10 / 43
10
しおりを挟む
先日、薪を取りに行った時
ものすごーーく
汚かったあの小屋を掃除するため
ほうき、ちりとり、雑巾、他諸々の
掃除用具を持って
またあの小屋に来ていた。
カイトはライナー王子と共に近くで訓練中。
「うげぇ…何コレ、いつのだよ!!これ~ぇ…くっせー…」
と、年代物の雑誌だろうか、
カビが生えていて
悪臭のする何かを
指でつまんでロジャーが言った
掃除をするって言ったら
ロジャーの隊数人も手伝ってくれる事になった。
「はぁ…なんで俺がこんなこと…」
と最初からブツクサと呟いている。
ジャンの命令らしく
本人は嫌々ながらやっている様だ。
「早く終わらせちゃおうよ!そうすれば早く訓練に参加出来るよ」
一人でやるつもりだったから
なんか申し訳ない。
後で何かお礼をしなくては。
「あーはいはい」
と不満顔で返事をするロジャー。
しばらくは黙々とやるのだけど、
集中が切れると
その辺の下級隊員とお喋りが始まる。
ロジャーもどこかの貴族なのだろう
お掃除なんてした事がないのだろう
艶々のウェーブヘアは
定期的に美容室に行って
トリートメントをしているって
話を聞いたことがある。
身に着ける物は汚れなんて無く、
いつもキラキラと輝いているのだ。
訓練着だって皆と比べて汚れも少ないし、ピシッとシワ等ない。
それに、顔付きからして
ザお金持ち
っていう品格を、感じられる。
ジーっと手を動かさないで
口ばっかり動くロジャーの顔を見ていると
「ん?何?もしかしてジャンに言いつける気?」
と詰め寄ってきた。
仲の良い二人だが、
一応団長と副団長と言う上下関係がある。
今は一応仕事中って訳なのでサボりを
チクられるのは嫌らしい。
「そう。ジャンに言い付けちゃおうかな~」
ニヤリとして意地悪をしてみた。
ロジャーは慌てて作業をしようと
私の隣に座りこんだ。
手袋を再度はめて、
その辺のの汚物を片付ける。
「咲さんさー、ジャンって呼ぶ事にしたんだね」
と口は止まらない。
「え、あーまあ。そう呼べって言われたから」
と何となく恥ずかしさがある中答えた。
「ジャンが女にそう呼ばれてるの初めて見るんだよね~。」
…そうなんだ。
向こうがそう呼ばれてるって言うから
仲良くなれば皆そうなのかと思ってた。
手を動かし続けるが
口も動くロジャー、
とても器用な奴だ。
「あいつ結構モテるんだぜ~。町出れば騎士団長さま~♡とか言われてさ~、娘らがキャーキャー騒いでるし。城のパーティーがあればダンスの相手するのに令嬢達が列を作ってる」
へぇ~。やっぱりモテるのか
あの顔だしそりゃそうか。
人間結局顔なんだよね~!
どうせ、外行きの顔だろうしキザに紳士ぶってそう。
でも少し胸がモヤってする。
「縁談も堪えなくて、一応お見合いまではするんだけど、断っちゃうんだよね。この間は隣国の姫から話来てたな。」
姫!?
やばっ。
あいつそんな人と結婚出来る立場だったの?
すごっ!
この国は貴族の階級に厳しいと聞いたので、
姫レベルって事は上級貴族なのだろう。
まあ男爵イモだか
公爵イモだが
知らないけど、
その辺は興味ない
と言うか分かんない…
「…そんな中で唯一咲さんがジャンって呼んでる」
バチッと 目線が合う。
ロジャーはニヤリと意味深な笑みを、
浮かべた。
「な、なに!?」
「別に~、あ、俺外回りしてくる」
と何も言わないまま
外に行ってしまった。
ポツンと一人になってしまった。
胸が変にザワつく。
ぎゅーっと締め付けられる心臓が、
やり場のない気持ちを
どうにかしてしまいそう。
時刻はそろそろお昼になる頃だろうか
あと少しでお掃除を終わりにしようとしていた時だった。
「ねぇ、君がお母様?」
と、
声変わり前の男の子の声がしたので
振り向く。
そこには
10歳位の男の子が立っていた。
辺りを見れば誰も居ない。
親らしき人もいない。
「迷子かな?僕?」
この城にいたずらで
町の子供が入る事がよくあるらしく、
その一人なのかと思っていた。
すると男の子はニコリと笑顔で返す。
その口元には小さく牙が生えている。
人では無いというのはそれで分かった。
「あなた何者!?」
私は瞬時に身構える。
「魔王様が呼んでるよ。僕と一緒に帰ろう♪」
腕をバシッと片手で掴まれる。
振り払おうとするもビクともしない。
…何この子!!
子供の力じゃない!
「いやっ!離して!!」
驚いて大きな声を出す。
「そんな大声出さないでよ。怖いな~♪」
と言うもの怯んでる様子には見えない。
こちらが全力で振り払おうとしているのに、
離してくれる様子はなく逃げられない。
「だれか!!!誰か!!助けて!!!ジャン!!!」
目いっぱい叫ぶ
外にいるロジャーが
すぐに
駆けつけてくれた。
「だれだ小僧。なぜここにいる。その手を離せ」
お喋りロジャーが
いつもと違う真剣な目つき。
男の子に捕まっている
私を見ると
腰元の剣を抜く。
「お母様を返して貰いにきた♪」
キャハハと無邪気笑う男の子。
次の瞬間、男の子が詠唱し
手から炎玉がいくつも出てきた。
その炎玉はロジャー達へと向かう。
ロジャーも詠唱し、
シールドを張る。
シールドにあたった炎玉は反れて、
地面で爆発した
ドカーンと何発も言うのだ、
さすがに外に居た
ジャスティンも気付いたのだろう。
駆けつけたジャスティン達を確認すると
男の子は手を離してくれた。
「今日はご挨拶だよ。僕一人で遊んじゃったら仲間の分無くなっちゃう。…お母様は魔王の元へ返して貰うからね」
そう言うと、
空間に窓を作って片脚を入れる。
「あ!そうだ!早く会いに来れるようにマーキングつけとくね♪」
そう言うと私にフワッと手を一振り、一瞬にして体の奥が熱くなる。
「じゃあまたね♪」
男の子はあの窓に体を入れて、
笑顔を見せて指をパチンとならすと
窓は小さくなって
その場に何も無くなった。
「くそっ、魔族がこの城まで来るなんて…スワロフの結界が張ってあるんだぞ」
剣を納めたロジャーが
悔しそうに
唇を噛み締めながら言った。
「おい!咲、大丈夫か?変な術かけられてたよな?…おい、聞こえるか?」
と私を揺さぶるのは駆けつけてくれた
ジャスティンだろう。
それより
熱い。
体の奥が熱くて熱くて仕方ない。
奥も奥。
子宮がうずく。
ハァ…ハァ
という息づかいと高揚した私の顔
それに、私から出る甘い匂い。
「…ダレで…モいイカラ…ダいテ…」
と口が勝手に動く。
その様子に駆けつけたジャスティンは驚くのだ。
「…サキュバスの呪いか」
ものすごーーく
汚かったあの小屋を掃除するため
ほうき、ちりとり、雑巾、他諸々の
掃除用具を持って
またあの小屋に来ていた。
カイトはライナー王子と共に近くで訓練中。
「うげぇ…何コレ、いつのだよ!!これ~ぇ…くっせー…」
と、年代物の雑誌だろうか、
カビが生えていて
悪臭のする何かを
指でつまんでロジャーが言った
掃除をするって言ったら
ロジャーの隊数人も手伝ってくれる事になった。
「はぁ…なんで俺がこんなこと…」
と最初からブツクサと呟いている。
ジャンの命令らしく
本人は嫌々ながらやっている様だ。
「早く終わらせちゃおうよ!そうすれば早く訓練に参加出来るよ」
一人でやるつもりだったから
なんか申し訳ない。
後で何かお礼をしなくては。
「あーはいはい」
と不満顔で返事をするロジャー。
しばらくは黙々とやるのだけど、
集中が切れると
その辺の下級隊員とお喋りが始まる。
ロジャーもどこかの貴族なのだろう
お掃除なんてした事がないのだろう
艶々のウェーブヘアは
定期的に美容室に行って
トリートメントをしているって
話を聞いたことがある。
身に着ける物は汚れなんて無く、
いつもキラキラと輝いているのだ。
訓練着だって皆と比べて汚れも少ないし、ピシッとシワ等ない。
それに、顔付きからして
ザお金持ち
っていう品格を、感じられる。
ジーっと手を動かさないで
口ばっかり動くロジャーの顔を見ていると
「ん?何?もしかしてジャンに言いつける気?」
と詰め寄ってきた。
仲の良い二人だが、
一応団長と副団長と言う上下関係がある。
今は一応仕事中って訳なのでサボりを
チクられるのは嫌らしい。
「そう。ジャンに言い付けちゃおうかな~」
ニヤリとして意地悪をしてみた。
ロジャーは慌てて作業をしようと
私の隣に座りこんだ。
手袋を再度はめて、
その辺のの汚物を片付ける。
「咲さんさー、ジャンって呼ぶ事にしたんだね」
と口は止まらない。
「え、あーまあ。そう呼べって言われたから」
と何となく恥ずかしさがある中答えた。
「ジャンが女にそう呼ばれてるの初めて見るんだよね~。」
…そうなんだ。
向こうがそう呼ばれてるって言うから
仲良くなれば皆そうなのかと思ってた。
手を動かし続けるが
口も動くロジャー、
とても器用な奴だ。
「あいつ結構モテるんだぜ~。町出れば騎士団長さま~♡とか言われてさ~、娘らがキャーキャー騒いでるし。城のパーティーがあればダンスの相手するのに令嬢達が列を作ってる」
へぇ~。やっぱりモテるのか
あの顔だしそりゃそうか。
人間結局顔なんだよね~!
どうせ、外行きの顔だろうしキザに紳士ぶってそう。
でも少し胸がモヤってする。
「縁談も堪えなくて、一応お見合いまではするんだけど、断っちゃうんだよね。この間は隣国の姫から話来てたな。」
姫!?
やばっ。
あいつそんな人と結婚出来る立場だったの?
すごっ!
この国は貴族の階級に厳しいと聞いたので、
姫レベルって事は上級貴族なのだろう。
まあ男爵イモだか
公爵イモだが
知らないけど、
その辺は興味ない
と言うか分かんない…
「…そんな中で唯一咲さんがジャンって呼んでる」
バチッと 目線が合う。
ロジャーはニヤリと意味深な笑みを、
浮かべた。
「な、なに!?」
「別に~、あ、俺外回りしてくる」
と何も言わないまま
外に行ってしまった。
ポツンと一人になってしまった。
胸が変にザワつく。
ぎゅーっと締め付けられる心臓が、
やり場のない気持ちを
どうにかしてしまいそう。
時刻はそろそろお昼になる頃だろうか
あと少しでお掃除を終わりにしようとしていた時だった。
「ねぇ、君がお母様?」
と、
声変わり前の男の子の声がしたので
振り向く。
そこには
10歳位の男の子が立っていた。
辺りを見れば誰も居ない。
親らしき人もいない。
「迷子かな?僕?」
この城にいたずらで
町の子供が入る事がよくあるらしく、
その一人なのかと思っていた。
すると男の子はニコリと笑顔で返す。
その口元には小さく牙が生えている。
人では無いというのはそれで分かった。
「あなた何者!?」
私は瞬時に身構える。
「魔王様が呼んでるよ。僕と一緒に帰ろう♪」
腕をバシッと片手で掴まれる。
振り払おうとするもビクともしない。
…何この子!!
子供の力じゃない!
「いやっ!離して!!」
驚いて大きな声を出す。
「そんな大声出さないでよ。怖いな~♪」
と言うもの怯んでる様子には見えない。
こちらが全力で振り払おうとしているのに、
離してくれる様子はなく逃げられない。
「だれか!!!誰か!!助けて!!!ジャン!!!」
目いっぱい叫ぶ
外にいるロジャーが
すぐに
駆けつけてくれた。
「だれだ小僧。なぜここにいる。その手を離せ」
お喋りロジャーが
いつもと違う真剣な目つき。
男の子に捕まっている
私を見ると
腰元の剣を抜く。
「お母様を返して貰いにきた♪」
キャハハと無邪気笑う男の子。
次の瞬間、男の子が詠唱し
手から炎玉がいくつも出てきた。
その炎玉はロジャー達へと向かう。
ロジャーも詠唱し、
シールドを張る。
シールドにあたった炎玉は反れて、
地面で爆発した
ドカーンと何発も言うのだ、
さすがに外に居た
ジャスティンも気付いたのだろう。
駆けつけたジャスティン達を確認すると
男の子は手を離してくれた。
「今日はご挨拶だよ。僕一人で遊んじゃったら仲間の分無くなっちゃう。…お母様は魔王の元へ返して貰うからね」
そう言うと、
空間に窓を作って片脚を入れる。
「あ!そうだ!早く会いに来れるようにマーキングつけとくね♪」
そう言うと私にフワッと手を一振り、一瞬にして体の奥が熱くなる。
「じゃあまたね♪」
男の子はあの窓に体を入れて、
笑顔を見せて指をパチンとならすと
窓は小さくなって
その場に何も無くなった。
「くそっ、魔族がこの城まで来るなんて…スワロフの結界が張ってあるんだぞ」
剣を納めたロジャーが
悔しそうに
唇を噛み締めながら言った。
「おい!咲、大丈夫か?変な術かけられてたよな?…おい、聞こえるか?」
と私を揺さぶるのは駆けつけてくれた
ジャスティンだろう。
それより
熱い。
体の奥が熱くて熱くて仕方ない。
奥も奥。
子宮がうずく。
ハァ…ハァ
という息づかいと高揚した私の顔
それに、私から出る甘い匂い。
「…ダレで…モいイカラ…ダいテ…」
と口が勝手に動く。
その様子に駆けつけたジャスティンは驚くのだ。
「…サキュバスの呪いか」
0
あなたにおすすめの小説
完結·異世界転生したらアザラシ? でした〜白いモフモフでイケメン騎士たちに拾われましたが、前世の知識で医療チートしています〜
禅
恋愛
ネットでアザラシを見ることが癒しだった主人公。
だが、気が付くと知らない場所で、自分がアザラシになっていた。
自分が誰か分からず、記憶が曖昧な中、個性的なイケメン騎士たちに拾われる。
しかし、騎士たちは冬の女神の愛おし子を探している最中で……
※小説家になろう、Nolaノベルにも投稿しています
※完結まで毎日投稿します
最強の騎士団長に嫁いだ偽りの公爵令嬢は、溺愛から逃げられない
花瀬ゆらぎ
恋愛
囚われた弟を救うため、貧民育ちのリーゼは公爵令嬢になりすまし、騎士団長シルヴィオに嫁いだ。
彼女に与えられた任務は、夫を監視すること。
結婚後、新居で待っていたのは、「氷の騎士」と恐れられる無口な夫。
しかし──戦地から帰還した彼は、別人のようにリーゼを溺愛し始めて……!?
「あなたのことを考えない日は一日たりともなかった」
次第にシルヴィオに惹かれていくリーゼ。けれど彼女は知らない。この結婚には、さらなる罠が仕掛けられていることを。
守り守られ真の夫婦を目指す恋愛ファンタジー!
※ヒロインが実家で虐げられるシリアスな展開がありますが、ヒーローによる救済・溺愛へと繋がります。
冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全16話+後日談5話⭐︎
王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。
……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。
追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。
無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」
騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!
男装獣師と妖獣ノエル ~騎士団で紅一点!? 幼馴染の副隊長が過保護です~
百門一新
恋愛
幼い頃に両親を失ったラビィは、男装の獣師だ。実は、動物と話せる能力を持っている。この能力と、他の人間には見えない『黒大狼のノエル』という友達がいることは秘密だ。
放っておかないしむしろ意識してもらいたいのに幼馴染枠、の彼女を守りたいし溺愛したい副団長のセドリックに頼まれて、彼の想いに気付かないまま、ラビは渋々「少年」として獣師の仕事で騎士団に協力することに。そうしたところ『依頼』は予想外な存在に結び付き――えっ、ノエルは妖獣と呼ばれるモノだった!?
大切にしたすぎてどう手を出していいか分からない幼馴染の副団長とチビ獣師のラブ。
※「小説家になろう」「ベリーズカフェ」「ノベマ」「カクヨム」にも掲載しています。
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
聖女様と間違って召喚された腐女子ですが、申し訳ないので仕事します!
碧桜
恋愛
私は花園美月。20歳。派遣期間が終わり無職となった日、馴染の古書店で顔面偏差値高スペックなイケメンに出会う。さらに、そこで美少女が穴に吸い込まれそうになっていたのを助けようとして、私は古書店のイケメンと共に穴に落ちてしまい、異世界へ―。実は、聖女様として召喚されようとしてた美少女の代わりに、地味でオタクな私が間違って来てしまった!
落ちたその先の世界で出会ったのは、私の推しキャラと見た目だけそっくりな王(仮)や美貌の側近、そして古書店から一緒に穴に落ちたイケメンの彼は、騎士様だった。3人ともすごい美形なのに、みな癖強すぎ難ありなイケメンばかり。
オタクで人見知りしてしまう私だけど、元の世界へ戻れるまで2週間、タダでお世話になるのは申し訳ないから、お城でメイドさんをすることにした。平和にお給料分の仕事をして、異世界観光して、2週間後自分の家へ帰るつもりだったのに、ドラゴンや悪い魔法使いとか出てきて、異能を使うイケメンの彼らとともに戦うはめに。聖女様の召喚の邪魔をしてしまったので、美少女ではありませんが、地味で腐女子ですが出来る限り、精一杯頑張ります。
ついでに無愛想で苦手と思っていた彼は、なかなかいい奴だったみたい。これは、恋など始まってしまう予感でしょうか!?
*カクヨムにて先に連載しているものを加筆・修正をおこなって掲載しております
助けた騎士団になつかれました。
藤 実花
恋愛
冥府を支配する国、アルハガウンの王女シルベーヌは、地上の大国ラシュカとの約束で王の妃になるためにやって来た。
しかし、シルベーヌを見た王は、彼女を『醜女』と呼び、結婚を保留して古い離宮へ行けと言う。
一方ある事情を抱えたシルベーヌは、鮮やかで美しい地上に残りたいと思う願いのため、異議を唱えず離宮へと旅立つが……。
☆本編完結しました。ありがとうございました!☆
番外編①~2020.03.11 終了
酒飲み聖女は気だるげな騎士団長に秘密を握られています〜完璧じゃなくても愛してるって正気ですか!?〜
鳥花風星
恋愛
太陽の光に当たって透けるような銀髪、紫水晶のような美しい瞳、均整の取れた体つき、女性なら誰もが羨むような見た目でうっとりするほどの完璧な聖女。この国の聖女は、清楚で見た目も中身も美しく、誰もが羨む存在でなければいけない。聖女リリアは、ずっとみんなの理想の「聖女様」でいることに専念してきた。
そんな完璧な聖女であるリリアには誰にも知られてはいけない秘密があった。その秘密は完璧に隠し通され、絶対に誰にも知られないはずだった。だが、そんなある日、騎士団長のセルにその秘密を知られてしまう。
秘密がばれてしまったら、完璧な聖女としての立場が危うく、国民もがっかりさせてしまう。秘密をばらさないようにとセルに懇願するリリアだが、セルは秘密をばらされたくなければ婚約してほしいと言ってきた。
一途な騎士団長といつの間にか逃げられなくなっていた聖女のラブストーリー。
◇氷雨そら様主催「愛が重いヒーロー企画」参加作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる