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学園生活をエンジョイする
嘘も方便作戦Part2
俺はシーウェルト王子の話を聞いて、少し考え込んだ。
おそらくシーウェルト王子はウーノさんと似たような形で前世の記憶を思い出している類の人だろう。俺みたいに全部思い出しているのではなくて、前世の自分にとって印象深い記憶だけを断片的に思い出している。断片的だからこそそれが「前世だ」と思うことも出来ずに、得体の知れない記憶だけが頭の中に偏在しているっぽい。
でも彼は夢の中の彼を無意識に自分と認識している。だからこそ余計に怖いのだろう。自分の記憶にないのに自分の記憶だと思っている自分が。しかもそこから湧き上がってくる感情は『愛憎』という、人間の不可解さを象徴したような複雑なものなのだ。……信じていたものに裏切られた時の気持ちは、俺だって痛い程わかる。まあ俺の場合、自業自得ではあったんだけどな。
何故シーウェルト王子が空色に対してだけ態度が激変してしまうのか、何となくわかった。
でもシーウェルト王子には、その感情を何とか乗り越えてもらいたい。そんな面倒な性質、絶対日常生活に支障がきたすだろ。元は有能なんだし。
と言うかマジでどうにかして。愛憎行き過ぎて俺に被害出てるから。
「シーウェルト王子として、その夢の内容は自分にとってどんなものだと理解しているのですか?」
「……わからない。身に覚えのない記憶だが、何となく、この夢の私は紛うことなき私なんだろうな、とは思う」
俺の問いかけにシーウェルト王子は力なく答えた。一応、夢の中の彼が自分であるとは認識してるんだな。なら気持ちに折り合いをつけさせるためにはどうすれば良いのか。
信じていたものに裏切られて感情が暴走しているなら、裏切られたという事実を覆せばなんとかなるかもしれない。シーウェルト王子の態度的に、今も空色を信じたいとは思っているようだし。
……嘘も方便作戦Part2、いきますか。
「……ならもしかしたら、今の貴方は空色からの贈り物なのかもしれませんね」
「……贈り物?」
シーウェルト王子は怪訝そうに俺を見た。俺は努めて平然と、流れるように話を続けた。
「はい。夢の中の貴方はこの世界に生を受ける前の貴方なのではないでしょうか」
「……前の自分?」
「はい。そして貴方の境遇を憂いた空色が、貴方をこの世界へと連れて来た、と考えてみてはどうでしょうか」
俺はシーウェルト王子が前世で平民だったが為に昇進が出来ずにいた、と言う話を持ち出して説明した。
前世の彼はお天道様より加護を受けており、類まれなる才能を持っていた。故にもっと実力を発揮して評価されるべきだった。だが平民と言う身分が邪魔して評価されなかった。それを不憫に思ったお天道様が、自身の力が最も強力になる快晴の日に、彼がもっと正当に評価されるこの世界に連れて来たのだ。
何故シーウェルト王子が確実に王太子になれる第一王子ではなく第二王子に生まれたのか。それは彼に試練を与えるためだ。お天道様の温情で新しい世界に生を受けたとしても、努力を怠っては彼の能力は評価されない。そもそももう一度チャンスを与えられるのだから、それくらいの障壁がないと帳尻が合わない。チートすぎるのだ。だから完全に恵まれている立場ではなく、少し不遇で、それでいて努力次第で正当な評価を得られる第二王子に生まれて来たのだ。
……なんか無理矢理な感じがするな。俺にシーウェルト王子の何がわかるかって話だし。ちょっとフォローを入れるか。
「……とまあ語ってみましたが、結局の所私にもその夢の真相はわかりません。ですがこのように考えた方が気持ちが楽ではありませんか?好きな空色を憎むことなくいられます。憎しみなどの負の感情を抱えておくのって思いの外体力とか精神力がいりますし」
「……考えた方が良い、か。その考えが正しい、ではなく」
「はい。病は気から、とも言うように、考え方ひとつで人間は左右されますから」
シーウェルト王子は俺の言葉を何度も反芻し、自分の中へ噛み砕いていく。徐々に輝きが増していく瞳を見て、俺はほっと息をついた。
「……そうか、空色は私を裏切ったのではないのか。そうか……良かった」
シーウェルト王子は心底安心した様子で涙を一筋流した。やっぱり異国の美青年が安堵の涙を流す姿は絵になるな。顔が良いの忘れてたわ。
「……そう考えると一気に気が楽になった。そうだな。例え独りよがりな考えだとしても、裏切られたと悲観するより私に期待してこの世界での生を与えてくださったと考える方が、断然良いな。ありがとう、エルネスティ皇子」
微笑むシーウェルト王子に憑き物はもうないように見えた。むしろ、今までなりを潜めていたのであろう為政者の風格まで感じられる。俺を見る目付きも、正常に戻っていた。きっと、俺に向けられていた変な執着も無くなっただろう。これなら、このシーウェルト王子なら、信頼出来る。
「……エル皇子」
「……えっ?」
「私のことはエル皇子で良いですよ。エルネスティ皇子と呼ぶのは少々長いでしょう。その代わり私も貴方のことはウェル王子と呼びます」
「……いいのか?自分で言うのもなんだが、私は君に毒を盛ったのだぞ?」
ウェル王子は彼らしくない素っ頓狂な表情で聞いてきた。なんだ。罪の自覚はあったんだ。本当に、空色さえ関わらなければ普通の人だったんだな。
「良いですよ。今の貴方なら良い友人になれそうですし」
元々優秀なんだし、空色に対する執着が取れたなら、過去の過ちを水に流しても構わないだろう。俺はその事件自体が許せなかったのではなく、そのことに対して何の罪の意識を持っていないことが許せなかったんだし。
「……わかった。改めて、これからよろしく、エル皇子」
「はい。……貴方にはそちらの口調の方が似合っていると思いますよ」
「そうか?こっちが素だからな……なら普段はそうしよう」
ウェル王子は肩の力が抜けたように笑みを零した。うん。ベイエル王国特有の硬派な顔立ちには、それぐらいの口調の方が似合う。
「……さて、話は終わりましたし、クラスの方に戻りましょう」
「そうだな」
ウェル王子が返事をして立ち上がると、彼の胸ポケットから何かが落ちた。俺はそれに気づいて、拾い上げる。
「これは……花、ですか」
「ん?ああ、それはアルバーニ公国から来ている……ソアーヴェ先生、だったか?その人がくれた花だ。なんでも魔力で花が萎れて枯れてしまわないようにしている……はずなんだが、枯れているな。……おかしい、さっきまで綺麗な状態だったのに」
俺が拾ったのは、一輪の枯れた花だった。ウェル王子は不思議そうにこの花の説明をしてくれた。ソアーヴェ先生……そっか……なるほどね。
「この花、もらっても良いですか?」
「えっ?ああ、別に構わないが……」
「ありがとうございます」
ウェル王子は俺が何をするつもりなのか、と怪訝そうにこちらを伺ってくるが、俺はあえて気づかないフリをした。そして花をハンカチで大切に包み、何事もなかったかのように教室へと向かった。
これはサムエルに頼んだ方が良い案件……かな?
おそらくシーウェルト王子はウーノさんと似たような形で前世の記憶を思い出している類の人だろう。俺みたいに全部思い出しているのではなくて、前世の自分にとって印象深い記憶だけを断片的に思い出している。断片的だからこそそれが「前世だ」と思うことも出来ずに、得体の知れない記憶だけが頭の中に偏在しているっぽい。
でも彼は夢の中の彼を無意識に自分と認識している。だからこそ余計に怖いのだろう。自分の記憶にないのに自分の記憶だと思っている自分が。しかもそこから湧き上がってくる感情は『愛憎』という、人間の不可解さを象徴したような複雑なものなのだ。……信じていたものに裏切られた時の気持ちは、俺だって痛い程わかる。まあ俺の場合、自業自得ではあったんだけどな。
何故シーウェルト王子が空色に対してだけ態度が激変してしまうのか、何となくわかった。
でもシーウェルト王子には、その感情を何とか乗り越えてもらいたい。そんな面倒な性質、絶対日常生活に支障がきたすだろ。元は有能なんだし。
と言うかマジでどうにかして。愛憎行き過ぎて俺に被害出てるから。
「シーウェルト王子として、その夢の内容は自分にとってどんなものだと理解しているのですか?」
「……わからない。身に覚えのない記憶だが、何となく、この夢の私は紛うことなき私なんだろうな、とは思う」
俺の問いかけにシーウェルト王子は力なく答えた。一応、夢の中の彼が自分であるとは認識してるんだな。なら気持ちに折り合いをつけさせるためにはどうすれば良いのか。
信じていたものに裏切られて感情が暴走しているなら、裏切られたという事実を覆せばなんとかなるかもしれない。シーウェルト王子の態度的に、今も空色を信じたいとは思っているようだし。
……嘘も方便作戦Part2、いきますか。
「……ならもしかしたら、今の貴方は空色からの贈り物なのかもしれませんね」
「……贈り物?」
シーウェルト王子は怪訝そうに俺を見た。俺は努めて平然と、流れるように話を続けた。
「はい。夢の中の貴方はこの世界に生を受ける前の貴方なのではないでしょうか」
「……前の自分?」
「はい。そして貴方の境遇を憂いた空色が、貴方をこの世界へと連れて来た、と考えてみてはどうでしょうか」
