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夜行馬車に乗ってみた
差し詰め『魔獣列車』ですかね
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一番先頭が気になり、客車よりそっちの方へ向かう。魔馬が8頭立てで走るって言ってたから少し気になってさ。見に来てみたら凄かった~。
高さが2メートル、体長が3メートル程はある。この大きさはちょっと無いわぁ。魔馬ってすっごく頭数が少なくてさ、実は俺もこれが初めての対面なんだよな。1頭でも迫力が半端無いってのに、コイツが8頭ってマジ凄くね?(よく集めたよなぁ…)
この魔馬、ガタイの割に性格は極めて温厚。力持ちで(並みの馬力では無い)、1頭だけでもこの客車2台は、軽々と引いてしまうだろう。それが8頭も居るんだ、この大きさと長さ位引いて当たり前か。
この客車は高さ2メートルと魔馬に合わせて作られていて、幅は3メートル、長さは4メートルと、破格の長さだ。それが8台連結されている。
「コレって差し詰め『列車』だよねぇ… 」
俺はコレに似た乗り物を知っている。俺の居た世界ではポピュラーな乗り物で、魔力と魔石で動く『魔導列車』と言う乗り物が有る。それに乗って領地に帰る予定だったのに……、このザマだ。
希われた訳でも無い。『勇者召還』で召還された俺は、単なる事故だったと奴らは言った。ハッキリ言ってむかつく。
俺の魔導列車のチケット代、返しやがれ。
奴らにとって、一緒に召還された3人のが本命だったらしく、『勇者』『聖女』『賢者』と、彼等は鑑定で出たらしい。1人多く召還されてしまったと召還主の奴らが言っていたが、4人目に鑑定の魔道具に掛けられた俺は、鑑定が出来なかったらしい。
だからか、俺の『その事実』を気に掛けられる事無く、僅かな金銭だけを持たされ城から放逐された。
今でこそ奴らの中の数名は、俺を探しているらしいが、後の祭りだったな。
つっと、脱線したなぁwww(決してダジャレなんかじゃねえ)。
話を戻す。
俺は自分の客車に向かう。専用のホームをもと来た方向に戻り、魔馬達を過ぎると御者室(席じゃ無いんだよコレが…)が見えて来た。此処には、変わりの御者とその寝床、後、貨物が積まれている。客の荷物は別。寝床及び客車に置けとなっている。
俺の泊まる客室の有る客車は4号車。1~3号車は座席式の客車。4~5号車は個室、6~8号車は4人部屋の寝台だった。普段だったら寝台選ぶかなぁって程度の金銭感覚は持ち合わせているが、先日大金を稼がせて貰ったので(冒険者ギルドでね)、この位の贅沢をしてみても罰は当たらないか、と思って弾んでみた。
さて、説明?している間に……しかし、何時もながら何のために、こういう風に誰かに説明してんだろうなぁ。何かの陰謀か?考えても仕方ないんだろうけど、まぁ、コレも師匠の交流関係のせいだな。あの人は界渡りも出来るからねぇ……。説明、大事です。
えっと、着いたぞ此処だ。
チケットと部屋番号のプレートを見比べて間違い無い事を確認する。さて、開けてみるか。少しワクワクするのは俺だけか?思い切って引き戸になった扉を開ける。其処には左右に別れて4人掛けの長椅子が設置されていて椅子の真上には荷物置きが作られており、長椅子と扉の隙間にはコート掛けとトランク置きが有る(トランクは使ってないけどね~)。
長椅子は見た目普通。良くある列車の向かい合わせの椅子。
あぁ、背中が倒るんだ。カチカチカチ。倒れる角度が調整されてフルフラットになる。
おおぉぉぉ……。コレ、座面も動く。背もたれをフルフラットにすると、座面も前に移動するんだ~。で、座面が動くと裏から支えが立ち上がって、完全にベッドになるんだわ。ふ~ん。
良く考えてんなぁ、これで2人寝れる訳だね。んでもって、反対側も動かすと、巨大ベッド……。
家族向けって、パンフに書いてる訳だわ。俺はどちらもベッドにはしないよ。ベッドと椅子、作ったり戻したり面倒くせぇもん。
ガタン……、ガタン、ガタン、ガタン……。
あぁ、走り出した。ゆっくりと動き出した車両に俺は慌てて席に座る。勿論、進行方向が座席になるようにしている。
ゆっくりとだが、魔獣列車が動き出す。こんなに連結されてる馬車が動いてるって不思議だよ。そりゃあね、俺の産まれた世界なら当たり前にコレより凄いよ。俺が思うのは、どう考えても文明が遅れてるってのに、こう言う事を考えてしまうバイタリティの凄さ。見習えるよなって思う。
俺はぼんやりと車窓から流れ始める景色を見る事にする。他の停留所を見れば、普通に馬車が並んでいる光景がゆっくり流れている。全く独自の停留所から動き出した列車は独自に造られたレールの上を走る。何だか楽しい旅になりそうな予感がして俺はふっと笑った。
高さが2メートル、体長が3メートル程はある。この大きさはちょっと無いわぁ。魔馬ってすっごく頭数が少なくてさ、実は俺もこれが初めての対面なんだよな。1頭でも迫力が半端無いってのに、コイツが8頭ってマジ凄くね?(よく集めたよなぁ…)
この魔馬、ガタイの割に性格は極めて温厚。力持ちで(並みの馬力では無い)、1頭だけでもこの客車2台は、軽々と引いてしまうだろう。それが8頭も居るんだ、この大きさと長さ位引いて当たり前か。
この客車は高さ2メートルと魔馬に合わせて作られていて、幅は3メートル、長さは4メートルと、破格の長さだ。それが8台連結されている。
「コレって差し詰め『列車』だよねぇ… 」
俺はコレに似た乗り物を知っている。俺の居た世界ではポピュラーな乗り物で、魔力と魔石で動く『魔導列車』と言う乗り物が有る。それに乗って領地に帰る予定だったのに……、このザマだ。
希われた訳でも無い。『勇者召還』で召還された俺は、単なる事故だったと奴らは言った。ハッキリ言ってむかつく。
俺の魔導列車のチケット代、返しやがれ。
奴らにとって、一緒に召還された3人のが本命だったらしく、『勇者』『聖女』『賢者』と、彼等は鑑定で出たらしい。1人多く召還されてしまったと召還主の奴らが言っていたが、4人目に鑑定の魔道具に掛けられた俺は、鑑定が出来なかったらしい。
だからか、俺の『その事実』を気に掛けられる事無く、僅かな金銭だけを持たされ城から放逐された。
今でこそ奴らの中の数名は、俺を探しているらしいが、後の祭りだったな。
つっと、脱線したなぁwww(決してダジャレなんかじゃねえ)。
話を戻す。
俺は自分の客車に向かう。専用のホームをもと来た方向に戻り、魔馬達を過ぎると御者室(席じゃ無いんだよコレが…)が見えて来た。此処には、変わりの御者とその寝床、後、貨物が積まれている。客の荷物は別。寝床及び客車に置けとなっている。
俺の泊まる客室の有る客車は4号車。1~3号車は座席式の客車。4~5号車は個室、6~8号車は4人部屋の寝台だった。普段だったら寝台選ぶかなぁって程度の金銭感覚は持ち合わせているが、先日大金を稼がせて貰ったので(冒険者ギルドでね)、この位の贅沢をしてみても罰は当たらないか、と思って弾んでみた。
さて、説明?している間に……しかし、何時もながら何のために、こういう風に誰かに説明してんだろうなぁ。何かの陰謀か?考えても仕方ないんだろうけど、まぁ、コレも師匠の交流関係のせいだな。あの人は界渡りも出来るからねぇ……。説明、大事です。
えっと、着いたぞ此処だ。
チケットと部屋番号のプレートを見比べて間違い無い事を確認する。さて、開けてみるか。少しワクワクするのは俺だけか?思い切って引き戸になった扉を開ける。其処には左右に別れて4人掛けの長椅子が設置されていて椅子の真上には荷物置きが作られており、長椅子と扉の隙間にはコート掛けとトランク置きが有る(トランクは使ってないけどね~)。
長椅子は見た目普通。良くある列車の向かい合わせの椅子。
あぁ、背中が倒るんだ。カチカチカチ。倒れる角度が調整されてフルフラットになる。
おおぉぉぉ……。コレ、座面も動く。背もたれをフルフラットにすると、座面も前に移動するんだ~。で、座面が動くと裏から支えが立ち上がって、完全にベッドになるんだわ。ふ~ん。
良く考えてんなぁ、これで2人寝れる訳だね。んでもって、反対側も動かすと、巨大ベッド……。
家族向けって、パンフに書いてる訳だわ。俺はどちらもベッドにはしないよ。ベッドと椅子、作ったり戻したり面倒くせぇもん。
ガタン……、ガタン、ガタン、ガタン……。
あぁ、走り出した。ゆっくりと動き出した車両に俺は慌てて席に座る。勿論、進行方向が座席になるようにしている。
ゆっくりとだが、魔獣列車が動き出す。こんなに連結されてる馬車が動いてるって不思議だよ。そりゃあね、俺の産まれた世界なら当たり前にコレより凄いよ。俺が思うのは、どう考えても文明が遅れてるってのに、こう言う事を考えてしまうバイタリティの凄さ。見習えるよなって思う。
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