白き狼と黄金羊は見る夢が違う -白金の乙女と幻想騎士団-

りんごパイ

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R18 羊は踊り、雷神は舞う 2

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領都ファティニール
本邸 アブローラ私室


レインは暗闇の中にいた。

この暗闇の中で壁一枚先に獣が声を上げ絡み合っている。
男の奇声がレインの心を圧迫していた。

”聖剣よ!我に力を!唸れよ、我暗黒剣!!唸れぇ、マイハーーーートぉ!!”

「エクスカリぃバぁーーーーーーあたっくうーーー!!」



レインは混乱する、殴られ喜び、目の前で奇声を発し悶絶する変態に戸惑うばかりだ。

今、壁の向こういるのはレインの知っている母親であるアブローラではない。

男がアブローラの事を『淫魔の雷神』と言っていたが、意味が理解出来なかった。

”いんま?”

絡みあう二匹の獣が放つ魔力波動がレインを襲う。
レインは、まだ十分な魔力循環が出来ない。
小康状態で、循環不良の状況は改善中であって改善したわけではない。

いつもなら、ティナが循環のフォローをしてくれていたのだが、今はいない。

アブローラはその事に注意をするべきだったし、タンタにティナを外す事をちゃんと告げておくべきだった。
乳母がいる本当の理由を知っているはずなのに、少し人任せすぎた。

レインは、普通の子ではない。

執政官として激務をこなしている現実からすれば致し方ないと言えなくもないが、最愛の息子が死んでしまったら意味がないのではないか?

息子と一緒にいる為に、シロウドに対して結果を見せる為に…執政官として貴族女としての名を捨てて実を取る為に利用出来るものを利用しているはずではないのか?
護りたいと思っていた者の存在を忘れてしまったのだ。

ティナを追い出す事が、『目的』となってしまって、ティナがいる事によって担保されていたレインの命が、顎門騎士団の出兵要請を利用し、追い出す『手段』とした為に、レインの命が危険にさらしてしまっているのだ。

強い魔力波動を当てられ…循環が滞り始めた。
だらだらと脂汗が滲み出す。
ぐらーん、ぐらんとレインの世界が歪み始める。
全身が細動し始め…瞳が細かに震え始める。

トリプルAをトリプルBと偽る男と、『氷結の雷神』であるダブルAの絡み合う魔力は平民では発狂してしまう恐怖になる。
魔獣が咆哮しているようなものなのだ。

シュバリエの屋敷は、魔力波動を分散、遮断する事を前提に作られている。
敵対勢力から悪意の魔力波動を向けられ邸宅内の守備人員が動けない状態になってしまえば身の安全が脅かされる。
極端な話…道路から悪戯半分で悪意の魔力波動を当たられるだけで機能不全に陥る備えのない貴族など有事に何の役にも立たないと自分で裏付けするようなものだ。

シュバリエの部屋とは、魔力が外に出ないように、廊下に出ないように作られている。
そもそも、漏れてしまえば自分の居場所を教えているようなものだ。

今、ベッドの上で絡み合う2人の魔力波動は、部屋中に溢れ逃げ場の無くなった魔力波動が綿のようにいくらでも魔力を吸収してしまうレインの…『賢者の石』に、魔力が集まってしまうのだ。
『賢者の石』は、諸刃の剣…だが、それを知っているのは、シロウドとタンタのみ。
2人以外は、『賢者の石』そのものの存在をさえ知らないのだ。
より正確な言葉を選ぶなら、『賢者の石』が何かさえ分からないのだ。

ブルームから、シロウドの手によって生まれた時に埋め込まれた運命の石。

対価がいる…まだ、その兆候は出ていない。


朦朧とする意識の中に、隙間から漏れてくる明かりに照らされる。

ヒューヒューと息が上がる…白い顔は真っ白になり、どんどん呼吸が弱くなってきた。
レインは、どうしていいのか分からなくなってしまい目を瞑った。

ティナに言われたことが脳裏に過る…

「魔力が乱れたら安静にし…考え事はダメです。ゆっくり数えるんです。」

羊が一匹、二匹…と数え始めた…



窓から差し込む陽光と優しい風が部屋の中を駆け抜けていく。
魔力を帯びたアブローラの銀髪をキラキラと煌めかせる。
冷たい印象を与えるアイスブルーの瞳を、より一層引き立たせた。

顔にかかる揉み上げを耳にかき上げる彫刻のような美しさのアブローラ。

氷結使い特有の透き通る陶磁のような白い肌と、男を魅了する豊満な胸、濃く色づいた乳首はピンと天を仰ぎ、無駄に肉がついてない白桃の果実ような尻。
アブローラは、全裸だった。

煌めく銀髪に豊満な肢体、白いシーツの上で両膝をつき突き出された聖剣の主人を見上げていた。
まだ、夜ではない、日は高い。
見上げる先に男がいた、その男も裸だった。
細身だか筋肉質の身体つきをし、ダークブラウンの髪に鼻スジの通った顔をした男。
アブローラは、その男を見上げていたのだ。

隙間から見える2人…
”全裸ははしたないって言っていたのに…”
レインは数を数えながら、ぼんやりとそんな考えが浮かんだ。

アブローラは聖剣を手に取り、舐め始めた。
ピチャ、ピチャ音を立て舐め上げる、清め上げるのだ。

その光景にレインは呆然とした…なぜ?
”どうして…おちんちんを舐めちゃうの?”
”汚いって綺麗にしなさいって、汚い手で触っちゃいけないんでしょ?”
男のダークブラウンの草原からそそり立つ聖剣。
”何で舐めるの?”
クローゼットの隙間からの光景に言葉を失うレイン。

ティナ姉との『内緒だよ』がふと思い浮かぶ…レインの顔にほんのりと朱が入った。


肉食獣が、口いっぱいに頬張り亀頭を舌で舐め回し、ジュパ、ジュパ音を立てて聖剣をしゃぶっている。
笛を吹いているかのように、ジュパジュパと音色を奏でる。

袋の根本から先端にかけて舐め上げる、上から下に、下から上に何度も何度も舐め上げる。
聖剣から口が離れる度に糸を引く。

「ちゃんと、俺を見るんだアブローラ。」

と、上目づかいで見上げるアブローラに、男はご満悦だった。

“氷結の雷神”を跪かせ、自分の聖剣を口いっぱいに頬張らせている。
全裸のアブローラの頭を両手で抑えつけ、しゃぶらせる。
男としてシュバリエの女王とも言えるアブローラを屈服させ、しゃぶらせている。

「お前はちんちんしゃぶるのが、大好きな女だからな。」

クローゼットの中から二人を見ている子供がいるとは思いもせず、
男はアブローラにしゃぶらせ続けていた…男がいいと言うまで。

男は、アブローラが自分の聖剣をしゃぶるのは当然と思っていた。
アブローラが他の男の聖剣をしゃぶるのが気に食わなかった、許せないのだ。
例え、アブローラが自分の妻でないにしてもだ。
アブローラを好きにしていいのは、自分だけだと思っているからだ。

アブローラにしゃぶらせている男達をどう始末するのかが、男の至上命題だった。



音が響く。

…部屋の中は、しゃぶりつく音と、軋むベッドの音しかしなかった。

チュばッ、チュばッ

音を立てて男の袋を吸い込み舌で玉を転がす。

レロレロ、チュばッ、チュばッ、レロレロ…

糸を引きながら、より下側を舐める為に男の股間に顔を突っ込み、舌を突き出し舐めている。この格好で舐めさせるのが男のお気に入りだった。

「もっと、袋の下側、そう…もっと奥まで舐めてくれよ…その調子、満遍なくね。」
と、野卑な顔で自分の好みを訴える。
どうせ後で大股を開き舐め、回すように言う癖に…
「この変態が…」
と、篭る声が聞こえた。

「うん、いいね、ちょっと。」
と、アブローラの顔を上げさせると男はくるりと回り、尻を向けた。

アブローラは、ため息交じりに尻の割れ目に顔をつけ舌を突き出し舐め始めた。
「おぉ、いいね、あとで皺の数を教えてくれ。」
と、ニヤける男に呆れるアブローラ。
『氷結の雷神』
冷血な虐殺魔と戦場で恐れられている女将軍様も、この男の前では娼婦と同じ…股を開け、しゃぶれ、舐めろ…アブローラは言われるがままに、膝をつき男の尻穴を舐め回していた。
要望通り、チロチロと皺の数を数える様に…一周終わると、
「ねじり込む様に頼むよ…いいね、そうそう良い感じだよ。」
と、深く入ってくる感触に満足気しつつ実況した。
アブローラは舌打ちしようにも舌先は、尻穴の中だった。



領都ティファニール
クナイツァー本邸。

アブローラの部屋のあるエリアは、終日立ち入り禁止扱いとなっていた。
「今日は客人と積もる話があるから、誰も通すな。」
と、人払いがされ、応接間の机の上にワインセットとティーセットがいつでも使える様に用意されていた。

事情を聞かされていないレインは、ケイトに勧められ1人で乗れるようになった車椅子の報告とお礼を言おうと思い内緒で部屋まで来ていた。
本来の手順ならば、侍女にアブローラのスケジュールと会いに行くのを確認が取れてから行くのだが、サプライズを狙っていたのでアポなし突撃となった。

驚かしてやろうと、きっと驚くぞ、どんな顔して驚くのかな?大きな声を出すのかな?
母上が用意してくれた車椅子でここまで来れましたと、レインは胸を張って言いたいのだ。
私室に戻ってきたアブローラを驚かす予定が、客人らしき人物と戻ってきてタイミングを失い…今に至る。
クローゼットに隠れてたのは失敗だったのかも知れない。
クローゼットの隙間から、見える嬌態に言葉を失っていた。


男は尻穴を舐めさせているアブローラから離れた。
「ふー、いいね」
と、まるでスポーツでもして身体を動かしたかの様に爽やかに言いのけた。
「疲れが取れる」
男は振り返る。
出したばかりで萎えたはずの聖剣が、ヨダレを垂らし天を仰いでいた。

アブローラはカップに水を注ぎ、何度かうがいしゴミ箱に吐き出す。
口から滴る水を掌で拭き男を見上げ言う。

「お尻はもう良いの?変態さん?」
尻穴を重点的に細かい指示を出す男に嫌味を言うのを忘れない。
「もっと舐めても上げてもかまわないけど、大好きでしょ?」
ウィンクする淫魔の雷神。

「また、おちんちんにする?どうせ、毎日侍女にさせているらしいけど。」
たくさんいる侍女にさせればいいんじゃない?と吐き捨てた。
「そんな事言うなよ…無粋位だなぁ。」
男はアブローラの嫌味を否定はしない。

跪かせているアブローラの後ろに回り込み寄り添う様に抱きしめ、両手で豊満な乳房を揉みあげる。
アブローラの肩に顎を乗せ、揉みしだかれる毎に変形する乳房の様に満足し、両手から溢れる圧倒的量感に舌鼓を打った。
自分の聖剣に力が血流が勢い良く流れ込むのを感じた。
揉みしだきながら経産婦の色づきが濃くなった乳首ををいじり倒す。
白い陶磁のような肌にツンと色濃く存在を主張するアブローラの乳首。
乳首を指先で転がし、その色感と食感を味わう男。
乳首を弄らせ鼓動が早くなっているアブローラの様子を楽しみながら、次にさせようと思っている行為に胸が高鳴った。

「あんたの小さいボウヤが、背中に当たって汚れるんだけど?」

後ろから乳房を揉みしごかれ、息が上がるアブローラ。
男に欲情しているのを勘付かれなくないがために毒ついた。
それを聞いた男が笑う。

「言いやがったなメス豚!」
と、アブローラを四つん這いにさせ、尻を高く突き上げさせ…尻を叩いた。

パン、パン、パン

音が鳴り響、アブローラが大きな艶声を上げた。
「あぅ」
赤くなった尻肉を男が両手で鷲掴みした。

鷲掴みされ肉が縦横に広げられる。

「尻穴を使うのは禁止だ!」
貴族家の女主人にとって熟れた身体をカードとして有効に使うのだ。
「他の男に色目も使うな!絶対ダメだ!」
男は興奮気味に吠える。

対価を払う事ができる者は、『氷結の雷神』の『中』に入れるのだ。

汚れを気にしなければ、『中』で『生』で放てるのだ。
その者は、雷神の尻圧を下腹で味わいながら、『中』で締め付けられ、背中から雷神の両乳を揉みしだきながら『生』でイケるのだ。

「あんたと結婚するつもりなんかない!言うことなんか聞かない。」
アブローラの切れるカードは少ない、貴族女主人が切れるカードは、たかが知れている。

「いつも、いろいろな男がお前の尻と胸を見てるんだぞ。皆、お前にしゃぶらせたいと思っているし、ツッコミたいって思っているぞ、嬉しいだろ?」
尻穴を広げながら、尻穴の中に向かって吠える。
「お前がちんちん大好きなのはみんな知ってる、いっぱい咥えて来たもんな?」

尻肉を鷲掴みし歯を立て噛む、
「あぅ」
アブローラが詰まった声を出す。

「この尻を犯したいを男達が言い寄ってくるだろう?お前の魔眼にかかれば男達がお前の裸を想像して勃起してるのが分かるだろ…頼まれれば、そのまま行為に及ぶんだろ。頼めばヤらせてくれる女と言われているぞ?」

アブローラの尻を舐め回す男は嫉妬していた。

自分の前に、誰のをしゃぶったのか、誰に乳を吸わせてやったのか、誰に尻穴を使わせてやったのか、全部知っている。
お前は俺のものだ、俺の女だ!と思いながらアブローラの尻穴を責め立てる。

「お前の尻の皺の数だって、具合だって知ってるぜ」

男はアブローラの尻穴に舌を使って音を立てて責めあげる。
「そんなこと…言ぅこと…な…いでしょ…」
沸き上がってくる欲情に声が続かない。

二匹の獣。

口を離すとジュパっと大きな音を立て、
「よぉく、教えてやるよ」
と、野卑な顔をし聖剣を秘所に押し当てる。

「あッー」
と、声を出すや否や勢い良く後ろから一気に貫いた。

パン、パン、パン、パン

男の下腹部に、アブローラの尻肉がぶつかるたびに音が響く。

”俺の聖剣が、お前を改心させてみせる!”

パン、パン、パン、パン、パン、パン

”俺のハートが、お前を改心させてみせる!”

「あ、あっ、あぅ」
と、尻を突き出させられ獣の様に貫かれる。アブローラの息が上がる、ピッチが上がる。

ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ

”俺の聖剣が、お前を改心させてみせる!”

パン、パン、パン、パン

弾かれる音の共演、突き抜かれる度にアブローラの巨大な乳房が大きく揺れる。

”あー、お前のここサイコー!、キュッキュッくるくるくるーーーー”

前後にずんずんと音がするのではないかと思うくらいの勢いで乳房が跳ねる。

ぐちゅ、ぐちゅ

”誰が、俺のもんだぁーーー!”

パン、パン、パン

男は、尻肉の厚みを堪能する。
アブローラは、尻と言葉責めに弱いのを知っている男ならではのアブローラのイかせる方法なのだ。
アブローラは、理性を手放しそうになりつつあった。

「あ、あっ、あぅーーー」

股に力が入らず倒れ込み、シーツを握り締る。ポタ、ポタと愛液が溢れる。

「あ、あっ、あぅ」
と、尻だけ上げ喘いでいるアブローラの嬌態を見て、男はこの征服感に愉悦を覚えるのだ。

はぁ。はぁ。
アブローラの息が上がる。尻穴もぴくぴくと物欲しそうに誘ってくる。

「お前は俺のだ、ほらここに証拠がある。」

男は四つん這いのアブローラを男根を入れたまま、両手を使ってアブローラをひっくり返した。
ベッドの上で、弾む二人。
弾んだ時に男根は抜けてしまったが、抜けた時に聖剣にねっとり纏わりついていた愛液がアブローラの肢体にかかる様を見て、面白いことを思いついた。
ベットの上に開脚させられ喘ぐ美女。
その腹上には魔導印である貞淑の印が刻まれていた。
貞淑の印に指を当て、刻まれている印が一つしかないことに良かったと内心ホッとした様子の男。
アブローラの腹の上に刻まれている、男の魔導印…黄金の羊。

魔導印が施されると、印を刻んだ男性よりも低ランクのシュバリエとは関係を持てない。
単純に浮気防止というわけではない、交わした男性とだけというのではなく、より強いシュバリエとの子を作る機会は奪わないという…男性としてはモヤモヤさせられる魔導印なのだ。

シュバリエトリプルAの男の刻まれた貞淑印を突破出来るものは、まずいない。

刻まれた印より、低いシュバリエが突破しようものなら印が攻撃に展開し、ムスコが攻撃され血の惨劇になる。

貴族淑女の貞淑さの指針というか、他の男性と関係を持たない。
旦那様の子である、実子であるという証明として、貞淑の印という魔導印が施されるのだ。
口、胸、秘所、尻となっているが、アブローラのように、秘所にしか施していない家もある。4箇所全てに魔導印を施すのが帝国淑女の鏡なのだが、顔に印が出るのは美しくなく…見えない箇所にするのが主流だ。
だが、新興のギルドが避妊具の一環として貞淑印破りが出来る物が出回り物議を醸していた。

一部の間に、貞淑の印の不備があり抜け道があるとも噂されている。


「貞淑の印の偽造が奥様方の間ではやっているらしい、昔から噂はあったがな。」
へぇー偽造できるんだと感心するアブローラ。

「でも、膣内挿入しないプレイは昔からご婦人達に流行っているじゃない?若い燕を捕まえて、お口とお尻で第二の処女喪失って言うんでしょ?」
シーツを握りしめ、尻を高く上げながら悶えながら言った。

「ちっちゃな坊やしかない男じゃ満足できないんでしょ、若くて元気のいいおちんちんには興味あるわ。ふふふ、感謝しなさい粗ちんのあんたと寝てあげるんだから」
男は、期待通りのアブローラの皮肉交じりの台詞に笑みをこぼる。

”お仕置きが必要だな”
と、アブローラの胸の辺りに美味なりになり、

「その悪いお口にお仕置きが必要だな」
いきり立った男根をアブローラの顔に押し付けた。

「ちょっと、何するのよ」
と、抗議するアブローラ。
事もなげに言う男は、
「お前が笑う小さいおちんちんを良く見せてやろうと思ったんだ」
アブローラの愛液でべとべとの聖剣をアブローラの眼前に晒し、顔中をまで回してやった。
尻にはアブローラの胸座布団と洒落込んでいた。

「ちょっと、何これ。べたつ…」
ベタつくと言い切る前に、ベトベトの原因が挿入時の自分の愛液だと気づき言葉に詰まった。

男は聖剣の先っちょをアブローラの唇に押し当て、その柔らかさを堪能しつつ、
「パクッと頼むよ、さぁ早く!」
と、出前でも頼むかの様に軽く言い放つ。

ジト目で男を睨むが、しゃぶらなければいつまでも聖剣を唇に押し当てられたままな事は容易に想像できたので、言われるがまま咥えた。
「美味いか?俺とお前の愛液だぞ」
舐め上げると聖剣は、再びいきり勃つ。
「美味しいだろ?」
「バカじゃないの?」
と、拗ねた。

シーツの上のアブローラは、まるでひっくり返った蛙の様だった。
両手は万歳して、股を大きく開き愛液で股間をてかてかにし、重力引っ張られ左右にだらしない垂れる大きな乳房。

その哀れもない姿に劣情を抱く男の顔は、どうしていやらしく歪むのだ。
右指を膣に入れると、アブローラは声を詰まらせる。

「こんなにぐちゅぐちゅにしてるくせに、人前とベットの上じゃ別人すぎるだろ、詐欺の部類だな。貞淑だぁ?雪原に舞い降りた白金の妖精?ぷっはははぁ」
ぐちゅぐちゅと膣内をかき回され声が上ずるアブローラ。
「ちんちん大好きの淫乱の間違いだろ…皆騙されやがって!!」
両乳を鷲掴みにし舌を這わしチューちゅうー吸いながらアブローラを見つめる。

「はぁ?じゃあ、喜んで突っ込むあんたはなッ、に」
と、言い切る前に男が挿入した。
「はぅっ!」
挿入された聖剣に圧迫されてのけぞるアブローラ。

俺は大きく股を開かせアブローラの腰を持ち上げ、より聖剣が深く入る体勢を取った。
ゆっくりとものを出し入れする、その度にアブローラは顎を上げあう、あぅと嗚咽を漏らしていた。
ぐちゅぐちゅ、ぐちゅぐちゅ。
「ちんちんしゃぶって乳を吸わせようとも、尻穴外交しようとも、お前は俺のだ!」


暗闇の中で天地に少しばかり開いているクローゼット隙間から、その光景をずっと見ていたレイン。
この男はひょっとして…まさか、父親なのだろうかとボンヤリながらそんな疑問がわいた。
貞淑の印が一つしかなく男が自分のものと言い切ったのだから間違いはないのだろう。

男と女が性交をすると子供ができるのは知識として見て知っていた。

異常な知識欲が何を何しているのか大体想像できた。
自分のズボンの一部が濡れていることにレインは気づかない。
親指と人差し指で円を作るぐらいの範囲がびちゃびちゃしていた。

羊を数える…強烈な魔力波動を当てられレインの意識は遠のいていく。
レインの瞳の先には、ベットの上で絡み合う野獣達に…手を差し出した。
その差し出す手は、まるで救いを求めるかのように…伸ばされるが、届かない。

それが、2人の距離なのか…3人の距離なのか…落ちていく。


アブローラが声を殺し、ベッドの上で男にしがみついている。
ベットの上で男を受け入れ大きく股を開き喘いでいる。
男は、何度も何度もアブローラを突いていた。
ふん、ふん、ふんと突き上げる。

”いいか、いいか?大好きだろ?”

貫かれる度に、
「あぅ、あぅっ、あっ、ぃぃぃつ」
と、言葉に出来ない声を漏らしていた。

男はアブローラの乳を鷲掴みに揉みしだく、何度も吸い何度も舐め吸い尽くす。
色づいた乳首が、もっと可愛がって言わんばかりに自己主張する。

男の舌はアブローラの乳房を舐めて舐めて舐めあげる、その度に押し殺す声で喘ぐアブローラ。
男は乱暴にアブローラの唇を奪う、音を立てて舌をからみ合わせる。

男はクライマックスを迎えようとしていた。
アブローラは、男のピッチが上がりし、
「中で出すな!」
と、息も絶え絶えに言う。

男は、アブローラが何も出来ないように強く抱きしめた。
「ちょっと、あんた中で出すのはだめよ!」

「いくぞ、いくぞ!絶対、孕ましてやる!!」

ばか、離せって抱きしめる男を振りほどかんとするが、男に魔力を使うわけにもいかず力で抵抗するが、さすがに男の力にはかなわない。

男がアブローラをギュッと一層抱きしめたとき、アブローラの中に入っていた聖剣根が一瞬大きくなり、アブローラは、あっと声を漏らす。

”いっけぇーーー”
と、男は脳内で絶叫する!

びゅびゅっ、びゅびゅっ
 びゅびゅっ、びゅびゅっ
と、子宮内で男の精液が迸った。
聖剣がアブローラの体内で跳ね馬の如く嘶くのだ。

子宮内が男の精液でみたされ熱を帯びた。
「ふぅー」
と、息をつきブルブルと一瞬震えた。

アブローラは射精の勢いに顎が上がったが、男の拘束が弱まり両手で男を引き剝がした。

即座にベットから上がり、片足を少し上げる。
手に持ったタオルで溢れだしてくる精液を拭いた。

男は、アブローラの股間から流れて滴る精液に満足した、胎内で射精したことを怒り拭いているの、その姿にげんなりしたが…

アブローラは拭いたタオルを男に投げつけ、
「とっと出ていけ、この馬鹿!!」
と、言い捨て自室にあるシャワー室に入っていった。

シャワーの音が聞こえてきた。

男は、着替えながら、
「へいへい…」
と、口をとがらせ出ていった。



レインは全て見ていたわけでは無かった。

レインの意識は遠のき…身体中から生気が溢れ出し血の気が引いていく。
寒い…冷たいを通り越して…凍結してしまいそうだ。
だが、その手に暖かさが感じられた…その手の中にあるのは、ティナの手紙。

ティナねえぇ…

レインの意識は闇に落ちた…

その時、人影が見えた…ような気がした。
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