兄さんのために生きるよ

里海金以

文字の大きさ
1 / 1

兄さんのために生きるよ

しおりを挟む
僕は、哉太(かなた)兄のために生きるよ。僕の兄は病気で亡くなった。
 亡くなった後僕は何故か哉太兄のようにふるまっていた。哉太兄の振る舞いを別に真似したわけではない自然になる。哉太兄は僕と違い基本ニコニコしていた。僕はニコニコよりかは怒った顔だった。哉太兄のこと羨ましかった。だからこそ僕は、哉太兄の真似ようとしていた。いつのまにか自然にできて、だからこそみんなが怖いとか言われていた。さらに声かけも丸くしたのだ。周りに理解されなかった。周りからにげられたのだ。そのせいで僕も死にたいって。自殺しようとしたら哉太兄の声が聞こえたのだ。
『累(るい)!累!死ぬなぁ。まだ来るなぁ。累を理解してくれる人いるから。天からみているけどいたからもう時期その人が声をかけてくれるからだから自信持って。累、累の素は本来は、怒った顔タイプじゃないから累は今が素だから、本来の素だから』
と、最後に
『死なないで。生きる意味今ないなら兄さんに生きている中で、楽しかったことや移り変わりのこと教えてよ?移り変わる世界のこと聞かせてください。だからその為に生きてよ。僕に教える為にさぁ。死んでも神に頼んで今の世界に戻すから。くだらない理由で死なないでほしい。この世界には生きたくても生きられない人もいるから。その人たちに怒られるぞ?死んだら。僕も恥ずいよ。その死に方できたら。それに僕だって、まだまだ生きたかった。まだまだ累と楽しみたかった。
まだまだやり残しがあった。累には悔いなく楽しんでほしいって思っている』
と、僕は
「哉太兄さんごめん」
と、そこへ
「累くん」
と、稲原 椿(いなはら つばき)が来た。
「椿さん」
「累君がなかなか教室に戻らないから、探していたら屋上にいて、最初自殺しようとしたからびっくりしたけど、累君が誰かと話し出したような雰囲気が出てたから、見守ってたんだけど、終わったみたいだから声かけてみた。五時間目終わったよ。だから帰ろうか?」
と、そこへ先生が来て、鍵が空いていても本来は津波が来るとかそういう時以外は出てはいけないから怒られたのだ。ましては、僕は全て話し彼女(椿さん)は許してほしいと、許してくれたのだ。僕は自殺しようとしたと、だから落ち着くまで、一階の別室で受けることになったのだ。次の日僕は、学校行かず僕は家にいたのだ。その日椿さんがなぜか僕の家を知って来たのだ。
 先生に様子見せないと、別室授業中に解除にならないよと、僕は解除されなくていい。と、そもそも昨日なんで自殺しようとした?兄の声がまさか聞こえたとか?と、僕は経緯を話した。するとそれを聞いて
「私は、引いてないよ。むしろ驚いたんだ私は。確かに周りは引いているそぶりみせていた。だからこそ、私は逆に、声をかけたいって、だけど、私は累君と友達でも仲が良かったわけでもないじゃん。同じ幼稚園から一緒なのに、授業とか行事程度の関わりがあったかもしれない。記憶にないぐらい近くにいたのに遠い感じだったよね。兄さんのことも知ってるよ。2人よくくっついていたよね。兄のことお母さんから聞いたけど、無意識だけど、弟のために栄養とかあげていたしそれに本来なら来ないはずのものを兄は吸ってたみたいで、小さい時から病気あったみたい。お母さんは看護師でたまたまお母さんの病院に来てたみたい。だけど頑張って生きていたのが奇跡だって、兄がいなくなる前から実は兄みたいにニコニコ笑顔なりたいって頑張っていたって、今なら思うし、それに私は今思えば素かもしれないって、本来はニコニコ笑顔で兄みたいな人だって」
と、一旦きってきた。
「自信持って生きて。私が支えるから」
と、
「ありがとう」
『兄さん。もしかして椿さんのこと言ってたのか?』
『うん』
と、声がした。
『哉太兄ごめん。ありがとう。兄のために生きて頑張る』
『ファイト』
と、
「累君また兄さんと話してたの?」
「ごめん。さっき話したように・・・」
と、言うと
「私かは本当の答えはわからないけどね?他にもいたかもしれないけど、たまたま私が声かけただけだったかも」
「・・・」
「それより明日学校来ない?」
「来ないよ」
と、言うと
「来ないは無しだよ」
と、言われた。
「それは強制的に来いってことだよね」
「当たり」
「可愛い」
と、言うと
「可愛い?」
「『当たり』と言う時に無邪気になるところが」
と、言うと
「そんな勘違いすること言わないで」
と、
「勘違いすること言ったけ?」
「私は今片思いだから。勘違いするよ」
「それは椿さんの感想だからそんな勘違いすると言われても困るよ?」
と、言うと
「だよね」
と、僕は
「明日気が向いたらね」
と、
「そしたら来ないでしょう?」
「僕が来たら迷惑だろう?別にプリント作って持って来たりとか大変だろう?それに取りに行くのも大変だし」
と、言うと
「色々めんどくさがりだね」
「うん。めんどくさりだよ」
「わー。もうずるい。累君こそずるいんだけど。可愛いとか」
と、
「可愛いわけないよ」
「累君らしいわそうやって否定するの」
と、そして雑談して帰っていった。送ろうかって言ったら隣のアパート住まいだからって本当に隣みたいだ。
 次の日、朝からおはようって今日金曜日だから。金曜日だから行かへん?明日休みだから。って、無理やり連れていかれたのだ。学校へ行くと何故か椿も一緒にいるみたいだ。
「椿さん。なんでいるんですか?」
「1人じゃ帰るでしょう?」
「帰らないよ。大丈夫だから」
「嘘はよくないよ」
「そう言えばいいとかそんなの無しだよ」
「お互い無し同士していたんだねぇ?」
と、すると先生が来て椿がいること疑問に思ったが、帰るからって先生も納得してそして、1日2人でいたのだ。お手洗い行くのにもついてくるから呆れるんだけど、1日いって月曜日もいて、1週間で解除されて、戻ったら、みんなは相変わらずの対応だ。だけど椿はこれを機に接することが多かったのだ。それをみてかみんなの対応が変わったのだ。僕が逆に驚いたのだ。
 そして卒業後、椿と僕は結婚したのだ。椿からもうアプローチ受けて、僕が折れたのだ。
 幸せだ。
しおりを挟む

この作品は感想を受け付けておりません。

あなたにおすすめの小説

婚約破棄?いいですけど私巨乳ですよ?

無色
恋愛
 子爵令嬢のディーカは、衆目の中で婚約破棄を告げられる。  身分差を理由に見下されながらも、彼女は淡々と受け入れようとするが、その時ドレスが破れ、隠していた自慢のそれが解き放たれてしまう。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

すべてはあなたの為だった~狂愛~

矢野りと
恋愛
膨大な魔力を有する魔術師アレクサンダーは政略結婚で娶った妻をいつしか愛するようになっていた。だが三年経っても子に恵まれない夫妻に周りは離縁するようにと圧力を掛けてくる。 愛しているのは君だけ…。 大切なのも君だけ…。 『何があってもどんなことをしても君だけは離さない』 ※設定はゆるいです。 ※お話が合わないときは、そっと閉じてくださいませ。

完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました

らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。 そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。 しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような… 完結決定済み

貴方の側にずっと

麻実
恋愛
夫の不倫をきっかけに、妻は自分の気持ちと向き合うことになる。 本当に好きな人に逢えた時・・・

旦那様の愛が重い

おきょう
恋愛
マリーナの旦那様は愛情表現がはげしい。 毎朝毎晩「愛してる」と耳元でささやき、隣にいれば腰を抱き寄せてくる。 他人は大切にされていて羨ましいと言うけれど、マリーナには怖いばかり。 甘いばかりの言葉も、優しい視線も、どうにも嘘くさいと思ってしまう。 本心の分からない人の心を、一体どうやって信じればいいのだろう。

運命の番より真実の愛が欲しい

サトウミ
恋愛
田舎娘のゾーイは龍族の王子・シャウロンの『運命の番』だった。 ロマンチックな恋を夢見るゾーイは『運命の番』であるシャウロンと会えるのを楽しみにしていた。 しかし、シャウロンはゾーイに対して素っ気ない。 運命の番だからといって、必ずしも愛し合う関係だとは限らないらしい。 それを悟ったゾーイは、シャウロンのもとから去ることを決意した。

処理中です...