覚えた魔法は異世界召喚魔法!?

もぐら

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第1章

33話 人影

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33話

なのの後ろに飛来したドラゴンはベヒモスのことを睨みつけた。ベヒモスは怯えていた。すると、なのは再びベヒモスに近づいていった。

「今度はちゃんとお友達なのー」

ベヒモスはなのの言うことを聞くようになった。ドラゴンに抵抗したところでレベルの差は明らかなため抵抗するだけ無駄だったためである。なのは手のひらにさっき出した魔法陣より小型の魔法陣を出した。しばらくするとベヒモスが自らその小さい魔法陣に吸い込まれていった。

「お友達ゲットなのー」

俺はこの時友達の定義とはなんなのか考えたのと何故か脳裏にポケ◯ンを思い出した。その間に固まっていたタリアが喋りだした。

「なのちゃん..テス君とバイバイしてもらっていいかな....?」

タリアはドラゴンを見て腰が抜けていた。
なのは魔法陣を展開してドラゴンを魔法陣の中に戻した。

「なのちゃん、テス君とはいつどこで友達になったの...?」

「それはテス君との約束で内緒なの」

その後タリアはなのが何者か聞いたがあまり答えてくれなかった。

「どうしましょう鏡さん、なのちゃんのこと」

「とりあえず行くところもないようだし一緒に連れて行くしかなさそうだな」

「また、一緒に散歩ができるなのー」

「なの、これだけは俺達との約束な。あまり人前でテス君や友達と遊んじゃダメだぞ」

「大丈夫なの!前に村で遊んだら怖がらせちゃったの。それからちゃんと考えてるのー」

「すでに手遅れだったか....」

こうしてまた旅の仲間が増えた。

「よしじゃあ行くか!」

「どこに行くんですか。この山脈を越えないと向こうにはいけませんよ」

「よく考えてみろタリア。さっきのベヒモスはどこからやってきたと思う?」

「.......!そういうことですね!ベヒモスが作ってくれた穴を通って向こうにいくんですね」

「そうだ。まぁベヒモスが土の中で暮らすモンスターだったら話しは変わってくるが今は前に進むしかない」

「そうですね行きましょう!」

「トンネルなのー」

俺達3人はベヒモスが作ったトンネルに入っていった。





1時間後
トンネル入り口






「ベヒモスらしきモンスターがいるとの情報だが見当たらないな」

「申し訳ありません。私の察知ミスかもしれません」

「それならいいのだが、もうすでに討伐されたとなると...」

「そんなわけないっすよ。強い冒険者でもベヒモスを1時間で倒すなんて聞いたことないっすよ。まあ、俺なら15分もあれば討伐できますけど」

「内田、あなたの情報などどうでもいいです。ちなみに私なら10分もあれば倒せます」

「あぁナーラ、お前の察知の能力じゃ倒すことだって無理だろ」

「無駄な話が多いぞ。用があるのはこのトンネルの先だ」

「「申し訳ありません。アルベイト様」」

続く
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