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後編
「ぁ……あぁぁ……」
息も絶え絶えに、切なくうめき声を漏らす。
「ねえ、にぃ。オレは尻の穴を拡げろ、って言ったよね? なのに、どうしてこんなに細くて長ーいやつ使ってたの?」
「ぁあ……ぁ……」
「オレのお願い無視した?」
「ち、が……」
「もしかして、ここイジるの気持ちよくなっちゃってるんだろ」
「ぁ♡……ぁああっ」
グポグポと、陽介の奥で鳴る音が鮮明に聞こえる。
それは細長い玩具で兄の結腸を犯す卑猥な音だ。
グポッグポッとダイレクトに聞こえるのは、尻穴が開いているからだ。
貫通プラグ。
先日セフレにもらったそれは、普通のアナルプラグの形状をしているが、一点違うのは中央部分が空洞ということだ。指2本ほどの穴が開いたプラグは、他の異物をナカに通すことができる。
悠成はこれを使って兄をいじめることにした。
自分のことが好きだと言うくせに、こんな玩具で自身の奥底を犯すなんていい気がしなかったのだ。
「なぁ、答えろよ。このド変態が」
グチョッ
「んぁああ!!」
ゆっくりと刺激させるべき敏感な最奥を、悠成は怒るあまり玩具を押し込んだ。
「はぁ゛っ!! あ、あ゛あ゛!!」
押し込みながら捻り、更に刺激を与え、兄に問う。
「ここが気持ちぃーの? オレは穴を拡げろって言ったろ?」
「ぁあ゛っご、ごめ゛んなざ」
「なんで、違うとこ開発しちゃったわけ? オレのちんちんより、めちゃくちゃ感じてるじゃん」
ゴポォッゴポゴポ
「すげー音聞こえるね。ここさ、絶対オレのちんちん届かないとこじゃん」
「ぁあっ♡あ゛っあ゛♡」
「声甘くなってきた。変態だなあ、にぃは。こっからおれのザーメンとろっとろ流すの見たかったのに、これ腸汁垂れ流しそうだね」
「んああっ♡」
「なに? 嬉しい? でもお仕置きするよ? オレのお願い事聞かなかった罰」
「ぁあ゛っユウッ! ごめ゛んなざぁ゛あごめ゛んな゛ざあ゛あ゛あ゛!!!」
こんな小さいビーズのついたディルドに、なぜこんなにも兄はよがるのか。丸みを帯びた部分の直径はわずか1、2センチなのに。たったそれだけの無駄に長いディルドによって、弟への服従心を蝕み、自身の欲望を優先させたのだ。
悠成は細長い玩具を無造作に引き抜いた。
途端に、快楽の絶叫が響き渡った。
「ん゛ぐぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ア゛ーーーー!!!!!!!」
陽介の精神は火花を散らせた後、暗闇へと落ちていった。
「ん……」
陽介はしばらく気を失い、目を開けてからも少しの間ぼうっとしていた。
その間に弟が客人を招き入れていたことには、気づきようもなかった。
ぼんやりとした視界がだんだんと鮮明になり、ようやく異変に気づいたのだ。
「ああ、兄さん、目が覚めた? ごめんね、オレがかわいがりすぎちゃったね」
いつもの冷酷な声色に比べ、吐き気を催しそうなほど優しい声で兄に話しかけた。
見たこともない、立派な照明器具とカメラが、兄を囲っていた。
「さっきはスマホで撮ったけど、やっぱりきちんとした機材使おうと思ってね」
「今日はテスト撮影ですけど、たぶんOK出ますよ。ハルカ君すっごく画面映りいいねぇ」
「え……」
見知らぬ誰かがしゃべったことで、陽介の身体はビクッと震えた。
「AVビデオの撮影」
「っ?! 聞いて、ない」
青ざめた兄は、慌てて上半身を起こそうとしたが、阻まれて身動きが取れないことに気づいた。
すでに、撮影のための拘束具ははめられていた。
ははっ、ウケる。
そうだよな、目覚めたらAVのテスト撮影って、なかなかないドッキリだよな?
悠成の複数いるセフレのうち、業界に詳しい人妻がいた。そいつにつないでもらって、兄をデビューさせようともくろんだのだ。
幸いなことに、新人の監督に気に入られ、一度撮影することになった。OKが出れば、即デビューできる。単独出演ではないが、顔を晒して闇堕ち業界デビューさせるという目的は達成できる。
悠成の方も女相手にどうかといわれたが、もちろん断った。顔も良く細身でサド気質のため、もともと女性受けは良かったが。
自分の目的はもはや金ではなく、兄だけを地の底まで堕として壊すことなのだから、自分までリスクを負う必要はない。
まもなく訪れるであろうクライマックスに、悠成は笑みがこぼれて仕方がなかった。
「あっ、あっユ、ユウ……」
不安な表情を浮かべてこちらを見つめてくる兄に、偽りの笑顔を魅せ、急いで歩み寄った。
唇が触れるほどの至近距離で、呪いの言葉を耳元へと投げ込む。
「にぃ、さっき嘘ついたじゃん。その代償だよ?」
悠成が、悠成のマラが好きだと言うくせに、玩具であっさり果てたド変態の兄。
「ぁあっ♡ごごごめんなさっ」
「だーめ、許さない。しっかりド変態なとこ撮影してもらお? もったいないでしょ、こんなエロい才能あるのにお店で少人数相手にするってさあ。ほら、さっきオレに見せてくれた痴態を、ありのままレンズに映すんだよ。楽しみだね? 世界中の人がにぃを見て、何度も何度もシコるんだよ」
「あっ///あっ///」
「無事にデビューできたら、2人で老舗の温泉宿行こうね」
そんなわけはないが、一応付け加えておく。悠成のためにと、兄が必要以上にがんばるように。
そうして、無様に壊れればいい。
粉々に、再起不能になるまで。
カウントダウンの始まりだ。
息も絶え絶えに、切なくうめき声を漏らす。
「ねえ、にぃ。オレは尻の穴を拡げろ、って言ったよね? なのに、どうしてこんなに細くて長ーいやつ使ってたの?」
「ぁあ……ぁ……」
「オレのお願い無視した?」
「ち、が……」
「もしかして、ここイジるの気持ちよくなっちゃってるんだろ」
「ぁ♡……ぁああっ」
グポグポと、陽介の奥で鳴る音が鮮明に聞こえる。
それは細長い玩具で兄の結腸を犯す卑猥な音だ。
グポッグポッとダイレクトに聞こえるのは、尻穴が開いているからだ。
貫通プラグ。
先日セフレにもらったそれは、普通のアナルプラグの形状をしているが、一点違うのは中央部分が空洞ということだ。指2本ほどの穴が開いたプラグは、他の異物をナカに通すことができる。
悠成はこれを使って兄をいじめることにした。
自分のことが好きだと言うくせに、こんな玩具で自身の奥底を犯すなんていい気がしなかったのだ。
「なぁ、答えろよ。このド変態が」
グチョッ
「んぁああ!!」
ゆっくりと刺激させるべき敏感な最奥を、悠成は怒るあまり玩具を押し込んだ。
「はぁ゛っ!! あ、あ゛あ゛!!」
押し込みながら捻り、更に刺激を与え、兄に問う。
「ここが気持ちぃーの? オレは穴を拡げろって言ったろ?」
「ぁあ゛っご、ごめ゛んなざ」
「なんで、違うとこ開発しちゃったわけ? オレのちんちんより、めちゃくちゃ感じてるじゃん」
ゴポォッゴポゴポ
「すげー音聞こえるね。ここさ、絶対オレのちんちん届かないとこじゃん」
「ぁあっ♡あ゛っあ゛♡」
「声甘くなってきた。変態だなあ、にぃは。こっからおれのザーメンとろっとろ流すの見たかったのに、これ腸汁垂れ流しそうだね」
「んああっ♡」
「なに? 嬉しい? でもお仕置きするよ? オレのお願い事聞かなかった罰」
「ぁあ゛っユウッ! ごめ゛んなざぁ゛あごめ゛んな゛ざあ゛あ゛あ゛!!!」
こんな小さいビーズのついたディルドに、なぜこんなにも兄はよがるのか。丸みを帯びた部分の直径はわずか1、2センチなのに。たったそれだけの無駄に長いディルドによって、弟への服従心を蝕み、自身の欲望を優先させたのだ。
悠成は細長い玩具を無造作に引き抜いた。
途端に、快楽の絶叫が響き渡った。
「ん゛ぐぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ア゛ーーーー!!!!!!!」
陽介の精神は火花を散らせた後、暗闇へと落ちていった。
「ん……」
陽介はしばらく気を失い、目を開けてからも少しの間ぼうっとしていた。
その間に弟が客人を招き入れていたことには、気づきようもなかった。
ぼんやりとした視界がだんだんと鮮明になり、ようやく異変に気づいたのだ。
「ああ、兄さん、目が覚めた? ごめんね、オレがかわいがりすぎちゃったね」
いつもの冷酷な声色に比べ、吐き気を催しそうなほど優しい声で兄に話しかけた。
見たこともない、立派な照明器具とカメラが、兄を囲っていた。
「さっきはスマホで撮ったけど、やっぱりきちんとした機材使おうと思ってね」
「今日はテスト撮影ですけど、たぶんOK出ますよ。ハルカ君すっごく画面映りいいねぇ」
「え……」
見知らぬ誰かがしゃべったことで、陽介の身体はビクッと震えた。
「AVビデオの撮影」
「っ?! 聞いて、ない」
青ざめた兄は、慌てて上半身を起こそうとしたが、阻まれて身動きが取れないことに気づいた。
すでに、撮影のための拘束具ははめられていた。
ははっ、ウケる。
そうだよな、目覚めたらAVのテスト撮影って、なかなかないドッキリだよな?
悠成の複数いるセフレのうち、業界に詳しい人妻がいた。そいつにつないでもらって、兄をデビューさせようともくろんだのだ。
幸いなことに、新人の監督に気に入られ、一度撮影することになった。OKが出れば、即デビューできる。単独出演ではないが、顔を晒して闇堕ち業界デビューさせるという目的は達成できる。
悠成の方も女相手にどうかといわれたが、もちろん断った。顔も良く細身でサド気質のため、もともと女性受けは良かったが。
自分の目的はもはや金ではなく、兄だけを地の底まで堕として壊すことなのだから、自分までリスクを負う必要はない。
まもなく訪れるであろうクライマックスに、悠成は笑みがこぼれて仕方がなかった。
「あっ、あっユ、ユウ……」
不安な表情を浮かべてこちらを見つめてくる兄に、偽りの笑顔を魅せ、急いで歩み寄った。
唇が触れるほどの至近距離で、呪いの言葉を耳元へと投げ込む。
「にぃ、さっき嘘ついたじゃん。その代償だよ?」
悠成が、悠成のマラが好きだと言うくせに、玩具であっさり果てたド変態の兄。
「ぁあっ♡ごごごめんなさっ」
「だーめ、許さない。しっかりド変態なとこ撮影してもらお? もったいないでしょ、こんなエロい才能あるのにお店で少人数相手にするってさあ。ほら、さっきオレに見せてくれた痴態を、ありのままレンズに映すんだよ。楽しみだね? 世界中の人がにぃを見て、何度も何度もシコるんだよ」
「あっ///あっ///」
「無事にデビューできたら、2人で老舗の温泉宿行こうね」
そんなわけはないが、一応付け加えておく。悠成のためにと、兄が必要以上にがんばるように。
そうして、無様に壊れればいい。
粉々に、再起不能になるまで。
カウントダウンの始まりだ。
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