50 / 101
第49話 シルバーコレクターの危機!?
廊下の掲示に記された数字を見た瞬間、あまりの衝撃に気が遠くなりかけた。
「陽様、大丈夫ですか?」
背後から心配そうな御影さんの声がした。オレは振り返りもせず、ひたすらに目の前の張り紙と向き合っていた。
――15。
何度見ても、その数字は変わらない。
「大丈夫じゃない」
全くもって大丈夫じゃない。
ぽつり零すと、途端、身体が宙に浮いた。
「それは、いけません! すぐに保健室までお連れ致しましょう!」
「っ!? そこまでは、さすがに大丈夫ですから!」
唐突なお姫様抱っこに、慌てふためくオレ。そこへ、横合いから不機嫌な声が掛かった。
「ちょっと、何してんの?」
振り向くと、棗先輩が仁王立ちで御影さんを睨んでいた。後ろには、いつも通り巌隆寺さんも控えている。
「ハルくんが遅いから迎えに来てみれば……何、イチャイチャしてんの?」
「イチャ!?」
「陽様は心労のあまりお顔色が優れませんので、保健室までお運びするところだったのです」
「心労?」
御影さんの返答に訝し気に小首を傾げてから、棗先輩は壁面に視線を遣り、合点が行った風に呟いた。
「ああ、中間テストの学年順位発表ね。何? 悪かったの?」
どれどれ、と先輩は張り紙からオレの名前を探し出した。
「ハルくんは……15位か。何だ、そんなに悪くもないじゃん」
「――悪いんですよ」
自分でも驚く程に低い声が出た。
「だってオレ、入試は2位だったし、中学までの学年順位も、いつも2位だったんですよ!? それが急にこんなに下がるなんて……奨学金も貰ってるのに」
「奨学金に関しては、姫職の報酬で学費免除になってるから、問題ないでしょ」
「そういう問題じゃないんですよ! これじゃあ、家族に顔向けも出来ない!」
とはいえ、こうなった原因には大いに心当たりがあった。
ちらり、目線を上げると、御影さんの顔が至近距離で視界に飛び込んできた。元より凄みのある秀麗さだったが、この頃はいつにも増して輝いて見えてしまう。それはもう、キラキラと効果音が聞こえる程に。
「くっ!」
あまりの眩しさに、目を逸らした。
――駄目だ、やっぱり意識してしまう。
どうやらオレは、御影さんの好意にこれまで無自覚に依存していたらしい。
御影さんがオレを好きでいてくれることに、安堵を覚えている。そうでないと、不安になる。
この気持ちは、一体何なのか。そんなことを悶々と考えてしまい、この所勉学に全く身が入っていなかった。
キス(というか人工呼吸)の時もそうだったけど、御影さんじゃなくてオレに告白してくれた棗先輩のことをちゃんと考えると決めたばかりなのに……気付いたら、思考は御影さんの方に引っ張られている。
こんなんじゃ棗先輩にも申し訳ないし、こうして学業成績にも如実に影響が現れているとなると、到底このままではいけない。
「こうなったら、期末で取り返す! オレ、期末までの間、暫く勉強に集中します! 今から!」
すると、棗先輩が面食らったように声を上げた。
「ええっ!? 待ってよ、今日はこれからボクの部屋でモンハム一緒にやろうって約束してたじゃん!?」
「すみません! 暫く一切の娯楽を封印することにします! 期末後にまたやりましょう!」
「えぇーっ」
不服そうな棗先輩を巌隆寺さんが宥めるのを他所に、オレは一人気合を入れていた。
◆◇◆
その日から、宣言通り勉強漬けの毎日が始まった。授業時間のみならず、就業前の朝、休み時間、帰宅後から就寝時間まで、隙あらば参考書を開いた。
遊びの誘いは全てお断りし、寮室に缶詰状態となる。そうやって没頭することで、諸々の煩悶の余地を無くした。ある種の逃避行動とも言えよう。
そんなある日のことだ。軽いノック音が静かな室内に響き渡った。
夜間の来訪。誰かは見当がついている。
「どうぞ」
入室を許可すると、「失礼致します」の挨拶の後、案の定御影さんが顔を出した。
ふわりと鼻先を擽る、紅茶の香り。華やかなハーブに混じり合うようにして、爽やかな柑橘系の、これは……。
「アールグレイレモンティーです。気持ちを落ち着かせて、集中力も高めてくれますよ」
答え合わせと共に、御影さんがトレイからティーカップを机に置いた。
「ありがとうございます」
オレが夜間遅くまで勉強をしていると、御影さんは決まって夜食なりの差し入れを持って甲斐甲斐しく世話を焼きに来た。それというのも、
「このところ、頑張り過ぎでは? 勉学に精をお出しになるのは大変結構なことですが、無理して体調を崩してはいけません。あまり遅くなる前に、切り上げてお休みになられた方がよろしいかと」
要はオレが心配らしい。申し訳ないとは思いつつ、その気持ちが嬉しかったりもして、困る。
折角、頭から追い出そうとしているのに、御影さんはなかなかそれを許してくれない。
「大丈夫です。今日はここまでやっちゃいたいので。もう少ししたら寝ますんで」
誤魔化し笑いを浮かべて弁明するも、御影さんの気遣わしげな視線は付いてくる。全てを見透かすような深い紫の瞳に射抜かれていると、どうにも落ち着かない。
躱すように目を逸らしていると、不意に御影さんが話を切り出した。
「陽様、明日は日曜日ですよね。よろしければ、私とお出掛け致しませんか?」
予想外の誘い。思わず御影さんの顔を見返した。
「え? でもオレ……」
「娯楽を封じて勉学に邁進なさろうとするのは、誠に尊いお考えだと思います。けれど、たまには息抜きも必要でしょう。あまり根を詰め過ぎては、身体よりも先に心が参ってしまうこともあるかもしれませんよ」
「それは、そうかもしれませんが……皆の誘いを散々断ってきたのに、それだと申し訳が立たないような……」
「でしたら、変装をして皆様に気付かれないよう、こっそりと抜け出しましょう。お忍びみたいでワクワク致しませんか?」
「まぁ、確かに……」
そう聞くと、ちょっと楽しそうではある。
それに何より、あまり御影さんを心配させ過ぎるのも悪いし、ここらで提案に乗って安心させてあげた方がいいような気もする。
「それでは、そういうことで。明日は一日、陽様の貴重なお時間を私に下さい。諸々の準備は私が致しますので、陽様は何もご心配要りません。どうか大船に乗ったつもりで、お任せ下さいませ」
最後はやや強引に御影さんが話を纏めた。
こうして、明日の日曜日、オレは御影さんとお忍びで外出することとなった。
ていうか、これって……今度こそデートじゃ!?
