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第一章 このまま学校でいじめられ続けるのと、命と引換えに俺の言うこと聞くのどっちがいい?
第四話 いいから俺の言うこと聞けよ。じゃないとお前の事殺すよ?
伊織と光は2人で下校した。
「………」
「………」
「あ…の…。」
「何?」
「どうして…その…」
「何が?要件は完結に伝えてくれる?」
「ご…ごめん…。」
「何で謝ってんの?」
「え…ご…ごめんなさい…。」
「お前意味わかんないな。殺すよ?」
光は先の伊織の教室での行動を思い出す。
「や…やめて…ください…。」
「………」
「………?」
「お前何でそれ、他の奴らに言わないの?」
「………え…。」
「お前、やっぱ死にたくないんじゃん。」
「…っ…!」
「まあちょっと着いてきなよ。」
「え…?黒田くんはこの後…塾じゃないの…?」
「放課後すぐに塾が始まる訳ないだろ。そもそも俺塾嫌いだし。」
「え…そうなの…?だっていつも勉強して…」
「勉強が好きなのと塾が好きなのは違うよ。塾の先生別に頭良くないよ。学校の先生もよくないけど。」
「…黒田くん…いつも成績トップだもんね…。学校の授業…やっぱり簡単なんだ…。」
「お前も教科書使えないくせに成績悪くないよな。」
「………そうかな…。」
「…っていうかこれ使いなよ。」
そう言って伊織はリュックから中学校の教科書を全て取り出した。
「え…これ…私使っちゃったら黒田くん…」
「俺はもう高校の勉強してるからこんなの要らないよ。これでお前も勉強できるだろ。」
「あ…ありがとう…。」
そして2人はしばらく歩き続ける。
「あのさ…黒田くん…私達どこに向かって…」
「もう着いたよ。」
「え…?ここは…?」
「いやどう見ても美容院だろ。」
「あの…どうして美容院なの…?」
「お前自分の髪の手入れぐらい自分で出来るようにしなよ。」
「…私お金持って…」
伊織が鞄から封筒を取り出す。
「…それってもしかして…」
「給食費だけど。」
「………やっぱり…まだ使ってなかったんだ…。」
「使い切れるわけないだろ。いくらあると思ってんの。」
「…本当に返さないの…?」
「返さないけど。」
「………。」
光は何か考え事をしている。
「どうしたの?」
「…や…やっぱり…良くないよ…。」
「何が?」
「人の集めたお金を自分の物にするなんて…。」
「いや、これどう考えてもお前の金だよ。」
「え…?」
「お前給食全然食ってねーのに食ったことにされてみんなと同じ額払って何事も無かったかのように済まされてんだからむしろお前が自分の金を人の物にされてたんだよ。」
「………それは…」
「お前の給食費が1食300円だとして1月約9000円、それを2ヶ月だとしても18000円で3ヶ月なら27000円。お前そんな額を溝に捨てても何とも思わないわけ?」
「…全く食べてないわけでは…」
「お前が食ってるの副菜食のサラダとかだけ。成長期にしては少なすぎる。」
「………。」
「いいから俺の言うこと聞けよ。じゃないとお前の事殺すよ?」
「そ…それはいや…。」
「じゃあ、美容院に入って髪をセットして貰って。色々分からないと思うから俺もついていくよ。」
「…わ…わかった…。」
光がそう言って伊織と光は美容院に入っていった。
「いらっしゃいませー。2名様ですか?」
「いえ、こちらの女性だけで俺は付き添いです。」
「ご予約はされてますか?」
「してません。」
「かしこまりました。ただいま丁度空きがございますので席へご案内いたします。」
そう店員に言われて光が席に案内され、伊織は付き添った。
次回 第五話 行動しない奴は一生失敗も成功もしないつまらない奴だよ。
「………」
「………」
「あ…の…。」
「何?」
「どうして…その…」
「何が?要件は完結に伝えてくれる?」
「ご…ごめん…。」
「何で謝ってんの?」
「え…ご…ごめんなさい…。」
「お前意味わかんないな。殺すよ?」
光は先の伊織の教室での行動を思い出す。
「や…やめて…ください…。」
「………」
「………?」
「お前何でそれ、他の奴らに言わないの?」
「………え…。」
「お前、やっぱ死にたくないんじゃん。」
「…っ…!」
「まあちょっと着いてきなよ。」
「え…?黒田くんはこの後…塾じゃないの…?」
「放課後すぐに塾が始まる訳ないだろ。そもそも俺塾嫌いだし。」
「え…そうなの…?だっていつも勉強して…」
「勉強が好きなのと塾が好きなのは違うよ。塾の先生別に頭良くないよ。学校の先生もよくないけど。」
「…黒田くん…いつも成績トップだもんね…。学校の授業…やっぱり簡単なんだ…。」
「お前も教科書使えないくせに成績悪くないよな。」
「………そうかな…。」
「…っていうかこれ使いなよ。」
そう言って伊織はリュックから中学校の教科書を全て取り出した。
「え…これ…私使っちゃったら黒田くん…」
「俺はもう高校の勉強してるからこんなの要らないよ。これでお前も勉強できるだろ。」
「あ…ありがとう…。」
そして2人はしばらく歩き続ける。
「あのさ…黒田くん…私達どこに向かって…」
「もう着いたよ。」
「え…?ここは…?」
「いやどう見ても美容院だろ。」
「あの…どうして美容院なの…?」
「お前自分の髪の手入れぐらい自分で出来るようにしなよ。」
「…私お金持って…」
伊織が鞄から封筒を取り出す。
「…それってもしかして…」
「給食費だけど。」
「………やっぱり…まだ使ってなかったんだ…。」
「使い切れるわけないだろ。いくらあると思ってんの。」
「…本当に返さないの…?」
「返さないけど。」
「………。」
光は何か考え事をしている。
「どうしたの?」
「…や…やっぱり…良くないよ…。」
「何が?」
「人の集めたお金を自分の物にするなんて…。」
「いや、これどう考えてもお前の金だよ。」
「え…?」
「お前給食全然食ってねーのに食ったことにされてみんなと同じ額払って何事も無かったかのように済まされてんだからむしろお前が自分の金を人の物にされてたんだよ。」
「………それは…」
「お前の給食費が1食300円だとして1月約9000円、それを2ヶ月だとしても18000円で3ヶ月なら27000円。お前そんな額を溝に捨てても何とも思わないわけ?」
「…全く食べてないわけでは…」
「お前が食ってるの副菜食のサラダとかだけ。成長期にしては少なすぎる。」
「………。」
「いいから俺の言うこと聞けよ。じゃないとお前の事殺すよ?」
「そ…それはいや…。」
「じゃあ、美容院に入って髪をセットして貰って。色々分からないと思うから俺もついていくよ。」
「…わ…わかった…。」
光がそう言って伊織と光は美容院に入っていった。
「いらっしゃいませー。2名様ですか?」
「いえ、こちらの女性だけで俺は付き添いです。」
「ご予約はされてますか?」
「してません。」
「かしこまりました。ただいま丁度空きがございますので席へご案内いたします。」
そう店員に言われて光が席に案内され、伊織は付き添った。
次回 第五話 行動しない奴は一生失敗も成功もしないつまらない奴だよ。
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