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彼女は記憶喪失

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初投稿です。文章が拙いと思いますがよろしくお願いします。
矛盾点や変更点があったら変更していきます
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彼女は記憶喪失

「とりあえず服着ててくれますか?きもいので」
目の前の女神様がそういった。心外だ。傷ついたぞ!俺だって裸で居たくて裸なわけじゃない!

「じゃあ服くださいよ。目が覚めたら裸だったんだ仕方ないだろ!」
俺は半泣きになりながらそう言った。

「自分のことばかりですねぇ貴方の隣にも真っ裸の女の子がいるのにこれだから人間は」

と恨めし気にこちらを見ながら俺と隣に女の子座りしている女の子に服を投げてきた
女の子は急いで服を着ているが俺は隣に女の子がいたことに驚きフリーズしていた。

「私は女神アスタルテと申します。とりあえず、お疲れ様でした。そしておめでとうございますと言っておきましょう
貴方は地球での輪廻転生を限界を超えて転生したのでもう地球に転生することができません。
貴方のような方向けのプランがあります。まぁザックリ言うと異世界転生ですね。」

ここまで言うと女神さまはこちらの反応を観察し始めた。が、ぶっちゃけ予想はついていたので
白けた目でこう言った
「さっき俺のような人間向きといっていましたね?ほかにも転生者がいるということでいいですか?」

「いえ、あなた以外転生者はいません。貴方は選ばれたのです。」

「え?隣の彼女は違うのか?」

当然の疑問を口にする


「ステータスて言ってください。そしたらステータス見れるので!今までの転生回数分ポイントあげるから
選んだらさっさとそこの女の子と転生してくださいだるいので早くお願いします」


急に人が変わったかのように説明が言葉が雑になった。なぜか彼女の目が潤んでる気がする


「ステータスオープンといえば他人にもステータスを見せられるので2人で相談してください」

「私、しばらく席外すのでゆっくり選んでください今の神界は少しドタバタしていて忙しいんです。」

と言うとあくびをしながら消えた


なんだあいつもう女神様とか呼ぶのやめよう。
ところでなぜ隣の子はなにも話さないのだろうか
チラッと様子をうかがうと悲しげな顔をしてこちらをじっと見ていた。
よかった、女神と話をしている間に服を着ていたようだ。まぁ俺はズボンは履いたけどまだ上半身裸なんですけどね。俺のことをキモいと言った女神へのせめてもの抵抗だ

彼女の容姿は金髪で目がクリッとしている。綺麗だ、あの女神より品がありそうだ。
声をかけるのも躊躇われる、格が違うとすら思う。まぁそれは女の子と話したことが無いからと言う理由もあるかもしれないが、などと考えていると彼女の方から声をかけてきた

「あの、ポイントって何に振ればいいのでしょうか?アドバイスとかいただけるとありがたいのですが」

彼女の相談に乗るため自分のステータスを確認するため[ステータス]と言ってみた。
すると 

         天霧正人 (人間)
       レベル 1 (0/100)
       魔力 (50/50)
       スキルなし
      転生ポイント1000 P(詳細)
      称号:永遠の童貞


と表示された。
ふむふむ選ばれたとか言ってたけど凡人中の凡人じゃんすごいスキルもレベルも高くない

詳細をクリックすると選択して取得できるスキル、才能、特性などが出てきた。
レベル制の世界なら経験値増加とか欲しいよね

「ところで君は何になりたい?魔法使い、剣士なりたいものによって変わってくるんだけど君のステータスが見たいな」

「わかった(ステータスオープン)これでい?私、魔法を使って見たいから魔法メインが良いんだけど、どうかな」

「あと私のことは君じゃなくてライラって呼び捨てにしてくれていいよ年齢も同じくらいだろうし何かの縁だと思うんだ。」

笑顔でこちらに笑いかけてくる

「そうだな、何かの縁だな。俺のことは天霧でも正人でもいいよろしくな」

自分ができる最大限のキメ顔をしながら自己紹介をする

クスクスとライラが笑う

「なに?その変顔、急にどうしたの?」

俺の心に1000ダメージ、変顔じゃないもんか真顔だもん

スッと頭に天啓が降りてきた(ような気がするだけ)
もしかしてスキル編成によっては必然的に行動を共にできるのでは?そのうち恋人になれたりとか出来るかもしれない
そう今度の人生こそ彼女を作るのだ!煩悩塗れになりながら張り切って彼女のステータスを見る

         ライラ (人間)
      レベル 1 (0/100)
      魔力 (1000/1000)
      スキル;なし
      変換ポイント1000 P
      称号:(抜け殻)(記憶喪失)


記憶喪失その称号がひどく心に突き刺さる
前言撤回この子は守ってあげなくちゃ。この子が異世界になじめるまでサポートしてあげよう
そう固く決意した
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