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世界青年部総会を見て思う。僕らにとって、信仰とは何なのか?

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世界青年部総会を見て思う。僕らにとって信仰とは何なのか?


創価学会は、日本には827万世帯、世界192カ国・地域に、会員がいると言われています。

今日は、世界青年部総会という事で、ネットを通じて、世界の青年部が集う総会が行われました。
総会の内容や画像や動画等は、SNSで発信してはいけないという注意喚起が記載されてました。

当然といえば当然だけど、僕個人としては正しい宗教で、正しいことをやってるなら、もっとオープンであるべきではないかと思ってる人間なので、個人的には、相変わらず閉鎖的な宗教だなって思ってしまいます。
世界に開かれた宗教であるなら、なおさらある程度オープンで良いのでは!

特に、エンターテインメントなパフォーマンスだったり、信仰体験に関してはオープンであってもいいんじゃないかと思うんです。
幹部の話は、会員限定でいいとは思うけど。


今回は、会員じゃなくても見れたので、オープンといえばオープンではありましたが!
ただ、学会員じゃない人が見たら、どう感じただろう。



世界青年部総会は、毎回感動的で素晴らしいものであり、世界青年部総会を見ると、だいたいそこで火がついて、自分は学会員で良かったなと思うんだけど、でも、その火は一瞬で消えてしまうんです。
それは、なぜか?


世界青年部総会の意義は、世界平和です。
世界平和を祈る世界の青年が集ってるわけです。


じゃあ、なぜ創価学会が支援する公明党は集団的自衛権に賛成するの?
なぜ、安保法制に賛成するの?
なぜ、創価学会はそんな公明党を支援し続けるの?
なぜ、憲法改正に積極的な自民党と連立組んでるの?


僕からしたら、そこに矛盾を感じるわけです。
創価学会が世界青年部総会みたいな世界平和をテーマにした総会をやっても、その矛盾があるせいで、僕からしたら説得力に欠けるわけです。
それは単なるパフォーマンスじゃないのか。
そんなふうに思えてしまうんです。


純粋な信仰の邪魔をしてるのは、学会を批判するアンチの人ではないです。
純粋な信仰の妨げになるのは、組織運営なんです。幹部の人達なんです。
幹部も全部が悪いわけではないですが!


だから、活動家が減っていってるんだと思う。
だから、公明党を支援する人が減っていってるんだと思う。


僕が活動家だった頃、会合に出てない人や学会活動してない人に対して、結構、否定的な見方をしていました。
会合に出てる人や学会活動をしている人が正しくて、会合に出てない人や学会活動してない人が間違ってると思ってました。
また、そういう人に対しては信心がないんだと思ってました。


でも、自分が会合に出なくなって、学会活動しなくなってからは、そうじゃないなって思うようになりました。
会合に出なくても、学会活動しなくなっても、池田名誉会長の指導集は読むし、祈る事もするし。
純粋にそこと向き合えるし。


あと、もう一つ、僕が創価学会が嫌になる、組織嫌いになる要因があります。

今月、家に壮年部の人が家庭訪問に来ました。
このコロ●禍で、家庭訪問に来る事自体、常識なさすぎだろって思った。
普段、会合に出てる人や活動家の家だったら、まだ分かる。
なぜ、活動家じゃない人の家に、このコロ●禍で家庭訪問に来るの?
しかも、話の内容が財務と来年の都議選の話だった。

僕は、こういう事でもイラってするんです。
何で、状況判断できないの?
組織的にそういう動きする事になってるかもしれないけど、もし、そうだとしても、そういう行動をとっても大丈夫な人と、そういう行動をとらない方がいい人と、判断しなきゃダメじゃん。

こういう事でも、僕は創価学会を辞めたくなってしまう。
だって、相手の事を考えずに、自分達の感覚だけで動かれると、ストレスになるから。
学会員でいる限り、こういう人たちが、家に来ちゃうのかと思うと、創価学会という組織が嫌になる。



以前も書きましたが、僕は学会活動の中で学んだ事は、組織の言いなりになればいいわけじゃないという事です。

自分対御本尊。
自分対先生。
自分対組織。

御書を読んだり、池田名誉会長の指導を読んだり、祈ったりする中で、自分はどういう判断をすべきか、自分はどういう行動をとるべきか、そういうジャッジをするのも、学会の教えだったんです。


創価学会が偏見を持たれるのは、アンチの問題じゃないです。
学会員が、相手の事を考えずに、自分本位の行動をとってしまったがために、悪い印象を抱かせてしまったのが、そもそもの問題だったんです。

ネットで書かれている創価学会の悪い情報は、全てデマで嘘である。
それも違います。
ストーカーだと思われてもおかしくないものも、事実としてあったし、何度も言うけど、組織至上主義、自分本位の行動によって、創価学会のイメージを悪くしてしまったのも事実なんです。

そういう部分って、やっぱり改めないといけないんです。
正しい信仰である証明は、信仰してる人が人として正しい姿である事で、証明されるものだから。


こういうのも全部、僕は学会の中で学んだんですよ!
なぜ、活動家で、その姿になれてない人がいるのか。
僕は、それが不思議でしょうがない。

世界青年部総会もいいけど、創価学会という組織を信じるのではなく、自分達は何を信仰してるのか、何を学ぶのか、誰が師匠なのか。
それを、ちゃんと考えて欲しいです。


信じるべきものを間違ってしまうと、幸せにはなれないよ!



【創価学会の事について書いた記事】

僕が、創価学会の教えを信じるのに、創価学会や宗教を嫌う理由。人々が創価学会の教えを誤解している。 
※この小説の13 ページ目になります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/304438147/964192967/episode/1238573

創価学会というストレス
※この小説の67ページ目になります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/304438147/964192967/episode/2346634

学会厳護とは何なのか? 
※この小説の98ページ目になります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/304438147/964192967/episode/3124219


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