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一章 異世界へ からの幼児編

プロローグ

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《やっと、見つけた。
 どうか、今度こそ》

 輝く体をもち、浮いている『それ』は誰にも聞こえないつぶやきを漏らす。その目は喜びに輝いているようにも、憂いているようにも見える。

 視線の先には一人の少女。さて、どうなることでしょう。
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