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第1章 元死刑囚とトラブルメーカー
013 国内同時多発宿主発生
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『宿主が同時多発的に発生。ドミニオンズ、デュナメス、エクスシア諸君は大至急飛行場へ向かうこと。繰り返す――』
緊迫した声が、基地内のスピーカーを伝って響く。
「同時多発的に……先鋭組の人たちだけで大丈夫なの?」
「一昨日の任務中でもあったそうですから、問題ないと思いますわ」
そう……と答えるしかないが、もし人手が足りなくてもアルカイやアルカンゲロイの人たちがいる。私が心配することではなさそうだ。
『続けて、アルカイとアルカンゲロイ諸君にも連絡する。今から十分後、〇七五〇に中庭に集合。繰り返す――』
安堵するのもつかの間、なんと私たちアンゲロイ以外の人たち全員が招集されたのだ。
「アルカンゲロイの方も出撃ですの⁉︎」
目を見開き、深刻そうな顔をするティア。
「それってやばいの?」
「アルカイの方たちだけでは人手が足りないのかもしれませんわ……二百人ほどはいらっしゃるのに……」
「…………うん、やばそうだね」
ティアが言うのならば、きっとそうなのだろう。しかし、私たちは見習いのアンゲロイである。ただ傍観しているしかない。
「私たちも早く戦力にならないとね」
「もちろんですわ」
前から小走りで走り去っていく人が数人、また数人と増えていく。白タイ、黄タイ、青タイ……。
その流れとは逆の方向に歩いていく自分たち。何か少し焦りのようなものを感じた。
ピコッ
寮に戻って部屋の整理をしていると、コミュニカの通知音が鳴った。
ロック画面には『本部からマップのデータが共有されました』と表示されている。
「あっ、来ましたわね」
ティアは慣れているような反応をし、コミュニカを操作している。
「ご、五十七ですって⁉︎」
聞いたことがないほど驚嘆するティアは、コミュニカの画面を凝視した。
「何が五十七……えっ」
ティアより遅れてマップを開くと、赤ピンで示された場所が、アウスティ国内にいくつも表示されているのを目の当たりにした。画面の右上には『浄化未完了宿主:57体』という文字が。
「一日かけて二十名ほどの浄化をすることはあるそうですけれど、同時にこれだけの宿主が現れることはなくてよ……。さらに悪いことに、国内に満遍なく現れておりますので、ますます人手不足ですわ」
「ティア、これってやっぱりやばいやつ?」
「ええ、非常に」
入隊してから昨日の今日なので理解が追いつかない。ドギマギしていると、再び放送が流れた。
『アンゲロイ、アンゲロイ諸君に連絡する。大至急中庭に集合。繰り返す――』
思わずコミュニカを落としそうになった。
「とうとうお呼びなさいましたわね。行きますわよ!」
やる気満々のティアは私の腕を引き、走り出す。その勢いに一瞬よろけるが、すぐに立て直す。
「ねえ、見習いなのに何されるの、私たち?」
部屋を出て、廊下を走り、階段を駆け下りながら尋ねる。
「あたくしは存じ上げませんわ」
「わかってて『とうとうお呼びなさいましたね』って言ったんじゃないの!」
「いえ、任務に参加できるという喜びですの」
ティアのその満面の笑みを見て思い出した。そうだった。ティアは落ちこぼれだったんだっけ。
「どんな小さなことであれ、夢に近づけるならそれでよいのですわ」
そんな真っ直ぐな信念を持った彼女がトラブルメーカーだったとは、全く想像ができない。いったい何があったのだろうか。
中庭に着き、またも列の一番後ろに並ぶ。
私たちアンゲロイの前にいるのは、さっきも会ったメケイラだった。
「よし、全員集まったな」
今、こっちじゃなくてコミュニカを見て言ったってことは……何かGPSみたいなのがメケイラのコミュニカで見れるのかな?
