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9話
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第2王子!
主人公とヒーローと悪役令息の組み合わせとか相性悪いだろ!
というか、急激にセシルくんの顔が怖くなってるんですけど…
「ん?誰だ?」
いや見えてただろ。とぼけんなよ。
「こちらは、ユーリ・プラリネ様です。さっき知り合ったんです。」
「あぁ、公爵家の…」
「はじめまして、ユーリ・プラリネと申します。」
「あぁ、アラン・ドラジェだ。」
リアクション薄!こんな可愛い人間にその反応かよ!
愛想わりーな。王族なんだから少しはがんばれよ。
「おいセシル、何を話してたんだ?」
「いえ、挨拶をしただけです。殿下はどうかしたんですか?」
「いや、お前を探しに来た。」
「挨拶は済んだんですか?」
「まだだが、お前が見えなくなったから…」
「お済みになっていないなら挨拶に行ってきても私は大丈夫です。心配なさらないでください。」
…セシルくんめっちゃ第2王子のこと遠ざけようとするじゃん。
俺空気なんですけど…。こんな気まずいところに置かないでよ…。
「ユーリ様は、この中で何がオススメですか?」
えっ?第2王子はいいの?まあ、セシルくん可愛いからいいか!
「ええと、私はこのケーキが美味しかったと思います。」
こっち見てるんだが、怖いんですけど…。
「じゃあいただきますね!」
「おいセシル!あの肉はどうだ!」
「食べたいんですか?いいと思いますよ?」
なんか張り合いだしたぞ。
そしてセシルくんそういうことじゃないと思う…。
第2王子こっち睨んできてるんですけど、やっぱ俺達相性悪いんじゃね?
…おもしろい。
そっちがその気ならやってやんよ。
主人公とヒーローと悪役令息の組み合わせとか相性悪いだろ!
というか、急激にセシルくんの顔が怖くなってるんですけど…
「ん?誰だ?」
いや見えてただろ。とぼけんなよ。
「こちらは、ユーリ・プラリネ様です。さっき知り合ったんです。」
「あぁ、公爵家の…」
「はじめまして、ユーリ・プラリネと申します。」
「あぁ、アラン・ドラジェだ。」
リアクション薄!こんな可愛い人間にその反応かよ!
愛想わりーな。王族なんだから少しはがんばれよ。
「おいセシル、何を話してたんだ?」
「いえ、挨拶をしただけです。殿下はどうかしたんですか?」
「いや、お前を探しに来た。」
「挨拶は済んだんですか?」
「まだだが、お前が見えなくなったから…」
「お済みになっていないなら挨拶に行ってきても私は大丈夫です。心配なさらないでください。」
…セシルくんめっちゃ第2王子のこと遠ざけようとするじゃん。
俺空気なんですけど…。こんな気まずいところに置かないでよ…。
「ユーリ様は、この中で何がオススメですか?」
えっ?第2王子はいいの?まあ、セシルくん可愛いからいいか!
「ええと、私はこのケーキが美味しかったと思います。」
こっち見てるんだが、怖いんですけど…。
「じゃあいただきますね!」
「おいセシル!あの肉はどうだ!」
「食べたいんですか?いいと思いますよ?」
なんか張り合いだしたぞ。
そしてセシルくんそういうことじゃないと思う…。
第2王子こっち睨んできてるんですけど、やっぱ俺達相性悪いんじゃね?
…おもしろい。
そっちがその気ならやってやんよ。
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