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結ばれる2人〈1〉
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剛が俺の脚を抱え上げて身体を寄せてくる。両太腿で腰の辺りを挟み込むようにしっかりとガードしてくる。俺の腰から下が剛の太腿の上に半分乗せられたような格好だろうか。バスタオルを敷き込んだ意味がやっと分かった。
「弘人、これ辛くねぇか?」
「ああ、大丈夫…。」
下半身が密着してドキドキする。剛の身体も熱を帯びている。当然の事ながら、一番熱いのは股間だ。俺の心配など無用だったらしい。熱さと硬さは健在だ。
「いいか?楽にしてろ。」
俺の下半身を抱え込みながら突入体勢を整える剛。膝を抱え込んだ左腕をベッドに着くようにして身を乗り出してくる。深く身体を折り曲げられて軽くのしかかられた俺は身動きが出来ない。宙ぶらりんになった左脚が所在無く彷徨う。
「えぇ…と、これでいいのか?」
取り敢えず、剛の肩に掴まりながらモゾモゾと受け身の構えになる。
「フフッ…。弘人、緊張するな。大丈夫だ。俺に任せろ。」
「ああ、分かってる。お前に任せる。」
「左脚は俺の腰にまわせ。でも、あんまり締め付るなよ。」
剛がクスリと小さく笑って俺の左脚を自分の腰にまわす。妙にピタリとハマったような感覚に身体が安定して落ち着く。
《あ、なるほど!これなら安心だ。さすがは剛だな!》
「締め付けるなってのは…どういう意味だ?」
「フフ…、弘人の股力はすげぇからな。」
「な、何だよ?それ…?」
「何でもない。力抜いてろって事だ。」
落ち着いてリードしてくれる剛により、突入体勢もムードも自然と整う。
「弘人、先ずは軽くだ。」
「あぁ…っ!」
剛の熱を秘部に感じて思わず熱い声が漏れた。グッと押し付けられた熱さと硬さにゾクリと全身が震え、そこから伝わる電流に脳までもが痺れそうになった。つまり、ハッキリ言えば「肛門から脳みそまで一直線に痺れが走った」という感じだ。それほどに、俺はこの瞬間を待ち望んでいたのだろう。
「はぁぁ……、剛……」
自然と漏れた溜め息は甘く、剛を呼ぶ声が切なく耳に響いた。俺は男でありながらも女になったような気分だ。いや、もう何でも良い。剛の前ではどんな姿でも構わないとさえ思う。
「ヤバイな。これだけでもイケそうだ。」
剛が軽くふざけるように笑って言う。だが、その言葉通りに体温が一気に上昇している。興奮度を上げたその身がグッと硬さを増す。ローションでお互いを馴染ませるように軽く動かしているであろう先端が、秘部に戯れ付くように小さく動く。準備運動という所だろうか…?それが妙に気持ちが良い。
「ん……、ぁぁ……、それ、なんかいい……。気持ち…いい…。」
俺はその熱に温もりと安心感を抱いて目を閉じる。感じるままに言葉にする。心地良さにうっとりする。
《ああ…、すげぇ熱いけど…温かい…。すげぇ…ドキドキするけど…安心する…》
まったりとした気分に浸る俺とは違い、剛の方は興奮度が高まっている。その身体から突入への緊張感が伝わってくる。
「弘人、いいか?挿れるぜ。」
真っ直ぐに見つめてくる熱い眼差し、少しかすれた低い声。興奮しきった硬い熱が待ちきれないかのようにグッと強めに押し付けられる。しっかりと狙いを定めた剛のスタンバイが整う。
《ああっ!すげぇ熱い!》
その情熱に応えるように俺の全身も燃え上がる。剛の興奮を直に感じる部分はより熱くより強く熱を帯び、我が身までもが勢いを増す。
「すげぇ…熱い。お前の熱を感じる。すげぇよ…剛…。」
「よし、いい感じだ…弘人。俺も最高の気分だぜ。」
軽くニヤリと笑った後、燃えるような瞳が想いの全てを注ぎ込んでくる。
「力抜いてろ。いいな?」
俺は黙って頷き、大きく息を吐いて心を決める。
《よし!俺の全てを捧げる瞬間だ!俺は生涯、この時を忘れない!》
俺を愛してくれる剛を目に焼き付けるようにしっかりと見つめ返す。
「いくぜ。」
剛の身体が動く。押し当てられた熱が一点に集中し、身体の奥めがけてグンと突かれる強い感覚。指とは違う重量感のある圧に驚いた秘部がギュッと締まる。それを脳が痛みと認識したらしい。
「んっ!ぐぅ…っ!?」
反射的に身構える身体に力が入り、思わず息を飲んで歯を食いしばる。剛もそれを分かった上で、続けてニ度三度と腰を入れてくる。決して強引にではなく俺の反応と手応えを確かめているようだ。
《いっ?!いいい痛い!?痛いかも?!いや、痛い!結構痛ぇぞ~~!!》
思わず腰が引ける。無意識に唸り続ける俺を宥めるように剛が言う。
「弘人、大丈夫だ。ゆっくりやるから心配するな。少し慣らしながらいくぜ。」
やはり、剛も初めての事だけあって手探り状態なのは同じだ。解されてある程度は緩んでいるのだろうが、さすがに簡単に挿れられるものではないらしい。更に押し開かねば侵入するのは無理そうだ。
《うぅ…、やっぱりデカイな!こんなのがケツに入るのか?!》
覚悟はしているものの、現実的には未知の領域だ。秘部に感じる存在感に圧倒されてしまう。それでも、剛の為に頑張ると決めたのだ。弱音を吐く訳にはいかない。呼吸を整え心を落ち着け、剛の言葉を信じて意気込む。
《いや、俺も男だ!こんな事で怯むな!》
「わ…分かった。ゆっくりだな?よし、来い!剛!」
「……フフッ。弘人、気張るなよ。楽にしてろ。」
落ち着いているように見える剛だが、さすがに此処まで来ると待ったは利かないらしい。興奮を抑えるように熱い息を吐いた後、再び腰が動き始める。
「うっ…、んっ……ハア、あ…、ぅん…ぅぅ……」
変に唸ってしまう俺は呼吸が定まらない。段々と息継ぎの仕方が分からなくなる。
「弘人、大丈夫だ。ゆっくりだから落ち着いて…。息を止めるな…、力を抜いて口で呼吸しろ…」
俺を宥めて導くような低い声。動きを止めて安心させるように手を握ってくれる。
「あ、あぁ……、剛……。」
ギュッと閉じていた目を開けば、優しい瞳が見つめてくれる。しっかりと握り締めてくれる手も安心出来て温かい。
「いいか、弘人。慣れるまではゆっくりだ。少しずつだから安心しろ。俺も無理はしねぇから、弘人も無理はするな。」
「ああ…、わ、分かった…。」
「ほら、深呼吸しろ。口で息を吐くんだ。ゆっくり大きくだ…。」
剛に促されながら深呼吸を繰り返す。変に気負っていた身体からジワリと力が抜けてゆく。
「いいぜ、弘人。その調子だ。2人で呼吸を合わせる。いいな?」
「ああ、分かった。次は大丈夫だ。」
「俺達は何事も2人で仲良く…だろ?」
剛がニッと笑って言う。その笑顔に心が和む。
「うん、そうだな。剛、有り難うな。」
「フフ…、どういたしまして。」
雄の顔をした剛の表情は引き締まっていて凛々しい。かなり興奮した時は情熱的で激しいのだが、今は興奮と緊張が入り乱れたような感じだろうか。俺をリードしながらも、剛自身も何処かプレッシャーを感じているようだ。その表情が少し和らぐ。俺を落ち着かせると同時に、急いてしまう自分をも落ち着けようとしているようだ。
握った手には力がこもり汗ばんでいるのが分かる。静かながらも呼吸は大きく、何度となく唾を飲み込んではゆっくり吐き出す息が熱く震えている。
《剛だけにプレッシャーを感じさせる訳にはいかねぇだろ!やっぱり、2人で仲良くだよな!》
「剛、お前も緊張すんなよ。心配するな。俺がお前をしっかり受け止めてやるからな。」
俺もわざとに軽口を叩いて笑ってみせる。
「ああ、頼むぜ、弘人。」
安心したように笑って答える剛が大きく息を吐く。俺に合図をするようにグッと強く握り込んだ右手をそっと放すと、股間に手を伸ばして猛る熱をグウッと押し当ててくる。勢いのあるその身は手で押さえ込まなければ直ぐに方向性を見失うほどに反り勃っている。
お互いの腰の位置、挿入の方向や角度、腰の入れ方に力加減、更には呼吸とペースも合せなければ最初の挿入は難しい。剛は自ら受け入れた経験があるだけに慎重で絶妙だ。受けと攻めが逆になっている事と体位が違うぐらいの事で、剛の方が手慣れてると言っても良い。いや、雄の本能的に俺よりも優れている。直ぐに要領を得たように緩やかに腰が動き始める。
俺達はやはり抜群のコンビネーションだ。性格だけでなく身体の相性も良いのだろう。勿論、剛のリード有ってこそなのだが、変な緊張が解れた辺りから自然と呼吸が合い始める。俺が安心すれば剛も安心する。剛が落ち着けば俺も落ち着ける。これは、お互いの相乗効果だ。
会話を交わさなくとも感じ合えるものがある。しっかりと伝わるものがある。身体が心を結びつけているのを感じ取れる。これが、身体を交わらせるという事なのだろう。
心が身体を結びつけたいと願い、身体はそれに応えるように相手を欲する。身体の交わりは心の触れ合い。お互いの一番深い所で、共に感じ合い、熱く触れ合い、しっかりと確かめ合う。
この行為に男女などは関係無いのだろう。愛すればこそ、求めればこそ、相手の全てを己の全身で感じ取りたいと願う。
これが人間特有の愛しあう行為であり、セックスをする意味なのだと思える。
「弘人、これ辛くねぇか?」
「ああ、大丈夫…。」
下半身が密着してドキドキする。剛の身体も熱を帯びている。当然の事ながら、一番熱いのは股間だ。俺の心配など無用だったらしい。熱さと硬さは健在だ。
「いいか?楽にしてろ。」
俺の下半身を抱え込みながら突入体勢を整える剛。膝を抱え込んだ左腕をベッドに着くようにして身を乗り出してくる。深く身体を折り曲げられて軽くのしかかられた俺は身動きが出来ない。宙ぶらりんになった左脚が所在無く彷徨う。
「えぇ…と、これでいいのか?」
取り敢えず、剛の肩に掴まりながらモゾモゾと受け身の構えになる。
「フフッ…。弘人、緊張するな。大丈夫だ。俺に任せろ。」
「ああ、分かってる。お前に任せる。」
「左脚は俺の腰にまわせ。でも、あんまり締め付るなよ。」
剛がクスリと小さく笑って俺の左脚を自分の腰にまわす。妙にピタリとハマったような感覚に身体が安定して落ち着く。
《あ、なるほど!これなら安心だ。さすがは剛だな!》
「締め付けるなってのは…どういう意味だ?」
「フフ…、弘人の股力はすげぇからな。」
「な、何だよ?それ…?」
「何でもない。力抜いてろって事だ。」
落ち着いてリードしてくれる剛により、突入体勢もムードも自然と整う。
「弘人、先ずは軽くだ。」
「あぁ…っ!」
剛の熱を秘部に感じて思わず熱い声が漏れた。グッと押し付けられた熱さと硬さにゾクリと全身が震え、そこから伝わる電流に脳までもが痺れそうになった。つまり、ハッキリ言えば「肛門から脳みそまで一直線に痺れが走った」という感じだ。それほどに、俺はこの瞬間を待ち望んでいたのだろう。
「はぁぁ……、剛……」
自然と漏れた溜め息は甘く、剛を呼ぶ声が切なく耳に響いた。俺は男でありながらも女になったような気分だ。いや、もう何でも良い。剛の前ではどんな姿でも構わないとさえ思う。
「ヤバイな。これだけでもイケそうだ。」
剛が軽くふざけるように笑って言う。だが、その言葉通りに体温が一気に上昇している。興奮度を上げたその身がグッと硬さを増す。ローションでお互いを馴染ませるように軽く動かしているであろう先端が、秘部に戯れ付くように小さく動く。準備運動という所だろうか…?それが妙に気持ちが良い。
「ん……、ぁぁ……、それ、なんかいい……。気持ち…いい…。」
俺はその熱に温もりと安心感を抱いて目を閉じる。感じるままに言葉にする。心地良さにうっとりする。
《ああ…、すげぇ熱いけど…温かい…。すげぇ…ドキドキするけど…安心する…》
まったりとした気分に浸る俺とは違い、剛の方は興奮度が高まっている。その身体から突入への緊張感が伝わってくる。
「弘人、いいか?挿れるぜ。」
真っ直ぐに見つめてくる熱い眼差し、少しかすれた低い声。興奮しきった硬い熱が待ちきれないかのようにグッと強めに押し付けられる。しっかりと狙いを定めた剛のスタンバイが整う。
《ああっ!すげぇ熱い!》
その情熱に応えるように俺の全身も燃え上がる。剛の興奮を直に感じる部分はより熱くより強く熱を帯び、我が身までもが勢いを増す。
「すげぇ…熱い。お前の熱を感じる。すげぇよ…剛…。」
「よし、いい感じだ…弘人。俺も最高の気分だぜ。」
軽くニヤリと笑った後、燃えるような瞳が想いの全てを注ぎ込んでくる。
「力抜いてろ。いいな?」
俺は黙って頷き、大きく息を吐いて心を決める。
《よし!俺の全てを捧げる瞬間だ!俺は生涯、この時を忘れない!》
俺を愛してくれる剛を目に焼き付けるようにしっかりと見つめ返す。
「いくぜ。」
剛の身体が動く。押し当てられた熱が一点に集中し、身体の奥めがけてグンと突かれる強い感覚。指とは違う重量感のある圧に驚いた秘部がギュッと締まる。それを脳が痛みと認識したらしい。
「んっ!ぐぅ…っ!?」
反射的に身構える身体に力が入り、思わず息を飲んで歯を食いしばる。剛もそれを分かった上で、続けてニ度三度と腰を入れてくる。決して強引にではなく俺の反応と手応えを確かめているようだ。
《いっ?!いいい痛い!?痛いかも?!いや、痛い!結構痛ぇぞ~~!!》
思わず腰が引ける。無意識に唸り続ける俺を宥めるように剛が言う。
「弘人、大丈夫だ。ゆっくりやるから心配するな。少し慣らしながらいくぜ。」
やはり、剛も初めての事だけあって手探り状態なのは同じだ。解されてある程度は緩んでいるのだろうが、さすがに簡単に挿れられるものではないらしい。更に押し開かねば侵入するのは無理そうだ。
《うぅ…、やっぱりデカイな!こんなのがケツに入るのか?!》
覚悟はしているものの、現実的には未知の領域だ。秘部に感じる存在感に圧倒されてしまう。それでも、剛の為に頑張ると決めたのだ。弱音を吐く訳にはいかない。呼吸を整え心を落ち着け、剛の言葉を信じて意気込む。
《いや、俺も男だ!こんな事で怯むな!》
「わ…分かった。ゆっくりだな?よし、来い!剛!」
「……フフッ。弘人、気張るなよ。楽にしてろ。」
落ち着いているように見える剛だが、さすがに此処まで来ると待ったは利かないらしい。興奮を抑えるように熱い息を吐いた後、再び腰が動き始める。
「うっ…、んっ……ハア、あ…、ぅん…ぅぅ……」