と、想像していると「休め!」の号令がかかり、我に返る。
「先ほどマップで共有したとおり、ほぼ同時に国内の五十七ヶ所で宿主が発生した。これは前代未聞であり、大量の人員が必要となる」
ティアの言っていたとおりである。
「遠方には先鋭組に向かってもらっている。残りの五十ヶ所を、アルカイとアルカンゲロイで対処してもらおうと思っている。ただ、それでは人数に余裕がないから、お前らには浄化済みの人の救護活動をしてもらう」
てことは……見習いなのに実戦に立ち会えるってこと⁉︎
通常であれば、アルカンゲロイになるまで実戦はできない。アンゲロイの間はそもそもこの基地から出られないそうだ。
イレギュラーな事態を理解し始め、少しわくわくしてきた私。それを見透かしたかのようなメケイラの言葉が続く。
「ただし注意として、再三言っているが、お前たちアンゲロイは実戦をしてはならない。軽率な行動は命取りになる」
ま、まぁ昨日初めて武器の出し方と戦い方を教わったくらいだし、そんなことはできないできない。
今後もアンゲロイの間はダメだと言われ続けるのかと思うと、少し鬱陶しく感じた。
メケイラは「お前たちには、二組四人のグループのところにサポートで入ってもらう」と告げると、私たちの隊列を基地の裏門に連れていった。
そこでは、紫タイをしたアルカイの先輩たちが待っていた。
前から順番にグループが組まれる。が、途中でメケイラはコミュニカを見て顔をしかめ、「一体増えたな……」とつぶやく。
「よし、前から四人、この先輩につけ」
そして最後、私たちの番が来た。先輩たちは一組で二人しかいない。メケイラはその二人に話しかけた。
「エリヤ、ミーガン、申し訳ないが宿主が一体増えたそうで、二人で浄化を頼めるか」
「結構キツいことを言いますねぇ~」
右目が前髪で隠れている小柄な男性が苦笑いする。
「文句は言っても、やるしかねぇなあ」
反対に、ドヤ顔をキメてくるショートの赤毛お姉さん。
「じゃあ、この二人をよろしく頼むぞ」
メケイラは私とティアの肩をポンと叩いた。
そういえば、先輩の二人とも嫌そうな顔をしない。私のことは連日のニュースで、ティアのことは何回も相棒を組み替えていることで知っているだろう。
私は一切の表情の変化も見逃さない。
トロノイの前だからと気を遣っているのかもしれないが、そうだとしても嫌なら一瞬は微妙そうな顔をするものだ。ということは……。
「おっ、片方はガチの新人じゃん! よろしく!」
そういって急に私の頭を撫でるお姉さんの方の先輩。
「じゃっ、さっそく現場に向かうけど、そこ遠いんだねー。ヘリ使うかー。よし、みんなヘリポートにゴー!」
名前も交わさぬまま、お姉さん先輩は走り出してしまった。お兄さん先輩と私とティアは、そのあとを追いかけてヘリポートに向かった。
緊迫した声が、基地内のスピーカーを伝って響く。
「同時多発的に……先鋭組の人たちだけで大丈夫なの?」
「一昨日の任務中でもあったそうですから、問題ないと思いますわ」
そう……と答えるしかないが、もし人手が足りなくてもアルカイやアルカンゲロイの人たちがいる。私が心配することではなさそうだ。
『続けて、アルカイとアルカンゲロイ諸君にも連絡する。今から十分後、〇七五〇に中庭に集合。繰り返す――』
安堵するのもつかの間、なんと私たちアンゲロイ以外の人たち全員が招集されたのだ。
「アルカンゲロイの方も出撃ですの⁉︎」
目を見開き、深刻そうな顔をするティア。
「それってやばいの?」
「アルカイの方たちだけでは人手が足りないのかもしれませんわ……二百人ほどはいらっしゃるのに……」
「…………うん、やばそうだね」
ティアが言うのならば、きっとそうなのだろう。しかし、私たちは見習いのアンゲロイである。ただ傍観しているしかない。
「私たちも早く戦力にならないとね」
「もちろんですわ」
前から小走りで走り去っていく人が数人、また数人と増えていく。白タイ、黄タイ、青タイ……。
その流れとは逆の方向に歩いていく自分たち。何か少し焦りのようなものを感じた。
ピコッ
寮に戻って部屋の整理をしていると、コミュニカの通知音が鳴った。
ロック画面には『本部からマップのデータが共有されました』と表示されている。
「あっ、来ましたわね」
ティアは慣れているような反応をし、コミュニカを操作している。
「ご、五十七ですって⁉︎」
聞いたことがないほど驚嘆するティアは、コミュニカの画面を凝視した。
「何が五十七……えっ」
ティアより遅れてマップを開くと、赤ピンで示された場所が、アウスティ国内にいくつも表示されているのを目の当たりにした。画面の右上には『浄化未完了宿主:57体』という文字が。
「一日かけて二十名ほどの浄化をすることはあるそうですけれど、同時にこれだけの宿主が現れることはなくてよ……。さらに悪いことに、国内に満遍なく現れておりますので、ますます人手不足ですわ」
「ティア、これってやっぱりやばいやつ?」
「ええ、非常に」
入隊してから昨日の今日なので理解が追いつかない。ドギマギしていると、再び放送が流れた。
『アンゲロイ、アンゲロイ諸君に連絡する。大至急中庭に集合。繰り返す――』
思わずコミュニカを落としそうになった。
「とうとうお呼びなさいましたわね。行きますわよ!」
やる気満々のティアは私の腕を引き、走り出す。その勢いに一瞬よろけるが、すぐに立て直す。
「ねえ、見習いなのに何されるの、私たち?」
部屋を出て、廊下を走り、階段を駆け下りながら尋ねる。
「あたくしは存じ上げませんわ」
「わかってて『とうとうお呼びなさいましたね』って言ったんじゃないの!」
「いえ、任務に参加できるという喜びですの」
ティアのその満面の笑みを見て思い出した。そうだった。ティアは落ちこぼれだったんだっけ。
「どんな小さなことであれ、夢に近づけるならそれでよいのですわ」
そんな真っ直ぐな信念を持った彼女がトラブルメーカーだったとは、全く想像ができない。いったい何があったのだろうか。
中庭に着き、またも列の一番後ろに並ぶ。
私たちアンゲロイの前にいるのは、さっきも会ったメケイラだった。
「よし、全員集まったな」
今、こっちじゃなくてコミュニカを見て言ったってことは……何かGPSみたいなのがメケイラのコミュニカで見れるのかな?
と、想像していると「休め!」の号令がかかり、我に返る。
「先ほどマップで共有したとおり、ほぼ同時に国内の五十七ヶ所で宿主が発生した。これは前代未聞であり、大量の人員が必要となる」
ティアの言っていたとおりである。
「遠方には先鋭組に向かってもらっている。残りの五十ヶ所を、アルカイとアルカンゲロイで対処してもらおうと思っている。ただ、それでは人数に余裕がないから、お前らには浄化済みの人の救護活動をしてもらう」
てことは……見習いなのに実戦に立ち会えるってこと⁉︎
通常であれば、アルカンゲロイになるまで実戦はできない。アンゲロイの間はそもそもこの基地から出られないそうだ。
イレギュラーな事態を理解し始め、少しわくわくしてきた私。それを見透かしたかのようなメケイラの言葉が続く。
「ただし注意として、再三言っているが、お前たちアンゲロイは実戦をしてはならない。軽率な行動は命取りになる」
ま、まぁ昨日初めて武器の出し方と戦い方を教わったくらいだし、そんなことはできないできない。
今後もアンゲロイの間はダメだと言われ続けるのかと思うと、少し鬱陶しく感じた。
メケイラは「お前たちには、二組四人のグループのところにサポートで入ってもらう」と告げると、私たちの隊列を基地の裏門に連れていった。
そこでは、紫タイをしたアルカイの先輩たちが待っていた。
前から順番にグループが組まれる。が、途中でメケイラはコミュニカを見て顔をしかめ、「一体増えたな……」とつぶやく。
「よし、前から四人、この先輩につけ」
そして最後、私たちの番が来た。先輩たちは一組で二人しかいない。メケイラはその二人に話しかけた。
「エリヤ、ミーガン、申し訳ないが宿主が一体増えたそうで、二人で浄化を頼めるか」
「結構キツいことを言いますねぇ~」
右目が前髪で隠れている小柄な男性が苦笑いする。
「文句は言っても、やるしかねぇなあ」
反対に、ドヤ顔をキメてくるショートの赤毛お姉さん。
「じゃあ、この二人をよろしく頼むぞ」
メケイラは私とティアの肩をポンと叩いた。
そういえば、先輩の二人とも嫌そうな顔をしない。私のことは連日のニュースで、ティアのことは何回も相棒を組み替えていることで知っているだろう。
私は一切の表情の変化も見逃さない。
トロノイの前だからと気を遣っているのかもしれないが、そうだとしても嫌なら一瞬は微妙そうな顔をするものだ。ということは……。
「おっ、片方はガチの新人じゃん! よろしく!」
そういって急に私の頭を撫でるお姉さんの方の先輩。
「じゃっ、さっそく現場に向かうけど、そこ遠いんだねー。ヘリ使うかー。よし、みんなヘリポートにゴー!」
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