変態紳士 白嘉のオリジナルの詞

『不良品』

数多くの人間が産まれてくる中で
一定数の不良品が含まれるという
どんな物でも 多くの商品を生産すれば
一定数の不良品が産まれてしまう
世の中に100%完璧なものなんて
存在し得ないのかもしれない
だけど社会は完璧なものを求めてる

人が 人を不良品にしてしまう事もある
真面目に 純粋に生きていた人間が
人に何かを壊されてしまう場合がある
逆に 不良品だった人間が
良い人に縁をして 改善される場合がある

人々が不良品発言をした人間を
ネットで叩きまくる
人々が人間を壊してる姿だろう
人間を不良品呼ばわりするなんて問題だと
発言している人々が
1人の人間を不良品に導こうとしている

人は 自然に生きていると
誰かの何かを壊してしまう
自分らしく生きるということは
自分中心で生きるということでもある
自分中心で生きるということは
自分の事を優先して生きるということでもある
自分の事を優先して生きるということは
誰かの期待を裏切ったり
誰かを傷つけながら生きるということでもある

自分を大事にして生きるということは
誰かのことを犠牲にしているということでもある
人間は美しさばかりを言いたがるけど
人間は美しさばかりを求めてしまうけど
人間は美しさばかりを見せたがるけど
100%美しさだけで存在しているものなんて
世の中には存在しないことを
僕らは知っておかないといけない