俺はシーウェルト王子が前世で平民だったが為に昇進が出来ずにいた、と言う話を持ち出して説明した。
前世の彼はお天道様より加護を受けており、類まれなる才能を持っていた。故にもっと実力を発揮して評価されるべきだった。だが平民と言う身分が邪魔して評価されなかった。それを不憫に思ったお天道様が、自身の力が最も強力になる快晴の日に、彼がもっと正当に評価されるこの世界に連れて来たのだ。
何故シーウェルト王子が確実に王太子になれる第一王子ではなく第二王子に生まれたのか。それは彼に試練を与えるためだ。お天道様の温情で新しい世界に生を受けたとしても、努力を怠っては彼の能力は評価されない。そもそももう一度チャンスを与えられるのだから、それくらいの障壁がないと帳尻が合わない。チートすぎるのだ。だから完全に恵まれている立場ではなく、少し不遇で、それでいて努力次第で正当な評価を得られる第二王子に生まれて来たのだ。
……なんか無理矢理な感じがするな。俺にシーウェルト王子の何がわかるかって話だし。ちょっとフォローを入れるか。
「……とまあ語ってみましたが、結局の所私にもその夢の真相はわかりません。ですがこのように考えた方が気持ちが楽ではありませんか?好きな空色を憎むことなくいられます。憎しみなどの負の感情を抱えておくのって思いの外体力とか精神力がいりますし」
「……考えた方が良い、か。その考えが正しい、ではなく」
「はい。病は気から、とも言うように、考え方ひとつで人間は左右されますから」
シーウェルト王子は俺の言葉を何度も反芻し、自分の中へ噛み砕いていく。徐々に輝きが増していく瞳を見て、俺はほっと息をついた。
「……そうか、空色は私を裏切ったのではないのか。そうか……良かった」
シーウェルト王子は心底安心した様子で涙を一筋流した。やっぱり異国の美青年が安堵の涙を流す姿は絵になるな。顔が良いの忘れてたわ。
「……そう考えると一気に気が楽になった。そうだな。例え独りよがりな考えだとしても、裏切られたと悲観するより私に期待してこの世界での生を与えてくださったと考える方が、断然良いな。ありがとう、エルネスティ皇子」
微笑むシーウェルト王子に憑き物はもうないように見えた。むしろ、今までなりを潜めていたのであろう為政者の風格まで感じられる。俺を見る目付きも、正常に戻っていた。きっと、俺に向けられていた変な執着も無くなっただろう。これなら、このシーウェルト王子なら、信頼出来る。
「……エル皇子」
「……えっ?」
「私のことはエル皇子で良いですよ。エルネスティ皇子と呼ぶのは少々長いでしょう。その代わり私も貴方のことはウェル王子と呼びます」
「……いいのか?自分で言うのもなんだが、私は君に毒を盛ったのだぞ?」
ウェル王子は彼らしくない素っ頓狂な表情で聞いてきた。なんだ。罪の自覚はあったんだ。本当に、空色さえ関わらなければ普通の人だったんだな。
「良いですよ。今の貴方なら良い友人になれそうですし」
元々優秀なんだし、空色に対する執着が取れたなら、過去の過ちを水に流しても構わないだろう。俺はその事件自体が許せなかったのではなく、そのことに対して何の罪の意識を持っていないことが許せなかったんだし。
「……わかった。改めて、これからよろしく、エル皇子」
「はい。……貴方にはそちらの口調の方が似合っていると思いますよ」
「そうか?こっちが素だからな……なら普段はそうしよう」
ウェル王子は肩の力が抜けたように笑みを零した。うん。ベイエル王国特有の硬派な顔立ちには、それぐらいの口調の方が似合う。
「……さて、話は終わりましたし、クラスの方に戻りましょう」
「そうだな」
ウェル王子が返事をして立ち上がると、彼の胸ポケットから何かが落ちた。俺はそれに気づいて、拾い上げる。
「これは……花、ですか」
「ん?ああ、それはアルバーニ公国から来ている……ソアーヴェ先生、だったか?その人がくれた花だ。なんでも魔力で花が萎れて枯れてしまわないようにしている……はずなんだが、枯れているな。……おかしい、さっきまで綺麗な状態だったのに」
俺が拾ったのは、一輪の枯れた花だった。ウェル王子は不思議そうにこの花の説明をしてくれた。ソアーヴェ先生……そっか……なるほどね。
「この花、もらっても良いですか?」
「えっ?ああ、別に構わないが……」
「ありがとうございます」
ウェル王子は俺が何をするつもりなのか、と怪訝そうにこちらを伺ってくるが、俺はあえて気づかないフリをした。そして花をハンカチで大切に包み、何事もなかったかのように教室へと向かった。
これはサムエルに頼んだ方が良い案件……かな?
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