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エッセイ2020年5月29日。最近の創作活動など。
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アニメ『ハイキュー!!』がまた放送延期になった。残念だ。落ち着くまで楽しみに待つしかない。
最近の創作活動は、相変わらず不定形だ。決まった媒体に的を絞るということをせずに節操なくやっている。
強いて言うなら、このエッセイを書くことがひとつ。この創作だけはそれほど苦もなく、かつ心を平静にして向かえるから助かる。自分の日常から様々な物事を通じて自分の内面と向き合う。それはきっと創作にも人生の肥やしにもなるだろう。自分は何者で、真に何を求めて生きるのか。その問答は終生続く。まあ、そこまで思い詰めなくても、日常の些事を書き連ねるのは案外楽しいものだけれど。
ふたつ目はゲーム制作だろうか。創作仲間と内輪で楽しんでもらう為にRPGツクールMVを用いて作り始めている。フリーゲームにするには内輪ネタを盛り込み過ぎる(予定)為、公に発表は出来ないだろう。だが自己実現などの為ではない分、気楽に作れる。それほど凝った内容の長編ではなく、制作に慣れる為の超短編に纏めるつもりだし。システムもなるべく簡潔に。
誰か関係者が見ているかも知れないので詳細は伏せるが……創作仲間の皆さんは僕の人となりや色んな媒体での作風をある程度知っているせいか、「ゲーム内に登場したい人ー」と声を掛けても快くOKしてくれた人は僅かだった。作中でどんなぞんざいな扱いを受けるのか、とかどんな混沌としたモノを見せられるのか、とかの恐怖心で萎縮しているようだった。日頃の行ないが悪いからとはいえ、正直ちょっぴりショック。そんな酷い扱いにはしませんよ!!
これは逐一赦しを乞うたり、内容は健全なものだ、とアピールしたりしても安心してもらえないだろう。実際に超短編を作って見せて、「ああ、なんだ大丈夫じゃあないか」と直に安心してもらう他なさそうだ。知らず知らずに負っていたかもしれない汚名を返上することに邁進するとしよう。夏ぐらいには完成できるといいな。
創作者の人格と作品のクオリティに関しては、一般論では『作者の人格や品性は作品のクオリティと切り離して評価すべき』と言うモノらしい。どんなに作者が人間的に下卑たものであっても、作品が面白ければそっちは評価されるべきというもの。なるほど理に適った話だ。
だが、僕はあまり賛同できない。
どんな創作物にも作者の内面や人柄というモノは滲み出て、投影されるものだし、その人格の輝かしい部分も穢らわしい部分も見えてしまうものだ。作者が高慢ちきで、上から目線で、下品で失礼極まりない態度を常とする人物だった場合、作品は面白くても『応援しよう』という気持ちは削がれるものだと思うのだ。
何より、自分という人間性を深く見つめて、自分の中核は何なのか、自分は根源から何を伝えたいのか、真の自分はどういう存在なのか。そう言った自己の内面をしっかりと見つめて誠実に、謙虚に、ひたむきに作品に落とし込めた創作者の作品とは、どんなに巧妙なトリックや虚飾を駆使して作り出した作品より伸び伸びと、そして輝いていると思うのだ。
要するに、どうせならば作品と共に創作者も人間性を高めて、誠実であった方が創作物も活きて来る……作者が高慢ちきで上から目線出下品で失礼極まりない人物の傑作と、作者が尊い人間性を持って誠実で謙虚でひたむきな態度で生きている人物の傑作なら、後者の方が良いに決まっている。僕は後者でありたい。例え作品が日の目を見ずとも、この真面目な生き方で創作を続けたいものだ。人間の価値は作品の良し悪しとは無関係に、むしろ作品以上に大切なものなのだから。
最近の創作活動は、相変わらず不定形だ。決まった媒体に的を絞るということをせずに節操なくやっている。
強いて言うなら、このエッセイを書くことがひとつ。この創作だけはそれほど苦もなく、かつ心を平静にして向かえるから助かる。自分の日常から様々な物事を通じて自分の内面と向き合う。それはきっと創作にも人生の肥やしにもなるだろう。自分は何者で、真に何を求めて生きるのか。その問答は終生続く。まあ、そこまで思い詰めなくても、日常の些事を書き連ねるのは案外楽しいものだけれど。
ふたつ目はゲーム制作だろうか。創作仲間と内輪で楽しんでもらう為にRPGツクールMVを用いて作り始めている。フリーゲームにするには内輪ネタを盛り込み過ぎる(予定)為、公に発表は出来ないだろう。だが自己実現などの為ではない分、気楽に作れる。それほど凝った内容の長編ではなく、制作に慣れる為の超短編に纏めるつもりだし。システムもなるべく簡潔に。
誰か関係者が見ているかも知れないので詳細は伏せるが……創作仲間の皆さんは僕の人となりや色んな媒体での作風をある程度知っているせいか、「ゲーム内に登場したい人ー」と声を掛けても快くOKしてくれた人は僅かだった。作中でどんなぞんざいな扱いを受けるのか、とかどんな混沌としたモノを見せられるのか、とかの恐怖心で萎縮しているようだった。日頃の行ないが悪いからとはいえ、正直ちょっぴりショック。そんな酷い扱いにはしませんよ!!
これは逐一赦しを乞うたり、内容は健全なものだ、とアピールしたりしても安心してもらえないだろう。実際に超短編を作って見せて、「ああ、なんだ大丈夫じゃあないか」と直に安心してもらう他なさそうだ。知らず知らずに負っていたかもしれない汚名を返上することに邁進するとしよう。夏ぐらいには完成できるといいな。
創作者の人格と作品のクオリティに関しては、一般論では『作者の人格や品性は作品のクオリティと切り離して評価すべき』と言うモノらしい。どんなに作者が人間的に下卑たものであっても、作品が面白ければそっちは評価されるべきというもの。なるほど理に適った話だ。
だが、僕はあまり賛同できない。
どんな創作物にも作者の内面や人柄というモノは滲み出て、投影されるものだし、その人格の輝かしい部分も穢らわしい部分も見えてしまうものだ。作者が高慢ちきで、上から目線で、下品で失礼極まりない態度を常とする人物だった場合、作品は面白くても『応援しよう』という気持ちは削がれるものだと思うのだ。
何より、自分という人間性を深く見つめて、自分の中核は何なのか、自分は根源から何を伝えたいのか、真の自分はどういう存在なのか。そう言った自己の内面をしっかりと見つめて誠実に、謙虚に、ひたむきに作品に落とし込めた創作者の作品とは、どんなに巧妙なトリックや虚飾を駆使して作り出した作品より伸び伸びと、そして輝いていると思うのだ。
要するに、どうせならば作品と共に創作者も人間性を高めて、誠実であった方が創作物も活きて来る……作者が高慢ちきで上から目線出下品で失礼極まりない人物の傑作と、作者が尊い人間性を持って誠実で謙虚でひたむきな態度で生きている人物の傑作なら、後者の方が良いに決まっている。僕は後者でありたい。例え作品が日の目を見ずとも、この真面目な生き方で創作を続けたいものだ。人間の価値は作品の良し悪しとは無関係に、むしろ作品以上に大切なものなのだから。
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