吉良先輩は笑わない

花町 シュガー

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「はい!幸生サチオの負け~~~!」

「えぇぇ嘘っ!?」

「お前こういうときだけまじ運ないよな、ほんと」

「うるさい!」

 いつものメンツでする、とあるゲーム。
 その今日一番の罰ゲームを賭けた勝負に、見事、僕 幸生は負けたのだ。

「え、これ…まじでするの……?」

「当たり前だろ!勝負に負けんのが悪りぃんだよ」

「にしても、ここ最近じゃ1番えげつねぇんじゃねぇの?
吉良キラ先輩と笑顔のツーショット〟とか無理すぎんだろ。いや無理無理100パー無理」

「それを幸生が頑張るんだよ!
撮れたらすげぇぞだって。女子に売り放題!!」

「えぇ……」

「幸福印の幸生!お前は運がある奴だ!
大丈夫お前ならやれる!!」

「うーん、けど流石に直ぐは無理か……
これから夏休み入るし、休み明けの始業式までってことにしようぜ!」

「そうだな、まぁそれくらいの猶予でいっか。
頑張れよ幸生!!」


「………はぁい」




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