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始まりは昨日…
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「おはよ~」
季節は春。始業式を終えて一週間ほどたち、クラスでもそれなりにグループができている。教室のドアを開けると既に私の友達は登校していたみたいで声をかけてくれた。彼女の名前は如月結衣。ボブカットで茶色がかった髪にぱっちりと二重の大きなたれ目。優しい顔つきの彼女はその通り性格までも良く、とても優しい。声は例えるならほんわかした学園アニメのアニメ声に近い声をしている。そんな彼女におはようと声をかけながら私は教室に入った。
「ねぇねぇ、昨日のメロディア見た?」
私が彼女の席の近くに座ると昨日放送されたアニメについての話題がふられた。メロディアというアニメは元はスマホでできる無料の育成ゲームなのだが、最近そのゲームが人気になりアニメ化。昨日から放送となったのだった。
因みに言うまでもなく彼女はそのゲームオタクである。
「見たよ~、未プレイでもアニメ案外楽しめるもんなんだね。」
「そうなの!!話の内容もゲームに沿って進めてくれるから、今までゲームをやってた人も知らなくてやってなかった人も楽しめる構成になってるの。それでね、昨日出てきた…」
窓から入ってくる風に楽しそうにアニメの話をする彼女の髪がふわりと揺れた。彼女と違って私は低めの位置で一つ結びしているため髪はそんな雅にふわっなんて揺れてくれない。というか微動だにしない。まぁそんな雰囲気的な事はおいといて今日も穏やかな一日であった。はずだった。あんなことが起こるまでは。
「ねぇ、何か外騒がしくない?」
そう言えば、なにやら外が騒がしい。彼女が、結衣が急に先程まであんなに楽しそうにアニメの話をしていたのにその話題を変えてしまうくらいに。
(おはよ~優くーん。きゃぁぁあぁ手を振ってもらえた‼格好いい~)
「あぁ、何時ものじゃない?」
外では女子の黄色い声が鳴り響いてる。例えるなら推しの声優のライブに行ったときの私たちのテンションと同じだ。騒がれている人物の名前は三神優という男子生徒。フランス人と日本人のハーフであり、王子様みたいと言われ有名である。彼は何時も騒がれているためこれといって変わったことはないだろうが…
「でも何時も以上に声が近いしうるさくない?」
結衣が呆れたようにそう呟く中特に気にせず、私は推しカプについて考えを巡らせていたためまさかあんなことが起きるなんて考えてもいなかったのだった…
季節は春。始業式を終えて一週間ほどたち、クラスでもそれなりにグループができている。教室のドアを開けると既に私の友達は登校していたみたいで声をかけてくれた。彼女の名前は如月結衣。ボブカットで茶色がかった髪にぱっちりと二重の大きなたれ目。優しい顔つきの彼女はその通り性格までも良く、とても優しい。声は例えるならほんわかした学園アニメのアニメ声に近い声をしている。そんな彼女におはようと声をかけながら私は教室に入った。
「ねぇねぇ、昨日のメロディア見た?」
私が彼女の席の近くに座ると昨日放送されたアニメについての話題がふられた。メロディアというアニメは元はスマホでできる無料の育成ゲームなのだが、最近そのゲームが人気になりアニメ化。昨日から放送となったのだった。
因みに言うまでもなく彼女はそのゲームオタクである。
「見たよ~、未プレイでもアニメ案外楽しめるもんなんだね。」
「そうなの!!話の内容もゲームに沿って進めてくれるから、今までゲームをやってた人も知らなくてやってなかった人も楽しめる構成になってるの。それでね、昨日出てきた…」
窓から入ってくる風に楽しそうにアニメの話をする彼女の髪がふわりと揺れた。彼女と違って私は低めの位置で一つ結びしているため髪はそんな雅にふわっなんて揺れてくれない。というか微動だにしない。まぁそんな雰囲気的な事はおいといて今日も穏やかな一日であった。はずだった。あんなことが起こるまでは。
「ねぇ、何か外騒がしくない?」
そう言えば、なにやら外が騒がしい。彼女が、結衣が急に先程まであんなに楽しそうにアニメの話をしていたのにその話題を変えてしまうくらいに。
(おはよ~優くーん。きゃぁぁあぁ手を振ってもらえた‼格好いい~)
「あぁ、何時ものじゃない?」
外では女子の黄色い声が鳴り響いてる。例えるなら推しの声優のライブに行ったときの私たちのテンションと同じだ。騒がれている人物の名前は三神優という男子生徒。フランス人と日本人のハーフであり、王子様みたいと言われ有名である。彼は何時も騒がれているためこれといって変わったことはないだろうが…
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