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第一章
第一章 第二話
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家を出て右に十メートルほど行った角で親友の内藤秀介と落ち合った。
秀介――秀も俺と同じ標準服を着ている。
秀は俺より少し背が高い。
身長百七十五センチくらいだ。
穏和で優しくて人当たりがいい。
秀は滅多なことでは怒らない。
保育園に入る前からの付き合いだが、秀が怒ったのを見たのは一度か二度、あるかないかと言うくらいだ。
「こーちゃん! 秀ちゃん!」
女の子の元気な声が響いた。
東雪桜だ。
俺達と同じ高校の標準服を着ている。
雪桜が駆け寄ってきた。
「おはよう」
雪桜が俺の顔を覗き込むようにして言った。
こういう時、雪桜は俺に気があるんじゃないかと思ってしまう。
しかし気のせいかもしれないので未だに確かめたことはない。
「おはよ」
「おう」
秀と俺は挨拶を返した。
雪桜も秀と同じく保育園の時から一緒に育った幼馴染みである。
背は百五十センチちょいの小柄な女の子だ。
俺達と同じ色のブレザーにスカート、襟元はネクタイではなくリボンである。
俺達三人は小学校入学前からの幼馴染みだ。
俺は幼稚園、秀と雪桜は保育園だったが近所に住んでいるのでいつも一緒に遊んでいた。
小学校、中学校と一緒で、高校も同じ学校に入った。
まぁ、家が近所で成績が似通っていれば高校が同じになっても不思議はない。
とにかく、小学校に入学してから同じクラスになったりならなかったりしながらずっと一緒に成長してきた。
「孝司、夕辺はちゃんと眠れた?」
秀が爽やかな笑顔で訊ねた。
同じくらい飲んだはずなのに……。
不公平だ……。
雪桜は女の子なので流石に飲み会には誘わなかった。
そのため今朝もぴんぴんしている。
「眠れたことは眠れたが……、朝起きたら化猫が隣に寝てた」
「化猫?」
秀も人に見えざるものが見える。
だから化生の話をしてもすぐに信じてくれる。
これが秀と俺を繋いでいる一番強い絆だ……と思う。
雪桜は見えないのだが俺達の言うことを信じてくれる。
だから仲良くしていられるのだ。
何しろ秀と俺は小学校の時、他の人には見えないものが見えるからという理由で仲間外れにされていた。
小学校には白い着物を着た女の子がいて、よく一緒に遊んだ。
一年生の時には秀と俺以外にもその子が見えてるヤツはいて皆で遊んでいた。
雪桜にも見えていた。
ところが二年になった頃から秀と俺以外にはその子が見えなくなり、一緒に遊んだことさえ忘れてしまった。
雪桜もその子のことは覚えてない。
何度も一緒に遊んでたのだが……。
そんな風に見えざる者が見えていると言う理由で秀と俺は仲間外れにされた。
救いと言えば秀と雪桜が一緒だったことだ。
雪桜は仲間外れにされた秀や俺とずっと仲良くしてくれていた。
そのせいで雪桜も仲間外れにされたが、それでも秀や俺と共にいてくれた。
自然と俺達は三人で行動することが多くなった。
俺と秀は雪桜以外の人間がいる時は見えざるものの話をしなくなったので中学に入る頃には仲間外れにされることはなくなったが、それでもいつも三人は行動を共にしていた。
まぁ雪桜は女の子同士の交流もあるが。
そう言うこともあって俺は密かに雪桜に好意を持っていた。
雪桜は可愛いし、明るくて優しいというのもある。
「中年の男が猫になった。ていうか、正確には猫が男に化けてたんだろうけど」
俺は今朝の事を話した。
「それって大変な事じゃない!?」
「それでどうしたの!?」
秀と雪桜が同時に言った。
「どうしようもなかった。母さん達は俺の言うことなんか信じてくれないし」
「そうか……おばさんが化猫に食べられなければいいね」
「おばさん、大丈夫かな」
秀と雪桜が母さんの心配をしてくれる。
「俺もそれが気掛かりなんだ」
そんな話をしながら十二社通りを南下し、新宿中央公園の角で曲がり――桜は満開だった――、公園通りの上に架かる角筈橋を渡る。
都庁第二本庁舎の横を通りながら俺達は化猫について話し合った。
学校に着くと雪桜は別のクラスなので廊下で別れた。
教室に入るとクラスメイト達の会話が聞こえてきた。
「……噛み殺されたんですって」
「虎がやったんでしょ」
「狼じゃないの?」
クラス中が騒然としている。
「何があったんだ?」
俺は秀に訊ねた。
今朝は化猫騒動と二日酔いでニュースを見てくる暇がなかった。
「早稲田の辺りで男の人が大型の動物に襲われて死んだらしいよ」
秀が教えてくれた。
「虎の仕業よ」
近くにいた女子が言った。
「犬だろ」
俺が女子に答える。
躾の悪い大型犬が人に危害を加えたという話は偶に聞く。
大学構内で虎の飼育をしているという話は聞いたことがないし。
あの辺りでは大型犬を散歩させている人を見掛けるから少なくとも虎よりは犬の方が有り得るだろう。
「猫科の動物らしいわよ」
「今日、早稲田で虎狩りするみたい」
早稲田は住宅街だから虎の隠れる場所など無いと思うかもしれないが、あの辺りには戸山公園や箱根山がある。
戸山公園も緑が多いし、箱根山には樹々が鬱蒼と生い茂っている。
大学の敷地も広い。
虎一匹くらいなら十分に隠れられるはずだ。
ホントに虎がいるとは思えないが。
大学でも虎は飼ってないだろう。
そう言う話は聞いていない。
この高校には早稲田に住んでる者が大勢いるから、そう言う生徒にとっては他人事ではないだろう。
放課後、秀と雪桜と俺は連れだって学校を後にした。
「孝司、雪桜ちゃん、僕、話さなきゃならないことがあるんだ」
角筈橋に近づいた時、秀が真面目な顔をして言った。
「どうした?」
「実は……付き合ってる人がいるんだ」
「え!?」
雪桜と俺は驚いて言葉を失った。
「ていうか、付き合い始めたばっかりなんだけど」
秀に彼女が……。
なんとなく俺の方が先に彼女が出来るんじゃないかと思っていただけに先を越された衝撃は大きかった。
こんな事なら雪桜に告白しておけば良かった。
今までに何度か機会はあった。
しかし、雪桜が好きなのは秀の方かもしれない、と思うと勇気が出なかったのだ。
秀には将来の具体的な夢がある。
まだ何も考えていない俺にはそれだけでも秀に引け目を感じるのに、その上彼女まで先に作られてしまうとは。
秀の夢というのは、以前は人型の人間が乗れるロボット――もちろん、操縦席は胸部――を作ることだった。
しかし人型のロボットは――小型で人間は乗れないが――既に各社が作ってるし、二足歩行型で人が乗れるロボットも俺達が生まれる前に作られていた。
だからロボット制作はやめて――自分がやらなくても他の人がやってくれるだろうと判断したらしい――、NASAに入って国際宇宙ステーションの仕事に関わることにしたそうだ。
最終的にはスペースコロニーを作りたいらしい。
そしてスペースコロニーが作られてもまだ自分が現役で、かつ人間が乗れる人型ロボットが作られてなかったらロボット――当然、人が乗って操縦できるもの――を制作をするとの事だった。
観ていたのがアメリカドラマならスペースコロニーの次は恒星間航行が出来る宇宙船を造るというところだろうが、秀が好きなのは日本のロボットアニメだ。
秀介――秀も俺と同じ標準服を着ている。
秀は俺より少し背が高い。
身長百七十五センチくらいだ。
穏和で優しくて人当たりがいい。
秀は滅多なことでは怒らない。
保育園に入る前からの付き合いだが、秀が怒ったのを見たのは一度か二度、あるかないかと言うくらいだ。
「こーちゃん! 秀ちゃん!」
女の子の元気な声が響いた。
東雪桜だ。
俺達と同じ高校の標準服を着ている。
雪桜が駆け寄ってきた。
「おはよう」
雪桜が俺の顔を覗き込むようにして言った。
こういう時、雪桜は俺に気があるんじゃないかと思ってしまう。
しかし気のせいかもしれないので未だに確かめたことはない。
「おはよ」
「おう」
秀と俺は挨拶を返した。
雪桜も秀と同じく保育園の時から一緒に育った幼馴染みである。
背は百五十センチちょいの小柄な女の子だ。
俺達と同じ色のブレザーにスカート、襟元はネクタイではなくリボンである。
俺達三人は小学校入学前からの幼馴染みだ。
俺は幼稚園、秀と雪桜は保育園だったが近所に住んでいるのでいつも一緒に遊んでいた。
小学校、中学校と一緒で、高校も同じ学校に入った。
まぁ、家が近所で成績が似通っていれば高校が同じになっても不思議はない。
とにかく、小学校に入学してから同じクラスになったりならなかったりしながらずっと一緒に成長してきた。
「孝司、夕辺はちゃんと眠れた?」
秀が爽やかな笑顔で訊ねた。
同じくらい飲んだはずなのに……。
不公平だ……。
雪桜は女の子なので流石に飲み会には誘わなかった。
そのため今朝もぴんぴんしている。
「眠れたことは眠れたが……、朝起きたら化猫が隣に寝てた」
「化猫?」
秀も人に見えざるものが見える。
だから化生の話をしてもすぐに信じてくれる。
これが秀と俺を繋いでいる一番強い絆だ……と思う。
雪桜は見えないのだが俺達の言うことを信じてくれる。
だから仲良くしていられるのだ。
何しろ秀と俺は小学校の時、他の人には見えないものが見えるからという理由で仲間外れにされていた。
小学校には白い着物を着た女の子がいて、よく一緒に遊んだ。
一年生の時には秀と俺以外にもその子が見えてるヤツはいて皆で遊んでいた。
雪桜にも見えていた。
ところが二年になった頃から秀と俺以外にはその子が見えなくなり、一緒に遊んだことさえ忘れてしまった。
雪桜もその子のことは覚えてない。
何度も一緒に遊んでたのだが……。
そんな風に見えざる者が見えていると言う理由で秀と俺は仲間外れにされた。
救いと言えば秀と雪桜が一緒だったことだ。
雪桜は仲間外れにされた秀や俺とずっと仲良くしてくれていた。
そのせいで雪桜も仲間外れにされたが、それでも秀や俺と共にいてくれた。
自然と俺達は三人で行動することが多くなった。
俺と秀は雪桜以外の人間がいる時は見えざるものの話をしなくなったので中学に入る頃には仲間外れにされることはなくなったが、それでもいつも三人は行動を共にしていた。
まぁ雪桜は女の子同士の交流もあるが。
そう言うこともあって俺は密かに雪桜に好意を持っていた。
雪桜は可愛いし、明るくて優しいというのもある。
「中年の男が猫になった。ていうか、正確には猫が男に化けてたんだろうけど」
俺は今朝の事を話した。
「それって大変な事じゃない!?」
「それでどうしたの!?」
秀と雪桜が同時に言った。
「どうしようもなかった。母さん達は俺の言うことなんか信じてくれないし」
「そうか……おばさんが化猫に食べられなければいいね」
「おばさん、大丈夫かな」
秀と雪桜が母さんの心配をしてくれる。
「俺もそれが気掛かりなんだ」
そんな話をしながら十二社通りを南下し、新宿中央公園の角で曲がり――桜は満開だった――、公園通りの上に架かる角筈橋を渡る。
都庁第二本庁舎の横を通りながら俺達は化猫について話し合った。
学校に着くと雪桜は別のクラスなので廊下で別れた。
教室に入るとクラスメイト達の会話が聞こえてきた。
「……噛み殺されたんですって」
「虎がやったんでしょ」
「狼じゃないの?」
クラス中が騒然としている。
「何があったんだ?」
俺は秀に訊ねた。
今朝は化猫騒動と二日酔いでニュースを見てくる暇がなかった。
「早稲田の辺りで男の人が大型の動物に襲われて死んだらしいよ」
秀が教えてくれた。
「虎の仕業よ」
近くにいた女子が言った。
「犬だろ」
俺が女子に答える。
躾の悪い大型犬が人に危害を加えたという話は偶に聞く。
大学構内で虎の飼育をしているという話は聞いたことがないし。
あの辺りでは大型犬を散歩させている人を見掛けるから少なくとも虎よりは犬の方が有り得るだろう。
「猫科の動物らしいわよ」
「今日、早稲田で虎狩りするみたい」
早稲田は住宅街だから虎の隠れる場所など無いと思うかもしれないが、あの辺りには戸山公園や箱根山がある。
戸山公園も緑が多いし、箱根山には樹々が鬱蒼と生い茂っている。
大学の敷地も広い。
虎一匹くらいなら十分に隠れられるはずだ。
ホントに虎がいるとは思えないが。
大学でも虎は飼ってないだろう。
そう言う話は聞いていない。
この高校には早稲田に住んでる者が大勢いるから、そう言う生徒にとっては他人事ではないだろう。
放課後、秀と雪桜と俺は連れだって学校を後にした。
「孝司、雪桜ちゃん、僕、話さなきゃならないことがあるんだ」
角筈橋に近づいた時、秀が真面目な顔をして言った。
「どうした?」
「実は……付き合ってる人がいるんだ」
「え!?」
雪桜と俺は驚いて言葉を失った。
「ていうか、付き合い始めたばっかりなんだけど」
秀に彼女が……。
なんとなく俺の方が先に彼女が出来るんじゃないかと思っていただけに先を越された衝撃は大きかった。
こんな事なら雪桜に告白しておけば良かった。
今までに何度か機会はあった。
しかし、雪桜が好きなのは秀の方かもしれない、と思うと勇気が出なかったのだ。
秀には将来の具体的な夢がある。
まだ何も考えていない俺にはそれだけでも秀に引け目を感じるのに、その上彼女まで先に作られてしまうとは。
秀の夢というのは、以前は人型の人間が乗れるロボット――もちろん、操縦席は胸部――を作ることだった。
しかし人型のロボットは――小型で人間は乗れないが――既に各社が作ってるし、二足歩行型で人が乗れるロボットも俺達が生まれる前に作られていた。
だからロボット制作はやめて――自分がやらなくても他の人がやってくれるだろうと判断したらしい――、NASAに入って国際宇宙ステーションの仕事に関わることにしたそうだ。
最終的にはスペースコロニーを作りたいらしい。
そしてスペースコロニーが作られてもまだ自分が現役で、かつ人間が乗れる人型ロボットが作られてなかったらロボット――当然、人が乗って操縦できるもの――を制作をするとの事だった。
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