じゃあパパでいいよ。

吉井春樹

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40きのうたのしかった。

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「きのう、たのしかった」

ってムスメがお友達のお母さんに

朝イチであいさつをしていました。


お友達のおうちに

遊びにいった昨日のことが

あまりにも楽しかったみたいで

うれしくって伝えたそうです。


======================


======================

ジブンを表現するって、
ジブンの感じたことを、
コトバや態度に伝えたい相手に伝える、
っていうこと、だと思います。

そんなときに、
たのしかったことをたのしかった、と
うれしかったことをうれしかった、と
そういう、相手のおかげで、
ジブンにとってしあわせだった何かを、
素直に、表現できるのって、いいなって。

そうして、ムスメが伝えた
うれしかったジブンの表現が、
あっという間にオクさんにもメールで届いて、
「"うれしかった"を伝えてもらえて"うれしかった"」
というメールが、僕のところに届きました。

そして、お友達のお母さんからのコトバを
今度は親子そろって、ムスメに対して、
うれしいきもちで伝えることができました。

ムスメが発した「うれしいきもち」が
めぐりめぐって、ぼくたち親子を喜ばせてくれ、
きっと、お友達のお母さんからムスメさんや家族に、

と、何人ものまわりの人を、そしてジブン自身を、
しあわせな気持ちにしてくれているのだな、

と感じられて、コトバはやはり巡るもので、
めぐりめぐってきてうれしいと思えるコトバを
ためらわずに、できるだけすなおに、新鮮なうちに、
伝えたい相手に、伝えることができるのって、
愛情表現や幸せなコミュニケーションを保つうえで
シンプルだけど、大切なことなのだと思ったのでした。


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