157 / 223
第156話 挑戦という狂気的な性
しおりを挟む
――――遂に、要塞都市・アストラガーロの円形闘技場において、闘技大会が開幕した。
闘技場の観客席はやはり満員御礼。血気盛んな冒険者も多いが、普段は至って落ち着いて日常を過ごしていると見える住人たちも猛り狂った雄叫びを上げ、猛烈な圧を伴った歓声が絶えない。
普段静かに、粛々と日常を過ごしている中での唯一の愉しみなのか……はたまた、日頃の労苦で鬱積したストレスを血と闘争の歓喜で晴らそうというのだろうか。この日に限って、闘技場内の熱気と殺気は、娯楽都市・シャンバリアの強欲に目が眩んだ人々の比ではなかった。
闘技場の内外には少しでも良い席へ座る権利を持つチケットを高額転売するダフ屋が徘徊し、どうやら金銭などを選手たちの勝敗に賭けている輩もいるようだ。
――エリーたちは滞在1週間あまりにして、ようやくここ要塞都市・アストラガーロの人々の本質を見た気がした。
優秀な役人によるとても自治と治安の行き届いた国であり、非常時に極めて適切に迅速に対応出来るだけの人材が豊富にいる。冒険者として世界中を渡り歩いた経験のある者が中心となって作り上げた、なるほど国としての民度も練度も高い処なのだ。
だが、その内実は人間の持つ欲望と希望、闘争心と探求心…………陰も陽も含め、人間の本性をあらゆる意味で否定しない国のようだ。
一見相反する、激しい闘争で血を見ることをどうしようもなく好む獰猛さが露出しているかと思えば、困難なことへ挑戦する者や生命と尊厳を懸けて戦う者への敬意と愛すら同居していた。
ガラテア帝国のように闘争を中心とした『力』を信奉することとはまたどこか違う、人間の在りようを厳しく、かつ柔軟に受け止めている…………実にタフな国民性だ。得ることも失うことも等しく尊び、また清も濁も肯定しているようだった――
「――うっわー……初めて来た時もなんとなく感じたけど……やっぱ大会となるとものすっごい熱気ねー…………」
「――闘技場が……いや……国そのものが見えない炎で燃えてるみたい…………」
「――あア……おめえら気を抜くな――っつうのは野暮な話だな。むしろどう上手く余計な力を抜くかってとこだな。」
「――そのようですね。ここは……娯楽都市・シャンバリアで私欲に突き動かされている人々の熱とは何か違います。もっと危険で獰猛で、かつ静謐なものが同時に渦巻いています。」
「――そんな感じだな。みんな、この熱気に気圧されるんじゃあないぞ。技や力や運の前に……胆力で負けてしまっては話にならんからな……」
「――ハイっス…………!!」
――――出場することになったエリーたちは、一度ガンバ、空中走行盤、そして『黒風』から降り、事前に配られた冊子に書いてあった開会の式典通り入場口から入り、国主が座する方へ向けて縦一列に並んだ。
――すぐ隣には、これから争い合う他の選手たちが並んでいる。
使用すると思われる乗り物は、レーシングカーなどはもちろん、小型飛行機、早馬、チャリオット…………多種多様な乗り物で勝負するようだ。皆一様に緊張感が張り詰めつつ、その顔つきは精悍だ。
――そして……ただのレースではまず用いられないであろう、銃器や刀剣、薬品などの類いも携えている。無論エリーたちも。これから行なわれるレースの苛烈さが予想出来る。
――――やがて、国主・ゴッシュ=カヤブレーが、席を立ち…………登壇してマイク越しにスピーチを始める。新装されたスピーカーからひとたび、ハウリングの甲高い音が響き渡り、全員が身を竦める。やがて観客たちも一度静寂に包まれた。
「――――アストラガーロの国民たちよ。勇猛果敢な冒険者たちよ。そして、生命と尊厳を懸けてこれから戦う挑戦者たちよ。今回もこの神聖な大会に顔を見せてくれたことを心から感謝する。今回の競い合う闘技は、『レーシング』だ。始まればたちまち、過酷で苛烈な闘いが幕を開けるだろう――」
そこでゴッシュは闘技場全体を睥睨し、軽く咳払いをしてから続ける。
「…………だが、いつもながら私は思う。どんなに過酷で苛烈な勝負に身を投じようとも、その肉体と精神の限界に挑む人間の姿。その鍛え抜かれた心根と努力、肉体は等しく美しい。それは遙か東方に構えているガラテア帝国のような狂信的な力への妄執とは違うものだと私は認識している――――」
――ガラテア帝国を名指しし、彼らとは違うことを主張する。これもまた国全体に意識として息づく勇敢さゆえか。
「――闘争の渦中では確かに人間は無慈悲だ。今回もお互いを阻害し、痛めつけ合う苦しいものとなるだろう。だが忘れてはならない…………大事な事は力と技の試し合いでも、利益の追求でもなく――――ただただ目の前の困難と壁を乗り越えようとする、真に尊き人間の魂と、それによって動かされる可能性である、と。」
――これから行なわれることが危険な試し合いであることは明白ながら、それでもゴッシュは挑戦する人間のスピリットと熱情こそが大切である、と理想を語る。
「――もう一度言う。今回も危険で苛烈な闘いとなることは明白だろう。もっと平和的なイベントやコンサート、ライヴなどを行なうことも出来るが、私は敢えてこの古来からの闘争の儀を肯定し、執り行う。そこに人間の生命の死以上に、熱量を伴った精神の輝きがあると信じて――――以上。挑戦者たちは配置についてくれ。」
――ゴッシュが自らレースのスタート地点に付くことを促すアナウンス。
ゴッシュの語る理想に従うならばこれは神聖な試合なのかもしれないが――――ライバルを殺してでも勝利を得ようとする闘技大会はやはり野蛮であり、人間が求める精神的な潤いとは言っても過激すぎることは多くの人が自覚していた。恐らくはゴッシュ自身も。
――だが、エリーたちも引き下がれないし、負けられない。グロウをはじめとした仲間たちの未来の為に――――野蛮であり、狂気的である。と同時に、人間の持つ開拓者精神にも似た限界へ挑戦するという本能と本性。それらがこの闘技大会そのものを突き動かす原動力なのだろう。
皆、己の乗り物に搭乗し、ある者はエンジンを吹かせ、ある者はもう一度入念に全身をほぐす。
「――よっし。イロハちゃんの作ってくれたこのブーツも異常なし。すぐにでもぶっ飛ばせるわ。」
「――こちらテイテツ。ガイ。ガンバの動力部や燃料、操縦系に異常は無いか確認を。」
「――オーライ。どこもおかしくはねえよ。エンジンも充分に温まったぜ。」
「――で、出来るだけ人が死なないようにしたいな…………僕たちはもちろん、他の人も――」
「――はっ、よっ――――ふうーっ…………私も空中走行盤も調子は良い。グロウ。もうそんな甘えはいい加減割り切れ。この勝負は……恐らく、自分の身を守るだけで精一杯だ。」
「――おっしゃ…………みんな、心してかかるっスよ――――!!」
――エリー一行はもう準備が完全に調った。不安と恐怖を振り切り、闘技場内のトラックの上で陣取り、スタンバイ状態だ。
「――――では、闘技を始めるぞ。3……2……1――――」
――カウントダウンが終わる刹那。全員の目に勇気の火が燃え始め、その顔つきを煌めきと共に引き締め、力を込める――――
「――――スタートッ!!」
――――ただの戦闘とは違う、あるいはそれ以上の戦いの幕が上がり切った――――
闘技場の観客席はやはり満員御礼。血気盛んな冒険者も多いが、普段は至って落ち着いて日常を過ごしていると見える住人たちも猛り狂った雄叫びを上げ、猛烈な圧を伴った歓声が絶えない。
普段静かに、粛々と日常を過ごしている中での唯一の愉しみなのか……はたまた、日頃の労苦で鬱積したストレスを血と闘争の歓喜で晴らそうというのだろうか。この日に限って、闘技場内の熱気と殺気は、娯楽都市・シャンバリアの強欲に目が眩んだ人々の比ではなかった。
闘技場の内外には少しでも良い席へ座る権利を持つチケットを高額転売するダフ屋が徘徊し、どうやら金銭などを選手たちの勝敗に賭けている輩もいるようだ。
――エリーたちは滞在1週間あまりにして、ようやくここ要塞都市・アストラガーロの人々の本質を見た気がした。
優秀な役人によるとても自治と治安の行き届いた国であり、非常時に極めて適切に迅速に対応出来るだけの人材が豊富にいる。冒険者として世界中を渡り歩いた経験のある者が中心となって作り上げた、なるほど国としての民度も練度も高い処なのだ。
だが、その内実は人間の持つ欲望と希望、闘争心と探求心…………陰も陽も含め、人間の本性をあらゆる意味で否定しない国のようだ。
一見相反する、激しい闘争で血を見ることをどうしようもなく好む獰猛さが露出しているかと思えば、困難なことへ挑戦する者や生命と尊厳を懸けて戦う者への敬意と愛すら同居していた。
ガラテア帝国のように闘争を中心とした『力』を信奉することとはまたどこか違う、人間の在りようを厳しく、かつ柔軟に受け止めている…………実にタフな国民性だ。得ることも失うことも等しく尊び、また清も濁も肯定しているようだった――
「――うっわー……初めて来た時もなんとなく感じたけど……やっぱ大会となるとものすっごい熱気ねー…………」
「――闘技場が……いや……国そのものが見えない炎で燃えてるみたい…………」
「――あア……おめえら気を抜くな――っつうのは野暮な話だな。むしろどう上手く余計な力を抜くかってとこだな。」
「――そのようですね。ここは……娯楽都市・シャンバリアで私欲に突き動かされている人々の熱とは何か違います。もっと危険で獰猛で、かつ静謐なものが同時に渦巻いています。」
「――そんな感じだな。みんな、この熱気に気圧されるんじゃあないぞ。技や力や運の前に……胆力で負けてしまっては話にならんからな……」
「――ハイっス…………!!」
――――出場することになったエリーたちは、一度ガンバ、空中走行盤、そして『黒風』から降り、事前に配られた冊子に書いてあった開会の式典通り入場口から入り、国主が座する方へ向けて縦一列に並んだ。
――すぐ隣には、これから争い合う他の選手たちが並んでいる。
使用すると思われる乗り物は、レーシングカーなどはもちろん、小型飛行機、早馬、チャリオット…………多種多様な乗り物で勝負するようだ。皆一様に緊張感が張り詰めつつ、その顔つきは精悍だ。
――そして……ただのレースではまず用いられないであろう、銃器や刀剣、薬品などの類いも携えている。無論エリーたちも。これから行なわれるレースの苛烈さが予想出来る。
――――やがて、国主・ゴッシュ=カヤブレーが、席を立ち…………登壇してマイク越しにスピーチを始める。新装されたスピーカーからひとたび、ハウリングの甲高い音が響き渡り、全員が身を竦める。やがて観客たちも一度静寂に包まれた。
「――――アストラガーロの国民たちよ。勇猛果敢な冒険者たちよ。そして、生命と尊厳を懸けてこれから戦う挑戦者たちよ。今回もこの神聖な大会に顔を見せてくれたことを心から感謝する。今回の競い合う闘技は、『レーシング』だ。始まればたちまち、過酷で苛烈な闘いが幕を開けるだろう――」
そこでゴッシュは闘技場全体を睥睨し、軽く咳払いをしてから続ける。
「…………だが、いつもながら私は思う。どんなに過酷で苛烈な勝負に身を投じようとも、その肉体と精神の限界に挑む人間の姿。その鍛え抜かれた心根と努力、肉体は等しく美しい。それは遙か東方に構えているガラテア帝国のような狂信的な力への妄執とは違うものだと私は認識している――――」
――ガラテア帝国を名指しし、彼らとは違うことを主張する。これもまた国全体に意識として息づく勇敢さゆえか。
「――闘争の渦中では確かに人間は無慈悲だ。今回もお互いを阻害し、痛めつけ合う苦しいものとなるだろう。だが忘れてはならない…………大事な事は力と技の試し合いでも、利益の追求でもなく――――ただただ目の前の困難と壁を乗り越えようとする、真に尊き人間の魂と、それによって動かされる可能性である、と。」
