59 / 100
第59話:起死回生の舞踏会
しおりを挟む
「皆様! よくぞ参られた! 今宵は、王家の新たな門出を祝う宴である!」
新離宮の大広間。
シャンデリアの輝きの下、レイモンド殿下の高らかな声が響き渡りました。
彼は壇上に立ち、まるで世界の王であるかのように両手を広げています。
しかし、その声には空虚な響きがありました。
招待された貴族たちの視線は、殿下ではなく、会場の隅に用意されたビュッフェ台に釘付けだったからです。
「……おい、見たか? 今日の料理」
「ああ。干し肉のパイと、酢漬けの魚、あとは瓶詰めの果物だけだ……」
「新鮮なサラダも、生魚のカルパッチョもないのか……」
貴族たちの落胆した囁きが聞こえてきます。
物流封鎖の影響は深刻です。
王太子主催の舞踏会だというのに、並んでいるのは保存食ばかり。
華やかさの欠片もありません。
「ふん。……民が飢えている時に、よくもまあ保存食パーティーを開けたものだ」
私の隣で、マックス様が呆れたように呟きました。
「ええ。ですが見てください、シルヴィア様を。……彼女だけは満更でもないようですわ」
壇上の脇には、シルヴィア様が座っていました。
彼女は鱗のようなスパンコールがびっしりとついた、重厚なマーメイドドレスを身にまとい、扇子で顔を仰いでいます。
「暑い……。ねえ、もっと窓を開けてよぉ! 風が足りないわ!」
シルヴィア様が不満げに叫びます。
確かに、会場内は異様な湿気に包まれていました。
ガラス張りの壁は、外気との温度差と室内の湿気で白く結露し、水滴がダラダラと床に垂れています。
「窓を開けるのは危険ですわ」
私はグラスの水を揺らしながら、独り言のように呟きました。
「外は低気圧による強風。窓を開ければ、室内の気圧が急激に変化し、最悪の場合、ガラスが吹き飛びます」
その時、殿下が私を指差しました。
「そこにいるのは、ジュリアンナではないか! 前へ出ろ!」
会場の視線が一斉に私に集まります。
私は優雅に微笑み、マックス様と共に壇上の前へと進み出ました。
「お招き感謝いたします、殿下。……素敵な水槽ですわね」
「水槽だと? ふん、負け惜しみを。このガラスの宮殿こそ、新時代の王都の象徴だ!」
殿下は鼻を鳴らし、勝ち誇った顔で貴族たちを見渡しました。
「皆も知っての通り、現在、我が国は北の反逆者によって物流を止められている! だが、恐れることはない! 今日、この場にジュリアンナを呼んだのは、彼女に降伏させるためだ!」
「……降伏、でございますか?」
「そうだ! 貴様がアイゼンガルドで稼いだ不正な金と技術を全て王家に献上し、橋の通行を再開させれば、これまでの罪(国家反逆罪)を不問にしてやろうというのだ! 感謝するがいい!」
会場がざわめきます。
貴族たちは期待の眼差しを私に向けました。
「頼む、受けてくれ」
「もう干し肉は嫌だ」
という心の声が聞こえてきそうです。
しかし、私はゆっくりと首を横に振りました。
「お断りします」
「なっ……!?」
「殿下。私は降伏しに来たのではありません。忠告しに来たのです」
私は足元の床――大理石風のタイルを、ヒールの先でコツコツと叩きました。
「皆様、お気づきになりませんか? ……先ほどから、足元が冷たいことに」
貴族たちが怪訝な顔で下を向きます。
靴底から伝わる冷気が、先ほどよりも強くなっています。
「そして、耳を澄ませてください。……音楽の裏で、何かが逆流する音が聞こえませんか?」
優雅なワルツの合間に、床下のどこかから、空気が抜けるような、水が湧き上がるような、不気味な音が響いています。
「な、なんだこの音は……?」
「排水口か? トイレの方から聞こえるぞ」
「満潮時刻が近づいています」
私は懐中時計を確認しました。
「この宮殿の排水設備には、海水の逆流を防ぐフラップゲート(逆止弁)が設置されていません。……外の水位が床の高さを超えた瞬間、サイフォンの原理によって、下水管を通じて海水が室内に噴き出します」
「はぁ? 何を言っている! ここは海上宮殿だぞ! 床が水浸しになるわけがないだろう!」
殿下が顔を真っ赤にして否定しました。
「それに、この床は最新の工法で作られた……」
殿下の言葉を遮るように、微かな水音が響きました。
全員が音のした方を見ました。
会場の隅、壁際の床から、黒いシミが広がり始めています。
「あら、レイモンド様ぁ。……あそこ、なんか漏れてますよぉ?」
シルヴィア様がのんきに指差しました。
その黒いシミは、見る見るうちに広がり、そして――。
タイルの継ぎ目から、海水が泡と共に噴き出してきました。
「ひぃっ!? み、水!?」
「冷たい! これ、海水だわ!」
近くにいた貴婦人たちが悲鳴を上げてドレスの裾を持ち上げます。
しかし、水は一箇所からではありません。
部屋の四隅、そして通気口から、次々と海水が侵入し始めました。
「な、ななな、なんだこれは!? どこから水が!?」
殿下がパニックになって叫びます。
「パスカルの原理ですわ、殿下」
私は冷静に解説しました。
「水は高いところから低いところへ流れますが、密閉された管の中では圧力が均等に伝わります。……外の波の圧力が、逃げ場を失って、一番抵抗の少ないこの部屋に噴出したのです」
私は一歩下がりました。
海水はすでに、くるぶしほどの高さまで浸水しています。
「申し上げたはずです。『水際立った演出』になると。……さあ、舞踏会は終わりです。これより先は避難訓練となりますわ」
「ふ、ふざけるな! 止めろ! 誰か水を止めろぉぉぉ!」
殿下の絶叫と共に、窓の外で巨大な波がガラスに打ち付けられました。
ガラスが悲鳴を上げ、建物全体が船のように大きく揺らぎました。
「キャアアアアッ!」
「逃げろ! 沈むぞ!」
我先にと出口へ殺到する貴族たち。
しかし、重いマーメイドドレスを着たシルヴィア様だけが、その場から動けずにいました。
「動けない! ドレスが重くて……、誰か助けてぇ!」
その姿は、陸に打ち上げられた魚のように滑稽で、そして哀れでした。
「行きますよ、マックス様。……ゴンドラの出番です」
私は混乱する会場を背に、素早く出口へと向かいました。
起死回生を狙った舞踏会は、物理法則という冷酷な審判によって、文字通り海の藻屑となろうとしていました。
新離宮の大広間。
シャンデリアの輝きの下、レイモンド殿下の高らかな声が響き渡りました。
彼は壇上に立ち、まるで世界の王であるかのように両手を広げています。
しかし、その声には空虚な響きがありました。
招待された貴族たちの視線は、殿下ではなく、会場の隅に用意されたビュッフェ台に釘付けだったからです。
「……おい、見たか? 今日の料理」
「ああ。干し肉のパイと、酢漬けの魚、あとは瓶詰めの果物だけだ……」
「新鮮なサラダも、生魚のカルパッチョもないのか……」
貴族たちの落胆した囁きが聞こえてきます。
物流封鎖の影響は深刻です。
王太子主催の舞踏会だというのに、並んでいるのは保存食ばかり。
華やかさの欠片もありません。
「ふん。……民が飢えている時に、よくもまあ保存食パーティーを開けたものだ」
私の隣で、マックス様が呆れたように呟きました。
「ええ。ですが見てください、シルヴィア様を。……彼女だけは満更でもないようですわ」
壇上の脇には、シルヴィア様が座っていました。
彼女は鱗のようなスパンコールがびっしりとついた、重厚なマーメイドドレスを身にまとい、扇子で顔を仰いでいます。
「暑い……。ねえ、もっと窓を開けてよぉ! 風が足りないわ!」
シルヴィア様が不満げに叫びます。
確かに、会場内は異様な湿気に包まれていました。
ガラス張りの壁は、外気との温度差と室内の湿気で白く結露し、水滴がダラダラと床に垂れています。
「窓を開けるのは危険ですわ」
私はグラスの水を揺らしながら、独り言のように呟きました。
「外は低気圧による強風。窓を開ければ、室内の気圧が急激に変化し、最悪の場合、ガラスが吹き飛びます」
その時、殿下が私を指差しました。
「そこにいるのは、ジュリアンナではないか! 前へ出ろ!」
会場の視線が一斉に私に集まります。
私は優雅に微笑み、マックス様と共に壇上の前へと進み出ました。
「お招き感謝いたします、殿下。……素敵な水槽ですわね」
「水槽だと? ふん、負け惜しみを。このガラスの宮殿こそ、新時代の王都の象徴だ!」
殿下は鼻を鳴らし、勝ち誇った顔で貴族たちを見渡しました。
「皆も知っての通り、現在、我が国は北の反逆者によって物流を止められている! だが、恐れることはない! 今日、この場にジュリアンナを呼んだのは、彼女に降伏させるためだ!」
「……降伏、でございますか?」
「そうだ! 貴様がアイゼンガルドで稼いだ不正な金と技術を全て王家に献上し、橋の通行を再開させれば、これまでの罪(国家反逆罪)を不問にしてやろうというのだ! 感謝するがいい!」
会場がざわめきます。
貴族たちは期待の眼差しを私に向けました。
「頼む、受けてくれ」
「もう干し肉は嫌だ」
という心の声が聞こえてきそうです。
しかし、私はゆっくりと首を横に振りました。
「お断りします」
「なっ……!?」
「殿下。私は降伏しに来たのではありません。忠告しに来たのです」
私は足元の床――大理石風のタイルを、ヒールの先でコツコツと叩きました。
「皆様、お気づきになりませんか? ……先ほどから、足元が冷たいことに」
貴族たちが怪訝な顔で下を向きます。
靴底から伝わる冷気が、先ほどよりも強くなっています。
「そして、耳を澄ませてください。……音楽の裏で、何かが逆流する音が聞こえませんか?」
優雅なワルツの合間に、床下のどこかから、空気が抜けるような、水が湧き上がるような、不気味な音が響いています。
「な、なんだこの音は……?」
「排水口か? トイレの方から聞こえるぞ」
「満潮時刻が近づいています」
私は懐中時計を確認しました。
「この宮殿の排水設備には、海水の逆流を防ぐフラップゲート(逆止弁)が設置されていません。……外の水位が床の高さを超えた瞬間、サイフォンの原理によって、下水管を通じて海水が室内に噴き出します」
「はぁ? 何を言っている! ここは海上宮殿だぞ! 床が水浸しになるわけがないだろう!」
殿下が顔を真っ赤にして否定しました。
「それに、この床は最新の工法で作られた……」
殿下の言葉を遮るように、微かな水音が響きました。
全員が音のした方を見ました。
会場の隅、壁際の床から、黒いシミが広がり始めています。
「あら、レイモンド様ぁ。……あそこ、なんか漏れてますよぉ?」
シルヴィア様がのんきに指差しました。
その黒いシミは、見る見るうちに広がり、そして――。
タイルの継ぎ目から、海水が泡と共に噴き出してきました。
「ひぃっ!? み、水!?」
「冷たい! これ、海水だわ!」
近くにいた貴婦人たちが悲鳴を上げてドレスの裾を持ち上げます。
しかし、水は一箇所からではありません。
部屋の四隅、そして通気口から、次々と海水が侵入し始めました。
「な、ななな、なんだこれは!? どこから水が!?」
殿下がパニックになって叫びます。
「パスカルの原理ですわ、殿下」
私は冷静に解説しました。
「水は高いところから低いところへ流れますが、密閉された管の中では圧力が均等に伝わります。……外の波の圧力が、逃げ場を失って、一番抵抗の少ないこの部屋に噴出したのです」
私は一歩下がりました。
海水はすでに、くるぶしほどの高さまで浸水しています。
「申し上げたはずです。『水際立った演出』になると。……さあ、舞踏会は終わりです。これより先は避難訓練となりますわ」
「ふ、ふざけるな! 止めろ! 誰か水を止めろぉぉぉ!」
殿下の絶叫と共に、窓の外で巨大な波がガラスに打ち付けられました。
ガラスが悲鳴を上げ、建物全体が船のように大きく揺らぎました。
「キャアアアアッ!」
「逃げろ! 沈むぞ!」
我先にと出口へ殺到する貴族たち。
しかし、重いマーメイドドレスを着たシルヴィア様だけが、その場から動けずにいました。
「動けない! ドレスが重くて……、誰か助けてぇ!」
その姿は、陸に打ち上げられた魚のように滑稽で、そして哀れでした。
「行きますよ、マックス様。……ゴンドラの出番です」
私は混乱する会場を背に、素早く出口へと向かいました。
起死回生を狙った舞踏会は、物理法則という冷酷な審判によって、文字通り海の藻屑となろうとしていました。
166
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄された令嬢ですが、名も残さず街を支えています』
ふわふわ
恋愛
婚約破棄された伯爵令嬢コルネリア・フォン・ヴァルデン。
名誉も立場も失いかけた彼女が選んだのは、誰かに勝つことでも、名を取り戻すことでもなかった。
前に立たず、声高に語らず、ただ「判断が続く仕組み」を街に残すこと。
現場に任せ、失敗を隠さず、問いを残し、そして最後には自ら手を離す――。
名を呼ばれず、称賛もされない。
それでも街は止まらず、確かに良くなっていく。
これは、ざまぁの先で「勝たなかった令嬢」が、
静かに世界を変え、そして正しく消えていく物語。
【完結】この運命を受け入れましょうか
なか
恋愛
「君のようは妃は必要ない。ここで廃妃を宣言する」
自らの夫であるルーク陛下の言葉。
それに対して、ヴィオラ・カトレアは余裕に満ちた微笑みで答える。
「承知しました。受け入れましょう」
ヴィオラにはもう、ルークへの愛など残ってすらいない。
彼女が王妃として支えてきた献身の中で、平民生まれのリアという女性に入れ込んだルーク。
みっともなく、情けない彼に対して恋情など抱く事すら不快だ。
だが聖女の素養を持つリアを、ルークは寵愛する。
そして貴族達も、莫大な益を生み出す聖女を妃に仕立てるため……ヴィオラへと無実の罪を被せた。
あっけなく信じるルークに呆れつつも、ヴィオラに不安はなかった。
これからの顛末も、打開策も全て知っているからだ。
前世の記憶を持ち、ここが物語の世界だと知るヴィオラは……悲運な運命を受け入れて彼らに意趣返す。
ふりかかる不幸を全て覆して、幸せな人生を歩むため。
◇◇◇◇◇
設定は甘め。
不安のない、さっくり読める物語を目指してます。
良ければ読んでくだされば、嬉しいです。
【完結】ジュリアはバツイチ人生を謳歌する
ariya
恋愛
エレン王国の名門貴族・アグリア伯爵家に嫁いだジュリア・アグリア(旧姓ベルティー)。
夫のアベル・アグリア伯爵は、騎士として王妃の護衛任務に没頭し、結婚翌日からほぼ別居状態。
社交界のパーティーでは妻のエスコートを代理人に任せ、父の葬儀にも顔を出さず、事務的な会話と手紙のやり取りだけの日々が続く。
ジュリアは8年間の冷遇に耐え抜いたが、ある朝の食事中、静かに切り出す。
「私たち、離婚しましょう」
アベルは絶句するが、ジュリアは淡々と不満を告げる。
どれも自分のしでかしたことにアベルは頭を抱える。
彼女はすでに離婚届と慰謝料の用意を済ませ、夫の仕事に理解を示さなかった「有責妻」として後腐れなく別れるつもりだった。
アベルは内心で反発しつつも、ジュリアの決意の固さに渋々サイン。
こうしてジュリア・アグリアは、伯爵夫人としての全てを置き去りにし、バツイチ人生を開始する。
婚約破棄は了承済みですので、慰謝料だけ置いていってください
鍛高譚
恋愛
公爵令嬢アナスタシア・オルステッドは、第三王子アレンの婚約者だった。
しかし、アレンは没落貴族の令嬢カリーナと密かに関係を持っていたことが発覚し、彼女を愛していると宣言。アナスタシアとの婚約破棄を告げるが──
「わかりました。でも、それには及びません。すでに婚約は破棄されております」
なんとアナスタシアは、事前に国王へ婚約破棄を申し出ており、すでに了承されていたのだ。
さらに、慰謝料もしっかりと請求済み。
「どうぞご自由に、カリーナ様とご婚約なさってください。でも、慰謝料のお支払いはお忘れなく」
驚愕するアレンを後にし、悠々と去るアナスタシア。
ところが数カ月後、生活に困窮したアレンが、再び彼女のもとへ婚約のやり直しを申し出る。
「呆れたお方ですね。そんな都合のいい話、お受けするわけがないでしょう?」
かつての婚約者の末路に興味もなく、アナスタシアは公爵家の跡取りとして堂々と日々を過ごす。
しかし、王国には彼女を取り巻く新たな陰謀の影が忍び寄っていた。
暗躍する謎の勢力、消える手紙、そして不審な襲撃──。
そんな中、王国軍の若きエリート将校ガブリエルと出会い、アナスタシアは自らの運命に立ち向かう決意を固める。
「私はもう、誰かに振り回されるつもりはありません。この王国の未来も、私自身の未来も、私の手で切り拓きます」
婚約破棄を経て、さらに強く、賢くなった公爵令嬢の痛快ざまぁストーリー!
自らの誇りを貫き、王国を揺るがす陰謀を暴く彼女の華麗なる活躍をお楽しみください。
断罪の準備は完璧です!国外追放が楽しみすぎてボロが出る
黒猫かの
恋愛
「ミモリ・フォン・ラングレイ! 貴様との婚約を破棄し、国外追放に処す!」
パルマ王国の卒業パーティー。第一王子アリオスから突きつけられた非情な断罪に、公爵令嬢ミモリは……内心でガッツポーズを決めていた。
(ついにきたわ! これで堅苦しい王妃教育も、無能な婚約者の世話も、全部おさらばですわ!)
【完結】私を捨てた皆様、どうぞその選択を後悔なさってください 〜婚約破棄された令嬢の、遅すぎる謝罪はお断りです〜
くろねこ
恋愛
王太子の婚約者として尽くしてきた公爵令嬢エリシアは、ある日突然、身に覚えのない罪で断罪され婚約破棄を言い渡される。
味方だと思っていた家族も友人も、誰一人として彼女を庇わなかった。
――けれど、彼らは知らなかった。
彼女こそが国を支えていた“本当の功労者”だったことを。
すべてを失ったはずの令嬢が選んだのは、
復讐ではなく「関わらない」という選択。
だがその選択こそが、彼らにとって最も残酷な“ざまぁ”の始まりだった。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる