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第1章
66話 突然の別れ
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66話
内田とナーラを送り届けた五日後クラスメイト達も送ることになった。
「やっと元の世界に帰れる」
「パパとママ心配しているかな」
「でも、少し名残惜しいな」
「大丈夫だってまた鏡にお願いすればいつでも来れるし」
クラスメイト達はこの五日間で帰る準備や別れの挨拶を済ませてきたらしい。
「鏡は、まだこっちに残るのか?」
「あぁ、まだ沙知も見つけてないしタリアとの約束があるからな。榊は荷物は持っていかなくていいのか?」
榊は手ぶらで剣も腰に刺したままだった。
「俺と葛西と田口はこっちに残ることにしたよ。まだこの国も安全になったわけじゃないし、恩返ししたい人達もいるからな。それに沙知も含めてまだ戻っていない人もいるんだみんなのためにも俺はこの国を守ることにしたよ」
「そうか、榊らしいな」
「あいつらすごい仲良くなっているな」
二人の光景を見ていた武智が呟いた。
その隣で桜田とタリアが抱き合って泣いていた。
「タリアちゃん、またねーぇぇ」
「桜田さんもお元気でーぇぇ」
「何やってんだタリア?会おうと思えばいつでも会えるだろ」
「....そうでした。みなさん別れの雰囲気になってたんでつい....」
みんなの話がまとまったところで俺は魔法陣を出した。
「よし、みんなこの中に入ってくれ入ったら白い部屋に繋がるから迷わず反対側の魔法陣に入ってくれそしたら元の世界だ。タリアとナノは少し待っててくれ」
「分かりました」
「了解なの」
クラスメイト達は俺の指示通り魔法陣の中に入り白い部屋を抜けた。しかし、女神の姿はどこにもなかった。そしてみんなは元の世界に戻った。数ヶ月ぶりのこの世界にみんなは感動していた。
「戻ってこれたーー」
「もう何年もあっちの世界にいたみたいにこっちが懐かしいわ」
「あれ、五十嵐は先に来てたのか?」
「あぁ、俺が一番乗りだ」
久しぶりの教室に涙を流す者もいた。俺はみんなが来たのを確認すると再度魔法陣の中に入ろうとしていた。
「待ってくれ鏡」
「待って鏡くん」
「?」
「ありがとう本当にありがとう」
「鏡くんのおかげよ」
「困ったことがあったらいつでも俺達を呼びにきてくれできる限り力になるから」
「ありがとな、みんな。きっと残りのみんなも連れ帰ってくるから」
「おう、頑張れ」
「頑張って」
俺は仲間に見送られながら魔法陣の中に入った。しかし、女神がいないと分かっていながら魔法陣に入るのはちょっぴり寂しい。
「..................女神」
魔法陣の中に入ると女神がいたのだ。けど違う別の女神がいる。
「ようこそおいでなさった。不幸な死を遂げた者よ。お主にわしから選択肢を差し上げよう。元の世界で生まれ変わるか異世界で生きていくか」
「.........」
「なんじゃ、理解できぬか?お主がいつも妄想しておる異世界に行くことができるのじゃぞ」
俺は状況が理解できなかった。女神はあいつ一人だと思っていたし、ましてや今目の前にいるのはナノと同じくらいの小さな女の子だ。何を聞こうか迷った。
「女神って交代制とかあるんですか?」
「は?何を言っておる」
「実は.....」
俺は自分の能力と女神との関係を話した。
「そうかそうじゃったのか」
「あの、前にいた女神とはもう会えないのですか?」
「ミラはな。この世界に干渉しすぎたせいでな担当を変えられてしまったのだ」
「ミラ?」
「ああ、すまんな。ミラとはお主が言っておる女神の名前じゃ。あやつはタブーを犯したのだ。わしら女神は世界の出入りのコントロールと監視だけが役割なんじゃ。しかしミラはあの世界で歴史に残るほどの大事を犯したのだ」
「まさか、ベリアルを倒したことか?」
「そうじゃ、あの世界にとってあれほどの強敵を倒してしまったのだもう言い訳はできん」
「あいつ、自分の机が燃やされたのなんのって」
「燃やされたくらいじゃこの机は壊れんしすぐに直る。きっとお主らを守る口実で言ったのだろう」
「くそ、最初っからあいつに見られて守ってもらってたのかよ」
「ミラはああ見えて人一倍優しいからの」
「今は女神....いやミラは別の世界にいるんだよな。ていうか世界っていくつもあるのか?」
「当たり前じゃ、お主らの世界の人間を1つの世界に送り込んだら溢れてしまうじゃろ」
「今すぐミラに会うことはできないのか?」
「それは無理じゃな、お主はこの二つの世界しか存在できる権利がない。もし本気で会う気があるのなら」
「あるのなら?」
「お主の世界でお主が死んでミラに見つけてもらうことしかないの」
「........死」
続く
内田とナーラを送り届けた五日後クラスメイト達も送ることになった。
「やっと元の世界に帰れる」
「パパとママ心配しているかな」
「でも、少し名残惜しいな」
「大丈夫だってまた鏡にお願いすればいつでも来れるし」
クラスメイト達はこの五日間で帰る準備や別れの挨拶を済ませてきたらしい。
「鏡は、まだこっちに残るのか?」
「あぁ、まだ沙知も見つけてないしタリアとの約束があるからな。榊は荷物は持っていかなくていいのか?」
榊は手ぶらで剣も腰に刺したままだった。
「俺と葛西と田口はこっちに残ることにしたよ。まだこの国も安全になったわけじゃないし、恩返ししたい人達もいるからな。それに沙知も含めてまだ戻っていない人もいるんだみんなのためにも俺はこの国を守ることにしたよ」
「そうか、榊らしいな」
「あいつらすごい仲良くなっているな」
二人の光景を見ていた武智が呟いた。
その隣で桜田とタリアが抱き合って泣いていた。
「タリアちゃん、またねーぇぇ」
「桜田さんもお元気でーぇぇ」
「何やってんだタリア?会おうと思えばいつでも会えるだろ」
「....そうでした。みなさん別れの雰囲気になってたんでつい....」
みんなの話がまとまったところで俺は魔法陣を出した。
「よし、みんなこの中に入ってくれ入ったら白い部屋に繋がるから迷わず反対側の魔法陣に入ってくれそしたら元の世界だ。タリアとナノは少し待っててくれ」
「分かりました」
「了解なの」
クラスメイト達は俺の指示通り魔法陣の中に入り白い部屋を抜けた。しかし、女神の姿はどこにもなかった。そしてみんなは元の世界に戻った。数ヶ月ぶりのこの世界にみんなは感動していた。
「戻ってこれたーー」
「もう何年もあっちの世界にいたみたいにこっちが懐かしいわ」
「あれ、五十嵐は先に来てたのか?」
「あぁ、俺が一番乗りだ」
久しぶりの教室に涙を流す者もいた。俺はみんなが来たのを確認すると再度魔法陣の中に入ろうとしていた。
「待ってくれ鏡」
「待って鏡くん」
「?」
「ありがとう本当にありがとう」
「鏡くんのおかげよ」
「困ったことがあったらいつでも俺達を呼びにきてくれできる限り力になるから」
「ありがとな、みんな。きっと残りのみんなも連れ帰ってくるから」
「おう、頑張れ」
「頑張って」
俺は仲間に見送られながら魔法陣の中に入った。しかし、女神がいないと分かっていながら魔法陣に入るのはちょっぴり寂しい。
「..................女神」
魔法陣の中に入ると女神がいたのだ。けど違う別の女神がいる。
「ようこそおいでなさった。不幸な死を遂げた者よ。お主にわしから選択肢を差し上げよう。元の世界で生まれ変わるか異世界で生きていくか」
「.........」
「なんじゃ、理解できぬか?お主がいつも妄想しておる異世界に行くことができるのじゃぞ」
俺は状況が理解できなかった。女神はあいつ一人だと思っていたし、ましてや今目の前にいるのはナノと同じくらいの小さな女の子だ。何を聞こうか迷った。
「女神って交代制とかあるんですか?」
「は?何を言っておる」
「実は.....」
俺は自分の能力と女神との関係を話した。
「そうかそうじゃったのか」
「あの、前にいた女神とはもう会えないのですか?」
「ミラはな。この世界に干渉しすぎたせいでな担当を変えられてしまったのだ」
「ミラ?」
「ああ、すまんな。ミラとはお主が言っておる女神の名前じゃ。あやつはタブーを犯したのだ。わしら女神は世界の出入りのコントロールと監視だけが役割なんじゃ。しかしミラはあの世界で歴史に残るほどの大事を犯したのだ」
「まさか、ベリアルを倒したことか?」
「そうじゃ、あの世界にとってあれほどの強敵を倒してしまったのだもう言い訳はできん」
「あいつ、自分の机が燃やされたのなんのって」
「燃やされたくらいじゃこの机は壊れんしすぐに直る。きっとお主らを守る口実で言ったのだろう」
「くそ、最初っからあいつに見られて守ってもらってたのかよ」
「ミラはああ見えて人一倍優しいからの」
「今は女神....いやミラは別の世界にいるんだよな。ていうか世界っていくつもあるのか?」
「当たり前じゃ、お主らの世界の人間を1つの世界に送り込んだら溢れてしまうじゃろ」
「今すぐミラに会うことはできないのか?」
「それは無理じゃな、お主はこの二つの世界しか存在できる権利がない。もし本気で会う気があるのなら」
「あるのなら?」
「お主の世界でお主が死んでミラに見つけてもらうことしかないの」
「........死」
続く
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