変に唸ってしまう俺は呼吸が定まらない。段々と息継ぎの仕方が分からなくなる。
「弘人、大丈夫だ。ゆっくりだから落ち着いて…。息を止めるな…、力を抜いて口で呼吸しろ…」
俺を宥めて導くような低い声。動きを止めて安心させるように手を握ってくれる。
「あ、あぁ……、剛……。」
ギュッと閉じていた目を開けば、優しい瞳が見つめてくれる。しっかりと握り締めてくれる手も安心出来て温かい。
「いいか、弘人。慣れるまではゆっくりだ。少しずつだから安心しろ。俺も無理はしねぇから、弘人も無理はするな。」
「ああ…、わ、分かった…。」
「ほら、深呼吸しろ。口で息を吐くんだ。ゆっくり大きくだ…。」
剛に促されながら深呼吸を繰り返す。変に気負っていた身体からジワリと力が抜けてゆく。
「いいぜ、弘人。その調子だ。2人で呼吸を合わせる。いいな?」
「ああ、分かった。次は大丈夫だ。」
「俺達は何事も2人で仲良く…だろ?」
剛がニッと笑って言う。その笑顔に心が和む。
「うん、そうだな。剛、有り難うな。」
「フフ…、どういたしまして。」
雄の顔をした剛の表情は引き締まっていて凛々しい。かなり興奮した時は情熱的で激しいのだが、今は興奮と緊張が入り乱れたような感じだろうか。俺をリードしながらも、剛自身も何処かプレッシャーを感じているようだ。その表情が少し和らぐ。俺を落ち着かせると同時に、急いてしまう自分をも落ち着けようとしているようだ。
握った手には力がこもり汗ばんでいるのが分かる。静かながらも呼吸は大きく、何度となく唾を飲み込んではゆっくり吐き出す息が熱く震えている。
《剛だけにプレッシャーを感じさせる訳にはいかねぇだろ!やっぱり、2人で仲良くだよな!》
「剛、お前も緊張すんなよ。心配するな。俺がお前をしっかり受け止めてやるからな。」
俺もわざとに軽口を叩いて笑ってみせる。
「ああ、頼むぜ、弘人。」
安心したように笑って答える剛が大きく息を吐く。俺に合図をするようにグッと強く握り込んだ右手をそっと放すと、股間に手を伸ばして猛る熱をグウッと押し当ててくる。勢いのあるその身は手で押さえ込まなければ直ぐに方向性を見失うほどに反り勃っている。
お互いの腰の位置、挿入の方向や角度、腰の入れ方に力加減、更には呼吸とペースも合せなければ最初の挿入は難しい。剛は自ら受け入れた経験があるだけに慎重で絶妙だ。受けと攻めが逆になっている事と体位が違うぐらいの事で、剛の方が手慣れてると言っても良い。いや、雄の本能的に俺よりも優れている。直ぐに要領を得たように緩やかに腰が動き始める。
俺達はやはり抜群のコンビネーションだ。性格だけでなく身体の相性も良いのだろう。勿論、剛のリード有ってこそなのだが、変な緊張が解れた辺りから自然と呼吸が合い始める。俺が安心すれば剛も安心する。剛が落ち着けば俺も落ち着ける。これは、お互いの相乗効果だ。
会話を交わさなくとも感じ合えるものがある。しっかりと伝わるものがある。身体が心を結びつけているのを感じ取れる。これが、身体を交わらせるという事なのだろう。
心が身体を結びつけたいと願い、身体はそれに応えるように相手を欲する。身体の交わりは心の触れ合い。お互いの一番深い所で、共に感じ合い、熱く触れ合い、しっかりと確かめ合う。
この行為に男女などは関係無いのだろう。愛すればこそ、求めればこそ、相手の全てを己の全身で感じ取りたいと願う。
これが人間特有の愛しあう行為であり、セックスをする意味なのだと思える。
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