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ごちそうのお礼をする。
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目が覚めると、喜多嶋先輩は帰ったあとだった。精液や体液を撒き散らして汚れたリビングは、きれいに片付けられていた。きっと、喜多嶋先輩が手伝って掃除したのだろう。あの人几帳面だったから。俺の身体は、ケントさんによって拭かれ、毛布がかけられていた。
悪趣味なことをなぜしたのか問いただすと、はあーー、と下にひいたラグに座って俺のそばでうなだれた。
「またやってしまった……ごめん」
謝られた。
いや、言葉だけじゃ許せませんけどね。
でも、一応聞いておこう。
「ねえ、話してくださいよ……」
「侑李に嫉妬しました、すみません」
「えっ?」
「オレはなあ、お前が思っている以上に、お前のこと好きすぎておかしくなりそうなんだ。過去だって許せない」
「えーッ」
驚いた。終わったことにまで嫉妬してしまうの? 俺には難解な回答だった。
「あいつ、まだあまねのこと好きだろ。あいつの中に、愛したあまねの姿が残ってるのですら許せない。だから割り込んだ」
俺の思い出どころじゃなかった。先輩の思い出にすら嫉妬してたのか。
「なんだよ、相変わらず髪乾かさない、って」
ぶー、とした顔でケントさんが反論した。
「相変わらず、て言葉にすら嫉妬する」
もー。俺の過去も、生い立ちもすべて含めて愛してるって言ってくれたのに。
性事情は別なのか。
「……まあ、とにかく、俺のことが大好きすぎて、先輩に嫉妬して、無理やり俺を犯したってことですね?」
「まあそうなるな……ごめん」
謝ってもらっても、このときはまだ怒りがおさまらなかった。
でも、実は俺好みのディナーを用意してくれてたことが判明し、俺は「許す」といってあげた。
一通り食事を堪能したあと、テレビの前のラグに座ってくつろぐ。
「さて、デザートもあるけど」
「うわ~、至れり尽くせりだ」
「シャーベット」
「ケントさん、俺の食の好み完璧じゃないですか♡嬉しい」
「だろ? もう食う?」
「……俺、ケントさんのココ、食べたい」
そう言って、ケントさんの股間をさすってみる。
「━━ッ!!」
ケントさんは驚いて声が出せないようだ。
しめしめ。
「おいしい食事のお礼させて」
俺は、あぐらをかいて座るケントさんの下半身に頭を近づけた。ズボンの上から、頬をスリスリさせて見上げてみる。
「ね、練習するから」
俺は口をパカッと開けて舌を見せる。以前、下手くそだと言われて、つきあってからチャレンジしたことはなかった。
「れろれろしたい。脱がせて良い?」
「━━ッッ」
まだ言葉が出せないケントさんの下半身を手で丁寧にこする。硬さが感じられたので、俺はベルトとボタンを外しチャックを下げた。
観念したケントさんは、床からソファに移動した。俺も四つん這いでケントさんのそばに寄る。
トランクスの上から優しく撫でる。むくむく大きくなったケントさんの性器は、トランクスを下げるとむくっと飛び出した。
普段こんな大きなもので犯されてるのか、と思うと俺の性器もじんじんと感じて欲がとろとろと吐き出しそうだった。
あらわになったケントさんの性器を、手で支えながら下から丹念にペロッペロッと舐めていく。俺の唾液が裏スジをテロテロにし、ケントさんは気持ち良さそうな顔で俺を見下ろしていた。頭を押さえるケントさんの手が、温かくてそれでいて服従を強いられるようで興奮を覚えた。
やがてカリ部分、亀頭にたどり着き、ペロッ、ペロッとわざと卑猥な音を響かせながら舐めていく。
そっと唇で亀頭を挟み、ため込んだヨダレと共に一気に咥えこむ。
ジュポジュポと上下に飲み込み、手でこすっていくと、ケントさんのくぐもった声が頭上から聞こえた。
「ウッ━━」
かわいい。
かわいい。
愛おしい。
……俺のケントさん。
ケントさんは俺のものだ。
欲深くなった俺の愛撫を、ケントさんは全身で感じてくれている。
その様子に俺も興奮し、先っぽからはしたなく蜜を吐き出していった。
「ケントさんっ……頭、もっとぐっと押してぇ♡」
俺は下からおねだりし、ケントさんに乱暴に口に突っ込んでもらう。
「んぐッ━━っ」
のどの奥まで陰茎が入り込み、涙とヨダレが止まらない。
口腔内をケントさんの性器でふさがれ、無理やり犯されているようで興奮した。
やがてケントさんはそんな俺の淫らな様子に我慢できなかったのか、一気に熱い精液を咥内に注いだ。
「はぁ、はぁ━━━」
ケントさんがこんなに息が上がるの珍しい、と思いながら、ケントさんの瞳を見つめながら、ゴクンとのどを鳴らして精液を飲み込んだ。
「ぉいしい、ケントさん……」
「あまね……」
ケントさんは最後まで言わず、俺を抱きかかえて風呂場へと直行した。
悪趣味なことをなぜしたのか問いただすと、はあーー、と下にひいたラグに座って俺のそばでうなだれた。
「またやってしまった……ごめん」
謝られた。
いや、言葉だけじゃ許せませんけどね。
でも、一応聞いておこう。
「ねえ、話してくださいよ……」
「侑李に嫉妬しました、すみません」
「えっ?」
「オレはなあ、お前が思っている以上に、お前のこと好きすぎておかしくなりそうなんだ。過去だって許せない」
「えーッ」
驚いた。終わったことにまで嫉妬してしまうの? 俺には難解な回答だった。
「あいつ、まだあまねのこと好きだろ。あいつの中に、愛したあまねの姿が残ってるのですら許せない。だから割り込んだ」
俺の思い出どころじゃなかった。先輩の思い出にすら嫉妬してたのか。
「なんだよ、相変わらず髪乾かさない、って」
ぶー、とした顔でケントさんが反論した。
「相変わらず、て言葉にすら嫉妬する」
もー。俺の過去も、生い立ちもすべて含めて愛してるって言ってくれたのに。
性事情は別なのか。
「……まあ、とにかく、俺のことが大好きすぎて、先輩に嫉妬して、無理やり俺を犯したってことですね?」
「まあそうなるな……ごめん」
謝ってもらっても、このときはまだ怒りがおさまらなかった。
でも、実は俺好みのディナーを用意してくれてたことが判明し、俺は「許す」といってあげた。
一通り食事を堪能したあと、テレビの前のラグに座ってくつろぐ。
「さて、デザートもあるけど」
「うわ~、至れり尽くせりだ」
「シャーベット」
「ケントさん、俺の食の好み完璧じゃないですか♡嬉しい」
「だろ? もう食う?」
「……俺、ケントさんのココ、食べたい」
そう言って、ケントさんの股間をさすってみる。
「━━ッ!!」
ケントさんは驚いて声が出せないようだ。
しめしめ。
「おいしい食事のお礼させて」
俺は、あぐらをかいて座るケントさんの下半身に頭を近づけた。ズボンの上から、頬をスリスリさせて見上げてみる。
「ね、練習するから」
俺は口をパカッと開けて舌を見せる。以前、下手くそだと言われて、つきあってからチャレンジしたことはなかった。
「れろれろしたい。脱がせて良い?」
「━━ッッ」
まだ言葉が出せないケントさんの下半身を手で丁寧にこする。硬さが感じられたので、俺はベルトとボタンを外しチャックを下げた。
観念したケントさんは、床からソファに移動した。俺も四つん這いでケントさんのそばに寄る。
トランクスの上から優しく撫でる。むくむく大きくなったケントさんの性器は、トランクスを下げるとむくっと飛び出した。
普段こんな大きなもので犯されてるのか、と思うと俺の性器もじんじんと感じて欲がとろとろと吐き出しそうだった。
あらわになったケントさんの性器を、手で支えながら下から丹念にペロッペロッと舐めていく。俺の唾液が裏スジをテロテロにし、ケントさんは気持ち良さそうな顔で俺を見下ろしていた。頭を押さえるケントさんの手が、温かくてそれでいて服従を強いられるようで興奮を覚えた。
やがてカリ部分、亀頭にたどり着き、ペロッ、ペロッとわざと卑猥な音を響かせながら舐めていく。
そっと唇で亀頭を挟み、ため込んだヨダレと共に一気に咥えこむ。
ジュポジュポと上下に飲み込み、手でこすっていくと、ケントさんのくぐもった声が頭上から聞こえた。
「ウッ━━」
かわいい。
かわいい。
愛おしい。
……俺のケントさん。
ケントさんは俺のものだ。
欲深くなった俺の愛撫を、ケントさんは全身で感じてくれている。
その様子に俺も興奮し、先っぽからはしたなく蜜を吐き出していった。
「ケントさんっ……頭、もっとぐっと押してぇ♡」
俺は下からおねだりし、ケントさんに乱暴に口に突っ込んでもらう。
「んぐッ━━っ」
のどの奥まで陰茎が入り込み、涙とヨダレが止まらない。
口腔内をケントさんの性器でふさがれ、無理やり犯されているようで興奮した。
やがてケントさんはそんな俺の淫らな様子に我慢できなかったのか、一気に熱い精液を咥内に注いだ。
「はぁ、はぁ━━━」
ケントさんがこんなに息が上がるの珍しい、と思いながら、ケントさんの瞳を見つめながら、ゴクンとのどを鳴らして精液を飲み込んだ。
「ぉいしい、ケントさん……」
「あまね……」
ケントさんは最後まで言わず、俺を抱きかかえて風呂場へと直行した。
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