107 / 123
最終章 手を取り合って
妄想
しおりを挟む
遠くから声が聞こえる。
「では、そちら側の先端をお前の中に……」
「ちょっと待って……これ、意外と太い」
「では始めるぞ」
「待って待って、もうちょっと奥まで入れてから……」
「お前、ケツに何つけてんだそれ、反則じゃないのか」
「これは取れんのじゃ」
聞こえない。俺たちには聞こえない。あれはきっとどこか遠くの、俺たちには関係のない話だ。
「行こう、アンスス」
仲間の犠牲を乗り越えて、俺たちは行くんだ。あいつも言っている。「俺に任せて、ここは進め」と。俺には聞こえる。きっとそういう気持ちで、アスタロウはあの変態の挑戦を受けたんだろう。変態同士潰しあってくれ。できることなら共倒れしてくれ。
俺たちは進む。仲間の死を乗り越えて。
魔王の居室と予想される場所。そこを目指して二人の足音が早いペースで響く。
しかしそんな二人の前に新たな影が立ちはだかる。
「仲間を見捨てて前に進むとは思わなかったぜ」
俺たちの目の前に現れたのは若い魔族の男性。トライアヌスが来ているということはこいつもいるんじゃないかとは思っていたが、やっぱりいたか。
「フッ!!」
アヌスカリバーは抜身の状態で携えていた。魔族四天王の一人、カルアミルク。俺は奴の姿が目に入った瞬間横薙ぎに剣を打ち付けたが、紙一重で躱され、後退された。
「おっと、熱烈な歓迎だな。しかしアルトーレでやった時みたいに全力の攻撃じゃないと俺は倒せないぞ」
それは当然こっちも分かっている。しかし。
「しかしこんな場所で全力でそれを振れば城が崩れてお前もお陀仏だがな」
それが分かっているから堂々と姿を現したのだろう。
「ちっ、何の用だってんだ。俺は魔王と話がしたいんだよッ」
「まあそういうな。魔王様の前に俺とお話ししようぜ。久しぶりじゃないか、最近元気にしてたか?」
くそ、なんだこいつ? 時間稼ぎでもしてるのか?
「ふふふ、どうやら本当に分かっていないようだな。俺たちが用があるのは勇者のお前じゃない、あのおっさんの方なんだよ」
何言ってんだこいつ。
「アルトーレ先代国王、アスタロウ。いや、地獄の大公爵、アスタロト……」
マジで何言ってんだこいつ。
「フハハハハ! どうやら本当に分かっていなかったようだな。あの男こそが、我らが邪神に嘆願して呼び寄せた最強の悪魔、アスタロトなんだよ!!」
いやホントなに言ってんの。病院行け。頭のだぞ。
「なんだその顔は。まだ状況を理解していないようだな……いやどういうこと? ホントに理解してないの?」
「お前が一人でわけわかんないこと言ってるだけだろうが。お前の頭がおかしいってのは理解してるよ」
しばらくの間二人に沈黙の時が流れる。順序だててわかりやすく話をしてくれ。
「えと……ね? この世界には女神と邪神ってのがいてね」
そこらへんは分かってるよ。俺は女神に召喚されたんだから。俺が聞きたいのはそういうことじゃねえんだよ。
「……で、邪神に嘆願してね? ソロモン72柱の悪魔っていうのを呼んでるだけどさ、アスタロトってのがもう何百年も行方不明な状態でさ……」
「それホントにいんの?」
「は?」
「は? じゃねえよ。それ本当の話なのかって聞いてんだよ。ソロモンの72柱なんて本当にいんのか? 俺は一度も見てねえぞ」
「は? え? だって、お前の目の前で……」
「だから! 俺は結局それ一度も見てねえんだよ! 本当に召喚なんかしたのか?」
前回アスタロウが攫われたとき、ソロモンの72柱の悪魔を召喚してなんだのとか言ってたけど、待たせまくったら怒って帰ったとかなんだとかで、結局一度も見てねえんだよな。こいつただの大ぼら吹きなんじゃないのか。
「いや、でもな? アスタロトの捜索は魔王様から直々に命じられてるからね?」
「それも怪しいんだよ。お前俺にぶっ飛ばされて魔王に謹慎させられてるだけなんじゃねえの? お前がその事実に耐えられずにアスタロトを探すとかわけのわからん妄想話でっちあげてるだけだろ」
「お、俺がそんな意味のないことするわけねーだろ!!」
「だからさ。左遷されたっていう事実に耐えられずに、ありもしない命令を実行しようとして、存在するはずのない悪魔を探し回ってるのが今のお前なんだよ……」
「え……」
なんて顔をしやがるこの魔族。
「え? だって……え?」
捨てられた仔犬かお前は。
「いいんだ、カルアミルク。お前に敵などいない。誰にも、敵なんていないんだ」
俺は優しくカルアミルクの肩を抱き寄せた。
「もういいんだ。つらかったんだろう」
よし、落ちたッ!! 魔族なんて言ってもこうなってみればかわいいもんだぜ。そもそも三百年もアルトーレで国王やってた奴が悪魔のわけがねえだろうが。バカかこいつは。
「もういいんだ、カルアミルク。一緒に魔王様に話を聞きに行こう。そうすれば全てはっきりする」
バカと話をするときは否定しちゃいけないんだよな。とにかく。これで魔王の部屋までの道のりを邪魔する者はいなくなった。むしろ細かい場所は分かってないから案内してもらおう。
「大丈夫。大丈夫だから。俺がついてるから」
「うう……」
なんかこいつ梅干しみたいなしわしわの顔してるな。こんな奴だっけ? まあいい。カルアミルクの奴は相当精神的に参っているようで足取りもおぼつかないので肩を貸してやる。
「ちょっと!」
なんだ? アンススが俺たちを呼び止める。まさかついさっきまで敵だった奴を信用するな、とでもいうんだろうか。せっかくいい流れができてるんだから止めないでくれ。こういうのはなんかのきっかけで冷静になっちゃうとダメなんだよ。水を差すな。
「あなた、一人で歩けるでしょ! ケンジくんにベタベタしないで」
え? そっち? それ今どうでもよくない? そんなどうでもいいことやってるうちに横やりが入ったら困るんだけど。ただでさえ変質者と魔王軍の四天王にすでに見つかってる状態だっていうのに。
「フハハハハ、魔王様の部屋には行かせはせんぞ」
ほら来た。しかも後ろから声が聞こえてきたぞ。非常に嫌な予感がする。振り返ってみると、やはりいたのはさっきのフクタビアヌス。アスタロウはどうなったんだよ。
「アナル相撲に勝利したのは私だ。もはや人間どもに希望の光はない」
「では、そちら側の先端をお前の中に……」
「ちょっと待って……これ、意外と太い」
「では始めるぞ」
「待って待って、もうちょっと奥まで入れてから……」
「お前、ケツに何つけてんだそれ、反則じゃないのか」
「これは取れんのじゃ」
聞こえない。俺たちには聞こえない。あれはきっとどこか遠くの、俺たちには関係のない話だ。
「行こう、アンスス」
仲間の犠牲を乗り越えて、俺たちは行くんだ。あいつも言っている。「俺に任せて、ここは進め」と。俺には聞こえる。きっとそういう気持ちで、アスタロウはあの変態の挑戦を受けたんだろう。変態同士潰しあってくれ。できることなら共倒れしてくれ。
俺たちは進む。仲間の死を乗り越えて。
魔王の居室と予想される場所。そこを目指して二人の足音が早いペースで響く。
しかしそんな二人の前に新たな影が立ちはだかる。
「仲間を見捨てて前に進むとは思わなかったぜ」
俺たちの目の前に現れたのは若い魔族の男性。トライアヌスが来ているということはこいつもいるんじゃないかとは思っていたが、やっぱりいたか。
「フッ!!」
アヌスカリバーは抜身の状態で携えていた。魔族四天王の一人、カルアミルク。俺は奴の姿が目に入った瞬間横薙ぎに剣を打ち付けたが、紙一重で躱され、後退された。
「おっと、熱烈な歓迎だな。しかしアルトーレでやった時みたいに全力の攻撃じゃないと俺は倒せないぞ」
それは当然こっちも分かっている。しかし。
「しかしこんな場所で全力でそれを振れば城が崩れてお前もお陀仏だがな」
それが分かっているから堂々と姿を現したのだろう。
「ちっ、何の用だってんだ。俺は魔王と話がしたいんだよッ」
「まあそういうな。魔王様の前に俺とお話ししようぜ。久しぶりじゃないか、最近元気にしてたか?」
くそ、なんだこいつ? 時間稼ぎでもしてるのか?
「ふふふ、どうやら本当に分かっていないようだな。俺たちが用があるのは勇者のお前じゃない、あのおっさんの方なんだよ」
何言ってんだこいつ。
「アルトーレ先代国王、アスタロウ。いや、地獄の大公爵、アスタロト……」
マジで何言ってんだこいつ。
「フハハハハ! どうやら本当に分かっていなかったようだな。あの男こそが、我らが邪神に嘆願して呼び寄せた最強の悪魔、アスタロトなんだよ!!」
いやホントなに言ってんの。病院行け。頭のだぞ。
「なんだその顔は。まだ状況を理解していないようだな……いやどういうこと? ホントに理解してないの?」
「お前が一人でわけわかんないこと言ってるだけだろうが。お前の頭がおかしいってのは理解してるよ」
しばらくの間二人に沈黙の時が流れる。順序だててわかりやすく話をしてくれ。
「えと……ね? この世界には女神と邪神ってのがいてね」
そこらへんは分かってるよ。俺は女神に召喚されたんだから。俺が聞きたいのはそういうことじゃねえんだよ。
「……で、邪神に嘆願してね? ソロモン72柱の悪魔っていうのを呼んでるだけどさ、アスタロトってのがもう何百年も行方不明な状態でさ……」
「それホントにいんの?」
「は?」
「は? じゃねえよ。それ本当の話なのかって聞いてんだよ。ソロモンの72柱なんて本当にいんのか? 俺は一度も見てねえぞ」
「は? え? だって、お前の目の前で……」
「だから! 俺は結局それ一度も見てねえんだよ! 本当に召喚なんかしたのか?」
前回アスタロウが攫われたとき、ソロモンの72柱の悪魔を召喚してなんだのとか言ってたけど、待たせまくったら怒って帰ったとかなんだとかで、結局一度も見てねえんだよな。こいつただの大ぼら吹きなんじゃないのか。
「いや、でもな? アスタロトの捜索は魔王様から直々に命じられてるからね?」
「それも怪しいんだよ。お前俺にぶっ飛ばされて魔王に謹慎させられてるだけなんじゃねえの? お前がその事実に耐えられずにアスタロトを探すとかわけのわからん妄想話でっちあげてるだけだろ」
「お、俺がそんな意味のないことするわけねーだろ!!」
「だからさ。左遷されたっていう事実に耐えられずに、ありもしない命令を実行しようとして、存在するはずのない悪魔を探し回ってるのが今のお前なんだよ……」
「え……」
なんて顔をしやがるこの魔族。
「え? だって……え?」
捨てられた仔犬かお前は。
「いいんだ、カルアミルク。お前に敵などいない。誰にも、敵なんていないんだ」
俺は優しくカルアミルクの肩を抱き寄せた。
「もういいんだ。つらかったんだろう」
よし、落ちたッ!! 魔族なんて言ってもこうなってみればかわいいもんだぜ。そもそも三百年もアルトーレで国王やってた奴が悪魔のわけがねえだろうが。バカかこいつは。
「もういいんだ、カルアミルク。一緒に魔王様に話を聞きに行こう。そうすれば全てはっきりする」
バカと話をするときは否定しちゃいけないんだよな。とにかく。これで魔王の部屋までの道のりを邪魔する者はいなくなった。むしろ細かい場所は分かってないから案内してもらおう。
「大丈夫。大丈夫だから。俺がついてるから」
「うう……」
なんかこいつ梅干しみたいなしわしわの顔してるな。こんな奴だっけ? まあいい。カルアミルクの奴は相当精神的に参っているようで足取りもおぼつかないので肩を貸してやる。
「ちょっと!」
なんだ? アンススが俺たちを呼び止める。まさかついさっきまで敵だった奴を信用するな、とでもいうんだろうか。せっかくいい流れができてるんだから止めないでくれ。こういうのはなんかのきっかけで冷静になっちゃうとダメなんだよ。水を差すな。
「あなた、一人で歩けるでしょ! ケンジくんにベタベタしないで」
え? そっち? それ今どうでもよくない? そんなどうでもいいことやってるうちに横やりが入ったら困るんだけど。ただでさえ変質者と魔王軍の四天王にすでに見つかってる状態だっていうのに。
「フハハハハ、魔王様の部屋には行かせはせんぞ」
ほら来た。しかも後ろから声が聞こえてきたぞ。非常に嫌な予感がする。振り返ってみると、やはりいたのはさっきのフクタビアヌス。アスタロウはどうなったんだよ。
「アナル相撲に勝利したのは私だ。もはや人間どもに希望の光はない」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる