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ある傭兵の話
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マチスは旅する傭兵である
老人や女子供だけの村を見つければ
押し売りのように自分を雇えと脅していた。
しかし、マチスを雇っても1週間や2週間と短期間でろくに働かず、高額なゴールドを請求されるのである。
ある意味盗賊よりもタチの悪い男であった。
ある日、マチスは深い森の中を歩いていると周りを水に囲まれた村を見つけた。
マチスはいつもどおり村に老人や女子供しかいないことを確認すると
村長のところへ向かった。
もちろん、強引に雇ってもらいに行くのである
「おい!じいさん俺を10000Gで雇いな!」
マチスは村長に会うなり挨拶もせず、大きな態度をとった。
「用心棒という事かな、結構じゃよ」
村長はタバコの煙を吐きながら答えた。
「雇わねぇと言うならヒドイ目にあうぜ」
マチスは一度断られたらこの態度をとるのがいつもの手口である。
しかし、村長は臆する事もなく
「結構じゃよ」とタバコをふかし続けた。
マチスは驚いた。
いつもならここまでで
強引に契約させてしまうのだが
ここの村長はまだ断っているのだ。
すると、マチスはもっと非道な手段をとった。
腰にかけた剣を抜くと村長に向けたのである。
「おい!じいさん 俺は本気だぜ」
マチスは今度こそ大丈夫だと思った。
しかし、村長は顔色を一つ変えずに
「やれやれ、お前さんの助けなどいらんのじゃよ。その証拠を見せてやろう」
すると村長は机から透き通った赤色をした石を取り出すと
その石をさすり始めた。
すると、地面がゴゴゴッ!と地響きをあげ揺れ始めた。
マチスは驚き辺りを見回すと
なんと!村が浮いているではないか
「この村は飛竜の背中にあるのじゃよ
だから、飛竜が村を守ってくれるんじゃ」
村長は驚くマチスに説明した。
しかし、マチスは
「ひっ!飛竜だと!!そんことあるか!」
と否定した。
すると、村長は
「信じられないのなら、下を見るがよい」
と浮き上がった村の大地の下の方を指した。
マチスが覗くと
そこには大きな目玉
村よりも大きい羽をもつ竜がいた。
マチスはヘナヘナと地に膝を着いた。
この事がマチスはトラウマとなり
強引な傭兵を辞め
今は王国の酒場の料理人となったそうな
老人や女子供だけの村を見つければ
押し売りのように自分を雇えと脅していた。
しかし、マチスを雇っても1週間や2週間と短期間でろくに働かず、高額なゴールドを請求されるのである。
ある意味盗賊よりもタチの悪い男であった。
ある日、マチスは深い森の中を歩いていると周りを水に囲まれた村を見つけた。
マチスはいつもどおり村に老人や女子供しかいないことを確認すると
村長のところへ向かった。
もちろん、強引に雇ってもらいに行くのである
「おい!じいさん俺を10000Gで雇いな!」
マチスは村長に会うなり挨拶もせず、大きな態度をとった。
「用心棒という事かな、結構じゃよ」
村長はタバコの煙を吐きながら答えた。
「雇わねぇと言うならヒドイ目にあうぜ」
マチスは一度断られたらこの態度をとるのがいつもの手口である。
しかし、村長は臆する事もなく
「結構じゃよ」とタバコをふかし続けた。
マチスは驚いた。
いつもならここまでで
強引に契約させてしまうのだが
ここの村長はまだ断っているのだ。
すると、マチスはもっと非道な手段をとった。
腰にかけた剣を抜くと村長に向けたのである。
「おい!じいさん 俺は本気だぜ」
マチスは今度こそ大丈夫だと思った。
しかし、村長は顔色を一つ変えずに
「やれやれ、お前さんの助けなどいらんのじゃよ。その証拠を見せてやろう」
すると村長は机から透き通った赤色をした石を取り出すと
その石をさすり始めた。
すると、地面がゴゴゴッ!と地響きをあげ揺れ始めた。
マチスは驚き辺りを見回すと
なんと!村が浮いているではないか
「この村は飛竜の背中にあるのじゃよ
だから、飛竜が村を守ってくれるんじゃ」
村長は驚くマチスに説明した。
しかし、マチスは
「ひっ!飛竜だと!!そんことあるか!」
と否定した。
すると、村長は
「信じられないのなら、下を見るがよい」
と浮き上がった村の大地の下の方を指した。
マチスが覗くと
そこには大きな目玉
村よりも大きい羽をもつ竜がいた。
マチスはヘナヘナと地に膝を着いた。
この事がマチスはトラウマとなり
強引な傭兵を辞め
今は王国の酒場の料理人となったそうな
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