ナンパ野郎の僕に

里海金以

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ナンパ野郎の僕に

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ナンパ野郎の僕こと堺 理人(さかい まさと)。
僕はナンパ野郎でもわりと考えている方だ。ナンパ野郎の特徴は、何も考えずにナンパしているとか浮気しそうとか持たれるかもしれない。僕は考えているし、誰でもいいとかないから浮気もしない。周りにバレてナンパ野郎のあだ名がついているだけでそこまでナンパしているかって言うとそうでもない。そういう噂もあるせいなのか、僕は悪いイメージを持たれている。持たれているせいで彼女ができないのだ。だから友達の彰人(あきと)に、相談しているのだ。彰人は噂で聞いていたけど相当やばいと言われたのだ。相当やばいってただのナンパと違うからと、ただのナンパとどこが違う?って聞かれて答えたのだ。すると、なるほどなぁ。でもナンパする人も考える人もいるんじゃない?と、僕は確かにと、そんなある日僕は友達に相談したのに癖なおらずやっていたのだ。
 そんなある日、僕がナンパしていると、誰が近づいて来て、
「堺君。まだやってんの?」
「だっ誰?」
と、言うと
「誰って失礼な」
と、
「本当に誰?」
「誰って、私峯岸 愛香(みねぎ あいか)です」
と、
「愛香・・・」
と、思い出した。愛香は美女で学校中からの人気者だった。噂では今も会社内で人気らしい。らしいっていうか、人気人。そんな人がなぜ僕に声をかけている?
「思い出した?何に驚いているの?」
「何にって、うーん?説明出来ない」
「説明出来ないって嘘だよね?」
「下手でもいいなら」
「いいよ」
「学校中でも人気者でさらに今社会人で会社でも人気という噂を聞いていて、そんな人気者がこんなやばい僕に声をかけている?」
と、
「自分がやばいことしていると自覚あるんだ」
と、
「それぐらいあるよ。だって友達に相談したぐらいだから」
「相談して直さないってあんたやば」
と、
「やばっていうならなんでこんな僕に声をかけたんだ?」
と、
「それは、内緒だよ」
「僕を止めるために友達が送り込んだのか?」
「バーカー違うわよ。私の意志で声をかけた」
と、
「こんな人気高い愛香がこんなヤバい男と一緒なんて周りに嫌われるよ」
「嫌う奴は嫌わせておけばいい。それに友達もあんたに会いに来るわけないよ。会ってくれているのは嫌われるわけないでしょう。それにむしろ心配している」
と、
「そうだよなぁ。ごめん」
「それで、私にはナンパしてくれないわけ?」
「するわけないだろう?」
と、
「理人あんたね。もしかしたらさぁ、私みたいに人気者に声をかけているかもしれないわよ。しかもそれが私より美人だとしたら?どうするわけ?」
と、
「それ言われると僕の負けだよ。負けを認める」
「負けとかの問題じゃないよね?」
と、
「はい。すみません」
と、言うと
「それでナンパしないわけ?」
「そもそも自分から求めるのはおかしくはない?」
「おかしいって、まぁ確かに。だけど、ナンパされたいの。理人君になら」
「そういえば堺から始まってあんたになって理人になっているのはなぜ?」
「それは最初は距離感あったし,いきなり同級生とはいえいきなり授業程度の会話してないさらに、堺さん呼びしかしたことない人からいきなり、
理人君とか呼ばれるのは嫌じゃない?」
「そんなこと言ったら躊躇なしに愛香って呼んだ僕の方が失礼じゃん」
「だから別に友達感覚で呼んでもいいんだって思って、だからだんだん攻めただけ(単なる作者の都合により)」
と、
「そうかなぁ?自然すぎて気づかなかった」
「そうだったの」
「愛香さん。何でこんな僕のこと気にかけてくれている?」
「いや、私以外に後友達以外に何人か理人君のこと心配している人いるよ」
「いるけど声をかけてきて変な目で見られたら僕も傷つくよ。むしろ自分を責めるよう」
と、
「じゃぁ今も責めているわけ?」
「責めているよりかは今は怖い」
と、
「そもそも理人君も自分自身傷つきたくないはずなのに何でやっているの?」
「開き直ってるからじゃないのかなぁ?」
「開き直っている」
「うん。やめれないってことは開き直っているってこと」
と、言うと
「噂では友達に相談したらしいじゃん。相談しているってことはまだ葛藤しているってことだよね?」
「相談しても直らないてことはやっぱ開き直っているってことだよなぁ?」
と、
「意思を変えればやめれたんじゃないの?」
「すみません」
と、
