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第1章
87話 さらなる仲間
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87話
「ずいぶんと大人数じゃの」
魔法陣の中に入ると女神が話しかけてきた。
「お前もあっちの世界のことは分かるんだろ?マリウスが今どこにいるか分かるか?」
「...あまり教えてはいけない決まりなんじゃが急いだ方がいいぞ。あやつらが暴れておる」
「あやつら?」
「行けば分かる」
マリウスは仲間などいないと思っていたが。
「みんな急ごう」
俺達含めクラスメイト達は反対の魔法陣に入った。
魔法陣から出るとステホールの街が騒がしかった。
その時、何かを察知したナーラが慌てた様子で話しかけてきた。
「鏡一夜、大変です。大量の悪魔です!」
生き残っている悪魔とマリウスを合わせても大量と呼ばれるほど残っていないはずだ。
「たぶん、何らかの方法で悪魔を複製したんだと思います。その悪魔を察知した時個々にあるはずの気配がまったくなかったので」
「悪魔はこのステホールの街だけか?」
「いえ、ここから王国も含めて相当数の街が襲撃されています」
想像もしていなかった。倒すのはマリウス一体だと思っていた。
今までの3人なら諦めていたな。
「鏡、我はいつでもよいぞ」
俺たちの仲間はもう3人じゃない。
「頼むみんな、アルベイトの魔法でみんなを各地の街に送る。周りの街を守ってくれ!」
「「おう」」
「「了解」」
「「分かった」」
クラスメイト達は3、4人で簡単なパーティーを作った。相手はコピーされても悪魔だ。1人ではなくパーティーで戦う方が安全だろう。
「準備ができた者から我が近くの街へ送る」
みんなが続々とパーティーを組んでアルベイトに送ってもらっている。残されたのは数えるほどになってしまった。
しかし、
「足りんな、我が全員送っても半分ほどの街しか守れん」
王国が近くにあるため街の数も多いのだ。今残ったメンバーはマリウスとの戦いもある。これ以上人員をだすのは厳しい。
「どうします鏡さん?」
「せっかく、みんなと協力できたんだがまだ足りないのか」
色々と考えた。みんなに戻ってきてもらって1つのパーティーの人数を減らしてパーティーを増やすか?しかし、危険度が増すだけだ。その後も良いアイディアは出てこなかった。
「どうするんだ鏡?」
内田が真剣に聞いてくる。
今更だがこのステホールにも悪魔は攻めてきており冒険者が応戦している。この街は冒険者が多い。
「あれ?ねぇねぇサーシェル。あれってかがっちとタリアちゃんじゃない?」
「本当っすね」
「おーい!」
俺が考え込んでいると後ろから声が聞こえた。この声には聞き覚えがある。
「やっぱり、かがっちだ」
俺の元にきたのは以前マイナ町でパーティーを組んだサーシェルとライラだった。
「一夜くん、知り合い?」
「あぁ、冒険者仲間?ってことでいいのかな。でも、なんでここに」
「最近、自分とライラは鏡さんの王国での活躍を聞いてから自分達も負けてられないと思ってマイナ町を出たんっす」
「でも、私達じゃかがっち達にはかなわないんだけどね」
この2人に会えたことは嬉しいことだった。けど、今は状況が悪い。素直に喜べなかった。
「すいません、今は素直に喜んでいる時間がなくて」
「今の光景見てたっすよ。近くの街にも仲間を送ってるんすよね?もしよければ自分達も手伝うっす」
「ありがたいですけどまだ人数も全然足りないんです」
「何言ってるんすか?ここは冒険者の街っすよ」
サーシェルは後ろに指を指すと続々と冒険者が集まってきた。
「私達みんなもかがっちの仲間だよ」
続く
「ずいぶんと大人数じゃの」
魔法陣の中に入ると女神が話しかけてきた。
「お前もあっちの世界のことは分かるんだろ?マリウスが今どこにいるか分かるか?」
「...あまり教えてはいけない決まりなんじゃが急いだ方がいいぞ。あやつらが暴れておる」
「あやつら?」
「行けば分かる」
マリウスは仲間などいないと思っていたが。
「みんな急ごう」
俺達含めクラスメイト達は反対の魔法陣に入った。
魔法陣から出るとステホールの街が騒がしかった。
その時、何かを察知したナーラが慌てた様子で話しかけてきた。
「鏡一夜、大変です。大量の悪魔です!」
生き残っている悪魔とマリウスを合わせても大量と呼ばれるほど残っていないはずだ。
「たぶん、何らかの方法で悪魔を複製したんだと思います。その悪魔を察知した時個々にあるはずの気配がまったくなかったので」
「悪魔はこのステホールの街だけか?」
「いえ、ここから王国も含めて相当数の街が襲撃されています」
想像もしていなかった。倒すのはマリウス一体だと思っていた。
今までの3人なら諦めていたな。
「鏡、我はいつでもよいぞ」
俺たちの仲間はもう3人じゃない。
「頼むみんな、アルベイトの魔法でみんなを各地の街に送る。周りの街を守ってくれ!」
「「おう」」
「「了解」」
「「分かった」」
クラスメイト達は3、4人で簡単なパーティーを作った。相手はコピーされても悪魔だ。1人ではなくパーティーで戦う方が安全だろう。
「準備ができた者から我が近くの街へ送る」
みんなが続々とパーティーを組んでアルベイトに送ってもらっている。残されたのは数えるほどになってしまった。
しかし、
「足りんな、我が全員送っても半分ほどの街しか守れん」
王国が近くにあるため街の数も多いのだ。今残ったメンバーはマリウスとの戦いもある。これ以上人員をだすのは厳しい。
「どうします鏡さん?」
「せっかく、みんなと協力できたんだがまだ足りないのか」
色々と考えた。みんなに戻ってきてもらって1つのパーティーの人数を減らしてパーティーを増やすか?しかし、危険度が増すだけだ。その後も良いアイディアは出てこなかった。
「どうするんだ鏡?」
内田が真剣に聞いてくる。
今更だがこのステホールにも悪魔は攻めてきており冒険者が応戦している。この街は冒険者が多い。
「あれ?ねぇねぇサーシェル。あれってかがっちとタリアちゃんじゃない?」
「本当っすね」
「おーい!」
俺が考え込んでいると後ろから声が聞こえた。この声には聞き覚えがある。
「やっぱり、かがっちだ」
俺の元にきたのは以前マイナ町でパーティーを組んだサーシェルとライラだった。
「一夜くん、知り合い?」
「あぁ、冒険者仲間?ってことでいいのかな。でも、なんでここに」
「最近、自分とライラは鏡さんの王国での活躍を聞いてから自分達も負けてられないと思ってマイナ町を出たんっす」
「でも、私達じゃかがっち達にはかなわないんだけどね」
この2人に会えたことは嬉しいことだった。けど、今は状況が悪い。素直に喜べなかった。
「すいません、今は素直に喜んでいる時間がなくて」
「今の光景見てたっすよ。近くの街にも仲間を送ってるんすよね?もしよければ自分達も手伝うっす」
「ありがたいですけどまだ人数も全然足りないんです」
「何言ってるんすか?ここは冒険者の街っすよ」
サーシェルは後ろに指を指すと続々と冒険者が集まってきた。
「私達みんなもかがっちの仲間だよ」
続く
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