58 / 95
エッセイ2020年5月27日。覚悟していたつもり。
しおりを挟む
ここ3日ほどまた疲れ切ってダウンしていた。
ただ、今回はダウンして寝込むだろうな、と覚悟した上でのダウンだ。
リングフィットでキツい筋トレをこなし、毎日2時間のウォーキングでカロリーを消費し、食事は摂生した。運動量の多さに関してはここ1週間ぐらいは特に厳しく増やした。
「ああ、こりゃ突然2、3日ダウンしても文句は言えないな」
そう直感した。案の定、24日頃からダウンした。
どうせ夏場も近いし、6月を迎えるまでは忙しくならないから5月中は多少しんどくても鍛え上げよう。夏場を迎えて暑さがキツくなってきてから運動量をセーブしよう……。
そう覚悟していたつもりだったが、やはり寝込んでいると精神的に酷く淀んでくる。
今は少しマシになったが、寝込んでいる間は汚泥に塗れているような気分だった。
浮かんでくるのは、ヤレ自己否定の情念、ヤレ他人や世界を呪う気持ち。そんな心が腐り果ててしまうようなウェットな感情ばかりが堂々巡りして消耗するばかりである。腰痛から連鎖的に転じたのか、尻から左脚にかけて酷く痛む。何故自分はこうも弱いのだろう。何故自分は健全な心身を持って生まれて来れなかったのだろう。自分はもっと頑張りたいのに!
心が腐る! 苦しい!! ハードな運動をしたせいかなんか全身が細かく痛い! 身体の芯が焼けるように熱い!! タスケテクレエーーーッ!!
このままではいかん。3日も休めば十分だろう。
そう思って朝も遅めにのそのそ起きてきて、生ける屍のような面持ちで朝食を喰らった。自分ではろくに料理をしないから、本当に毎日食事を用意してくれる母には感謝しかない。
そしてリングフィットを再開した。運動強度は28のままだが、こなした運動量は半分に減らした。活動するエンジンのかかった身体に戻すのも急には無理だし。
ウォーキングも出掛けた。母が引き止めかけたが、日差し除けの帽子を被り(普段は帽子が苦手なので夏場は特に被りたくないが)、熱中症にならぬように氷水入りの水筒を持ち、勿論マスクをして何とか出掛けた。
気持ちに鬼気と険が放出しているような今朝の状態だとかなり無茶な歩数、運動量をやろうとしかねなかったが、何とか自分を宥めて……10000歩いかない、軽い運動に留めて帰ってきた。
帰ってきて昼食を取ってからも暫く、全身が細かく痛む何かとか不快な熱を感じる何かだとかに苦しんでいたが(恐らく、運動で傷んだ筋肉が炎症と超回復を起こしたり、脂肪が燃えているのだろう)、水でも飲んでしばらく座っていたらだいぶ落ち着いてきた。水はやはり大事だ。人間に必要不可欠な水分を補給し、心を落ち着けてくれる。鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎が水の呼吸を駆使するのもわかる気がーーーー僕は何を夢想しているのかわからなくなってきた。
心身共に疲れて、本調子でない時は創作活動も無理せず休まねばならない。
絵を描く筆も置こう。
小説をタイプする手も止めよう。
朗読の為の滑舌練習も呼吸が苦しいから休もう。
だが、エッセイは……苦しくてもエッセイは可能な限り続けようと思う。
以前にも書いた通り、日記は自分の内面と向き合って自問自答し、真なる自己を探る作業でもあるからだ。
ましてや、このエッセイはWEB投稿サイトに投稿しているのだから、読者の人に読んでもらう、という客観性も自ずと意識する。創作者にとって自分の情熱を作品にぶつけるだけでなく、作品を客観視することも大事と思う。単なる自己満足や自慰行為からそこで抜け出せる気がする。
とは言え、根を詰めて作業すれば作業興奮やら何やらで余計な感情を取り払えるとは言え、やはり心に何か拗けたモノが出てくるものだ。
というわけで、少しでも楽しい気持ちで書く為に鬼滅の刃のラジオを聴いている。花江夏樹さんラジオでのトークも上手いなあ。
文章系の作業には不向きかもしれない作業用BGMだが、ラジオを聞き流しながら作業すると言うのは良いものだ。
あまり人に会わないような生活環境の僕にとっては家の中が賑やかになったような気がするし、パーソナリティの人の様々なトークは純粋に様々なことを知見を深めるきっかけになる。何より、いざ社会で他人と会話をする時に楽しく喋る為の参考になる。
そうだ、僕はこれからもっとラジオを聴いていこう。
ひと昔前ならラジオは生放送しか聴けなかったわけだが、今はネット環境の進歩でWEBラジオが増えているし、生放送だったものもアーカイブ化してある程度後でも聴ける物も多い。夜遅くまで起きてられない僕には本当に助かる。
冒頭に、自分を鍛え、痩せることに思い詰めていた気持ちを書いたが、そもそも何故自分はそんなに鍛えなければならないのか?
創作活動を含め、日常生活でのバイタリティを高めて行動力を高める為だ。
では、何故そんなに創作に注力したいのか?
病める自分の心を癒すことと、創作仲間との交流を深めて楽しむ為だ。
何故癒したり、交流を深める必要がある?
そのままでは自分の魂が解き放てず、煩悶のまま、絶望のまま死にゆくからだ。創作は自分の生命の次に大切で、生命そのものだからだ。
それほどまでに入れ込める創作とは一体何だ。生命とは。
自己への問いかけは、無限に、或いは無限に近く続く。
それこそが生命を輝かせるのに必要であり、それこそが創作の本質だと思うからだ。
ただ、今回はダウンして寝込むだろうな、と覚悟した上でのダウンだ。
リングフィットでキツい筋トレをこなし、毎日2時間のウォーキングでカロリーを消費し、食事は摂生した。運動量の多さに関してはここ1週間ぐらいは特に厳しく増やした。
「ああ、こりゃ突然2、3日ダウンしても文句は言えないな」
そう直感した。案の定、24日頃からダウンした。
どうせ夏場も近いし、6月を迎えるまでは忙しくならないから5月中は多少しんどくても鍛え上げよう。夏場を迎えて暑さがキツくなってきてから運動量をセーブしよう……。
そう覚悟していたつもりだったが、やはり寝込んでいると精神的に酷く淀んでくる。
今は少しマシになったが、寝込んでいる間は汚泥に塗れているような気分だった。
浮かんでくるのは、ヤレ自己否定の情念、ヤレ他人や世界を呪う気持ち。そんな心が腐り果ててしまうようなウェットな感情ばかりが堂々巡りして消耗するばかりである。腰痛から連鎖的に転じたのか、尻から左脚にかけて酷く痛む。何故自分はこうも弱いのだろう。何故自分は健全な心身を持って生まれて来れなかったのだろう。自分はもっと頑張りたいのに!
心が腐る! 苦しい!! ハードな運動をしたせいかなんか全身が細かく痛い! 身体の芯が焼けるように熱い!! タスケテクレエーーーッ!!
このままではいかん。3日も休めば十分だろう。
そう思って朝も遅めにのそのそ起きてきて、生ける屍のような面持ちで朝食を喰らった。自分ではろくに料理をしないから、本当に毎日食事を用意してくれる母には感謝しかない。
そしてリングフィットを再開した。運動強度は28のままだが、こなした運動量は半分に減らした。活動するエンジンのかかった身体に戻すのも急には無理だし。
ウォーキングも出掛けた。母が引き止めかけたが、日差し除けの帽子を被り(普段は帽子が苦手なので夏場は特に被りたくないが)、熱中症にならぬように氷水入りの水筒を持ち、勿論マスクをして何とか出掛けた。
気持ちに鬼気と険が放出しているような今朝の状態だとかなり無茶な歩数、運動量をやろうとしかねなかったが、何とか自分を宥めて……10000歩いかない、軽い運動に留めて帰ってきた。
帰ってきて昼食を取ってからも暫く、全身が細かく痛む何かとか不快な熱を感じる何かだとかに苦しんでいたが(恐らく、運動で傷んだ筋肉が炎症と超回復を起こしたり、脂肪が燃えているのだろう)、水でも飲んでしばらく座っていたらだいぶ落ち着いてきた。水はやはり大事だ。人間に必要不可欠な水分を補給し、心を落ち着けてくれる。鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎が水の呼吸を駆使するのもわかる気がーーーー僕は何を夢想しているのかわからなくなってきた。
心身共に疲れて、本調子でない時は創作活動も無理せず休まねばならない。
絵を描く筆も置こう。
小説をタイプする手も止めよう。
朗読の為の滑舌練習も呼吸が苦しいから休もう。
だが、エッセイは……苦しくてもエッセイは可能な限り続けようと思う。
以前にも書いた通り、日記は自分の内面と向き合って自問自答し、真なる自己を探る作業でもあるからだ。
ましてや、このエッセイはWEB投稿サイトに投稿しているのだから、読者の人に読んでもらう、という客観性も自ずと意識する。創作者にとって自分の情熱を作品にぶつけるだけでなく、作品を客観視することも大事と思う。単なる自己満足や自慰行為からそこで抜け出せる気がする。
とは言え、根を詰めて作業すれば作業興奮やら何やらで余計な感情を取り払えるとは言え、やはり心に何か拗けたモノが出てくるものだ。
というわけで、少しでも楽しい気持ちで書く為に鬼滅の刃のラジオを聴いている。花江夏樹さんラジオでのトークも上手いなあ。
文章系の作業には不向きかもしれない作業用BGMだが、ラジオを聞き流しながら作業すると言うのは良いものだ。
あまり人に会わないような生活環境の僕にとっては家の中が賑やかになったような気がするし、パーソナリティの人の様々なトークは純粋に様々なことを知見を深めるきっかけになる。何より、いざ社会で他人と会話をする時に楽しく喋る為の参考になる。
そうだ、僕はこれからもっとラジオを聴いていこう。
ひと昔前ならラジオは生放送しか聴けなかったわけだが、今はネット環境の進歩でWEBラジオが増えているし、生放送だったものもアーカイブ化してある程度後でも聴ける物も多い。夜遅くまで起きてられない僕には本当に助かる。
冒頭に、自分を鍛え、痩せることに思い詰めていた気持ちを書いたが、そもそも何故自分はそんなに鍛えなければならないのか?
創作活動を含め、日常生活でのバイタリティを高めて行動力を高める為だ。
では、何故そんなに創作に注力したいのか?
病める自分の心を癒すことと、創作仲間との交流を深めて楽しむ為だ。
何故癒したり、交流を深める必要がある?
そのままでは自分の魂が解き放てず、煩悶のまま、絶望のまま死にゆくからだ。創作は自分の生命の次に大切で、生命そのものだからだ。
それほどまでに入れ込める創作とは一体何だ。生命とは。
自己への問いかけは、無限に、或いは無限に近く続く。
それこそが生命を輝かせるのに必要であり、それこそが創作の本質だと思うからだ。
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
うちのダンナはぽっちゃり男子
つづれ しういち
エッセイ・ノンフィクション
ダンナからのお許しが出たので、書いてみることにしました。
「ぽっちゃり男子」であるうちのダンナの生態と、我が家の日常をのんびりと書いてゆく所存です。
難しい言葉なし。
関西弁。
おやつやすきま時間のお供に、のんびりお楽しみいただければ。
たまに挿絵が入ります。
※カクヨム・小説家になろう にても同時公開しています。
日々徒然日記
克全
エッセイ・ノンフィクション
自分の小説を、自力で10冊プリントオンデマンド本と電子書籍にしました。現在日本アマゾンとアメリカアマゾンを中心に販売していますが、その経過と日々感じた事を書いて行こうと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる