25 / 211
四天王
しおりを挟む
「情けねぇ奴らだ……」
ムカフ島ダンジョンの最奥部。
いや実際には複雑に穴の入り組んだこのダンジョンには厳密な意味での「最奥部」などというものは存在しないのだが、人と魔族にとっての最重要地点としての既知の最奥部に彼らはいた。
その小さな部屋には奥に祭壇のようなものがあり、そこには仰向けに寝た女性の石像。それを讃えるように両脇には篝火が炊かれている。祭壇の前には数人の人影が見える。小さいながらもダンジョンというよりはまるで神殿のような荘厳なつくり。
言葉を発したのは革のタイトな服装に褐色というよりは灰のように黒い肌、そして頭部には立派な一対の角を備えた魔族の若い男。
「あれだけお膳立てしてやって結局二度も失敗し、逃げ戻ってくるとはな……」
叱責されているのは5人の男女、Aランクパーティー、「闇の幻影」の精鋭テューマ達である。その時、部屋の隅にある岩に腰かけていた小柄な、フード付きのローブに身を包んだ人影が笑った。
「ンふふふ、まあ仕方ないですよ。やっぱりアルグスさん達とじゃ文字通り『格』が違いますからねェ」
「ブラックモア、てめぇは甘ぇんだよ。弱い冒険者なんて価値がねぇ」
ブラックモアと呼ばれた小柄な人物はローブのフードを脱いで答える。
「甘いも何も、ワタシは戦闘要員じゃないですからねェ。そこらへんはなんとも……」
フードの下の素顔にテューマはギョッとした。現れたのは髑髏の顔。流暢に、少しおどけたように喋るその口調とは裏腹におぞましいアンデッドがその姿を現したのだ。彼女はリッチである。
「いや実際、奴らとんでもない強さだったよ……もう二度と戦いたくない」
新たに姿を現す人影、いや、人とは言い難いか。巨大な、異常に筋肉が膨れ上がり、剛毛に包まれた体、四肢の上に座すはオオカミの頭。つい先ほどアルグス達と一戦交えた狼男、獣王ヴァンフルフである。
「ヴァンフルフ、戻ってきたか……てめぇはてめぇで大袈裟なんだよ、いつも」
「そんな事ないって本当にすごかったんだから! こぉんなでっかい丸盾をヨーヨーみたいに軽々とぶん回してさ!」
「なに? 確かにアルグスは丸盾は使うが、ヨーヨーみたいな使い方なんて……」
ヴァンフルフの言葉に思わずテューマが言葉を挟むが、魔族の男は相変わらず冷淡な表情を崩さない。その時、その男の影から小柄な女性が姿を現した。
「あんたらには『奥の手』を見せるまでもなかった、ってことじゃぁないの」
レオタードのような服にガーターベルトで吊ったストッキング、ハイヒール、派手に盛り上がったポンパドールの髪形に、耳にはもちろん唇、鼻、瞼といたるところにピアスのある特徴的な外見の女性。しかし装飾品よりもさらに目立つのは彼女の生まれ持った身体的特徴である。
「ダークエルフ……」
思わず呟いた魔導士フービエも初めて見る。褐色の肌に長い耳。エルフよりもさらにお目にかかることがないレアな種族、ダークエルフである。
「ふぅん……」
魔族の男は自分の顎を撫でてしばし考える。
「少し無理筋な気がしてきたな……勇者アルグスを生贄にするのは……」
「言い出しっぺのワタシが言うのもなンですけど、ワタシもそう思いますネ、カルナ=カルアさん」
カルナ=カルアと呼ばれた魔族は顔を歪めてブラックモアの方を睨む。
「別に勇者である必要はねえんだよな? 生命力のある強い人間なら」
「そうですねェ……かなり格は落ちるにしても、それに準ずる人間でもいいと、思いますヨ?」
カルナ=カルアは再度考え込んでから仲間たちに向かって声をかける。
「よし、ちょうど四天王も数が揃ったところだ、ここはひとつ民主的に行くとするか。決を採るぜ
……ここにいるデカブツを生贄にする。賛成の者は挙手を」
テューマ達の顔がサッと青ざめた。そして同時に後悔した。やはり、魔族などと手を組むべきではなかったのだ、と。こいつらはやはり人間の命など物の数には入らないと考えていたのだ、と。
「ふんっ、全会一致か」
ニヤリとカルナ=カルアがほくそ笑む。
「ま、待ってくれ、ブラックモア。お、俺達はまだやれる。今度こそ、命を掛けてアルグスを倒す。きっとやって見せる! 頼む! 最後のチャンスを!」
この中では一番話の通じそうなリッチ、ブラックモアに声をかけるテューマ。しかしその返答はなんとも不可解なものであった。
「テューマさん……そういう所ですヨ」
何が。
何が「そういう所」なのか。
「貴方たちは極めて賢い。自らの得になると思えば魔族とでも手を結ぶ。立ち位置が危ういとなればその場しのぎの言葉でも何とか危機を脱しようとする。そういうの、つまんないンですよ」
どういう意味か。それの何がいけないのか。自分の利になる様に行動することの何がいけないのか。そしてそれが今の話と何か関係があるのか。テューマの脳裏にはぐるぐると問いかけが浮かぶが、恐怖からそれを口に出せない。
「貴方を生かしておいても面白い事が起こるとは思えないンですよ。じゃあ、いっちょ生贄にでもしてみるかな? って気分にでもなろうってもんです。ダメだったらまた気を取り直してアルグスさんで再チャレンジすればいいですし♡」
一旦区切って、ブラックモアはまた口を開く。
「そしてあなた達は次に剣を抜く」
ブラックモアが続けた言葉の通り、テューマは、いや、テューマだけではない。後ろの四人も武器を手にとった。
「テューマ以外は?」
「殺っていいぞ、ビルギッタ」
「ありがと♡」
ビルギッタ、と呼ばれたダークエルフはカルナ=カルアの頬に軽くキスをすると、歪んだ笑みを見せてテューマ達の前に躍り出た。すかさず抜き身の剣で切り付けるテューマだが、その剣はむなしく空を切った。
トン、と彼の背中が押される。
「アンタはカルナ=カルアに抱きしめて貰ってな」
全く目で追えなかった。まるで濃い霧になったように。ビルギッタは気づけばテューマと他の四人を分断するように彼らの間に立っていた。
絶対の自信を持っていた剣を躱されて呆然とするテューマの首根っこをカルナ=カルアが押さえつけて地面に拘束する。それと同時に第二陣、戦士イザークが抜刀の構えを取る。魔法を使わない純粋な剣技だけならばテューマをも凌ぐ、と言われる剣。
神速の抜刀が弧を描く。
完全なる斬撃はそれゆえに手応えがなく感じることもある。しかしイザークは飛び散る血煙に勝利を確信し、そして同時に己の右手の異様な感覚にすぐに気づいた。
振り抜いた己の右腕は、そこにはなかった。肘から先が。それに剣も。どこへ行ったのか。
ふらふらと視線を己の左にやると、それはそこにあった。
剣はまだ鞘に収まっており、右腕は「どうした、早く剣を抜けと命令してくれ」と言わんばかりに柄を握っている。その血飛沫はまさしく己自身の物であったのだ。ビルギッタではなく。
「遅いねぇ……あんたそれでも剣士なのかい?」
そう言って、ニヤリと笑みながら血の付いた自身の鋭い爪を舐めるビルギッタ。
「あ……ああ……俺の、腕」
これはなんだ、どういうことだ。
なぜ俺の右前腕は抜けてしまったのだ。俺は剣士なのに、明日からどうやって食っていけばいいのか。
そんなことをとりとめもなく考えていると、ようやく自分は切られたのだ、と知った右腕は柄を離し、ぼとりと地に落ちた。
「魅力のない男……」
鋭い爪が、イザークのうなじを貫いた。
ムカフ島ダンジョンの最奥部。
いや実際には複雑に穴の入り組んだこのダンジョンには厳密な意味での「最奥部」などというものは存在しないのだが、人と魔族にとっての最重要地点としての既知の最奥部に彼らはいた。
その小さな部屋には奥に祭壇のようなものがあり、そこには仰向けに寝た女性の石像。それを讃えるように両脇には篝火が炊かれている。祭壇の前には数人の人影が見える。小さいながらもダンジョンというよりはまるで神殿のような荘厳なつくり。
言葉を発したのは革のタイトな服装に褐色というよりは灰のように黒い肌、そして頭部には立派な一対の角を備えた魔族の若い男。
「あれだけお膳立てしてやって結局二度も失敗し、逃げ戻ってくるとはな……」
叱責されているのは5人の男女、Aランクパーティー、「闇の幻影」の精鋭テューマ達である。その時、部屋の隅にある岩に腰かけていた小柄な、フード付きのローブに身を包んだ人影が笑った。
「ンふふふ、まあ仕方ないですよ。やっぱりアルグスさん達とじゃ文字通り『格』が違いますからねェ」
「ブラックモア、てめぇは甘ぇんだよ。弱い冒険者なんて価値がねぇ」
ブラックモアと呼ばれた小柄な人物はローブのフードを脱いで答える。
「甘いも何も、ワタシは戦闘要員じゃないですからねェ。そこらへんはなんとも……」
フードの下の素顔にテューマはギョッとした。現れたのは髑髏の顔。流暢に、少しおどけたように喋るその口調とは裏腹におぞましいアンデッドがその姿を現したのだ。彼女はリッチである。
「いや実際、奴らとんでもない強さだったよ……もう二度と戦いたくない」
新たに姿を現す人影、いや、人とは言い難いか。巨大な、異常に筋肉が膨れ上がり、剛毛に包まれた体、四肢の上に座すはオオカミの頭。つい先ほどアルグス達と一戦交えた狼男、獣王ヴァンフルフである。
「ヴァンフルフ、戻ってきたか……てめぇはてめぇで大袈裟なんだよ、いつも」
「そんな事ないって本当にすごかったんだから! こぉんなでっかい丸盾をヨーヨーみたいに軽々とぶん回してさ!」
「なに? 確かにアルグスは丸盾は使うが、ヨーヨーみたいな使い方なんて……」
ヴァンフルフの言葉に思わずテューマが言葉を挟むが、魔族の男は相変わらず冷淡な表情を崩さない。その時、その男の影から小柄な女性が姿を現した。
「あんたらには『奥の手』を見せるまでもなかった、ってことじゃぁないの」
レオタードのような服にガーターベルトで吊ったストッキング、ハイヒール、派手に盛り上がったポンパドールの髪形に、耳にはもちろん唇、鼻、瞼といたるところにピアスのある特徴的な外見の女性。しかし装飾品よりもさらに目立つのは彼女の生まれ持った身体的特徴である。
「ダークエルフ……」
思わず呟いた魔導士フービエも初めて見る。褐色の肌に長い耳。エルフよりもさらにお目にかかることがないレアな種族、ダークエルフである。
「ふぅん……」
魔族の男は自分の顎を撫でてしばし考える。
「少し無理筋な気がしてきたな……勇者アルグスを生贄にするのは……」
「言い出しっぺのワタシが言うのもなンですけど、ワタシもそう思いますネ、カルナ=カルアさん」
カルナ=カルアと呼ばれた魔族は顔を歪めてブラックモアの方を睨む。
「別に勇者である必要はねえんだよな? 生命力のある強い人間なら」
「そうですねェ……かなり格は落ちるにしても、それに準ずる人間でもいいと、思いますヨ?」
カルナ=カルアは再度考え込んでから仲間たちに向かって声をかける。
「よし、ちょうど四天王も数が揃ったところだ、ここはひとつ民主的に行くとするか。決を採るぜ
……ここにいるデカブツを生贄にする。賛成の者は挙手を」
テューマ達の顔がサッと青ざめた。そして同時に後悔した。やはり、魔族などと手を組むべきではなかったのだ、と。こいつらはやはり人間の命など物の数には入らないと考えていたのだ、と。
「ふんっ、全会一致か」
ニヤリとカルナ=カルアがほくそ笑む。
「ま、待ってくれ、ブラックモア。お、俺達はまだやれる。今度こそ、命を掛けてアルグスを倒す。きっとやって見せる! 頼む! 最後のチャンスを!」
この中では一番話の通じそうなリッチ、ブラックモアに声をかけるテューマ。しかしその返答はなんとも不可解なものであった。
「テューマさん……そういう所ですヨ」
何が。
何が「そういう所」なのか。
「貴方たちは極めて賢い。自らの得になると思えば魔族とでも手を結ぶ。立ち位置が危ういとなればその場しのぎの言葉でも何とか危機を脱しようとする。そういうの、つまんないンですよ」
どういう意味か。それの何がいけないのか。自分の利になる様に行動することの何がいけないのか。そしてそれが今の話と何か関係があるのか。テューマの脳裏にはぐるぐると問いかけが浮かぶが、恐怖からそれを口に出せない。
「貴方を生かしておいても面白い事が起こるとは思えないンですよ。じゃあ、いっちょ生贄にでもしてみるかな? って気分にでもなろうってもんです。ダメだったらまた気を取り直してアルグスさんで再チャレンジすればいいですし♡」
一旦区切って、ブラックモアはまた口を開く。
「そしてあなた達は次に剣を抜く」
ブラックモアが続けた言葉の通り、テューマは、いや、テューマだけではない。後ろの四人も武器を手にとった。
「テューマ以外は?」
「殺っていいぞ、ビルギッタ」
「ありがと♡」
ビルギッタ、と呼ばれたダークエルフはカルナ=カルアの頬に軽くキスをすると、歪んだ笑みを見せてテューマ達の前に躍り出た。すかさず抜き身の剣で切り付けるテューマだが、その剣はむなしく空を切った。
トン、と彼の背中が押される。
「アンタはカルナ=カルアに抱きしめて貰ってな」
全く目で追えなかった。まるで濃い霧になったように。ビルギッタは気づけばテューマと他の四人を分断するように彼らの間に立っていた。
絶対の自信を持っていた剣を躱されて呆然とするテューマの首根っこをカルナ=カルアが押さえつけて地面に拘束する。それと同時に第二陣、戦士イザークが抜刀の構えを取る。魔法を使わない純粋な剣技だけならばテューマをも凌ぐ、と言われる剣。
神速の抜刀が弧を描く。
完全なる斬撃はそれゆえに手応えがなく感じることもある。しかしイザークは飛び散る血煙に勝利を確信し、そして同時に己の右手の異様な感覚にすぐに気づいた。
振り抜いた己の右腕は、そこにはなかった。肘から先が。それに剣も。どこへ行ったのか。
ふらふらと視線を己の左にやると、それはそこにあった。
剣はまだ鞘に収まっており、右腕は「どうした、早く剣を抜けと命令してくれ」と言わんばかりに柄を握っている。その血飛沫はまさしく己自身の物であったのだ。ビルギッタではなく。
「遅いねぇ……あんたそれでも剣士なのかい?」
そう言って、ニヤリと笑みながら血の付いた自身の鋭い爪を舐めるビルギッタ。
「あ……ああ……俺の、腕」
これはなんだ、どういうことだ。
なぜ俺の右前腕は抜けてしまったのだ。俺は剣士なのに、明日からどうやって食っていけばいいのか。
そんなことをとりとめもなく考えていると、ようやく自分は切られたのだ、と知った右腕は柄を離し、ぼとりと地に落ちた。
「魅力のない男……」
鋭い爪が、イザークのうなじを貫いた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
この争いの絶えない世界で ~魔王になって平和の為に戦いますR
ばたっちゅ
ファンタジー
相和義輝(あいわよしき)は新たな魔王として現代から召喚される。
だがその世界は、世界の殆どを支配した人類が、僅かに残る魔族を滅ぼす戦いを始めていた。
無為に死に逝く人間達、荒廃する自然……こんな無駄な争いは止めなければいけない。だが人類にもまた、戦うべき理由と、戦いを止められない事情があった。
人類を会話のテーブルまで引っ張り出すには、結局戦争に勝利するしかない。
だが魔王として用意された力は、死を予感する力と全ての文字と言葉を理解する力のみ。
自分一人の力で戦う事は出来ないが、強力な魔人や個性豊かな魔族たちの力を借りて戦う事を決意する。
殺戮の果てに、互いが共存する未来があると信じて。
R・P・G ~転生して不死にされた俺は、最強の英雄たちと滅ぼすはずだった異世界を統治する~
イット
ファンタジー
オカルト雑誌の編集者として働いていた瀬川凛人(40)は、怪現象の取材中、異世界の大地の女神と接触する。
半ば強制的に異世界へと転生させられた彼は、惑星そのものと同化し、“星骸の主”として不死の存在へと変貌した。
だが女神から与えられた使命は、この世界の生命を滅ぼし、星を「リセット」すること。凛人はその命令を、拒否する。
彼は、大地の女神により創造された星骸と呼ばれる伝説の六英雄の一人を従者とし、世界を知るため、そして残りの星骸を探すため旅に出る。
しかし一つ選択を誤れば世界が滅びる危うい存在……
女神の使命を「絶対拒否」する不死者と、裏ボス級の従者たち。
これは、世界を滅ぼさず、統治することを選んだ男の英雄譚である。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる