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エッセイ2020年5月22日。筋肉がなかなかつかねえ&根拠の無い自信から来るワクワク感

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 ★リングフィットアドベンチャー、運動負荷を28に上げて引き続きやっている。キツい。最後のワールド(多分)なこともあって1ステージ2ステージやっただけでゼーハーゼーハーとグロッキー状態になる。だがその分運動効果は確実にあるだろう。スタミナを付けるのにちょうどいい。

 しかしリングフィットと2時間のウォーキングを続けていると凄いペースで減量していくが(今朝体重計ったら59kgだった……)、肝心の筋肉量は増えているのだろうか? 身体が引き締まっていっているとはいえ疑問だ。

 何より、これ以上減量すると本格的に危険な気がする。以前58.5kg、体脂肪率12.8%
とかになって燃え尽き症候群になって激しく体調を崩し抑うつ状態に陥ったのだ。もう少し食事を多めに摂るべきか? 減量のペースこそ早いが筋肉が付かないと体力強化にならないんじゃあないのか。

 だが、まあ今朝測った体脂肪率は16.9%。15%を切ると『痩せ過ぎ』のデッドラインらしい。スタミナを付けるのも筋肉量だけでなくウォーキングをはじめとする有酸素運動で肺活量などを鍛える必要があるはずだ。体重落ちて身軽になれば日常動作の負荷も減るだろうしまだいける。きっといける。多分いける。


 ただ、疲れを感じたら素直に寝て休むとしよう。疫病が収束して作業所への通所が再開したらそう毎日のように時間を好きに使えないだろうから、なお体力の使い方は慎重にならねば。


 ★クリップスタジオPAINTEX、せっかくEXを使っているのだからアニメーションを作ってみたい。試用期間はあと1ヶ月ほどだと思うが、既にAppleカードで年賦払いで向こう1年使い続ける為の残高は確保してある。

 関西創作交流会で僕と同じくiPad ProとクリップスタジオEXを愛用しているメンバーの人は、僕がクリスタEXを購入するのを躊躇っていると「なあーに、勿体無いと思うなら毎日描けばいいだけの話っすよ!!」と豪快な檄をくれた。


 よっぽど絵を描くのが日常の一部になってなければ毎日は描けそうにないが、理屈は通っている。描けば描くほどおトクであり、作品が出来てきて、経験値は溜まる。


 僕は専門学校時代アニメ作家になりたくて入門した。そして何の成果もあげられなかったと言っても過言では無いぐらいアニメーターとしての芽は出なかった。入って出れば一人前になると思い込んでいるような甘ったるい考えだったしね。これに関しては後悔ばっかりだ。


 だが、そんな時期からもう13年ほど過ぎた。絵に対するコンプレックスは徐々に和らぎ、プロの足元にも及ばないまでも技術と経験、そして描く楽しみを得始めた。


 そして昨今のハードとソフトウェアの目覚ましい進歩。1億総クリエイターと言うのも夢じゃあない世の中。


 自分も、せめて趣味の範囲ならアニメが作れないだろうか。



 最初はトレスや手描きMADでも作るぐらいのつもりで、アニメーション作画の真似事ぐらいはやってみたくなった。


 ちょうど最近観終わった『鬼滅の刃』1期は一部の隙も無いほど素晴らしいアニメーションだった。本格的な作画は天地がひっくり返っても真似し切れないだろうが、昔ながらの手法で作画をチェックしていこう。


 即ち、録画したアニメをスロー再生(コマ送り)にして作画の1枚1枚を仔細に観察して、ただ模写していく。昔は作家の乙一さんなどが『呪われた人種』と自嘲したアニメ作画を細部まで観察する行為。それでもきっとプロのアニメーターもやっていることだろう。僕もやってみよう。


 そして、鍛錬でも訓練でも何でも楽しくなきゃあならない。


 『鬼滅の刃』はシリアスな作品だが、ギャグシーンがとても楽しいと感じる。序盤に炭治郎が禰豆子に「小さくな~れ~小さくな~れ~」と優しく声を掛けるシーンは微笑ましいし、激しいバトルで刀を折ってしまい、刀鍛冶に打ち直してもらったものの逆鱗に触れて火男のお面を被ったままの刀鍛冶に襲われる炭治郎のシーンは笑いが止まらなかった。


 その2シーンだけでも、いきなり高い完成度の出来栄えでなくてもいいから自分でアニメ作画出来ないものか。否、やってみたい。やってみたくてしょうがない。


 元々のきっかけはRPGツクールMVで作中のイベントコマンドで動画を再生する機能があるのを見て『自作の動画をゲーム内で使えないものか』ということだった。ゲーム自体は超短編でハードルを下げ、簡潔に纏めようとは思っているのだが、何かひとつ、変わった要素を盛り込みたいのだ。


 如何なる創作もどこか共通点があって、異なる創作でも互いに影響し合い、化学反応を起こす。そう信じていたいものだ。



 恐らく、やり始めたら僕はうんざりする瞬間も来るだろう。それでも挑戦だ。挑戦こそが創作の醍醐味のひとつでもあるのだから。それはある意味、プロという責任やしがらみが無い趣味の創作だからこそやりやすいのかもしれない。案外。
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