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2019年10月28日。スペシャルな交流会
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10月28日。
この前の土曜日は実にナイスな1日だった。
12日に予定していた関西創作交流会が、台風の影響で延期となり、26日に移ったのだ。
前日には主催からメッセージを頂き、「いつも書いている交流会のレポートだけど、試しにmk-2さん書いてみない?」との打診。これは後述しよう。
いつもの通り、京都市内某所にて開催された。詳細な場所は荒らしなどの恐れがあるため伏せるが、僕は毎回兵庫県の山間部からえっちらおっちらと片道3時間ぐらいかけてバスと電車で京都に向かう。交流会で見せてネタになりそうな自作品などを持ち、暇になったら創作が出来るようiPad Proを携え、昼食代わりにカロリーメイトを2箱提げて行くのだ。ちなみにカロリーメイトはチョコレート味とメイプル味が好きだ。
カロリーメイトはいい……味もそこそこ良くて栄養価は高く、もそもそと頬張っていると携帯食料を食べて荒野を佇むスチームバンクかディストピア世界の住人になったような気分を味わえる……。
カロリーメイトはさておき、今回の交流会も新たに2名メンバーさんが増えた。気に入ってくれるといいな…………。
開催場所を普段とちょっと違う場所になったせいか、ナビが上手く使えなかったり用事が重なったりで遅れる人が多かった。定時に開始時点で6人ほどで、自己紹介なども軽くしたが話し上手な人がまだ来ていなかったので少々緊張と共に気まずい雰囲気。まあ、創作活動する人って多かれ少なかれ内向的で自分の殻に閉じこもったり自己表現が苦手な人がいるからね……自分も例外ではない。でもだからこそ創作はそういった人たちの救いになりうると思う。
それも杞憂のようなもので、やがて活発に話す人が加わり始めると、忽ちわいわいと和やかで楽しいムードになった。この交流会も次回でついに20回目。常連になってくれた人たちはみんな気さくで良い人だ。社会人サークルとして成長したものだ……。
関西創作交流会は、別に選りすぐっているつもりはないのだが、漫画アニメゲームが大好きなオタクの人ばかり集まる。これもサブカルチャーであったはずの漫画アニメゲームがメインカルチャーとなった影響だろうか。お陰で皆さん気の合いそうな人をすぐに見つけて楽しそうに創作談義したり好きな作品について語ったり、実際に作品を作って見せてくれたり、好きなBLとGLに祈りを捧げたり…………(一部大袈裟)。
盛り上がってる人の所へ寄って話し合ったり、作品を見せてもらってるうちに皆打ち解けてくるものだ。下手に交流会が始まったらああするこうする、と決めずに自由に歓談してもらっている主催のやり方で正解だと思う。余程迷惑行為でなければ自由に振る舞えばいいのだ、みんな。
同じ畑で創作している人同士もそうだが、違うジャンルの創作している人たちで知識や技術の情報交換やレクチャー、アドバイス、さらには合作などを皆さんが進んで行なう姿は、もうなんと言うか感動を覚える。僕も学生時代部活動をこんな風に楽しみたかったなあ……。
と、交流会が始まって中ほど。僕にとってスペシャルなことがあった。
なんと拙作『LIVE FOR HUMAN』を読んでくれたメンバーさんが、作中の好きなキャラクターを小さめのケント紙に描いたものをプレゼントしてくれたのだ。ファンアートである!!
作中ではサブリーダーだったロレンスが好き、という人がロレンス愛を語り、さらに他の好きなキャラクターや『創世樹』の主人公のエリーまで描いてくれた。絵が上手いことも勿論凄いが、ファンアートを頂戴出来たことが内心嬉し涙を流すほど嬉しい…………。
創作活動をする人なら大半はそうだと思うが、作品を作れば感想が欲しかったり、作品への愛情をなんらかの形にしたものを欲するものだ。実を言うと、僕はファンアートの類いが物凄く欲しかった。そう何度も当たり前のように貰える物では無いからな……。
と言いつつも、やはりこちらが形をハッキリさせれば鑑賞してくださる人もなんらかの反応を返しやすい。これからは作品を創る際は、メイン、サブクラスの登場人物や設定資料の類いはどんどん作り、どんどん人に見せよう……なんらかの感想を頂けるかも。それが何よりのエネルギーになりそうだ。
さて、最初に言った活動レポートだが、一時的にレポートを編集するサイトのページへのアクセス権を借り、好きに書き散らした。主催が毎回書いてもいいのだろうが、たまに他のメンバーが書くことでレポートにも個性の違いや交流会にどんな印象を持ったかが分かれて面白そうだ。小説など物書きをする人も結構いるし、日直みたいにすると楽しそうだ。まあ、無理のない程度が良いが。
今回もハチャメチャに楽しい交流会だった。というか今回はさらに僕にとってスペシャルな会となった。
また機会を見て参加してこよう……。
この前の土曜日は実にナイスな1日だった。
12日に予定していた関西創作交流会が、台風の影響で延期となり、26日に移ったのだ。
前日には主催からメッセージを頂き、「いつも書いている交流会のレポートだけど、試しにmk-2さん書いてみない?」との打診。これは後述しよう。
いつもの通り、京都市内某所にて開催された。詳細な場所は荒らしなどの恐れがあるため伏せるが、僕は毎回兵庫県の山間部からえっちらおっちらと片道3時間ぐらいかけてバスと電車で京都に向かう。交流会で見せてネタになりそうな自作品などを持ち、暇になったら創作が出来るようiPad Proを携え、昼食代わりにカロリーメイトを2箱提げて行くのだ。ちなみにカロリーメイトはチョコレート味とメイプル味が好きだ。
カロリーメイトはいい……味もそこそこ良くて栄養価は高く、もそもそと頬張っていると携帯食料を食べて荒野を佇むスチームバンクかディストピア世界の住人になったような気分を味わえる……。
カロリーメイトはさておき、今回の交流会も新たに2名メンバーさんが増えた。気に入ってくれるといいな…………。
開催場所を普段とちょっと違う場所になったせいか、ナビが上手く使えなかったり用事が重なったりで遅れる人が多かった。定時に開始時点で6人ほどで、自己紹介なども軽くしたが話し上手な人がまだ来ていなかったので少々緊張と共に気まずい雰囲気。まあ、創作活動する人って多かれ少なかれ内向的で自分の殻に閉じこもったり自己表現が苦手な人がいるからね……自分も例外ではない。でもだからこそ創作はそういった人たちの救いになりうると思う。
それも杞憂のようなもので、やがて活発に話す人が加わり始めると、忽ちわいわいと和やかで楽しいムードになった。この交流会も次回でついに20回目。常連になってくれた人たちはみんな気さくで良い人だ。社会人サークルとして成長したものだ……。
関西創作交流会は、別に選りすぐっているつもりはないのだが、漫画アニメゲームが大好きなオタクの人ばかり集まる。これもサブカルチャーであったはずの漫画アニメゲームがメインカルチャーとなった影響だろうか。お陰で皆さん気の合いそうな人をすぐに見つけて楽しそうに創作談義したり好きな作品について語ったり、実際に作品を作って見せてくれたり、好きなBLとGLに祈りを捧げたり…………(一部大袈裟)。
盛り上がってる人の所へ寄って話し合ったり、作品を見せてもらってるうちに皆打ち解けてくるものだ。下手に交流会が始まったらああするこうする、と決めずに自由に歓談してもらっている主催のやり方で正解だと思う。余程迷惑行為でなければ自由に振る舞えばいいのだ、みんな。
同じ畑で創作している人同士もそうだが、違うジャンルの創作している人たちで知識や技術の情報交換やレクチャー、アドバイス、さらには合作などを皆さんが進んで行なう姿は、もうなんと言うか感動を覚える。僕も学生時代部活動をこんな風に楽しみたかったなあ……。
と、交流会が始まって中ほど。僕にとってスペシャルなことがあった。
なんと拙作『LIVE FOR HUMAN』を読んでくれたメンバーさんが、作中の好きなキャラクターを小さめのケント紙に描いたものをプレゼントしてくれたのだ。ファンアートである!!
作中ではサブリーダーだったロレンスが好き、という人がロレンス愛を語り、さらに他の好きなキャラクターや『創世樹』の主人公のエリーまで描いてくれた。絵が上手いことも勿論凄いが、ファンアートを頂戴出来たことが内心嬉し涙を流すほど嬉しい…………。
創作活動をする人なら大半はそうだと思うが、作品を作れば感想が欲しかったり、作品への愛情をなんらかの形にしたものを欲するものだ。実を言うと、僕はファンアートの類いが物凄く欲しかった。そう何度も当たり前のように貰える物では無いからな……。
と言いつつも、やはりこちらが形をハッキリさせれば鑑賞してくださる人もなんらかの反応を返しやすい。これからは作品を創る際は、メイン、サブクラスの登場人物や設定資料の類いはどんどん作り、どんどん人に見せよう……なんらかの感想を頂けるかも。それが何よりのエネルギーになりそうだ。
さて、最初に言った活動レポートだが、一時的にレポートを編集するサイトのページへのアクセス権を借り、好きに書き散らした。主催が毎回書いてもいいのだろうが、たまに他のメンバーが書くことでレポートにも個性の違いや交流会にどんな印象を持ったかが分かれて面白そうだ。小説など物書きをする人も結構いるし、日直みたいにすると楽しそうだ。まあ、無理のない程度が良いが。
今回もハチャメチャに楽しい交流会だった。というか今回はさらに僕にとってスペシャルな会となった。
また機会を見て参加してこよう……。
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