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赤ちゃん時代

転生しました

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暗闇から抜け終わると、とても眩しかった
ん…?
「おぎゃー!!」
これは…
私は今、赤ちゃんになってる…⁉
手足、短い!
喋れない!
「ユリエル?どうしたの?お腹空いちゃった?」
ユリエル?
私のこと?
「おぎゃー!!」
この美人な人はお母さん?
私はお母さんに向かって手を伸ばした
「ユリエル?珍しいわね!貴方から手を伸ばすなんて!」
そうなの?
というか、私、今何歳なの?
「ユイカ!ユリエルが起きたのか⁉」
誰?
「ユリエル~。お父様でちゅよ~」
何、この甘々な人
お父様って言ってたけど、こんな美男美女が両親⁉
てか、この人達見覚えがある…
それに、ユリエル…
「おぎゃー‼」
あ!
って言ったつもりだったのに…
まぁ、そんなことより、思い出した!
この人達、私が前世でハマってた
ナイト×ナイト~瞬く季節~
のヒロインの両親だよ!
てか、ユリエルって、私がヒロイン⁉
嫌~!
「ユリエル~。ミルクできたわよ~」
お母さん、別にお腹空いてる訳じゃないのに…
「ユリエル、これからご飯なのか?」
違います!
「そうなのよ~。お腹空いたみたいで」
空いてませんから!
うっ!
「よし!咥えた!」
咥えてませんよ⁉
無理やり突っ込まれましたよ⁉
あ、でも中々美味しい
「ちゃんと飲んでるわね。良かったわ」
「ユリエル、可愛い…。天使…」
あれ?
この人、甘々なだけかと思いましたが、
まさかの娘大好き⁉
確かに、ヒロインなら、可愛いとは思うけど、天使って…
「あら?もうお腹いっぱい?」
はい
「う!」
およ?
う!って言えた!
「ユイカ!ユリエルが!う!って!うっ!って言った!」
なんで、私よりお父さんが喜んでるの?
「あなた、そんなに煩いとまたユリエルが泣くわよ?」
「それはヤダ!」
煩いのを止めるには
泣けばいいのか!
次からそうしよう
赤ちゃんって、以外に楽しい!
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