48 / 211
腐ってやがる
しおりを挟む
結局あの後激怒したターニーさんが動かなくなったクラリスさんを抱えて走って家に帰っていった。屋敷に戻れば設備が整ってるから多分治せるらしい。
しかし完璧超人だと思われていたアルグスさんにこんな弱点があったとは。この人に機械の類触らせたら絶対いけないんだな。
落ち込んだアルグスさんはトボトボと自室に帰っていき、他の人も昨日の疲れがまだとれていないようでそれぞれ自室に戻り、リビングには私とアンセさんとイリスウーフさんが残された。
「それにしてもびっくりしたわね……まさかこんなことになっていたなんて」
アンセさんが朝食のパンを齧りながらそう呟いた。
私も本当に驚きの言葉しか出ない。このカルゴシアとオクタストリウム、下手すれば大陸全土を巻き込んだ大事件に発展する可能性がある、ドラゴニュートの侵略計画。ムカフ島にそんな謀略が潜んでいたとは。
「まさかクオスが男だったなんて……」
そっちですか。
まあ確かにそっちも驚きましたけど。
「私ね……こう、なんだろうな……」
ゆっくりとアンセさんが口を開く。なんだろな? これはなんとなくで、私の勘なんだけど、凄く聞いても聞かなくてもどうでもいい話のような気がする。
「男同士の恋愛に、凄く興味があるのよ」
やっぱり聞かなくていい話だった。
「あっ、でも勘違いしないでね。決して腐女子とか、そういうんじゃないわ。ただ、こう……男同士の恋愛に凄く興味があるってだけで」
二回も言わなくていいです。
「アンセさん」
ここはひとつ、リトマスホモ試験をしてみることにする。
「『攻め』の反対語って、なんだかわかりますか?」
「……? 『受け』、でしょ?」
『守り』ですよ。この腐女子が。
「ともかくね。私今までクオスがドラーガの事を好きなの、『物好きな奴だな~』とか『あんな奴のどこがいいんだろ』とか思ってて……まあとにかく正直言えば応援できないと思ってたんだけどね?」
まあそれには同意します。クオスさんのためにもならないと思います。
「なんかこう……俄然応援する気がわいてきたわ!」
さいでっか。
「できれば、二人が愛し合う所を生で観察したいと思うくらいに!」
こっちは別にアンセさんの特殊な性癖の暴露なんて望んでないんですけど。部屋を汚さなければどうでもいいです。
「なんでそんなことを……男同士でウコチャヌプコロしても子供は出来ないのに……」
「ウコチャヌプコロ?」
「古い竜言語で、元は『お互いをよく知る』ということ、性交の隠語です」
イリスウーフさんの竜言語講座、勉強になるなあ。
「男は女とウコチャヌプコロするのが自然の摂理です。男同士でウコチャヌプコロしてもむなしいだけ……きっと後悔することになります」
「それは違うわ、イリスウーフ」
なんか熱い感じのアンセさん。この話いつまで続けるのか。
「男と女のウコチャヌプコロは子供を残すため。所詮は生存本能にプログラムされたウコチャヌプコロに過ぎないわ。でも男同士のウコチャヌプコロは違う。ただ純粋に、愛を確かめ合うためにウコチャヌプコロをするの。それこそが真実のウコチャヌプコロなのよ……」
「ウコチャヌプコロ……」
「え? じゃあアンセさんは女の人とウコチャヌプコロするんですか?」
私が尋ねるとアンセさんはそれまでのにやにやした薄ら寒い笑顔を引っ込めて真顔になった。
「……あてん話は今どげんでんよか」
なんて?
「でもまあ、そうね。言っておいた方がいいかもしれないわね……私は……アルグスとウコチャヌプコロしたいの」
!?
え? 新事実! アンセさんはアルグスさん狙いだったの!? まあ、イケメンだし金髪碧眼だし、細マッチョだし、勇者だし、それは分からないでもない! あんな男の人、女性だったら誰もが憧れちゃうもん!
「私ね……今年で29歳なのよ……もう崖っぷちなの。このムカフ島攻略の間に……キメるつもりよ!」
「え? いやいや待って下さいよ! アンセさんウィッチですよね? 不老長命の! だったら別に崖っぷちとか関係ないんじゃないんですか!?」
私がそう尋ねると、アンセさんは眉間にしわを寄せて親指の爪を噛んだ。
「確かに……そう言われてるけれど、あなた実際他のウィッチに会ったことあるの?」
まあ……ない。そもそもがウィッチの人って森や山の奥で隠者みたいな生活してる人が多いらしいし、お目にかかる事なんてエルフ以上にない。
「私が精霊と契約してウィッチになったのは三年前……正直言って私も他のウィッチに会ったことはないわ……だから、本当にウィッチが不老長寿なのかって、よく分からないのよね」
なるほど。
「不老だと思って油断してて、ある日ふと鏡を見てみたら、首元や目元に深いしわが……昨日も、そんな悪夢を見て夜中に目を覚ましたわ」
こりゃ相当重症ですわ。
「ダメだったことに気付いてからじゃもう遅いのよ。私は、結婚して幸せな人生を歩みたいの! ウェディングドレスだって着たいの!
だから、もしいいカンジの雰囲気になったら、あなた達も、私のウコチャヌプコロをサポートして……ッ!!」
「ウコチャヌプコロ……」
「そうよ! その代わりに私もクオスとドラーガのウコチャヌプコロを全力でサポートするわ。ローションとかも常備する」
それ私になんかいいことあるんですかね。できれば関わり合いになりたくないんですけど。
その時がちゃりとドアが開けられた。
「はぁ、なんとか治りました……」
「ほ、ホントにどうなるかと思った」
ターニーさんがクラリスさんを抱っこして戻ってきた。良かった。何とか元に戻ったみたいだ。アンセさんは二人の姿を目視してつかつかと歩み寄っていってターニーさんに話しかけた。
「ねえあなた。『アルグスさんとウコチャヌプコロしたいです……』って言ってみてくれないかしら」
「ヤですよ気持ち悪い。なんなんですかそのギラギラした目は」
「ね、お願い。行ってみてくれるだけでいいから! 一回言ってくれたら満足するから」
「絶対ヤです。息が荒くて気持ち悪いです」
なんか……アンセさん、最初は格好いい大人の女性だと思ってたんだけど、どんどんダメな人になってくな……
私はイリスウーフさんと顔を見合わせて、ため息をついた。
「どう思います?」
「ダメだと思います」
しかし完璧超人だと思われていたアルグスさんにこんな弱点があったとは。この人に機械の類触らせたら絶対いけないんだな。
落ち込んだアルグスさんはトボトボと自室に帰っていき、他の人も昨日の疲れがまだとれていないようでそれぞれ自室に戻り、リビングには私とアンセさんとイリスウーフさんが残された。
「それにしてもびっくりしたわね……まさかこんなことになっていたなんて」
アンセさんが朝食のパンを齧りながらそう呟いた。
私も本当に驚きの言葉しか出ない。このカルゴシアとオクタストリウム、下手すれば大陸全土を巻き込んだ大事件に発展する可能性がある、ドラゴニュートの侵略計画。ムカフ島にそんな謀略が潜んでいたとは。
「まさかクオスが男だったなんて……」
そっちですか。
まあ確かにそっちも驚きましたけど。
「私ね……こう、なんだろうな……」
ゆっくりとアンセさんが口を開く。なんだろな? これはなんとなくで、私の勘なんだけど、凄く聞いても聞かなくてもどうでもいい話のような気がする。
「男同士の恋愛に、凄く興味があるのよ」
やっぱり聞かなくていい話だった。
「あっ、でも勘違いしないでね。決して腐女子とか、そういうんじゃないわ。ただ、こう……男同士の恋愛に凄く興味があるってだけで」
二回も言わなくていいです。
「アンセさん」
ここはひとつ、リトマスホモ試験をしてみることにする。
「『攻め』の反対語って、なんだかわかりますか?」
「……? 『受け』、でしょ?」
『守り』ですよ。この腐女子が。
「ともかくね。私今までクオスがドラーガの事を好きなの、『物好きな奴だな~』とか『あんな奴のどこがいいんだろ』とか思ってて……まあとにかく正直言えば応援できないと思ってたんだけどね?」
まあそれには同意します。クオスさんのためにもならないと思います。
「なんかこう……俄然応援する気がわいてきたわ!」
さいでっか。
「できれば、二人が愛し合う所を生で観察したいと思うくらいに!」
こっちは別にアンセさんの特殊な性癖の暴露なんて望んでないんですけど。部屋を汚さなければどうでもいいです。
「なんでそんなことを……男同士でウコチャヌプコロしても子供は出来ないのに……」
「ウコチャヌプコロ?」
「古い竜言語で、元は『お互いをよく知る』ということ、性交の隠語です」
イリスウーフさんの竜言語講座、勉強になるなあ。
「男は女とウコチャヌプコロするのが自然の摂理です。男同士でウコチャヌプコロしてもむなしいだけ……きっと後悔することになります」
「それは違うわ、イリスウーフ」
なんか熱い感じのアンセさん。この話いつまで続けるのか。
「男と女のウコチャヌプコロは子供を残すため。所詮は生存本能にプログラムされたウコチャヌプコロに過ぎないわ。でも男同士のウコチャヌプコロは違う。ただ純粋に、愛を確かめ合うためにウコチャヌプコロをするの。それこそが真実のウコチャヌプコロなのよ……」
「ウコチャヌプコロ……」
「え? じゃあアンセさんは女の人とウコチャヌプコロするんですか?」
私が尋ねるとアンセさんはそれまでのにやにやした薄ら寒い笑顔を引っ込めて真顔になった。
「……あてん話は今どげんでんよか」
なんて?
「でもまあ、そうね。言っておいた方がいいかもしれないわね……私は……アルグスとウコチャヌプコロしたいの」
!?
え? 新事実! アンセさんはアルグスさん狙いだったの!? まあ、イケメンだし金髪碧眼だし、細マッチョだし、勇者だし、それは分からないでもない! あんな男の人、女性だったら誰もが憧れちゃうもん!
「私ね……今年で29歳なのよ……もう崖っぷちなの。このムカフ島攻略の間に……キメるつもりよ!」
「え? いやいや待って下さいよ! アンセさんウィッチですよね? 不老長命の! だったら別に崖っぷちとか関係ないんじゃないんですか!?」
私がそう尋ねると、アンセさんは眉間にしわを寄せて親指の爪を噛んだ。
「確かに……そう言われてるけれど、あなた実際他のウィッチに会ったことあるの?」
まあ……ない。そもそもがウィッチの人って森や山の奥で隠者みたいな生活してる人が多いらしいし、お目にかかる事なんてエルフ以上にない。
「私が精霊と契約してウィッチになったのは三年前……正直言って私も他のウィッチに会ったことはないわ……だから、本当にウィッチが不老長寿なのかって、よく分からないのよね」
なるほど。
「不老だと思って油断してて、ある日ふと鏡を見てみたら、首元や目元に深いしわが……昨日も、そんな悪夢を見て夜中に目を覚ましたわ」
こりゃ相当重症ですわ。
「ダメだったことに気付いてからじゃもう遅いのよ。私は、結婚して幸せな人生を歩みたいの! ウェディングドレスだって着たいの!
だから、もしいいカンジの雰囲気になったら、あなた達も、私のウコチャヌプコロをサポートして……ッ!!」
「ウコチャヌプコロ……」
「そうよ! その代わりに私もクオスとドラーガのウコチャヌプコロを全力でサポートするわ。ローションとかも常備する」
それ私になんかいいことあるんですかね。できれば関わり合いになりたくないんですけど。
その時がちゃりとドアが開けられた。
「はぁ、なんとか治りました……」
「ほ、ホントにどうなるかと思った」
ターニーさんがクラリスさんを抱っこして戻ってきた。良かった。何とか元に戻ったみたいだ。アンセさんは二人の姿を目視してつかつかと歩み寄っていってターニーさんに話しかけた。
「ねえあなた。『アルグスさんとウコチャヌプコロしたいです……』って言ってみてくれないかしら」
「ヤですよ気持ち悪い。なんなんですかそのギラギラした目は」
「ね、お願い。行ってみてくれるだけでいいから! 一回言ってくれたら満足するから」
「絶対ヤです。息が荒くて気持ち悪いです」
なんか……アンセさん、最初は格好いい大人の女性だと思ってたんだけど、どんどんダメな人になってくな……
私はイリスウーフさんと顔を見合わせて、ため息をついた。
「どう思います?」
「ダメだと思います」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
R・P・G ~転生して不死にされた俺は、最強の英雄たちと滅ぼすはずだった異世界を統治する~
イット
ファンタジー
オカルト雑誌の編集者として働いていた瀬川凛人(40)は、怪現象の取材中、異世界の大地の女神と接触する。
半ば強制的に異世界へと転生させられた彼は、惑星そのものと同化し、“星骸の主”として不死の存在へと変貌した。
だが女神から与えられた使命は、この世界の生命を滅ぼし、星を「リセット」すること。凛人はその命令を、拒否する。
彼は、大地の女神により創造された星骸と呼ばれる伝説の六英雄の一人を従者とし、世界を知るため、そして残りの星骸を探すため旅に出る。
しかし一つ選択を誤れば世界が滅びる危うい存在……
女神の使命を「絶対拒否」する不死者と、裏ボス級の従者たち。
これは、世界を滅ぼさず、統治することを選んだ男の英雄譚である。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる