覚えた魔法は異世界召喚魔法!?

もぐら

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第1章

20話 チート武器

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20話

魔法陣から出るとさっきまでいた森の中に出た。太陽も沈み辺りは暗くなっていた。夜動くのは、危険なのでここにキャンプを張ることにした。2キロ歩けばタリアの村に帰れるのだがこれからの生活に慣れるためにあえてここで寝ることにした。俺は、持っていたバックを広げ中からテントと寝袋を出した。

「これは、どういったもの何ですか?」

黙々と作業している中タリアが質問してきた。

「これは、即席の家と布団みたいなものさ」

「へー、そんなものまで持ってるんです。」

「まぁ、向こうの世界では.....ごめん」

タリアへの謝罪の気持ちはなかなか取れなかった。タリアが死んだ世界のことを思い出させる発言は控えるようにした。

「まだ、気にしているんですか?結果として私は今生きているんですから思い詰めないでください」

「だけど...」

タリアと話していると後ろの茂みが動いたのに気づいた。すると、茂みの中から体長3メートルものトロールが出てきた。暗闇だったため3メートルの巨体に接近されるまで気づかなかった。

「タリア!俺の後ろに来てくれ!」

タリアを逃す考えもあったがこの暗闇の中逃してモンスターに襲われる確率の方が高い。タリアは、トロールを警戒しながらゆっくり俺の後ろまできた。

「何で、トロールが!?この森ではまだ確認されていないはずなのに!」

「強いのか?」

「倒せる相手ではありません。トロールのレベルの平均は25と聞いたことあります。」

人類の強いレベルでも20レベルくらいなのでトロールを倒すのは到底不可能だった。

「俺が目を狙って時間を稼ぐからそのうちに逃げるぞ。」

「はい!」

俺は、肩にかけていたクロスボウをトロールに向けて構えた。その瞬間、

グォォォォ

トロールは、雄叫びをあげて突進してきた。俺達は、横にすれすれで避けた。

「だめだ。奴が動いて狙いが定まらない」

どうにかしてトロールから逃げる手段を必死で考えた。それを見てタリアが後ろから話しかけてきた。

「使えるか分かりませんが女神様から貰ったこの武器使ってみます。」

戦わせたくなかったが策がないため少しの希望を込めてタリアに任せてみることにした。

「危なかったらすぐ守ってやるから無茶だけはするなよ」

「分かりました。」

タリアは、目を閉じて意識を集中させると影の中から剣が4本飛び出してきてタリアの周りで浮いていた。そのまま手を前に突き出して目を開けた瞬間

バシュッ

ザシュッ

4本の剣は見事にトロールを4頭分に切り裂いた。さっきまで雄叫びをあげていたトロールは何一つ動かなくなった。

「倒しちゃった.....」

俺が驚いたのと同時にタリアも驚いていた。

続く
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