婚約破棄された転生令嬢は、魔の森の銀の薬師に溺愛される

黄色いひよこ

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北の大森林の主

急患⑥

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「うっわぁ~、コレ、酷いっすね~。人間のやる事ちゃいますよね。だからかぁ、レイト君が御所望なのは、義手と義足って訳やね」


しげしげと、達磨さんを見る月光は堂に入った関西弁でアイセンレイトに言った。


「俺が呼ばれるってぇ事は、アレですか、神経直結型のロボットアームとロボットレッグが欲しい? 」

「相変わらず察しが良くて助かるよ」

「でしょう、でしょう」


胸を張ってドヤ顔でキメる月光に、アイセンレイトは溜め息を吐く。

これさえ無ければ結構出来る男なのに、とても残念だ。


「調子に乗るな。実際に良い物を造ってからにしろ」

「あぁ~っやっぱ厳しいっす、容赦無いす! お嬢さ~ん、レイト君が苛めるっ」


そう言って月光が訴え掛け、尚且つその背に逃げ込んだのは、何故かいまわの際まで存在を無視され続けていた、ラスティエルだった。


「えっ、はっ? ええ~?? 」


驚くのも無理はない。

急に会話を振られたようなものだ。

ラスティエルは目を白黒させて、アイセンレイトを見た。

必然的に見たとも言える。

何せ今後ろに来た男が移動して居なくなったのだから、目前にアイセンレイトと言うシュチエーションは当たり前の事だった。

けれどそんな当たり前の事に、耐性が無いのがラスティエル。

アイセンレイト程の美貌の主に免疫が無いラスティエルは、硬直●●したのだ。

そう、硬直●●です(大切な事は二度言う)。

そんな事とはつゆ知らず、アイセンレイトは思わず彼女を抱き寄せた挙げ句に抱き締めた●●●●●

彼はラスティエルが、どさくさ紛れに他の男に触られるのを、許しはしない。

そんな心情から出た、とっさの『抱き締めた●●●●●』だったのだが引き寄せる●●●●●ならば問題は無かったのだ。

だがアイセンレイトは、彼女を抱き寄せて●●●●●しまった挙げ句、抱き締めた●●●●●のだ(大切な事は二度言う)。

まだ年端●●(1.2歳? )も行かない子供の頃から、高貴●●ひととの結婚が決められていたラスティエルは男に免疫が無かった。

無菌状態で育てられたのだ。

その上、高貴さや高潔さと美しさが比例する異性等、この世に存在する事すら知らなかった身の上なのだ(おいおい弥勒さん箱入り娘にし過ぎだってば)。


ラスティエルは、アイセンレイトの見た目以上に逞しく意外と男らしい筋肉質な身体に抱き締められて、あまりの恥ずかしさに昇天気絶してしまったのだった。


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