バラバラ

里海金以

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好きが大胆なんて怖い

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 「ちょっと、何してんのよ。バカ!」
今友達の糸賀 寒夜(いとが かんや)を説教中。なぜかって,私の服とかを匂っているましては下着も。恥ずかしいから怒ってしまったのだ。
「寒夜。ねぇプライベートがあるんだよ?プライベートを見られるのは恥ずかしいの。そもそも私はねぇ女性同士でもね裸見せるのNGなの。家族でも。さらに下着とかさぁ、ギリギリギリ家族の女性はいいけど,男性はNGなのに、他人ではないけど、友達ましては、女性はギリかもしれないが,男性なんて,アウトなんだけど。恥ずかしいからやめてよ」
と、言うと
「ごめん。葉雪(はゆき)」
「あぁ。びっくりした。何でそんなことしているのよ」
「葉雪あの、僕は好きなんだ」
「えっ。何なのいきなり」
「本気なんだ」
「少し混乱している」
と、言うと
「だよなぁ。ごめん」
「謝ることないと思うけど・・・」
と、言うと抱きついてきたのだ。
「僕のこと恋人としてみてくれませんか?」
「考えていいですか?」
「はい」
と、言ってきた。その後の記憶がない。記憶というか、意識を戻した時は、次の日の朝。
「やっと起きた?」
「はい」
と、
「料理しておきました」
と、言ってきた。
「えっ。私あまりしないから少なかったんじゃない?」
と、言うと
「はい。少なかったです。だけど、作らせていただきました」
「作ってくれたの?ありがとう」
と、言ったのだ。
「おいで」
と、
「ごめん。私順番があるから冷めちゃうけどごめんねぇ」
と、言うと
「うん」
と、言いつつ動かないのだ。
「ちょう。寒夜もしかして裸見る気?下着見えるから嫌だし、それに、求められても、求められるようなぁ体じゃないの。だから嫌だ」
と、言うと
「ごめん。そういう意地悪しただけ?」
「そういうところ。可愛いんだから」
「可愛いとか言うなぁ」
「私だって、そういう意地悪したいんだからねぇ」
と、言うと
「可愛い」
と、
「それより早く出てよ」
と、言うと
「ごめんなさい」
と、言って出ていったのだ。私は着替えながら昨日のこと思い出した。だけど、好きと言われて考えておきますの後は,思い出せないのだ。寒夜本人に聞く気はないのだ。でも聞かないとダメだし。
自分が納得しないから・・・。
「お待たせ。ごめん」
と、言うと
「やっとかよ。ほら食べるよ」
と、私は食べながら
「あのさぁ、昨日・・・」
と、覚えているところまで話した。すると
「記憶なくしたんだ。考えてくれるという後。僕は何もしてなくテレビ見ていたよ。話しかけたら、反応があったから、最初は。だから全く気づかなくて、途中で寝たのかなぁて、早く気づいていたら、こっそりしたのになぁ。早めに」
と、
「寒夜。早めにって何を」
「キス?かもしれない」
「かもしれないって」
「それぐらい僕は好きだよ」
と、私は
「わかった」
と、言うと
「絶対わかってない」
「まぁ」
「それより食べてよ」
「はい。寒夜以外料理得意なんて」
と、言うと
「葉雪の前ではないっけ?」
「えっ、まさか他の人には先に?」
「うん。それを聞く?友達なら聞かないよ?」
と、言ってきたのだ。
「友達なら聞かないよ?って?」
「友達なら2番目でも3番目でも気にしないよね」
「私きにしているような発言した?」
「したよ」
「マジか」
「安心できるかわからないけど、家族に作っただけ」
「わがまま彼女なら家族もダメってなりそう」
「それが葉雪の気持ち?」
「寒夜突っ込まないで」
と、
「 ごめん」
この日はわかれ次の休みも会った。会うといきなり倒されたのだ。私は
「ねぇまだ早いよ?」
と、言うと
「早くないよ!葉雪は、きっと言葉だけじゃ分からない。いや気づかないかも。好きって本当はあるはずなのに」
「違うよ。ただ私は受け入れられないから。うけいれられないとの、好きを出すのが怖いし、それに・・・」
と、言うとキスをしてきたのだ。私に、
「これ以上マイナスを聞きたくない。マイナス言うなら口塞ぐよ?いやこのまま僕ペースに引き込んでいこうと思う」
と、言ってさらにキスとかしてきたのだ。私は
「好きを受け止めていいんだねぇ。私を認めてくれているということだね」
と、言うと
「受け入れてなかったら僕はこんなことしない。受け入れるつもりでいる。いやつもりじゃなくて,ガチだよ」
「そんなずるいよ」
「ずるくない」
「明日仕事だからもうこれ以上は」
「仕事できなくなるタイプ?ならやめてあげる」
「上から目線なんて無しですよ」
「無しじゃないよ」
「あのね。私も実は意識してた。マイナス言うとキスするでしょだからいえないけど、本当に自信がなかったの。でも受け入れてくれるって信じてみようって感じた。だから私の好きも聞いて欲しい。好きです」
と、言うと
「よく言えました」
と、また記憶なくして,次の日になっていた。寒夜はまだいるみたい。朝ごはんとお弁当作ってくれたみたい。仕事頑張れって、帰ると寒夜はいない。寂しさのあまりかけると、仕事中だからごめんと言われたのだ。私は時間見ると、寒夜にとってはまだ仕事中だ。終わった時間に改めてかけたら、かけつけてきたのだ。連絡入れた後眠くなって寝込んでて、すると、ご飯できたよって、寒夜の声がした。
「ごめん。呼び出しておいて作らなくって」
と、言うと
「大丈夫。どう?調子は?」
と、
「大丈夫。だけど、寂しいがあった」
「寂しいって、本気ぽいなぁ。このまま結婚前提に付き合おう。僕は勢いで付き合って冷めるタイプだから。結婚したてで、早さはあるけど、せめて一年ぐらいは熱々の関係でいたい。何回か彼女つくったけど,すぐにさめてしまって、冷めない相手がいいって、葉雪は友達として長いじゃん。友達に対しても冷めやすい感じだったんだよね。葉雪がいい距離感でいてくれたからだと思うんだよね。長く続いているのって。僕も本音は怖いんだ。葉雪と距離が近くなって、冷めてしまう自分がいて,唯一の家族以外との関係のある葉雪を失うことが。冷めたを理由に失いたくなくて,だけど好きが強くって、でも付き合ってて、葉雪は恋すると近づくタイプだなぁで、そばにいないと寂しくなるんだなぁで、葉雪の性格は否定するつもりはない。だけど僕は怖いんだ葉雪を冷めて手放すのが」
と、私は寝ぼけているから頭を撫でながら、
「寒夜ごめんね。気持ちに気づかなくて,私は寒夜がどこまで許せるか分からないし、自分もどこまでなら受け止めれるか分からないんだよね。でも方法はあるんだよ。例えば近いところから言えばそれぞれ個別の部屋を持ち、自分の時間も作るようにする。意見が合わない日もある。そんな日は、どうしても無理かどうかを判断する。でも私が、我慢できないタイプだからなぁ。私のせいで傷つきそうだし。後もう一つがお互い一つの家を借りて隣同士、もしくは、上と下の階とか借りるとか、そうすればお互い少しはいいあれにならない?」
「それで葉雪はいいの?」
「ごめん。寝ぼけているから分かんないや」
と、言いつつご飯を食べたのだ。
 そして、寝る前に帰ると言われてうんと答えたのだ。それから休みの日毎回じゃないけど会って話したのだ。今後どうするとか、話し合ったのだ。けっか、同棲して,それぞれ部屋を持つことにしたのだ。冷めるとか言っていた寒夜もなんやかんや受け入れているみたいだ。幸せだ。
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