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20話
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中級ダンジョンの攻略を終えて、数日経ったある日、俺達は家で各々すごしていた。訓練する者や雑談する者。俺はって言うと、工房に籠っていた。工房で皆の武器や防具を更新していた。中級ダンジョン三十階でやたらと、消耗したためである。
中でも前衛職の二人と俺の装備が、やたらと消耗しているので、装備品を至急に作らないと何処にもいけなかった。なので大至急用意が必要だった。
まず、取り掛かったのは、前衛職の鎧と盾の制作に取り掛かった。鎧は全身鎧でダンジョンで取れた鉱石と魔物の素材で作り上げていく。鉱石はアダマンタイトで全身をコーティングして、中身は吸収性がある魔物の素材を生かしていく。それを、二組作り、盾はアダマンタイトでとミスリルをふんだんに使って作り上げた。
武器は三十階の宝箱で取れた、オリハルコンを使い剣と槍を作った。鎧に使いたかったが量が足りなくて、軽鎧に回すしか足りてなかった。それでも剣と槍に回す事が出来たのは、不幸中の幸いといってよかった。
その出来上がった剣は聖剣と言っていいぐらいの出来上がりだった。それは俺が日本に居た頃に本で見た聖剣エクスカリバーに似ていたので、ちょっとびっくりしながらも、内心ではかなりの出来上がりだった。その武器の性能はって言うとこんな感じ。
聖剣エクスカリバー
神話級
HP吸収
MP吸収
攻撃力75%上昇
悪魔系100%
不死族100%
自動修復
こんな感じになってしまった。防具はここまでいかなかったのだが、武器は最高傑作になった。さてそんなこんなで、工房に籠っていたら…。
「カツヒロお腹すいたー。ご飯にしない?」
「ん? もうそんな時間なのか…。解った。今いくよ」
「うん。早くね。」
俺は工房から出ていき、厨房にむかうのだった。その後、俺はミラと一緒に料理を作り皆で美味しく頂きました。
次の日、俺は一人で市場に赴いていた。食材の買い出しと、珍しい物が無いか探していたのだ。そんな中、俺にとって凄く欲しいと思うものがあった。それは、ジャポニカ種の白米が売っていたのだった。俺はそれを大量に買った。
俺は家に帰って来ると、急いで厨房に入り、白米を研ぎ鍋で炊き込んでいった。炊き込んでいるうちに、ジャガイモと人参と玉ねぎと肉を一口大に切っていき、鍋に投入していく。ある程度炒めたらら、水を入れて、少し煮込み、スパイスを入れて、また煮込んでいく。俺が何を作っているのか、もうわかると思うが、カレーをつくっているのだ。俺はカレーが食べたくてずっと我慢していたのだ。カレーを作り始めると、ミラが厨房に顔を出してきた。
「何このにおい? 凄くいい匂い何だけど…。」
「ああ。これはカレーといって、俺の故郷で作っていたものなんだ。とても美味しいから楽しみにしててね」
「これは、我慢できない匂いですね。」
他の仲間もやってきて、口々にいっていた。カレーが出来上がると同時に米も炊き上がったのでお皿に米をのせて、カレーをかけて出来上がり。それを人数分を食卓にならべて、皆を呼んだ。
「出来たぞー! 」
「わー。凄く美味しそうな匂いね。」
「皆、席に着いたな。それじゃぁ、いただきます!」
「「「「「いただきます」」」」」
「美味しいー! この白い粒はなに?」
「これは俺の故郷のソウルフードで米っていうんだ。」
「そうなんだ。この米とカレーが凄くマッチングして幾らでも入って行くわね。」
「それはよかった。他の皆はどうだ? 口に合うかな?」
「はい。とても美味しくて癖になりそうです。」
「主これはやばいですなー」
「そっか。皆が喜んでくれて良かったよ。我ながら上手くいったものだ。」
皆、舌鼓をうち美味しく頂いたのだった。
カレーを作ってから数日後、武器と防具が完成したので、皆に渡していった。ある者は嬉しそうにして、ある者は遠慮していたが、俺は強引に渡すことにした。防具は命にかかわるものだからと。ちなみに俺の装備はこんな感じだ。
武器: 聖剣エクスカリバー
頭: 黒鬼の鉢がね
体: 黒鬼の鎧
手: 黒鬼の手甲
腰: 黒鬼の腰当て
足: 黒鬼のロングブーツ
外装: 黒鬼のマント
防具はオーガの素材とアダマンタイトをふんだんに使った逸品だ。防具の性能はと言うと。例えば鎧を例にあげると。
黒鬼の鎧
遺物級
物理ダメージ耐性
魔法ダメージ耐性
属性ダメージ半減
自動修復
こんな感じに出来上がっている。他の防具も大差変わらない。マントには雨を弾く瀬能が有る為、雨が降ってもお構いなしって感じだ。
それから、中級ダンジョンを攻略して早一ヶ月が経ったある日、俺達は次の行動を開始するために、準備をするのだった。
次の行動、それはこの都市最大のダンジョン。上級ダンジョンの攻略だ。この上級ダンジョンに入るには、まず中級ダンジョンを攻略と、Bランク以上が必要なのだが、俺達はそのどちらも、クリアしているので、大丈夫。
さて上級ダンジョンは、地下八十階で魔物も強いのが揃っている。代表的なのはドラゴン族が居る事だろう。地下何階に居るのかは、まだ分かってないがそんな事を、ギルドの受付嬢に聞いたことがある。
そんな上級ダンジョンには、鉱石も豊富で、ミスリル以上の物が発掘されていて、ここで取れた鉱石は高く取引されている。その他に、魔物の素材もバカにならない。ドラゴンの素材は圧倒的に不足しているらしく、何処の部位も使えるってあって、高値がついている。
俺達もドラゴンの素材は欲しいので、頑張って探すために入念に準備を進めていたのだ。俺達が最初に目指すのは、一階から十階で様子を見つつ、素材を集めて強化を図っていく。
俺達は明日アタックするこにして、今日はゆっくりとすることにして、過ごしていくのだった。
中でも前衛職の二人と俺の装備が、やたらと消耗しているので、装備品を至急に作らないと何処にもいけなかった。なので大至急用意が必要だった。
まず、取り掛かったのは、前衛職の鎧と盾の制作に取り掛かった。鎧は全身鎧でダンジョンで取れた鉱石と魔物の素材で作り上げていく。鉱石はアダマンタイトで全身をコーティングして、中身は吸収性がある魔物の素材を生かしていく。それを、二組作り、盾はアダマンタイトでとミスリルをふんだんに使って作り上げた。
武器は三十階の宝箱で取れた、オリハルコンを使い剣と槍を作った。鎧に使いたかったが量が足りなくて、軽鎧に回すしか足りてなかった。それでも剣と槍に回す事が出来たのは、不幸中の幸いといってよかった。
その出来上がった剣は聖剣と言っていいぐらいの出来上がりだった。それは俺が日本に居た頃に本で見た聖剣エクスカリバーに似ていたので、ちょっとびっくりしながらも、内心ではかなりの出来上がりだった。その武器の性能はって言うとこんな感じ。
聖剣エクスカリバー
神話級
HP吸収
MP吸収
攻撃力75%上昇
悪魔系100%
不死族100%
自動修復
こんな感じになってしまった。防具はここまでいかなかったのだが、武器は最高傑作になった。さてそんなこんなで、工房に籠っていたら…。
「カツヒロお腹すいたー。ご飯にしない?」
「ん? もうそんな時間なのか…。解った。今いくよ」
「うん。早くね。」
俺は工房から出ていき、厨房にむかうのだった。その後、俺はミラと一緒に料理を作り皆で美味しく頂きました。
次の日、俺は一人で市場に赴いていた。食材の買い出しと、珍しい物が無いか探していたのだ。そんな中、俺にとって凄く欲しいと思うものがあった。それは、ジャポニカ種の白米が売っていたのだった。俺はそれを大量に買った。
俺は家に帰って来ると、急いで厨房に入り、白米を研ぎ鍋で炊き込んでいった。炊き込んでいるうちに、ジャガイモと人参と玉ねぎと肉を一口大に切っていき、鍋に投入していく。ある程度炒めたらら、水を入れて、少し煮込み、スパイスを入れて、また煮込んでいく。俺が何を作っているのか、もうわかると思うが、カレーをつくっているのだ。俺はカレーが食べたくてずっと我慢していたのだ。カレーを作り始めると、ミラが厨房に顔を出してきた。
「何このにおい? 凄くいい匂い何だけど…。」
「ああ。これはカレーといって、俺の故郷で作っていたものなんだ。とても美味しいから楽しみにしててね」
「これは、我慢できない匂いですね。」
他の仲間もやってきて、口々にいっていた。カレーが出来上がると同時に米も炊き上がったのでお皿に米をのせて、カレーをかけて出来上がり。それを人数分を食卓にならべて、皆を呼んだ。
「出来たぞー! 」
「わー。凄く美味しそうな匂いね。」
「皆、席に着いたな。それじゃぁ、いただきます!」
「「「「「いただきます」」」」」
「美味しいー! この白い粒はなに?」
「これは俺の故郷のソウルフードで米っていうんだ。」
「そうなんだ。この米とカレーが凄くマッチングして幾らでも入って行くわね。」
「それはよかった。他の皆はどうだ? 口に合うかな?」
「はい。とても美味しくて癖になりそうです。」
「主これはやばいですなー」
「そっか。皆が喜んでくれて良かったよ。我ながら上手くいったものだ。」
皆、舌鼓をうち美味しく頂いたのだった。
カレーを作ってから数日後、武器と防具が完成したので、皆に渡していった。ある者は嬉しそうにして、ある者は遠慮していたが、俺は強引に渡すことにした。防具は命にかかわるものだからと。ちなみに俺の装備はこんな感じだ。
武器: 聖剣エクスカリバー
頭: 黒鬼の鉢がね
体: 黒鬼の鎧
手: 黒鬼の手甲
腰: 黒鬼の腰当て
足: 黒鬼のロングブーツ
外装: 黒鬼のマント
防具はオーガの素材とアダマンタイトをふんだんに使った逸品だ。防具の性能はと言うと。例えば鎧を例にあげると。
黒鬼の鎧
遺物級
物理ダメージ耐性
魔法ダメージ耐性
属性ダメージ半減
自動修復
こんな感じに出来上がっている。他の防具も大差変わらない。マントには雨を弾く瀬能が有る為、雨が降ってもお構いなしって感じだ。
それから、中級ダンジョンを攻略して早一ヶ月が経ったある日、俺達は次の行動を開始するために、準備をするのだった。
次の行動、それはこの都市最大のダンジョン。上級ダンジョンの攻略だ。この上級ダンジョンに入るには、まず中級ダンジョンを攻略と、Bランク以上が必要なのだが、俺達はそのどちらも、クリアしているので、大丈夫。
さて上級ダンジョンは、地下八十階で魔物も強いのが揃っている。代表的なのはドラゴン族が居る事だろう。地下何階に居るのかは、まだ分かってないがそんな事を、ギルドの受付嬢に聞いたことがある。
そんな上級ダンジョンには、鉱石も豊富で、ミスリル以上の物が発掘されていて、ここで取れた鉱石は高く取引されている。その他に、魔物の素材もバカにならない。ドラゴンの素材は圧倒的に不足しているらしく、何処の部位も使えるってあって、高値がついている。
俺達もドラゴンの素材は欲しいので、頑張って探すために入念に準備を進めていたのだ。俺達が最初に目指すのは、一階から十階で様子を見つつ、素材を集めて強化を図っていく。
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