雑魚スキルと冷遇されましたが、それは神スキルでした。

第一部 幼少期

いざ、ステータスを！

パチッ
目が覚めた。
窓から光が差しているから、一日たったのか？
っと、それよりもステータスだ。
「うえーあうおーうん(ステータスオープン）」
ブォン

◀▶◀▶

名前　アオイ・エインズワーズ
　Lv　1
種族　人間
年齢　1歳
　HP　210/210
魔力　200/200
器用　48
　運　325
知識　325
精神　26
敏捷　5
筋力　128
ユニークスキル　〈文字作成〉〈ナビゲーター〉
スキル　〈全属性魔法〉Lv1〈器用の極意〉Lv 1〈錬金術〉Lv1〈HP上昇〉Lv1〈異性引誘〉Lv1
パッシブスキル　〈全言語理解〉
称号　　・本好き・異世界転生者・神からの寵愛を受けし者・侯爵の位を持つ者
加護　　・全ての神の加護
◀▶◀▶
おお、すごい！
と言うか、すごく強い(？)ような気がする。
さて、〈文字作成〉は、どんなものなのかな～！
「〈文字作成〉」

ブォン

ん？何か出てきた！
◀▶

・何に書きますか？______________________________________
・何を書きますか？______________________________________
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　決定
◀▶
......何に書けるのだろうか？

ブォン
もう１つ画面(仮)が出て来て、そこには選択候補が沢山並んでいた。とりあえず......

◀▶

・何に書きますか？　　空
・何を書きますか？　　アオイ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　決定
◀▶
『決定』っと。
『決定』を押した時、何かがごっそり抜けて行ったような気がした。
あー疲れた......寝よう。
ドンドンドン！
「入るぞー。」
グーグーグーグー......
「全く、寝てるのか......」
この部屋に居るアオイ以外の声の主、ユルグは、静かに呟いた。

■

その時、世界の空には、“アオイ”と言う文字が浮かんだ。