【完結】変身したら幼女になる。そんなヒーローってアリですか?

竜竜

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【第4章】議論! チーム名と決めゼリフ‼

第4話

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 悪魔のいる現場に到着。

「キャー!」「助けて!」「逃げろ!」

 突然の悪魔の出現に逃げ惑う人々。

 その先には、

「フェッ、フェッ、フェッ! ついに我の出番がきた! この世界をすべてダンシングフェイフェイにしてやるぜ! フェッ、フェッ、フェッ!」

 この街中で暴れられたら大変だ。
 早くアイツを止めねぇと!

「待て!」
「ん? なんだ貴様らは? 我の名はオリアス! 魔法少女様に従えし、気高き野獣さ‼」

 オリアスと名乗る悪魔の姿は、まさしくライオン。
 ライオンを獣人化したかのようなフォルムで、全身黄金の体毛に覆われている。
 顔にはその強さを物語るかのように、ふさふさと生えたたてがみが特徴的だ。

 しかし、俺たちはこんなことでひるんでちゃいけない!
 さっき決めたばかりの『あれ』をお披露目するときだ‼‼‼

「やい、ライオンの姿をしたオリアスよ! 俺たちはお前たち悪魔には絶対に負けない! みんな変身だ!」
「えと……あれをやるんだよね……?」
「少し緊張しますね……」
「当たり前だろ! あれをやって一致団結だ!」

 三人とも横に並んでオリアスと対峙。

 そして、

「「「YOJOパワー、コンプレッション!」」」

 全身が光に包まれ、幼女戦隊に変身。
 まずは俺から!

「小さき炎で悪を焼滅! 赤のヒーロー! 幼女レッド!」

「小さき水で悪を水滅! 青のヒーロー! 幼女ブルー!」

「小さき雷で悪を雷滅! 黄色のヒーロー! 幼女イエロー!」

「「「キュートな見た目でグレートパワー! 幼女戦隊リトルガールズ‼‼‼」」」

 事前に決めたポーズで静止。

 決まった……! これだよ! これ! やっぱりヒーローはこうでなくっちゃ!

 でも、赤面な表情を手で覆い隠す青い幼女が一人。

「あー! もう! やっぱり恥ずかしい! それに私の『小さき水』ってなによ⁉ ちょっと意味が分かんない! どちらかと言えば『少ない水』とかの方が文章としては合ってるし……!」
「私もです……。二人は『赤の』とか『青の』って感じでスタイリッシュなのに、私だけ『黄色』って……」
「別にいいじゃん! そういうものなの! みんなで統一感だったり、語感が重要なの! ってか、さっきまでこれで良さげな雰囲気だったじゃん! やると決めたらからには全力マックス! それが俺の正義!」
「あんたって本当にバカ」
「でも……楽しいおバカさんです……」
「敵を前にして、俺をバカバカ言うなよ! 傷付いちゃうぞ? 俺、泣いちゃうぞ?」
「はいはい。まずは目の前の敵をさっさと倒しましょ」

 杏沙が話を戻す。
 俺たちのかっちょいい決めゼリフに、オリアスもさぞビビっていることだろう。

 しかし、

「あれ? オリアスがいない? どこだ?」

 目の前にいたはずのオリアスが姿を消していた。

「あっ! あそこです!」

 オリアスが向かっている方向には逃げ惑う人々。
 急いで追い付く。

「おいオリアス! 俺たちが目の前にいるのに人々を襲うなんて卑怯だぞ!」
「フェ? いつまでたってもお前たちがもたもたしてるからだ。でもその姿……、そうか。お前たちが幼女戦隊だったのか」
「変身シーンは普通大人しく待つものだろ。戦隊モノのセオリーを無視しやがって……!」
「そんなこと知ったことか! 我の行動は、魔法少女様以外に左右されないのだ。この世界をダンシングフェイフェイしてやるっ!」
「ダンシングフェイフェイってなんのことよ⁉」

 杏沙がオリアスに尋ねる。
 たしかに、なんだ? その陽キャが使いそうな言葉は。

「フェッ、フェッ! お前たちはただ指をくわえて見ていることだな。自分たちの無力さに打ちひしがれるがいい! フェイフェイ‼‼‼」

 その言葉とともに、紫色の光が放たれる。
 その先には……あっ!

「やめろぉおおおおお!」
「キャー!」「うぉー!」「うわー!」

 オリアスが放った光は、逃げ遅れた人々に当たってしまった。

 嘘……だろ……。

 俺たちのせいで……人々に危害が……。

「な、なんだこれは……? 身体が勝手に動いて……」
「た、たすけて……!」
「口も……勝手に……フェ……フェ……フェイフェイ!」
「フェイフェイ!」
「うー! フェイフェイ!」 
「それ! フェイフェイ」

 光が当たった人々は突然『フェイフェイ』と言いながら、まるでサンバのような踊りを始めた。

「え? ダンス? オリアス! 人々に何をした⁉」
「フェッ、フェッ! 我は夜通し踊り明かすのが好きなのだ! だから人間どもにもそれを強要してやったまでよ! 死ぬまで踊り狂うがいい!」
「そ、そんな……!」

 膝を落として絶望に打ちひしがれる俺。
 でも一葉が冷静にツッコむ。

「くだらな過ぎるわ!」
「フェッ? なんだと⁉ 我の崇高なやり方をくだらないだと?」
「ええそうよ! てっきりあの光で焼き殺したり、粉々に粉砕するのかと思ってヒヤヒヤしたわよ」
「な、なんて非道なことを考える幼女なんだ」
「なんで敵であるアンタが引いてるのよ! でも、こんなことになってしまったのは私たちの責任。アンタを倒して人々を救うわ! ほら、新斗! いつまでションボリしてるのよ!」

 いまだに打ちひしがれている俺を鼓舞する杏沙。
 なにこの人、かっこいいんですけど。
 本来ならレッドである俺が引っ張らないといけないのに。

 俺は自分に喝を入れて立ち上がり、

「そうだな! オリアス! お前を倒す! いくぞ二人とも!」
「うん!」「はい!」

 こうして、オリアスとの戦いの幕が切って落とされた。

「いくわよ! アクアキャノン!」

 ボン! ボン! ボン!

 杏沙が水で構成されたキャノン砲で攻撃を放つ。
 え? かっちょいい! いつの間にそんな技を⁉

「いきます……! ライトニングブレード!」

 シュバッ!

 一葉は雷を凝縮させた刃で立ち向かう。
 一葉まで⁉ 二人ともいい感じの新技を……⁉ ズルい……!

「なんてな……!」

 実は俺も新技を開発していたのさ!
 それを披露するときがついにきた!

 足をふんばり、地面を思いっきり蹴る。
 普段の仕事で、YOJOパワーをコツコツと貯めてきた。
 その甲斐あって、最初の頃とは比べものにならないくらい力が湧いてくる。
 スピードも桁違いだ。
 きっとスカートを履いた美女がいたら、めくれるどころか、はぎ取れるくらいの勢い。
 そのまま拳を思いっきり握りしめ、

「くらえ! これが俺の編み出した新技・ファイヤーヒーティングブラスター‼‼‼」

 オリアスまであと少し……。が、拳が届きかけたそのとき、

「「危ない!」」

「え」

 ボン! ボン! ボン!
 シュバッ!

「うわぁあああああ‼‼‼‼‼‼‼」

 杏沙と一葉の攻撃が、見事俺に命中したのだった。

「ちょっと新斗! こっちが攻撃してるのに、割って入ってくるなんて危ないじゃない!」
「武能さん、ごめんなさい……急に目の前に現れたから……止まれなくて……」

 これは完全に俺の失態だ。
 だから、大丈夫の意味を込め、親指を立てながらこう言った。

「けっこうなお手前でした……ガク……」

「もう! 新斗はそこで寝てなさい。一葉ちゃん、二人で行くわよ! いける?」
「はいっ! 私も少しは強くなったところを見せたいと思います!」
「頼もしいわね! それじゃあ見せてもらおうかしら!」

 二人は同時に走り出す。
 一葉はオリアスめがけて一直線、杏沙は回り込むようにして距離を取る。

「フェッ! フェッ! フェッ! バカが一人自滅してくれたおかげで戦うのが楽になった! 二人で俺に勝てるかな?」
「バカがいなくても私たち二人で十分よ! くらいなさい! アクアキャノン!」

ボン! ボン! ボン!

 今度は見事オリアスに命中。
 しかし、決定打には至っていない。

「その程度で我を倒せると思ったか!」
「今度は私の番です! ライトニングブレード!」

 雷の刃で攻撃するもなかなか当たらない。

「こっちのお嬢ちゃんはまだまだみたいだな。踊りながらでも避けられるぜ! フェイフェイフェイ!」

 ふざけた腰振りダンスをし始めるも、見事な身のこなしで一葉の攻撃をかわしていく。
 くそ! 俺は見てることしかできないのか……!

 このまま相手のペースに流されていくかと思ったが、

「一葉ちゃん! 今よ!」
「はいっ!」

 杏沙の掛け声を合図に、一葉は地面に雷の刃を突き立て、

「自然さん! 私に力を貸してください! はぁああああああ!」

 刃から大量の雷が流れ出す。

 そして、

「フェエエエエエエエエエ‼‼‼‼‼‼‼」

 突如として地面を伝った雷を浴び、オラリスが苦しみ悶える。

 え?
 地面って雷を通さないはずじゃ……そうか!

 杏沙が放ったアクアキャノンは、たしかにオラリスを倒すほどの威力はなかった。
 でも、地面や奴自身を濡らすには十分!
 一葉の放つ雷が、その水を伝ってオラリスに大ダメージを与えたんだ!
 新技だけじゃなくて、連携もしっかりしてる!
 この前のウァラク戦とは大違いだ!

「これで最後ですっ! やぁあああああ!」

 一葉が、弱ったオラリスにとどめの一撃。

「我はまだ踊り足りぬというのに……! フェエエエエエエエエイ‼‼‼‼」

 ドカーンッ!

 爆発とともにオラリスが消滅。
 我々の勝利である。

 パチン!

 軽快なハイタッチ。

「やったわね! 一葉ちゃん!」
「はいっ! 杏沙さんのおかげです!」
「そんなことないわよ。約一名は何もせず、ただただ自滅しただけですけどね」
「面目次第もございません……」

 やっとのこと起き上がり二人に合流したが、案の定な言われようである。

「それにしても、二人はいつの間にあんな連携を考えてたんだ?」
「ん~、なんとなく? きっと一葉ちゃんなら気付いてくれるんじゃないかと思ってたんだよね」
「私も……杏沙さんはこのことを言っていたんじゃないかと思いまして……」

 なんと、二人とも事前の打ち合わせなしにあんな連携が取れていたらしい。
 最初は二人だけの幼女戦隊だったし、そのときの積み重ねもあったというわけか……?

「今回はなんとかなったけど、あんたもしっかり周りを見て行動しなさいよ」
「……はい」 

 少しションボリ。
 僕、泣いていいですかね……?
 だって今は女の子だもん……。

 それにしてもおかしくね?
 ある日突然ありえないようなすごい力に目覚めたんだぞ?
 これって主人公じゃん!
 最近のラノベでよくある『俺TUEEE』系の典型じゃん!
 それなのになんだよ、この体たらくは……。
 完全に読者をイライラさせるお荷物キャラじゃねぇか……。

 そんなブルーな俺を見かねた一葉ちゃんは、

「で、でも! 武能さんが考えたチーム名と決めゼリフはかっこよくで気合が入りました! まさか二つとも武能さんの案を引き当てるなんて……なるべくしてなったとしか言いようがありません!」

 今までにないくらいの文量で俺をフォローしてくれてる。この子はほんと天使……。
 でも、もっとフォローしてほしいので、

「……ほんと?」
「本当ですよ! ね! 杏沙さん?」
「えっ? ん~、まぁ決めゼリフはちょっとくさい感じがしたけど、チーム名は可愛らしさもあっていいんじゃない?」
「いや~、それほどでも~。俺もね、ピンと思い浮かんだわけよ! 『リトルガールズ』って!それを気に入ってくれて嬉しいよ~。えへへ~」

 本当に俺は単純な奴だと自分でも思うけど、こうしてチームが一つになれたんだから、細かいことは気にしなくていいよね!
 チーム名もそれぞれの決めゼリフも決まって、ますますヒーローっぽくなってきた!
 これからは俺ももっと頑張って、みんなを引っ張れるくらいに強くならないと!

 しかし、こんな良い雰囲気のところに水を差すネコ型AIがいた。

「本当に『リトルガールズ』でいいダピ?」
「なんだよダピル、お前は気に入ってくれてないのか?」

 ダピルは、だただ冷静に、冷酷な事実を告げたのであった。

「リトルガールズって、英語でいうと、幼い女の子……つまりは幼女という意味ダピ。だから、幼女戦隊リトルガールズは、『幼女戦隊幼女』になってしまうピ。完全に意味が被ってるピ」

「「「あ」」」


名前:武能新斗
年齢:22歳
職業:銭湯スタッフ(住み込み)/「コンビニエンスYOJO」(依頼募集中)
趣味:楽園観察
特技:幼女に変身
所属:幼女戦隊リトルガールズ(暫定)


 まぁ……ヒーローは細かいことなんて気にしない!
 幼女戦隊リトルガールズ! これからも世界の平和を守るために頑張るぞ‼
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