【ゴミ拾い】と呼ばれ勇者パーティーを追放された俺…だがこのスキル、実はSSSランクの【万物拾得】だったらしい。

うはっきゅう

文字の大きさ
15 / 24
第三章・魔王討伐編

第15話:砂海のゴミ拾いと、最悪の羅針盤

しおりを挟む
 王都を救ったあの日から、一週間が過ぎた。
 俺たち「銀の翼」は、正式に国王アルフォンス三世から「魔王討伐の勅命」を受け、王城の一室で旅立ちの準備を進めていた。

「……というわけだ」
 玉座の前で、ギルド総帥のガンドルフが、巨大な古地図を広げていた。
「魔王城は大陸最北端の『終焉の島エンド・アイランド』にある。だが、島全域が古代の大結界グランド・バリアで覆われており、物理的にも魔術的にも侵入は不可能だ」
「そこで『四宝玉』、でしたか」
 セシリアが、真剣な表情で地図を覗き込む。

「うむ」と国王が頷いた。
「結界を解く鍵は、大陸の四方に散らばる『古代神殿』に隠されている。火、水、風、土の四つの『宝玉』。それこそが、本来の勇者が集めるべきだった『本物の証』だ」

「……なんか、すげえ面倒くさそうだな」
 リカルドが、王城の備品である高級そうな酒をラッパ飲みしながら、だるそうに呟いた。
「おい、大将。俺、やっぱやめていいか? 俺の呪い、暑いのも寒いのも苦手なんだぜ」
「却下だ。お前の【道連れミザリー・シェア】は、神殿のボス相手に必須だろ」
「チッ。人使い、いや『呪い使い』が荒いぜ……」

「それで、ガンドルフ総帥。最初の『ゴミ溜め』はどこなんです?」
「……エディ殿。神殿をゴミ溜めと呼ぶのは、世界広しと言えど、貴殿くらいのものだろうな」
 ガンドルフは苦笑しつつ、地図の一点を指さした。

「一つ目は、ここだ。王都より遥か南西。ザフィール大砂漠サンド・シー・ザフィール。通称『砂の海サンド・シー』。その中央に、『風の神殿シュライン・オブ・ストーム』が眠っているとされている」
「砂漠……ですか」
 フェンが、わずかに不安そうに狼の耳を伏せた。
「……暑いのは、少し、苦手かもしれません。毛皮が……」
「大丈夫だ、フェン」
 俺は、フェンのモフモフの頭を撫でた。
「俺の空間収納アイテムボックスには、冷たい水も氷も、いくらでも入ってる。それに……」

 俺は、この一週間で「拾い集めた」アイテムの一つを取り出した。
『対象:冷気の護符アミュレット・オブ・フロスト
『詳細:貴族がワインセラーに「投棄」していた、魔力で周囲を冷却する護符(ゴミ)』

「ほらよ。お守りだ」
「わっ、本当です! 涼しい……! ありがとうございます、エディさん!」
 嬉しそうに尻尾を振るフェン。
 それを見て、リカルドが「俺の酒も冷やしてくれよ、大将」とぼやき、セシリアに「不敬ですよ!」と叱られていた。

「国王陛下。ガンドルフ総帥」
 俺は、地図を畳みながら言った。
「勅命、確かに受け取った。……だが、俺たちはあんたたちの『駒』になるつもりはねえ」
「……分かっている」
 国王は、真剣な目で俺を見た。
「これは『命令』ではない。『願い』だ。……そして、これは、その『願い』の対価だ」

 国王が差し出したのは、一枚の羊皮紙。
 そこには、国王の印璽が押されていた。
『対象:王の勅許状ロイヤル・ワラント
『状態:新品』
『詳細:国王の全権代理人であることを示す証明書。これを持つ者は、国内のあらゆる施設を無償で利用でき、貴族と同等以上の権限を持つ』

(……ほう)
 俺の口角が、ニヤリと上がった。
「【権力オーソリティ】の『概念』そのもの、か。……ありがたく『拾って』おくぜ」

 俺がそれを受け取ると、リカルドの目がカッと見開かれた。
「おい、マジかよ大将! それって、宿代も酒代も、全部『ツケ』でいけるってことか!?」
「そういうことだ。……よかったな、リカルド。お前、一生俺にタダ酒でこき使われることが決定したぞ」
「うおおお、最高だぜ大将! 一生ついていく!」
「……リカルドさん、動機が不純すぎます……」
 セシリアが、呆れたようにため息をついた。

 こうして、俺たち「銀の翼」は、国王とギルド総帥に見送られ、王都を旅立った。
 目指すは、南西の果て。ザフィール大砂漠サンド・シー・ザフィール
 四宝玉集めの、始まりだ。



◇ ◇ ◇



 王都から馬車で十日。
 俺たちは、「砂の海」の入り口に位置するオアシスの街、バハラに到着していた。
 灼熱の太陽が照りつけ、乾いた風が砂埃を運んでくる。
 王都とはまったく違う、エキゾチックな建物と、活気に満ちた市場の喧騒が俺たちを迎えた。

「うへぇ……マジで暑いな……。水、水……いや、酒だ……」
 リカルドは、到着するなり酒場へ消えていった。

「エディさん、見てください! 砂トカゲサンド・リザードの丸焼きです! 美味しそうです!」
 フェンは、すっかり観光気分で目を輝かせている。

「二人とも、はしゃぎすぎです。まずは情報収集と、砂漠を渡る準備を……」
 セシリアが、真面目に小言を言っている。

「……まぁ、いいだろ。少し休む。俺は、この街の『ゴミ捨て場』を偵察してくる」
「えっ、エディさんまで!?」

 オアシスの街は、交易の中継地点だ。
 多くの冒険者や商人が立ち寄り、そして、多くの「モノ」が捨てられていく。
 俺にとって、ここは「宝の山」に他ならなかった。

 俺は、街外れの巨大な「ジャンクヤード」に向かった。
 そこは、壊れた荷車、錆びた武具、砂漠で力尽きた魔物の残骸などが、小高い丘を形成している場所だった。
 鼻を突く異臭。だが、俺の【万物拾得オールゲッター】の目は、その「ゴミ」の山に、いくつかの「光」を見ていた。

『拾得:【耐熱ヒート・レジスト】の欠片』
『拾得:【砂漠走行サンド・ラン】の欠片』
『拾得:【解毒アンチ・ポイズン】の欠片』

 砂漠に適応したスキルが、ゴロゴロ落ちている。
 俺は、片っ端からそれらを「拾い」、自分と仲間たち(の装備)に付与していく。

「……ん?」
 その時、俺の目が、ガラクタの山に埋もれた「何か」を捉えた。
 それは、手のひらサイズの、真鍮でできた古い羅針盤だった。
 ガラスは割れ、針は明後日の方向を向いて、微動だにしない。

『対象:呪われた羅針盤カースド・コンパス
『状態:故障(呪いによる)』
『詳細:かつて、ある大盗賊が「宝の地図」を偽造するために作った呪物。針は常に「最も危険で、価値のない場所」を指し示す。所有者に「不幸」を呼び込むため、投棄された』

「……ハッ。最高じゃねえか」
 「最も危険で、価値のない場所」。
 普通の冒険者にとっては、まさに「ゴミ」以下の代物。
 だが、俺たちが探している「古代の神殿」ってのは、まさにそういう場所にあるんじゃないのか?
 人々が近づかない、「忘れられた場所」に。

「こいつは、使える」
 俺は、その「ゴミ」を懐にしまい込んだ。

◇ ◇ ◇

 翌日。
 俺たちは、砂漠を渡るための「サンド・スキフ」と呼ばれる、風の魔力で砂の上を滑る中型の船をチャーターしていた。
 もちろん、代金は「王の勅許状」でツケだ。

「うひょー! すげえ、風になびいてるぜ、俺の髪!」
「リカルドさん、飲酒操縦は禁止です!」
「エディさん、速いです! 楽しいです!」

 三人が騒いでいる中、俺は船首で、あの「呪われた羅針盤」を構えていた。
 神殿の正確な場所は、古地図にも載っていない。
 だが、この羅針盤の針は、砂漠の特定の方向を、狂ったように指し示していた。

