気に憎悪が身体を支配していく。
唇を噛み締め心を落ち着かせる。平気よ…会うのはこれで最後なのだから。あと少しの辛抱と自分に言い聞かせ歩みよる。近付くと鋭い瞳がこちらを捕らえ離さない。
「随分と遅かったのだな。アルベルティ令嬢」
「申し訳ございません。殿下…お待たせ致しました」
カテーシーを流れるように行う。ーー全てを覚えていなくとも振る舞い方は身体が覚えて居るものだ。公爵家の令嬢として、ロナルドの婚約者として王妃教育を徹底的に叩き込まれ学んでいたのだろう。
「ふん、いつもと雰囲気も違うようだな。今度は何を企んでいるのだ。さっさと終わらせたいのだが」
あぁ、さっさとあの女の所に行きたいのだろう。なんだったかしら、平民出身のローソン?ローマだったかしら?『そうですわね』と適当に返事を返し椅子に座る。
次々に並ぶ食事に少しだけ手をつけるが
ーーどうしよう、全く食欲が無い。寧ろ体調不良が悪化していく感じがする。早めに切り上げた方が良さそうだ。
「エクスタリア殿下…お話しがあるのですけれど」
2-3口食べた所でナイフとフォークを置き、こちらを見向きもせず、黙々と食べ続けるロナルドに声をかける。
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