――これから行なわれることが危険な試し合いであることは明白ながら、それでもゴッシュは挑戦する人間のスピリットと熱情こそが大切である、と理想を語る。
「――もう一度言う。今回も危険で苛烈な闘いとなることは明白だろう。もっと平和的なイベントやコンサート、ライヴなどを行なうことも出来るが、私は敢えてこの古来からの闘争の儀を肯定し、執り行う。そこに人間の生命の死以上に、熱量を伴った精神の輝きがあると信じて――――以上。挑戦者たちは配置についてくれ。」
――ゴッシュが自らレースのスタート地点に付くことを促すアナウンス。
ゴッシュの語る理想に従うならばこれは神聖な試合なのかもしれないが――――ライバルを殺してでも勝利を得ようとする闘技大会はやはり野蛮であり、人間が求める精神的な潤いとは言っても過激すぎることは多くの人が自覚していた。恐らくはゴッシュ自身も。
――だが、エリーたちも引き下がれないし、負けられない。グロウをはじめとした仲間たちの未来の為に――――野蛮であり、狂気的である。と同時に、人間の持つ開拓者精神にも似た限界へ挑戦するという本能と本性。それらがこの闘技大会そのものを突き動かす原動力なのだろう。
皆、己の乗り物に搭乗し、ある者はエンジンを吹かせ、ある者はもう一度入念に全身をほぐす。
「――よっし。イロハちゃんの作ってくれたこのブーツも異常なし。すぐにでもぶっ飛ばせるわ。」
「――こちらテイテツ。ガイ。ガンバの動力部や燃料、操縦系に異常は無いか確認を。」
「――オーライ。どこもおかしくはねえよ。エンジンも充分に温まったぜ。」
「――で、出来るだけ人が死なないようにしたいな…………僕たちはもちろん、他の人も――」
「――はっ、よっ――――ふうーっ…………私も空中走行盤も調子は良い。グロウ。もうそんな甘えはいい加減割り切れ。この勝負は……恐らく、自分の身を守るだけで精一杯だ。」
「――おっしゃ…………みんな、心してかかるっスよ――――!!」
――エリー一行はもう準備が完全に調った。不安と恐怖を振り切り、闘技場内のトラックの上で陣取り、スタンバイ状態だ。
「――――では、闘技を始めるぞ。3……2……1――――」
――カウントダウンが終わる刹那。全員の目に勇気の火が燃え始め、その顔つきを煌めきと共に引き締め、力を込める――――
「――――スタートッ!!」
――――ただの戦闘とは違う、あるいはそれ以上の戦いの幕が上がり切った――――
0
あなたにおすすめの小説
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
夫と愛し合った翌朝、一方的に離縁されました【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
美しい公爵夫人マルグリートは、冷徹な夫ディートリヒと共に、王国の裏で密かに任務をこなす“悪女”。
だがある日、突然夫から離婚を言い渡される。しかもその裏には、平民の愛人の存在が──。
失意の中、王命で新たな婚約者・エルンストと結ばれることに。
どうやら今回の離婚再婚は、王家の陰謀があるよう。
「悪女に、遠慮はいらない」
そう決意した彼女は、華やかな舞踏会で王に真っ向から言い放つ。
「わたくし、人の家庭を壊しておきながら悪びれない方に、下げる頭は持っていませんの。
王族であられる前に、人におなりくださいませ。……失礼」
愛も、誇りも奪われたなら──
今度はこの手で、すべてを取り戻すだけ。
裏切りに燃える、痛快リベンジ・ロマンス!
⚠️本作は AI の生成した文章を一部に使っています。タイトル変えました。コメディーです。主人公は悪女です。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる