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その想いは届かない 3
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領都ファティニール
繁華街
貴族御用達宿泊施設 『離宮ラーミリ』
「珍しく仕事したな…」
うんうんと頷きながら感心してしまう『彼』。
一年分くらいのサイン量だ…彼の仕事はサインすることではない、不正を働く者見つけること…気に入らないもの貶めて資産を分捕ること…責務である。
袖の下には国が買えるほど金があると言われている。
『あの方は仕事熱心で…帝国の正義そのものです。』
皮肉なのか、ヨイショなのか…判断が分かれることだろう。
基本的には…
守銭奴とか、クズとも言われる…鬼査問官である。
その大金の大半は、貢がれているのだ…貢がれている当人は気付かない。
いくら、彼のサインでも無条件に反クナイツァーの反発を抑える事は出来ない。
根回しには、いつの時代も金がかかる…だが、それをいうつもりも無い。
自分の価値を下げてしまう気もするし、ボンボンのお貴族様の方が言い得て妙だと思うからだ。
それにしても書類の束を前にし感無量になる…女教師のパンチラに全神経を投じていたせいか、何箇所か…自分の名前を書き間違えた。
”黒か…実に、良い”
ニヤリと彼は笑う。
白の体に黒の下着…まさに、女神。
彼は知っている…アブローラの美しい下着姿とその白陶磁のような裸体を。
彼は知っている…アブローラがどんな声を出して泣くのかを。
彼は知っている…アブローラの腹の上に刻まれている貞淑の印の証を。
彼は…まだ知らない。
まだ、会わせてもらえない…息子の声を。
彼はまだ…自分の血を引く…本当の子供に会うことは許されていない。
女教師は、一枚一枚不備がないか書類に目を通す。
注がれたグラスを持って『彼』は、アブローラの隣に座る。
「積もる話もあるだろう?」と肩を寄せる。
「私はないが」
即答し、書類の一枚また一枚と確認していく。
「列車旅とはどこに行くのだ?政務官殿?」
と、興味はないが会話の流れを読んだ。無論、書類から目を離す事ない。
「ダルツヘルム公国、激戦地ムーアの戦場跡の公費チェックだ」
グラスを眺め思いに耽る…色々あったなと思うのだ。
「懐かしい名だ。私の初陣の戦場だ…氷結の雷神の二つ名をもらった。」
『彼』は、アブローラの肩に腕をまわし距離を詰めた。
アブローラは、何か言う訳でもなくサインのチェックをしている。
西の連合王国とダルツヘルム公国との国境沿いにあるムーア平原穀倉地帯の領土紛争だ。
当のダルツヘルム大公は主要部を抑えているので予防戦争だとして開戦に消極的だった。
だが、西部辺境伯は帝国史上最弱の辺境伯と陰口を叩かれているせいか、領地拡大に精力的だった。
しかも、ダルツヘルム大公の寄子は、あのクナイツァー家だ。
意識しない辺境伯がいるだろうか、西部辺境伯は自分が陰で笑われている考え、結果で示すと血気盛んに戦線の拡大を画策していた
ダルツヘルム家が押えている情報と西部辺境伯から上がってくる情報の乖離は、別の戦場なのでは考えてしまうほどであり、大本営は混乱する。
その混乱のせいで、帝国軍が進軍を躊躇する事になるほどだった。
ダルツヘルム大公に二心あり!独立を画策している!
怪情報まで流れ始め、帝国軍は二の足を踏む状態陥ってしまい戦力の逐次投入せざる得ない状況になってしまった。
この情報源が、西部辺境伯家から出ていると思われる節があり、敵味方の判断に影響が出始めたのだ。
痺れを切らしたダルツヘルム大公が、
「西部辺境伯に統治能力なし」
宣言してしまい泥沼化する。
そう、帝国軍同士の啀み合いが始まってしまったのだ。
連合王国の間者の働きが良かったのか、西部辺境伯が無能だったのか諸説あるが、連合王国には優秀な軍師がいると聞くが、実態は見えてこなかった。
連合王国の軍師は、大公家に被害が出るのを避けたかった。
救援を求めるようにならざる得ない状況にしたくなかったのだ。
大公家をつつき過ぎると…絶対に来る、帝国最強、大陸最強の戦闘軍団がやって来る。
戦後になってしまうが、絶対回避と命令が出ていたと捕虜の証言を得られたのだ。
連合王国には、頭のキレる軍師がいることが話題となった。
強い敵など、いくらでもいるのだ。
「戦友たちに」
と、アイツがグラスを掲げた。
一瞬、『彼』を見たが、アブローラも…続いた。
書類片手に、グラスに注がれた酒を飲む。
酔うつもりはない、付き合い程度しか飲むつもりもない。
片目を瞑り見つめる先には、帝国府高級官僚である『彼』がいた。
帝国府査問官であり、”小賢しい男”というのがアブローラが抱いている第一印象である。
”斬ってしまおうか”と、何度思ったことか。
戦友たちに…と掲げたのに、偲ぶのかと思えば…
左手は、すでにアブローラの豊満な果実の上に、当然の如く置きその圧倒的量感を楽しんでいる。量感を楽しみ撫で回す。
侮蔑の視線を投げかけるアブローラに、満面の笑顔で応え楽しんでいる。
「戦友を偲ぶのではなかったのか?」
呆れ顔のアブローラ。
「偲んでるよ。戦友の代わりに味わってる」
と、イヤらしく笑う。
キュ、キュと音を立て楽しむ小賢しい男が『彼』なのだ。
「悪い手だ!」
と、叩く。
パンと乾いた音がした。
「イッタイぁ。涙出ちゃうよ。」
と、叩かれた手を大げさに摩る小賢しい男。
「ふふふ、戦友を偲ぶのだろ?それらしくなったな」
アブローラの視線は鋭いが、冗談めいた言い方を『彼』は聞き逃さなかった。
”ぺろぺろまでは、OKに違いない”と、小賢しい男が考えいるなどアブローラは思いもしない。
「戦友ねぇー、あの死ぬ死ぬ詐欺の将校どもか。…気に入らないね。」
ふーん。と、ため息交じりのなんとも言えない返答をした。
「命を落としたのは事実だ、そもそもお前が言い出したのだぞ?」
口説く方便で使った言葉に足を掬われる…小賢しい男は、詰めが甘いのだ。
命を落とした…戦死ではない、戦死扱いにしろと遺族に言われたが、内容が内容だったので事故死扱いにしてあるのだ。本来記載されるであろう死亡原因は、変死である。
「ふん、話のネタに言っただけだ。戦死ではなく誓約印違反だろうが…俺が殺してやるけどな。」
ドンと僅かだが、怒りの魔力波動が漏れた。
いつもヘラヘラしているのが思うとこがあるのか、珍しく怒りの感情を表に出した。
”ヘラヘラしているのではなく、いつも武人として魔導騎士にであれば…良いのに、そうすれば…そうすれば”
アブローラの見つめる先には、何が見えるのだろうか。
小賢しい男は苦悶し声を出す。
小賢しい男は、興奮し始めた。
「死ぬ前に後生だから。最後に一つだけ願いを叶えてください。」
両手を組み祈る姿を形取る。
「ふん、よく知ってるな。まぁ、隠れて見ていたものな…聖剣おっ立てて。」
あまりの馬鹿さ加減にアブローラは呆れて、頭を掻いてしまう。
”コイツに期待することが、バカなのだ。”
と、内心で自分を責めた。
「俺以外で…お前の乳房をldjgJALrjgjがljflslgjrが…許せない。lヴァおいlっjfし;…奴がいるの許せない!!」
と、その顔は異教徒を弾劾する慈悲なき狂信者のようだ。
錯乱気味なので滑舌は最悪だ。
ギャァーーーーー
頭を抱え発狂する狂信者…。
誰が、『黄金に輝く獅子様』と思うのだろうか。
はぁー
と、大きな溜め息を吐き、眉間にしわを寄せるアブローラ。
「私は、兵士に人気があったからな」
狂信者に燃料を投下する。
「下着は盗まれ、着替えや入浴を覗かれ、夜這いまで出た…ふっ、呆れるよ」
第三者が聞いていたら絶句する様な内容でさえ、やれやれとばかりに肩を竦める氷結の雷神。
剛毅なのか、ネジが抜けているのか…それが、アブローラである。
アブローラに見つめられれば、魅了魔法にかかってしまったかのように心奪われてしまう。
軍服に外套羽織り帯刀している戦女神、軍帽の奥に魔煌色に煌く深蒼の瞳、”深淵の麗人”
それが、アブローラだ。
「あー、あー、聞こえなぁーい」
彼は発狂する…その姿に、アブローラは思うのだ。
”レインに見せられないな”
見定められる男の名は、
グラインド ジャン ジアール
今上帝三男…土属性支配者にて、天使持ちの最強クラスのシュバリエだ。
に。
繁華街
貴族御用達宿泊施設 『離宮ラーミリ』
「珍しく仕事したな…」
うんうんと頷きながら感心してしまう『彼』。
一年分くらいのサイン量だ…彼の仕事はサインすることではない、不正を働く者見つけること…気に入らないもの貶めて資産を分捕ること…責務である。
袖の下には国が買えるほど金があると言われている。
『あの方は仕事熱心で…帝国の正義そのものです。』
皮肉なのか、ヨイショなのか…判断が分かれることだろう。
基本的には…
守銭奴とか、クズとも言われる…鬼査問官である。
その大金の大半は、貢がれているのだ…貢がれている当人は気付かない。
いくら、彼のサインでも無条件に反クナイツァーの反発を抑える事は出来ない。
根回しには、いつの時代も金がかかる…だが、それをいうつもりも無い。
自分の価値を下げてしまう気もするし、ボンボンのお貴族様の方が言い得て妙だと思うからだ。
それにしても書類の束を前にし感無量になる…女教師のパンチラに全神経を投じていたせいか、何箇所か…自分の名前を書き間違えた。
”黒か…実に、良い”
ニヤリと彼は笑う。
白の体に黒の下着…まさに、女神。
彼は知っている…アブローラの美しい下着姿とその白陶磁のような裸体を。
彼は知っている…アブローラがどんな声を出して泣くのかを。
彼は知っている…アブローラの腹の上に刻まれている貞淑の印の証を。
彼は…まだ知らない。
まだ、会わせてもらえない…息子の声を。
彼はまだ…自分の血を引く…本当の子供に会うことは許されていない。
女教師は、一枚一枚不備がないか書類に目を通す。
注がれたグラスを持って『彼』は、アブローラの隣に座る。
「積もる話もあるだろう?」と肩を寄せる。
「私はないが」
即答し、書類の一枚また一枚と確認していく。
「列車旅とはどこに行くのだ?政務官殿?」
と、興味はないが会話の流れを読んだ。無論、書類から目を離す事ない。
「ダルツヘルム公国、激戦地ムーアの戦場跡の公費チェックだ」
グラスを眺め思いに耽る…色々あったなと思うのだ。
「懐かしい名だ。私の初陣の戦場だ…氷結の雷神の二つ名をもらった。」
『彼』は、アブローラの肩に腕をまわし距離を詰めた。
アブローラは、何か言う訳でもなくサインのチェックをしている。
西の連合王国とダルツヘルム公国との国境沿いにあるムーア平原穀倉地帯の領土紛争だ。
当のダルツヘルム大公は主要部を抑えているので予防戦争だとして開戦に消極的だった。
だが、西部辺境伯は帝国史上最弱の辺境伯と陰口を叩かれているせいか、領地拡大に精力的だった。
しかも、ダルツヘルム大公の寄子は、あのクナイツァー家だ。
意識しない辺境伯がいるだろうか、西部辺境伯は自分が陰で笑われている考え、結果で示すと血気盛んに戦線の拡大を画策していた
ダルツヘルム家が押えている情報と西部辺境伯から上がってくる情報の乖離は、別の戦場なのでは考えてしまうほどであり、大本営は混乱する。
その混乱のせいで、帝国軍が進軍を躊躇する事になるほどだった。
ダルツヘルム大公に二心あり!独立を画策している!
怪情報まで流れ始め、帝国軍は二の足を踏む状態陥ってしまい戦力の逐次投入せざる得ない状況になってしまった。
この情報源が、西部辺境伯家から出ていると思われる節があり、敵味方の判断に影響が出始めたのだ。
痺れを切らしたダルツヘルム大公が、
「西部辺境伯に統治能力なし」
宣言してしまい泥沼化する。
そう、帝国軍同士の啀み合いが始まってしまったのだ。
連合王国の間者の働きが良かったのか、西部辺境伯が無能だったのか諸説あるが、連合王国には優秀な軍師がいると聞くが、実態は見えてこなかった。
連合王国の軍師は、大公家に被害が出るのを避けたかった。
救援を求めるようにならざる得ない状況にしたくなかったのだ。
大公家をつつき過ぎると…絶対に来る、帝国最強、大陸最強の戦闘軍団がやって来る。
戦後になってしまうが、絶対回避と命令が出ていたと捕虜の証言を得られたのだ。
連合王国には、頭のキレる軍師がいることが話題となった。
強い敵など、いくらでもいるのだ。
「戦友たちに」
と、アイツがグラスを掲げた。
一瞬、『彼』を見たが、アブローラも…続いた。
書類片手に、グラスに注がれた酒を飲む。
酔うつもりはない、付き合い程度しか飲むつもりもない。
片目を瞑り見つめる先には、帝国府高級官僚である『彼』がいた。
帝国府査問官であり、”小賢しい男”というのがアブローラが抱いている第一印象である。
”斬ってしまおうか”と、何度思ったことか。
戦友たちに…と掲げたのに、偲ぶのかと思えば…
左手は、すでにアブローラの豊満な果実の上に、当然の如く置きその圧倒的量感を楽しんでいる。量感を楽しみ撫で回す。
侮蔑の視線を投げかけるアブローラに、満面の笑顔で応え楽しんでいる。
「戦友を偲ぶのではなかったのか?」
呆れ顔のアブローラ。
「偲んでるよ。戦友の代わりに味わってる」
と、イヤらしく笑う。
キュ、キュと音を立て楽しむ小賢しい男が『彼』なのだ。
「悪い手だ!」
と、叩く。
パンと乾いた音がした。
「イッタイぁ。涙出ちゃうよ。」
と、叩かれた手を大げさに摩る小賢しい男。
「ふふふ、戦友を偲ぶのだろ?それらしくなったな」
アブローラの視線は鋭いが、冗談めいた言い方を『彼』は聞き逃さなかった。
”ぺろぺろまでは、OKに違いない”と、小賢しい男が考えいるなどアブローラは思いもしない。
「戦友ねぇー、あの死ぬ死ぬ詐欺の将校どもか。…気に入らないね。」
ふーん。と、ため息交じりのなんとも言えない返答をした。
「命を落としたのは事実だ、そもそもお前が言い出したのだぞ?」
口説く方便で使った言葉に足を掬われる…小賢しい男は、詰めが甘いのだ。
命を落とした…戦死ではない、戦死扱いにしろと遺族に言われたが、内容が内容だったので事故死扱いにしてあるのだ。本来記載されるであろう死亡原因は、変死である。
「ふん、話のネタに言っただけだ。戦死ではなく誓約印違反だろうが…俺が殺してやるけどな。」
ドンと僅かだが、怒りの魔力波動が漏れた。
いつもヘラヘラしているのが思うとこがあるのか、珍しく怒りの感情を表に出した。
”ヘラヘラしているのではなく、いつも武人として魔導騎士にであれば…良いのに、そうすれば…そうすれば”
アブローラの見つめる先には、何が見えるのだろうか。
小賢しい男は苦悶し声を出す。
小賢しい男は、興奮し始めた。
「死ぬ前に後生だから。最後に一つだけ願いを叶えてください。」
両手を組み祈る姿を形取る。
「ふん、よく知ってるな。まぁ、隠れて見ていたものな…聖剣おっ立てて。」
あまりの馬鹿さ加減にアブローラは呆れて、頭を掻いてしまう。
”コイツに期待することが、バカなのだ。”
と、内心で自分を責めた。
「俺以外で…お前の乳房をldjgJALrjgjがljflslgjrが…許せない。lヴァおいlっjfし;…奴がいるの許せない!!」
と、その顔は異教徒を弾劾する慈悲なき狂信者のようだ。
錯乱気味なので滑舌は最悪だ。
ギャァーーーーー
頭を抱え発狂する狂信者…。
誰が、『黄金に輝く獅子様』と思うのだろうか。
はぁー
と、大きな溜め息を吐き、眉間にしわを寄せるアブローラ。
「私は、兵士に人気があったからな」
狂信者に燃料を投下する。
「下着は盗まれ、着替えや入浴を覗かれ、夜這いまで出た…ふっ、呆れるよ」
第三者が聞いていたら絶句する様な内容でさえ、やれやれとばかりに肩を竦める氷結の雷神。
剛毅なのか、ネジが抜けているのか…それが、アブローラである。
アブローラに見つめられれば、魅了魔法にかかってしまったかのように心奪われてしまう。
軍服に外套羽織り帯刀している戦女神、軍帽の奥に魔煌色に煌く深蒼の瞳、”深淵の麗人”
それが、アブローラだ。
「あー、あー、聞こえなぁーい」
彼は発狂する…その姿に、アブローラは思うのだ。
”レインに見せられないな”
見定められる男の名は、
グラインド ジャン ジアール
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