「陽様、大丈夫ですか?」
背後から心配そうな御影さんの声がした。オレは振り返りもせず、ひたすらに目の前の張り紙と向き合っていた。
――15。
何度見ても、その数字は変わらない。
「大丈夫じゃない」
全くもって大丈夫じゃない。
ぽつり零すと、途端、身体が宙に浮いた。
「それは、いけません! すぐに保健室までお連れ致しましょう!」
「っ!? そこまでは、さすがに大丈夫ですから!」
唐突なお姫様抱っこに、慌てふためくオレ。そこへ、横合いから不機嫌な声が掛かった。
「ちょっと、何してんの?」
振り向くと、棗先輩が仁王立ちで御影さんを睨んでいた。後ろには、いつも通り巌隆寺さんも控えている。
「ハルくんが遅いから迎えに来てみれば……何、イチャイチャしてんの?」
「イチャ!?」
「陽様は心労のあまりお顔色が優れませんので、保健室までお運びするところだったのです」
「心労?」
御影さんの返答に訝し気に小首を傾げてから、棗先輩は壁面に視線を遣り、合点が行った風に呟いた。
「ああ、中間テストの学年順位発表ね。何? 悪かったの?」
どれどれ、と先輩は張り紙からオレの名前を探し出した。
「ハルくんは……15位か。何だ、そんなに悪くもないじゃん」
「――悪いんですよ」
自分でも驚く程に低い声が出た。
「だってオレ、入試は2位だったし、中学までの学年順位も、いつも2位だったんですよ!? それが急にこんなに下がるなんて……奨学金も貰ってるのに」
「奨学金に関しては、姫職の報酬で学費免除になってるから、問題ないでしょ」
「そういう問題じゃないんですよ! これじゃあ、家族に顔向けも出来ない!」
とはいえ、こうなった原因には大いに心当たりがあった。
ちらり、目線を上げると、御影さんの顔が至近距離で視界に飛び込んできた。元より凄みのある秀麗さだったが、この頃はいつにも増して輝いて見えてしまう。それはもう、キラキラと効果音が聞こえる程に。
「くっ!」
あまりの眩しさに、目を逸らした。
――駄目だ、やっぱり意識してしまう。
どうやらオレは、御影さんの好意にこれまで無自覚に依存していたらしい。
御影さんがオレを好きでいてくれることに、安堵を覚えている。そうでないと、不安になる。
この気持ちは、一体何なのか。そんなことを悶々と考えてしまい、この所勉学に全く身が入っていなかった。
キス(というか人工呼吸)の時もそうだったけど、御影さんじゃなくてオレに告白してくれた棗先輩のことをちゃんと考えると決めたばかりなのに……気付いたら、思考は御影さんの方に引っ張られている。
こんなんじゃ棗先輩にも申し訳ないし、こうして学業成績にも如実に影響が現れているとなると、到底このままではいけない。
「こうなったら、期末で取り返す! オレ、期末までの間、暫く勉強に集中します! 今から!」
すると、棗先輩が面食らったように声を上げた。
「ええっ!? 待ってよ、今日はこれからボクの部屋でモンハム一緒にやろうって約束してたじゃん!?」
「すみません! 暫く一切の娯楽を封印することにします! 期末後にまたやりましょう!」
「えぇーっ」
不服そうな棗先輩を巌隆寺さんが宥めるのを他所に、オレは一人気合を入れていた。
◆◇◆
その日から、宣言通り勉強漬けの毎日が始まった。授業時間のみならず、就業前の朝、休み時間、帰宅後から就寝時間まで、隙あらば参考書を開いた。
遊びの誘いは全てお断りし、寮室に缶詰状態となる。そうやって没頭することで、諸々の煩悶の余地を無くした。ある種の逃避行動とも言えよう。
そんなある日のことだ。軽いノック音が静かな室内に響き渡った。
夜間の来訪。誰かは見当がついている。
「どうぞ」
入室を許可すると、「失礼致します」の挨拶の後、案の定御影さんが顔を出した。
ふわりと鼻先を擽る、紅茶の香り。華やかなハーブに混じり合うようにして、爽やかな柑橘系の、これは……。
「アールグレイレモンティーです。気持ちを落ち着かせて、集中力も高めてくれますよ」
答え合わせと共に、御影さんがトレイからティーカップを机に置いた。
「ありがとうございます」
オレが夜間遅くまで勉強をしていると、御影さんは決まって夜食なりの差し入れを持って甲斐甲斐しく世話を焼きに来た。それというのも、
「このところ、頑張り過ぎでは? 勉学に精をお出しになるのは大変結構なことですが、無理して体調を崩してはいけません。あまり遅くなる前に、切り上げてお休みになられた方がよろしいかと」
要はオレが心配らしい。申し訳ないとは思いつつ、その気持ちが嬉しかったりもして、困る。
折角、頭から追い出そうとしているのに、御影さんはなかなかそれを許してくれない。
「大丈夫です。今日はここまでやっちゃいたいので。もう少ししたら寝ますんで」
誤魔化し笑いを浮かべて弁明するも、御影さんの気遣わしげな視線は付いてくる。全てを見透かすような深い紫の瞳に射抜かれていると、どうにも落ち着かない。
躱すように目を逸らしていると、不意に御影さんが話を切り出した。
「陽様、明日は日曜日ですよね。よろしければ、私とお出掛け致しませんか?」
予想外の誘い。思わず御影さんの顔を見返した。
「え? でもオレ……」
「娯楽を封じて勉学に邁進なさろうとするのは、誠に尊いお考えだと思います。けれど、たまには息抜きも必要でしょう。あまり根を詰め過ぎては、身体よりも先に心が参ってしまうこともあるかもしれませんよ」
「それは、そうかもしれませんが……皆の誘いを散々断ってきたのに、それだと申し訳が立たないような……」
「でしたら、変装をして皆様に気付かれないよう、こっそりと抜け出しましょう。お忍びみたいでワクワク致しませんか?」
「まぁ、確かに……」
そう聞くと、ちょっと楽しそうではある。
それに何より、あまり御影さんを心配させ過ぎるのも悪いし、ここらで提案に乗って安心させてあげた方がいいような気もする。
「それでは、そういうことで。明日は一日、陽様の貴重なお時間を私に下さい。諸々の準備は私が致しますので、陽様は何もご心配要りません。どうか大船に乗ったつもりで、お任せ下さいませ」
最後はやや強引に御影さんが話を纏めた。
こうして、明日の日曜日、オレは御影さんとお忍びで外出することとなった。
ていうか、これって……今度こそデートじゃ!?
あなたにおすすめの小説
処刑される悪役令息に転生したらなぜか推しの騎士団長がグイグイ近づいてくる
猫に小判
BL
交通事故で死んだはずの会社員・田中悠人は、気がつくとBL小説『恋と陰謀~はじまりは夜に~』の世界に転生していた。
しかも転生先は、原作で処刑される悪役令息エリオット。
当然そんな未来は回避したい。
原作知識を頼りに慎重に立ち回るつもりだったのに、気づけば王宮を揺るがす事件に巻き込まれていき――。
さらに困ったことに、原作で一番の推しだった騎士団長ガイウスがやたらと距離を詰めてきて……?
平穏に生きたい元悪役令息と、過保護な騎士団長がじれじれ距離を縮める話。
ガイウス(騎士団長)×エリオット(元悪役令息)
助けたドS皇子がヤンデレになって俺を追いかけてきます!
夜刀神さつき
BL
医者である内藤 賢吾は、過労死した。しかし、死んだことに気がつかないまま異世界転生する。転生先で、急性虫垂炎のセドリック皇子を見つけた彼は、手術をしたくてたまらなくなる。「彼を解剖させてください」と告げ、周囲をドン引きさせる。その後、賢吾はセドリックを手術して助ける。命を助けられたセドリックは、賢吾に惹かれていく。賢吾は、セドリックの告白を断るが、セドリックは、諦めの悪いヤンデレ腹黒男だった。セドリックは、賢吾に助ける代わりに何でも言うことを聞くという約束をする。しかし、賢吾は約束を破り逃げ出し……。ほとんどコメディです。 ヤンデレ腹黒ドS皇子×頭のおかしい主人公
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
俺は夜、社長の猫になる
衣草 薫
BL
冤罪で職を追われた葵は、若き社長・鷹宮に拾われる。
ただし条件は――夜は“猫”として過ごすこと。
言葉を話さず、ただ撫でられるだけの奇妙な同居生活。
タワマン高層階の部屋で、葵は距離を崩さない鷹宮に少しずつ惹かれていく。
けれど葵はまだ知らない。自分が拾われた本当の理由を。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
月、水、金、日曜日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!