「……こっちだ。全速前進」

 俺の指示で、スキフは砂の海を滑っていく。
 三日が経過した。
 水も食料も問題ない。
 だが、進めば進むほど、空気が不穏になっていく。

「……エディさん。何か、来ます」
 獣人の本能で、フェンが警戒の声を上げた。
 その直後。

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

 地響き。いや、砂響すなひびきだ。
 俺たちのスキフの真横、数百メートル先の砂の海が、巨大なクレーターのように陥没した。
 そして、そこから、超巨大な「何か」が、砂埃と共にもたげた。

「「「…………」」」

 全長、五十メートルは超えているだろうか。
 ビルディングのような巨体に、円形の巨大な口。その口には、岩石を砕くための「歯」が、何重にもなって並んでいる。
 砂漠の主、デザート・デバウラー。
 Sランク指定の、超巨大魔獣。いわゆる「サンドワーム」の王様だ。

「おいおいおいおい、大将! 『最も危険な場所』って、こいつの『腹の中』って意味じゃねえだろうな!?」
 リカルドが、顔面蒼白になって叫ぶ。

「GAAAAAAAAAAAAA!」

 デバウラーが、咆哮と共に、俺たちのスキフ目掛けて突進してくる。
 狙いは、スキフが立てる「音」と「振動」だ。

「フェン!」
「はいっ! 【白狼の城壁フェンリル・ウォール】!」

 ガギィィィン!
 巨大な顎が、フェンの展開した魔力の盾に激突する。
 凄まじい衝撃。スキフが、木の葉のように揺れる。

「くっ……! 大きい、です!」
「セシリア、援護!」
「はい! 最大出力! 【聖光爆雷ホーリー・ブラスト】!」

 セシリアの放った光の爆発が、ワームの側面に直撃する。
 だが、その分厚い甲殻には、傷一つついていない。
「ダメです、硬すぎます!」

「……ハッ。予想通りだ」
 俺は、羅針盤を構えたまま、冷静に呟いた。
 こいつは、この「呪われた羅針盤」が指し示す「最悪」の一つに過ぎない。
 そして、こいつは「神殿」への、最初の「門番」だ。

「リカルド!」
「わーってるよ、チクショウ! 【万病の呪詛カース・オブ・ペイン】!」
 リカルドが、デバウラーに向かって、特大のデバフを放つ。
 Sランク魔獣の強靭な精神力(?)が、呪いをわずかに弾く。
「クソっ、効きが浅い!」

「それでいい!」
 俺は、右手をデバウラーに向けた。
「お前が持ってる『ゴミ』、いくつか『拾って』いくぜ」

『対象:デザート・デバウラー』
『拾得対象:【振動感知バイブレーション・センス】、【地中潜行サンド・ダイブ】、【超再生ハイ・リジェネ】』
『実行:万物拾得オールゲッター

「GUGYAAAAAAAAA!?」
 突如、自分の「感覚」の一部を奪われたデバウラーが、混乱してのたうち回る。
 俺の脳内に、砂漠の振動が、まるで地図のように流れ込んでくる。

(……なるほど。こいつは「音」じゃなく、「魔力」の振動を追ってやがったのか)
 セシリアの魔法が、逆に奴を刺激していたのだ。

「セシリア、魔法を止めろ! リカルド、さっきの呪いを、スキフの『後ろ』の砂漠にブチ込め!」
「はぁ!? 敵じゃなくて、砂に!?」
「いいからやれ!」
「へいへい!」

 リカルドが、デバウラーから離れた砂地に、デバフを叩き込む。
 すると、デバウラーは、俺たちへの興味を失い、リカルドが呪いを放った「不快な」砂地に向かって、猛然と突進していった。

「……今のうちだ。全速前進!」
「お、おい、大将! 行ったぞ!」
「ああ。だが、あの羅針盤が指してるのは、あいつの先だ。……あのデバウラーは、神殿の『入り口』を守ってるに過ぎねえ」

 俺たちのスキフは、デバウラーが暴れ回るエリアを抜け、羅針盤が指し示す「本当の最悪」――巨大な砂嵐が吹き荒れる「嵐の中心」へと、突入していった。

 ゴオオオオオオオオ!
 視界が、砂で真っ白になる。
 スキフが、今にも転覆しそうだ。

「ここが……『風の神殿』……!」
 砂嵐の中心。そこだけが、奇妙に静まり返っていた。
 そして、そこには、砂に半ば埋もれた、巨大な石造りの「扉」だけが、ポツンと存在していた。

「……着いたな」
 俺は、呪われた羅針盤が、その「扉」を真っ直ぐに指しているのを確認した。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜

ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。 アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった 騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。 今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。 しかし、この賭けは罠であった。 アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。 賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。 アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。 小説家になろうにも投稿しています。 なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。

パワハラ騎士団長に追放されたけど、君らが最強だったのは僕が全ステータスを10倍にしてたからだよ。外れスキル《バフ・マスター》で世界最強

こはるんるん
ファンタジー
「アベル、貴様のような軟弱者は、我が栄光の騎士団には不要。追放処分とする!」  騎士団長バランに呼び出された僕――アベルはクビを宣言された。  この世界では8歳になると、女神から特別な能力であるスキルを与えられる。  ボクのスキルは【バフ・マスター】という、他人のステータスを数%アップする力だった。  これを授かった時、外れスキルだと、みんなからバカにされた。  だけど、スキルは使い続けることで、スキルLvが上昇し、強力になっていく。  僕は自分を信じて、8年間、毎日スキルを使い続けた。 「……本当によろしいのですか? 僕のスキルは、バフ(強化)の対象人数3000人に増えただけでなく、効果も全ステータス10倍アップに進化しています。これが無くなってしまえば、大きな戦力ダウンに……」 「アッハッハッハッハッハッハ! 見苦しい言い訳だ! 全ステータス10倍アップだと? バカバカしい。そんな嘘八百を並べ立ててまで、この俺の最強騎士団に残りたいのか!?」  そうして追放された僕であったが――  自分にバフを重ねがけした場合、能力値が100倍にアップすることに気づいた。  その力で、敵国の刺客に襲われた王女様を助けて、新設された魔法騎士団の団長に任命される。    一方で、僕のバフを失ったバラン団長の最強騎士団には暗雲がたれこめていた。 「騎士団が最強だったのは、アベル様のお力があったればこそです!」  これは外れスキル持ちとバカにされ続けた少年が、その力で成り上がって王女に溺愛され、国の英雄となる物語。

パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す

名無し
ファンタジー
 パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。

勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!

石のやっさん
ファンタジー
皆さまの応援のお陰でなんと【書籍化】しました。 応援本当に有難うございました。 イラストはサクミチ様で、アイシャにアリス他美少女キャラクターが絵になりましたのでそれを見るだけでも面白いかも知れません。 書籍化に伴い、旧タイトル「パーティーを追放された挙句、幼馴染も全部取られたけど「ざまぁ」なんてしない!だって俺の方が幸せ確定だからな!」 から新タイトル「勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!」にタイトルが変更になりました。 書籍化に伴いまして設定や内容が一部変わっています。 WEB版と異なった世界が楽しめるかも知れません。 この作品を愛して下さった方、長きにわたり、私を応援をし続けて下さった方...本当に感謝です。 本当にありがとうございました。 【以下あらすじ】 パーティーでお荷物扱いされていた魔法戦士のケインは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことを悟った彼は、一人さった... ここから、彼は何をするのか? 何もしないで普通に生活するだけだ「ざまぁ」なんて必要ない、ただ生活するだけで幸せなんだ...俺にとって勇者パーティーも幼馴染も離れるだけで幸せになれるんだから... 第13回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞作品。 何と!『現在3巻まで書籍化されています』 そして書籍も堂々完結...ケインとは何者か此処で正体が解ります。 応援、本当にありがとうございました!

役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !

本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。  主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。 その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。  そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。 主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。  ハーレム要素はしばらくありません。

復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜

サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」 孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。 淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。 だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。 1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。 スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。 それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。 それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。 増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。 一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。 冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。 これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。

レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない

あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。

クラス転移したからクラスの奴に復讐します

wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。 ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。 だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。 クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。 まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。 閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。 追伸、 雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。 気になった方は是非読んでみてください。

処理中です...