「まぁとにかくここじゃ余計人が変な目で見るから、だから、理人君の家ここから近い?」
「はい」
と、
「家教えなさいよ」
「僕の家臭いよ?男臭嫌いな女子もいるんじゃ我慢を愛香さんはできるかはわからないけど、できたとしてもだよ?生ものの臭いが凄いけど?後洗濯物の臭いとかやばくてもいいなら」
と、
「そういえば理人仕事してる?」
「してないよ。してもクビになるこのナンパのせいで」
と、言うと
「家の事苦手?」
「はい」
と、
「はぁ。ダメダメ人間なの?」
「はい。最初は頑張っていましたが、続かない人みたいで・・・」
と、
「続かない時とかフッとした時にやろてなった時には大量で片付けが出来なかった。それでだんだん溜まってやばいことになっていると」
「はい」
「覚悟して行った方がいいってわけね」
と、言いながらどこかに相談しているみたいだ。僕は家に着くと開けると
「本当にヤバい」
と、そこへいろんな人が来てくれたみたいだ。友達も来ているみたいだ。
「愛香さんとチャットアプ交換して、連絡していたらいきなり理人の家がゴミ屋敷らしいからって、まぁ詳しい人か連れてきたよ。むしろみんな納得していたんだけどね。まぁ理人のことだ。やらんといけんとかわかってても動けなくなること、さらに、やりたくないことは無理してやら
ないし、動きにくいことわかっているし、それにやろうってなるまでに時間かかることも、さらに何からしようかって悩んでいるうちに冷めるタイプだってこともだからあきれながらもまぁそういう性格だししょうがないなぁて、凄い匂いしているんだが、それに足場もない」
と、これには、専門も
「うーん。何で誰にも相談しなかったんだ?自覚あったんだろう?後、ゴミ回収のゴミ箱とかにすてるためのルールとか自治体に頼むとか、自治体関係なく捨てれるゴミ箱もあるわけだからそこを探すとか、そういう考えとか無かったわけ?」
と、
「なかったです。すみません。それに何もお礼できなくて」
「お礼はいいよ。それより始めようか?」
と、始めたのだ。僕にわからないのは聞いてくる。基本、生ゴミ系が多い。生ゴミ系を片付けて1週間かけて綺麗にした。
「ありがとうございます」
と、言うと
「もう汚すんじゃないよ。彼女に怒られるぞ」
「完全は無理だけど,完全では無ければいい」
と、
「保険あってもいいが保険に頼りすぎるなよ」
「はい」
と、その後2人になった。僕の家に入ってすわっていると
「理人って本当もの少ないんだ」
「もの少しって逆に愛香は多い?」
「多いわよ」
と、
「多いって、まさか愛香も掃除苦手とか?」
「ちがうわよ。欲しいが我慢できなくって」
「それとか売りに出さないの?」
「出しません」
と、
「ゴミ屋敷になるぞ」
と、
「理人に言われたくないわよ」
と、
「ごめん。それで今後について話す?」
「理人つまりそれって?」
「僕は黒歴史がある分誰かに好きって言われること少ないかもしれない。いやないかもしれない。それに今愛香が好きって言ってくれてこんな僕を受け入れてくれる人なんていないやって思うと僕は愛香を失いたくないって、僕異性愛者、友達も異性愛者だと思うし、それに友達でいることも本当は嫌だろうし、それに相談に乗ってあげたのにやめなかったからショックだったと思うからだから付き合おなんてできない。それにゴミ屋敷でさらに引いたと思うし。そんな僕を受け止めてくれているのは愛香だけだから、こんな僕を受け止めてください」
と、愛香は
「受け止めるよ」
と、
「ありがとうございます」
と、そこから2人で関わったのだ。友達にも恋人できたみたいで、友達と友達の彼女に愛香のことを聞き出したのだ。ちなみに友達の彼女も同級生だったらしい。ましては愛香の友達だとか?愛香ってサプライズ好きなん?と言うと
「サプライズするのは好きだがされるのは嫌いみたい」
と、
「じゃぁどうすればいい?」
「うーん?と、毎年とかあげなくてもいいから、お礼と言ってあげたら?例えば誕生日とかサプライズしなくていいとか言ったら誕生日ぐらいおとなしくもらうように頼む。もしくは別に物をあげるとか予約するとかではなくさりげなくショッピングとかに連れて行くだけでもあの子にはサプライズだよ。いつも行かなそうなところに連れて行くだけでもうサプライズみたいなもんよ」
と、
「なるほどね」
と、そしてサプライズしたのだ。言われた通りいつも行かなそうなぁショッピングへ連れて行ったのだ。驚いているみたいだ。楽しんでくれてよかった。
 そして結婚して子供でき幸せに暮らしているのだ。
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