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最終章 ヤクザが来たでござる
語尾にコルァのつく種族
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「森の中か……」
どうやら昼間のようではあるが、木々の葉に遮られて薄暗い森の中、俺は白亜の神殿……じゃなかった、『事務所』から転移してきた。
正直助かった。あの針の筵みたいな場所にいるよりは異世界でイヤグワしてる方がよっぽど気が楽だ。あと、サブさん、ごめんなさい。俺がお茶を拒否したせいでやっさんにぶん殴られて。
それにしても周りに何もない。俺は試しにサーチをかけてみたが、しかしやはり索敵画面にも緑色の光しか浮かばない。この緑色は、人か、それとも獣か。俺はとりあえず光に向かって歩き始めた。
緑の光は俺が近づいてくると気配を感じてか、すぐに逃げてしまったから、おそらく動物だったんだろう。
しかし。
人に会えない。
もう2時間ほども歩いているが……全く人の気配もしない。俺は立ち止まってしばし考え込む。
これまずい状況じゃないのか。
『アレ』をすべきだろうか。あまり気が進まないが。しかし考えている時間も惜しい。ぐずぐずしていたら日が暮れてしまう。夜の森で一人で過ごすのは怖い。
アイツも怖いけど。さらに十分ほど考え込んだ挙句、俺は結局『アレ』を実行することにした。
「あの~……やっさん?」
神様へのタスケテコールである。
『なんやコルァ!』
「ひっ」
いきなりコルァはやめて欲しい。俺は深呼吸をして気分を落ち着けてからゆっくり話し出す。
「あの、ですね……もう2時間も歩いてるんですけど、誰にも会えてなくて……」
『なんやとコルァ』
語尾にコルァやめて。ファンタジー世界の語尾で許されるのは『ニャ』とか『のじゃ』とかであって、決して『コルァ』ではないの。やっさんだってファンタジー漫画とかで語尾に『コルァ』のつく種族とか見たことないでしょう。
何やらごそごそと音がする。何か調べてくれてるんだろうか。
『……座標まちごうたっぽいな……』
なんやとコルァ。
このクソヤクザ、偉そうにしておきながら間違えやがったのか! ふつふつと怒りが湧いてくる。一体どうしてくれようか。文句を言うだけでは気が済まない。何か、チート能力でも貰うか……いや、これを機にベアリスに担当を戻してもらおう。そう言おうと思った時だった。
『サブ』
『うス』
あっ……
ごっ、という鈍い音が聞こえた後、がしゃん、と何かが割れる音、人が倒れる音が聞こえた。
『お前のせいで座標間違えたやろがいいぃぃ!!』
『ぅス、すいませ……ん、アニキ……』
俺は何も言えなくなってしまった。
サブに酷いことしないで。ていうか直接見てはいないけど目の前でそんな事されたら俺なんて何も言えなくなってしまう。
『おう、ケンジ』
「あ、はい」
もう完全に俺も舎弟みたいな感じになってしまっている。
『今召喚者に連絡したさかい、そのうち来るわ』
「あ、はい」
だめだ……勝てない。完全に雰囲気に飲まれてしまう。やっさんはそれで用事は済んだとばかりにもう話しかけてはこない。はぁ、ベアリスが懐かしい。
結局その日は誰も来ず、俺は森の中で一夜を明かした。
次の日の朝、俺が目を覚ますと、まさにちょうど、朝日に照らされて人がこちらへと近づいてくるところであった。
格好としては全身鎧に身を包んだ、数人の騎士、そして中央にはかなり小柄な……女性? というか少女か。赤毛の、やはり全身鎧に身を包んだ女の子がいた。
全身鎧と言ってもシルエットはかなり女性らしい装飾がされており、イーリヤと同じように下半身はスカートタイプの鎧だ。
まだあどけない様子を窺わせる、赤毛で八重歯の生えた少女が俺に向かって話しかけてくる。
「イサァ、ソバーネンデ バイヤードゥ フルゥ?」
「えっ?」
言葉が……
「バイヤードゥ?」
小首を傾げながら小鳥のさえずる様な可愛い声で尋ねてくる。
ヤバい。何言ってるか全然分からないぞ。そういえばやっさん普段は転生関係のシノギやってないって言ってたな。翻訳が機能してない。俺はまたやっさんに話しかけようとしたが、少女は続けて話しかけてくる。
「ソー、デネンツ アッラ、ペカ・リィンスース!」
最後のペカ・リィンスースのところは自分の胸に手を当てていた。もしかして名前だろうか。俺がおどおどしていると、騎士の一人が険しい顔で腰に差してる片手剣に手を伸ばす。まずい。非常にまずい。
とりあえず名乗ろう。俺は自分を指さして言葉を発した。
「けっ、ケンジ! コバヤシ・ケンジ!」
「コヤヤシ……ケンジ……?」
コヤヤシじゃなくてコバヤシ、だけど、俺はこくこくと頷いてもう一度「ケンジ」と元気よく言った。
騎士はとりあえずこちらに敵意はないと見て剣にかけていた手はひっこめた。少女は騎士達の方に振り向いて何やら話している。向こうも言葉が通じないことに気付いたようだ。この隙に俺はやっさんにコンタクトを取る。
「やっさん、やっさん!」
『…………』
おい。
『…………』
答えろよ。
「やっさん? カルムヌス トゥットゥ……」
騎士達が小声でぶつぶつと言っている。嫌な予感しかしない。早くこたえてやっさん。
「やっさん! 非常事態です、やっさん!?」
『あぁ~~いぃ……』
やっと反応があった。だが言葉の調子がなんかおかしい。
『なぁんやねんなぁあ……コルァ……』
また語尾にコルァが。と言うかこの言葉の調子、まさか寝起きか? しまった、この世界と時差ないのか。まずい時に連絡してしまった。というかこっちもまずい時なんだが。
「あのぅ……ですね……ええと、言葉、が……」
非常事態に怯えてしまい、俺はうまく喋れない。要点をまとめて、単刀直入に言わないと!
『なんやねんなぁ! 早よ言えやコルルァ!』
語尾が「コルァ」から「コルルァ」にレベルアップした。ヤクザの巻き舌超こえぇ。
「言葉がですね! 通じなくて!!」
『通じとるやないかコルルルァ!!』
また「ル」が増えた。いや通じないのはやっさんじゃなくて異世界人なんですけど。確かにやっさん話が通じないけども!
「その、この世界の人と、言葉が通じないんです! あの、翻訳! 翻訳は!?」
『あぁ? 翻訳ぅ? なんやねんそれ』
やっさんホンマ勘弁して。
『サァ~ブゥゥゥ……』
サブを呼ばないで。
『うス』
サブ早い。
なんなの? サブはいつもやっさんの傍に控えてるの? とか考えてたら「ガシャァン」と破壊音が聞こえた。ガラスっぽい……ビンか何かで殴られたか?
『寝てんじゃねぇぞぉサブゥ!! 転生者様が困っとるやろがい!!』
あんたが殴ったから倒れたんでしょうが。
『う……ス……』
サブもさすがに辛そう。ホントごめんね?
「――――――――ッ!!」
赤毛の少女が何か話しかけてくるけど全く聞き取れない。まあ聞き取れたところで意味分からないんだけども。
「ちょちょ、ちょっと待ってて! 今大事なところだから!」
俺が手のひらを見せて制止すると、少女は怪訝そうな表情でとりあえず黙った。早く、早く翻訳を!
『あぁ~……これは、アレやな……』
なに? なんか問題発生? やっさん!?
『取説読まな分かれへんな……』
取説なの!? 転生って取説があるの!? ってかすぐできないって事!?
「――――――――ッ!!」
少女が俺の手を引っ張って引きずっていく。
「あ、ちょ、ちょっと! あのね? まだ言葉がね!」
『まあ、あれや。ちょっと時間かかりそうやから適当に手品でもして場を持たせとけや』
『場を持たす』? どうやって? 吉本の舞台じゃないんですけど!?
俺は涙目で、抵抗もできず、少女に引っ張られていった。
どうやら昼間のようではあるが、木々の葉に遮られて薄暗い森の中、俺は白亜の神殿……じゃなかった、『事務所』から転移してきた。
正直助かった。あの針の筵みたいな場所にいるよりは異世界でイヤグワしてる方がよっぽど気が楽だ。あと、サブさん、ごめんなさい。俺がお茶を拒否したせいでやっさんにぶん殴られて。
それにしても周りに何もない。俺は試しにサーチをかけてみたが、しかしやはり索敵画面にも緑色の光しか浮かばない。この緑色は、人か、それとも獣か。俺はとりあえず光に向かって歩き始めた。
緑の光は俺が近づいてくると気配を感じてか、すぐに逃げてしまったから、おそらく動物だったんだろう。
しかし。
人に会えない。
もう2時間ほども歩いているが……全く人の気配もしない。俺は立ち止まってしばし考え込む。
これまずい状況じゃないのか。
『アレ』をすべきだろうか。あまり気が進まないが。しかし考えている時間も惜しい。ぐずぐずしていたら日が暮れてしまう。夜の森で一人で過ごすのは怖い。
アイツも怖いけど。さらに十分ほど考え込んだ挙句、俺は結局『アレ』を実行することにした。
「あの~……やっさん?」
神様へのタスケテコールである。
『なんやコルァ!』
「ひっ」
いきなりコルァはやめて欲しい。俺は深呼吸をして気分を落ち着けてからゆっくり話し出す。
「あの、ですね……もう2時間も歩いてるんですけど、誰にも会えてなくて……」
『なんやとコルァ』
語尾にコルァやめて。ファンタジー世界の語尾で許されるのは『ニャ』とか『のじゃ』とかであって、決して『コルァ』ではないの。やっさんだってファンタジー漫画とかで語尾に『コルァ』のつく種族とか見たことないでしょう。
何やらごそごそと音がする。何か調べてくれてるんだろうか。
『……座標まちごうたっぽいな……』
なんやとコルァ。
このクソヤクザ、偉そうにしておきながら間違えやがったのか! ふつふつと怒りが湧いてくる。一体どうしてくれようか。文句を言うだけでは気が済まない。何か、チート能力でも貰うか……いや、これを機にベアリスに担当を戻してもらおう。そう言おうと思った時だった。
『サブ』
『うス』
あっ……
ごっ、という鈍い音が聞こえた後、がしゃん、と何かが割れる音、人が倒れる音が聞こえた。
『お前のせいで座標間違えたやろがいいぃぃ!!』
『ぅス、すいませ……ん、アニキ……』
俺は何も言えなくなってしまった。
サブに酷いことしないで。ていうか直接見てはいないけど目の前でそんな事されたら俺なんて何も言えなくなってしまう。
『おう、ケンジ』
「あ、はい」
もう完全に俺も舎弟みたいな感じになってしまっている。
『今召喚者に連絡したさかい、そのうち来るわ』
「あ、はい」
だめだ……勝てない。完全に雰囲気に飲まれてしまう。やっさんはそれで用事は済んだとばかりにもう話しかけてはこない。はぁ、ベアリスが懐かしい。
結局その日は誰も来ず、俺は森の中で一夜を明かした。
次の日の朝、俺が目を覚ますと、まさにちょうど、朝日に照らされて人がこちらへと近づいてくるところであった。
格好としては全身鎧に身を包んだ、数人の騎士、そして中央にはかなり小柄な……女性? というか少女か。赤毛の、やはり全身鎧に身を包んだ女の子がいた。
全身鎧と言ってもシルエットはかなり女性らしい装飾がされており、イーリヤと同じように下半身はスカートタイプの鎧だ。
まだあどけない様子を窺わせる、赤毛で八重歯の生えた少女が俺に向かって話しかけてくる。
「イサァ、ソバーネンデ バイヤードゥ フルゥ?」
「えっ?」
言葉が……
「バイヤードゥ?」
小首を傾げながら小鳥のさえずる様な可愛い声で尋ねてくる。
ヤバい。何言ってるか全然分からないぞ。そういえばやっさん普段は転生関係のシノギやってないって言ってたな。翻訳が機能してない。俺はまたやっさんに話しかけようとしたが、少女は続けて話しかけてくる。
「ソー、デネンツ アッラ、ペカ・リィンスース!」
最後のペカ・リィンスースのところは自分の胸に手を当てていた。もしかして名前だろうか。俺がおどおどしていると、騎士の一人が険しい顔で腰に差してる片手剣に手を伸ばす。まずい。非常にまずい。
とりあえず名乗ろう。俺は自分を指さして言葉を発した。
「けっ、ケンジ! コバヤシ・ケンジ!」
「コヤヤシ……ケンジ……?」
コヤヤシじゃなくてコバヤシ、だけど、俺はこくこくと頷いてもう一度「ケンジ」と元気よく言った。
騎士はとりあえずこちらに敵意はないと見て剣にかけていた手はひっこめた。少女は騎士達の方に振り向いて何やら話している。向こうも言葉が通じないことに気付いたようだ。この隙に俺はやっさんにコンタクトを取る。
「やっさん、やっさん!」
『…………』
おい。
『…………』
答えろよ。
「やっさん? カルムヌス トゥットゥ……」
騎士達が小声でぶつぶつと言っている。嫌な予感しかしない。早くこたえてやっさん。
「やっさん! 非常事態です、やっさん!?」
『あぁ~~いぃ……』
やっと反応があった。だが言葉の調子がなんかおかしい。
『なぁんやねんなぁあ……コルァ……』
また語尾にコルァが。と言うかこの言葉の調子、まさか寝起きか? しまった、この世界と時差ないのか。まずい時に連絡してしまった。というかこっちもまずい時なんだが。
「あのぅ……ですね……ええと、言葉、が……」
非常事態に怯えてしまい、俺はうまく喋れない。要点をまとめて、単刀直入に言わないと!
『なんやねんなぁ! 早よ言えやコルルァ!』
語尾が「コルァ」から「コルルァ」にレベルアップした。ヤクザの巻き舌超こえぇ。
「言葉がですね! 通じなくて!!」
『通じとるやないかコルルルァ!!』
また「ル」が増えた。いや通じないのはやっさんじゃなくて異世界人なんですけど。確かにやっさん話が通じないけども!
「その、この世界の人と、言葉が通じないんです! あの、翻訳! 翻訳は!?」
『あぁ? 翻訳ぅ? なんやねんそれ』
やっさんホンマ勘弁して。
『サァ~ブゥゥゥ……』
サブを呼ばないで。
『うス』
サブ早い。
なんなの? サブはいつもやっさんの傍に控えてるの? とか考えてたら「ガシャァン」と破壊音が聞こえた。ガラスっぽい……ビンか何かで殴られたか?
『寝てんじゃねぇぞぉサブゥ!! 転生者様が困っとるやろがい!!』
あんたが殴ったから倒れたんでしょうが。
『う……ス……』
サブもさすがに辛そう。ホントごめんね?
「――――――――ッ!!」
赤毛の少女が何か話しかけてくるけど全く聞き取れない。まあ聞き取れたところで意味分からないんだけども。
「ちょちょ、ちょっと待ってて! 今大事なところだから!」
俺が手のひらを見せて制止すると、少女は怪訝そうな表情でとりあえず黙った。早く、早く翻訳を!
『あぁ~……これは、アレやな……』
なに? なんか問題発生? やっさん!?
『取説読まな分かれへんな……』
取説なの!? 転生って取説があるの!? ってかすぐできないって事!?
「――――――――ッ!!」
少女が俺の手を引っ張って引きずっていく。
「あ、ちょ、ちょっと! あのね? まだ言葉がね!」
『まあ、あれや。ちょっと時間かかりそうやから適当に手品でもして場を持たせとけや』
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