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第2話 初めての女装
「じゃーんっ! どうかしら!?」
オネエ先輩に促され、オレは恐る恐る姿見を覗いた。鏡に映る自分は、一瞬、それが自分だとは分からなかった。
黄色を基調とし、白と茶色を差し色にリボンとフリルがふんだんにあしらわれた、甘々なロリータファッション。地毛に合わせたベージュのロングヘアウィッグはゆるやかにウェーブを描き、ハーフアップに結わかれた後頭部には大きな黄色のレースリボンが揺れている。
桜色のチークを薄く伸ばし、艶やかなリップを唇に乗せたオレの姿は、まんま女の子のようだった。
「あの、これは一体……」
慣れない恰好にそわそわしながら、オレは先輩に訊ねた。オネエ先輩に連行された先は、校内の一室、大量の服が並ぶ衣装部屋とも呼ぶべき場所で、気付けば、あれよあれよと言う間に着飾られてしまっていた。
「思った通り、すっごく似合ってる! これなら、姫の座も夢じゃないわね!」
「姫っ!? いやオレ、姫になる気は……」
「大丈夫! これだけキュートなんだもの! 自信を持って!」
「いや、だからですね!?」
「さぁさ、そろそろ行かないと、遅れちゃうわね! アナタで最後よ、急いで!」
こちらの意見など聞く耳持たず、オネエ先輩はご満悦な様子でオレの背を押した。オレが戸惑い、動けずにいると、痺れを切らしたかのように再び腕を掴んで連れ出そうとする。その前に慌ててオレは脱いだ制服のポケットからハンカチやティッシュを取り出した。……いざという時に、これが無いと困るからな。
今度連れてこられたのは、校庭の隅、他の姫候補と思しき女装した新入生の群れの中だった。
「ほら、行ってらっしゃい! 頑張って!」
勝手な激励を浴びせて、オネエ先輩は去っていく。残されたオレに、周囲の視線が突き刺さった。最後に来たせいか、やたらに注目されている。やめてくれ、こんな姿のオレを、そんなにまじまじと見るな。
実行委員らしき二年(赤チェック)の先輩が、即席で用意したっぽい〝36〟と手書きで記された番号札をオレのドレスの胸元に留めた。……いよいよもって、逃げられなくなってきた。
ていうか、三十六人も候補者が居るのか。これならまぁ、普通に落選するだろうし、大丈夫かな。ゲテモノみたいな出来栄えの人も居るけれど、中にはちゃんと可愛い子も居るし。
観察していると、一番近くの生徒がどこか困った風に足をもじもじさせていることに気が付いた。よく見ると、ヒールの付いたパンプスを履いた踵が赤く、靴ずれを起こしてしまっているようだった。そうだ、こんなこともあろうかと……オレはハンカチ等と一緒に持ち歩いていた絆創膏ケースから、一枚を取り出す。
「あの、キミ」
声を掛けると、栗鼠みたいな顔をしたその生徒は、驚いたようにこちらに振り向いた。結構、女装が似合っていて可愛い。胸には、〝35〟の番号札。オレの一個前のナンバーだ。
「踵、怪我してるみたいだから……良かったら、これ使って。後で、保健室に行ってちゃんと処置して貰った方がいいと思うけど」
「えっ? あ、ありがとう!」
オレが差し出した絆創膏を受け取り、35番の生徒は顔を火照らせて喜んでくれた。役に立てたみたいで、何だかオレも嬉しい。
ここで、姫選抜会の開催を告げる宣言が、マイクを通して流れてきた。私語をしていた生徒達も一斉に沈黙し、俄に場が緊張感を孕む。姫候補と実行委員の方々を抜いた、全校生徒、並びに教師陣が校庭いっぱいにずらりと朝礼台に向かって整列している。
まず初めに、生徒会長を名乗る眼鏡の三年生が、改めて姫制度の解説や姫の存在意義などを熱く語った。次に先輩姫からのご挨拶と称して、一人の生徒が呼ばれる。オレ達候補者とは反対側に控えていたらしいその人は、まるで美少女にしか見えなかった。
色白で華奢な身体に纏うのは、黒字にピンクのチェックの甘辛ゴシックパンク。ピンクのウルフカットヘアに、悪魔の角の着いた黒い帽子を被り、カラコンだろうか、赤い大きな瞳をしている。明らかに候補者達とは格の違う、堂に入った女装姿。――これが、選ばれた本物の姫の貫禄。
「初めまして、あるいは久しぶりっ! 皆のお姫様こと、二年の棗 夕莉だぞ! 下僕ども、元気にしてたかな~?」
先輩姫は第一声から、随分と個性的なご挨拶をぶん投げた。
「残念ながら、三年の姫だったカオル先輩は筋肉が付いて女装が似合わなくなっちゃったから去年引退しちゃったけど、皆にはボクが居るから、いいよね? ……え? 今日、新たに後輩の姫が選ばれるんだって? ふふん、果たしてこの超絶可愛いボクの隣に並べるような人材は現れるのかなぁ? 楽しみだねぇ♪」
「かぁあ、ユーリ姫、可愛い~!」
「この人に並んで見劣りしない新入生なんて、居るのか!?」
盛り上がった先輩達の列から、そんな言葉が聞こえてくる。確かに、これはハイレベル過ぎて新たに姫となる生徒は荷が重そうだ。
「まぁ、精々? 頑張ればぁ? ボクも見ててあげるからっ! 尻尾巻いて逃げ出すなら今の内だけどね~? それじゃあ、バイバイっ♪」
ユーリ姫と呼ばれたピンク髪の美少女……もとい美少年は、散々煽り散らかしてから可憐な笑顔で手を振り、朝礼台を降り始めた。それを待ち詫びたように、傍らに控えていた黒い執事服の人物が、姫の手を取りエスコートする。
姫君のキャラが濃すぎてそちらにばかり目が行っていたが、実はずっと気になってはいた。何故なら、その執事服の人物は、先程のオネエ先輩を越えそうな程の巨躯の持ち主だったのだ。筋骨隆々という言葉がぴったりな、ガタイの良い、黒髪オールバックの成人男性。服装的に教師ではなさそうだけれど、それなら一体……。
「あの燕尾服の人は?」
小声で35番に訊いてみる。彼は同じく小声で返してくれた。
「確か、ユーリ姫の護衛の人だよ」
「護衛?」
「うん。姫の身辺を守る為に、民間の警備会社からボディガードを雇ってるんだって」
「へぇ……」
姫関連の資料は全く興味が無かったのであまり読んでいなかったのだけど、この学園はそこまで徹底しているのか。
感心していると、司会進行役が姫候補の来場を告げている。オレ達は慌てて口を噤み、係員に誘導されるままに列を成して朝礼台の方へと向かった。
オネエ先輩に促され、オレは恐る恐る姿見を覗いた。鏡に映る自分は、一瞬、それが自分だとは分からなかった。
黄色を基調とし、白と茶色を差し色にリボンとフリルがふんだんにあしらわれた、甘々なロリータファッション。地毛に合わせたベージュのロングヘアウィッグはゆるやかにウェーブを描き、ハーフアップに結わかれた後頭部には大きな黄色のレースリボンが揺れている。
桜色のチークを薄く伸ばし、艶やかなリップを唇に乗せたオレの姿は、まんま女の子のようだった。
「あの、これは一体……」
慣れない恰好にそわそわしながら、オレは先輩に訊ねた。オネエ先輩に連行された先は、校内の一室、大量の服が並ぶ衣装部屋とも呼ぶべき場所で、気付けば、あれよあれよと言う間に着飾られてしまっていた。
「思った通り、すっごく似合ってる! これなら、姫の座も夢じゃないわね!」
「姫っ!? いやオレ、姫になる気は……」
「大丈夫! これだけキュートなんだもの! 自信を持って!」
「いや、だからですね!?」
「さぁさ、そろそろ行かないと、遅れちゃうわね! アナタで最後よ、急いで!」
こちらの意見など聞く耳持たず、オネエ先輩はご満悦な様子でオレの背を押した。オレが戸惑い、動けずにいると、痺れを切らしたかのように再び腕を掴んで連れ出そうとする。その前に慌ててオレは脱いだ制服のポケットからハンカチやティッシュを取り出した。……いざという時に、これが無いと困るからな。
今度連れてこられたのは、校庭の隅、他の姫候補と思しき女装した新入生の群れの中だった。
「ほら、行ってらっしゃい! 頑張って!」
勝手な激励を浴びせて、オネエ先輩は去っていく。残されたオレに、周囲の視線が突き刺さった。最後に来たせいか、やたらに注目されている。やめてくれ、こんな姿のオレを、そんなにまじまじと見るな。
実行委員らしき二年(赤チェック)の先輩が、即席で用意したっぽい〝36〟と手書きで記された番号札をオレのドレスの胸元に留めた。……いよいよもって、逃げられなくなってきた。
ていうか、三十六人も候補者が居るのか。これならまぁ、普通に落選するだろうし、大丈夫かな。ゲテモノみたいな出来栄えの人も居るけれど、中にはちゃんと可愛い子も居るし。
観察していると、一番近くの生徒がどこか困った風に足をもじもじさせていることに気が付いた。よく見ると、ヒールの付いたパンプスを履いた踵が赤く、靴ずれを起こしてしまっているようだった。そうだ、こんなこともあろうかと……オレはハンカチ等と一緒に持ち歩いていた絆創膏ケースから、一枚を取り出す。
「あの、キミ」
声を掛けると、栗鼠みたいな顔をしたその生徒は、驚いたようにこちらに振り向いた。結構、女装が似合っていて可愛い。胸には、〝35〟の番号札。オレの一個前のナンバーだ。
「踵、怪我してるみたいだから……良かったら、これ使って。後で、保健室に行ってちゃんと処置して貰った方がいいと思うけど」
「えっ? あ、ありがとう!」
オレが差し出した絆創膏を受け取り、35番の生徒は顔を火照らせて喜んでくれた。役に立てたみたいで、何だかオレも嬉しい。
ここで、姫選抜会の開催を告げる宣言が、マイクを通して流れてきた。私語をしていた生徒達も一斉に沈黙し、俄に場が緊張感を孕む。姫候補と実行委員の方々を抜いた、全校生徒、並びに教師陣が校庭いっぱいにずらりと朝礼台に向かって整列している。
まず初めに、生徒会長を名乗る眼鏡の三年生が、改めて姫制度の解説や姫の存在意義などを熱く語った。次に先輩姫からのご挨拶と称して、一人の生徒が呼ばれる。オレ達候補者とは反対側に控えていたらしいその人は、まるで美少女にしか見えなかった。
色白で華奢な身体に纏うのは、黒字にピンクのチェックの甘辛ゴシックパンク。ピンクのウルフカットヘアに、悪魔の角の着いた黒い帽子を被り、カラコンだろうか、赤い大きな瞳をしている。明らかに候補者達とは格の違う、堂に入った女装姿。――これが、選ばれた本物の姫の貫禄。
「初めまして、あるいは久しぶりっ! 皆のお姫様こと、二年の棗 夕莉だぞ! 下僕ども、元気にしてたかな~?」
先輩姫は第一声から、随分と個性的なご挨拶をぶん投げた。
「残念ながら、三年の姫だったカオル先輩は筋肉が付いて女装が似合わなくなっちゃったから去年引退しちゃったけど、皆にはボクが居るから、いいよね? ……え? 今日、新たに後輩の姫が選ばれるんだって? ふふん、果たしてこの超絶可愛いボクの隣に並べるような人材は現れるのかなぁ? 楽しみだねぇ♪」
「かぁあ、ユーリ姫、可愛い~!」
「この人に並んで見劣りしない新入生なんて、居るのか!?」
盛り上がった先輩達の列から、そんな言葉が聞こえてくる。確かに、これはハイレベル過ぎて新たに姫となる生徒は荷が重そうだ。
「まぁ、精々? 頑張ればぁ? ボクも見ててあげるからっ! 尻尾巻いて逃げ出すなら今の内だけどね~? それじゃあ、バイバイっ♪」
ユーリ姫と呼ばれたピンク髪の美少女……もとい美少年は、散々煽り散らかしてから可憐な笑顔で手を振り、朝礼台を降り始めた。それを待ち詫びたように、傍らに控えていた黒い執事服の人物が、姫の手を取りエスコートする。
姫君のキャラが濃すぎてそちらにばかり目が行っていたが、実はずっと気になってはいた。何故なら、その執事服の人物は、先程のオネエ先輩を越えそうな程の巨躯の持ち主だったのだ。筋骨隆々という言葉がぴったりな、ガタイの良い、黒髪オールバックの成人男性。服装的に教師ではなさそうだけれど、それなら一体……。
「あの燕尾服の人は?」
小声で35番に訊いてみる。彼は同じく小声で返してくれた。
「確か、ユーリ姫の護衛の人だよ」
「護衛?」
「うん。姫の身辺を守る為に、民間の警備会社からボディガードを雇ってるんだって」
「へぇ……」
姫関連の資料は全く興味が無かったのであまり読んでいなかったのだけど、この学園はそこまで徹底しているのか。
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